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時間をかけてでもゆっくり治していきたい方へ

じっくり時間をかけて鍼灸でケアをしていきたい方へ

問い合わせの中でもゆっくり時間をかけてケアしていきたいという問い合わせをいただくことがあります。いままで無理をして身体に負担をかけてきた生活からようやく落ち着いて時間もでき今からは自分のために時間を使っていきたい。子供のほうもひと段落したり親の介護もなんとかなり、ずっと無理をしてきた身体だから、できるだけだれの世話にもならず健康に生きていきたいと考えるのはもちろんほとんど全員が思うことなのかもしれません。

特に今すごく痛いところはないし、別に人間ドックに行っても血圧やコレステロールあたりには問題はあるものの特別あせって何かを治療しなくてもいい、でも自分の健康には自信はない、いずれは病気が発症するのではと考えている方も多いことかと思います。

鍼灸院を訪れる多くの方が望んでいるのが

・ぎっくり腰になったので早く治したい
・肩こりや腰痛など慢性疲労を何とかしたい
・妊活や不妊でのお悩み
・00病になったのでその治療をしてほしい

などと具体的な目的がはっきりとしております。

ですがゆっくりケアをしてほしいという緩やかな目的の方は実際は多くはありません。ただ、何度か治療を繰り返していくうちにメンテナンスの大事さに気づく方がでてきます。そのようなケースから週に1回、2週か3週に1回、月に1回、2~3か月に1回という感じでその方の好きなペースで治療を受け続けていく方もいます。鍼灸の効果があるとわかってから定期的に通い始めるという感じですね。

あと、私があまりお勧めしたくないパターンとしては鍼の効果があるかどうかわからない時点から定期的に通いだす方になります。当院ではまずは3回受けて効果の感じた方に継続していくパターンをとらせていただいているので効果があった方が通い始めるのですが、他の鍼灸院ではまずは月会員になって継続課金契約を結ばせたり、10回くらいの回数券を買わせることがスタートだというところがあります。効果がでればまだいいのですが効果がでていないのに通い続けている方がいるのも事実です。あくどいところではわざと治さないで回数券がなくなるまで通わせるところもあると聞きます。そのようなところがあることにすごく残念になります。

まずは効果があることを実感して、そして自分のペースでケアしていただきたいと当院では考えていますので、定期的に通いたい方はどのようなペースで通っていきたいなどとお知らせいただければ私の方からもご提案させていただきますのでお知らせください。

ゆっくり時間をかけて治療をすすめていくことについて
(修理屋とメンテナンスという考え方について)

症状を治すことだけを考えるのを私たちはよく修理屋と呼んでおります。何か機械が壊れたとしてその壊れた部分のみを修理して治すということです。緊急の方や、ふだんは調子はいいのにたまたま悪くなった方にとってはすぐに修理してくれるところはありがたいと感じて、何かあったら通います。何もなければ通いませんとなります。歯医者で例えれば虫歯がその典型かもしれません。私はこの修理屋というのにもこだわりをもち、修理ということを考えればできるだけ少ない回数で的確に治すかに力を入れています。この辺りはこだわりも強く他院と比べても高いレベルでとずっと考えてやってきました。これからもその気持ちは変わりません。

ですがいくら修理をしてもまたそれを壊して戻ってくる方が多いのも事実です。まだしばらくもつのであればそれを繰り返すことも私はありだと思っているのですが、患者さんの中には壊れたくない、壊れにくくなりたい、できるだけ壊れず今の状態を長続きさせたいと考える方もでてきます。そのようなことを考えていただけたならそれはそれで非常に素晴らしい考え方になります。私としては修理屋にこだわりながらも希望があればもちろん壊れにくいメンテナンスもしていきたいと考えています。

また、かなり壊れた状態で来た場合は前のようにきれいには戻らない可能性もあります。この場合は、患者さん自身も自覚している方もいまして、自分から状態がかなりよくないので少しづつでいいので治していきたい、今の状態より悪くはならないようにというお願いで来る方もいます。このようにいわれる時の注意点があります。状態がすごくもろくて壊れやすいです。すでに元の良い原型がなくなってしまっているケースもあります。ですが、完全には治らないものの上手に治療することで今の状態よりも楽な状態で生活できるという治療があります。このようなケースでは無理して強い治療をするのでなく、できるだけその方に合った弱い治療をおこない少しづ強くしていくという治療をおこなうこともあります。

自分は敏感だ、以前他の治療院で悪くなった経験がある、焦っていないので確実に進めてほしい、今より少しでいいので楽になりたい、このような場合は事前にお知らせいただく事で私のほうも完全に元に戻すという修理という考え方でなく、いかに今の状態よりも良いところにもっていけるのかを全体的にみながらおこなっていく考え方でおこないます。治療回数もかかりますが急いでいない方にはこちらのゆっくりとケアをしていくことがおすすめにもなります。

このページをみて自分はじっくりと治療回数をかけながら治療をしてほしいと思われましたらぜひお伝えいただけましたらと思います。治療内容も少し変わるところもあります。またこちらのコースをご希望の場合は通われるペースに関しても自分のペースで通えるようにもしていきたいと考えております。

 

具体的なゆっくり治療するパターンとは

多くのケースでは具体的にどこどこが悪くてそこの治療をしてくださいというのが一般的になります。そしてしばらく治療を繰り返して症状が落ち付いてからはそのまま終了したり、その症状がまた戻ってこないように、もしくはその原因を治療することで根本から治療をしていくかを決めてもらっています。

ゆっくり治療をするパターンというのは原因を追究していくことも含まれますが、それよりも元々のその方の体質から治療をしていくという考え方になります。もし具体的な症状があったとしてもそこの治療は1番ではなくてついでにそこもしていくという形に変わります。

多くのケースでは予防意識が強い方であったり、健康対策をはじめたいという方が多いですね。用心深い方や神経質な方もそのような傾向があります。コロナ禍の時には感染しないようにという免疫力強化をしてほしいという依頼も一時期は流行りましたがそれもこのゆっくり治療したいに含まれております。

体質的なところを見極めて仰向けとうつぶせの2回鍼をしていきます。その方の弱いところをいかに見極めておこなっていくかになるのですが、気血水の3つのうちどこに強い問題があるかに気づけるかが効果をだしていくポイントでもあるのと、その中では血を強く意識するのと、臓器でいえば肝臓腎臓の2つは解毒や代謝を考えても毎回しっかり確認しておこなっていくところとなります。穴でいえば太ももを含めた下肢の穴を重要視することになります。

身体の細胞たちはゆっくりとかわっていく

2週に1回の定期的な鍼灸治療に加えて的確な生活習慣を続ければ身体の細胞たちは日々変化していってくれることは実証されております。古いものがだされて良いものがはいってくるのを新陳代謝といいますが、この働きをたかるのが鍼灸治療であるとも言えます。私が特に意識しておるのは肝臓の働きです。実際血液と一番関係の深い臓器でもあるので必ず肝臓の穴は取り入れていくことを意識しております。ただいくら良い治療をしたとしても食事から良いものを取り入れなかったり、まったく運動されなければさすがに健康を手に入れることはできません。具体的に何をしていけば良いのかを書いていきますね。

 

食事のポイント

血液力を高める食事として有名なのは青魚になります。青魚に含まれるDHAやEPAが血液を変えてくれるので朝ご飯などで取れたらベストではあります。DHAは赤血球の細胞膜に入り込み柔らかさを保つ働きがあり動脈硬化などの予防になります。EPAは中性脂肪やコレステロールを減らす作用があり、このDHAとEPAは体内で勝手に変換もしてくれるのでどちらかをとれば大丈夫であります。私が良くお勧めするのが缶詰になります。サバやイワシなどが簡単に取れますので面倒な方や1人暮らしの男性の方などにはおすすめしております。またそれ以外にも抗酸化作用のあるゴマや、βカロテンの多い緑黄色野菜などは積極的に取っていただくようお願いしております。とんかつ屋さんではゴマやたくさんのキャベツがついていますがやはり昔からの伝統的に伝わってきたものには意味があるんだと思いますね。

 

睡眠のポイント

最近はショートスリーパーの方も増えてきていますし、特に若い方に浸透もしてきてますから少なくても大丈夫なように見えますが、それで身体が大丈夫な方は少数だろうと思います。もちろん大丈夫なかたがいるのも事実ですが。

おすすめは日が変わる前に寝て、7時間ねるというのが基本です。その理由はまた書籍などに任せますが、成長ホルモンやコルチゾールの作用が理想的であるということになります。元々人間の体に備わっている本質なんだろうなと思います。

どうしても寝れない方は睡眠薬に頼る方もおられます。私はそこに否定はしないものの、大事なのは薬を飲んで眠ることより、どうして眠れないのかを知ることが大事だと思います。安易に飲めばいいというのはいつまでも飲み続けなければならなくなりそうで怖いです。

また、眠れなくても真っ暗にして体を横にして休ませるのも大事です。たまに眠れないなら起きていようとしてスマホやゲームなどをしてしまうことがありますが、それではさらに悪化してしまいます。ねむれなくても真っ暗にして目と身体と脳を休ませることが、私は大事だと考えています。

 

運動のポイント

運動といえばジムに通おうと考える方が多いです。これも間違ったことではありません。時間帯によりますが良い習慣にはなります。ただ、これはまずいだろうというのは仕事帰りにジムに行き、そのあと自宅で食事をしてというのが問題です。しっかり汗をかいてよいことをしたのに、そのあとに悪い食事やアルコールで満たすのは逆に体に負担になりえます。ストレス発散になるのでたまにならいいですが、これが多いと考えようです。しかも食べた後寝ることで、睡眠中初めは高血糖になっているので、この状態では血糖値を下げるために身体は反応し、もちろん低血糖になるのも悪いことではありますが、それよりも成長ホルモンやコルチゾールが抑制されることでの身体の修復や脂肪燃焼などが起きないことが問題です。もちろん朝は調子が悪く、朝食を抜くという方が多くさらに体調は悪くなります。

普通に軽い有酸素運動を続けるのが理想です。無理をせずできる範囲で、歩くということ、階段を使うこと、たまに早歩きすること、このあたりでじゅうぶんではあります。さらに自宅でスクワットなどをするのもいいですし、ストレッチなども大事だと思います。 

 

ストレスについて

ストレスはいろいろあるので解釈は難しいのですが、狭く言えば嫌なことを我慢している状態でともいえるし、広く言えばいつもしている生活リズムが乱れる事とも言えます。毎日同じように生きるのが身体にとってはいいのでしょうね。でも嫌なことがあったりするんでそれを発散するのが、ストレスバランスになります。ですのでよくよく自分のストレス状態をチェックしてはどのくらい発散していくのかをバランスをみてきめていきます。無意識にこれができてる方はストレスとは無縁な方です。

また、どうしようもない人間関係で苦しんでいる方は多いことかと思います。これも真正面から戦うことはなく、いかにして逃げたりすかしたりするかだと思っています。それがうまい方もまわりから大変だと思われるでしょうが意外にストレスとは無縁だったりします。逆にすごく小さいことに悩んでしまう方も多いですね。すごくもったないないと思う反面、それがそのかたのタイプであるので、このタイプの方は鍼灸治療なども上手に使いながらバランスをとってほしいと願っています。

 

冷え性について

冷え性もストレスと似ていてバランスになります。ただただ温めればいいと思っている方が多いです。ですがいくら温めてもすぐに元に戻ろうとします。それをたびたびやっている方は身体の中のホルモンなども行ったり来たりするので疲れ果ててしまうんです。甲状腺や副腎などが疲れ果てると最終的には働かなくなります。慢性疲労の1つの原因ともなりえるのです。ですのでやりすぎることもなく、やや上げを少し繰り返すのが正解です。朝足湯したり、夜は入浴後早めに寝たりなどです。湯たんぽも上手に使うといいですね。

あとは冷えのぼせという状態もあり、脚は冷たく頭は熱いという状態です。これらのタイプの方は逆にのぼせが強くなったりほってたりする方もいますのでサウナや岩盤浴など温めすぎることもどうかなとかんがえています。

 

嗜好品について

ここもややこしいところかなとは思っています。これがあるからがんばれるかた、ストレスから逃げれる方、何とかなっている方も多いでしょう。多いのがカフェインです。コーヒーを1日3杯以上飲んでいる方や、最近ではエナジードリンクや栄養ドリンクなどもはいっています。一時的にはその時は乗り切れるものの、それが長く続けばそれは依存につながるので、たまにはいいものの、やはり毎日のように続けていくのは身体に良くないです。特に副腎疲労という状態を作っていきます。

もう一つはアルコールでしょう。アルコールやタバコはカフェインよりもさらに良くないもののと認識している方が多いと思います。でもすでに依存状態が強く禁煙外来などに通ってもうまくいかなかったという話も多々あります。いかに減らせるか、少ない量でも事足りるか、休肝日はあるのかなど考えながらせめてそれで体調が悪いとわかっている方は少しでもいいので減らしていくことから考えていきたいです。

アルコールに関してよく言われるのは飲んだ量と同じ量の水をとること。それと必ずすきっ腹に入れないことビールと枝豆、日本酒と魚介類、ワインとチーズなど合わせるとよいものがあるのでそのあたりはおこなっておくことをおすすめしています。

減薬サポート卒業

希望がある方には減薬サポートもお手伝いします。(院長限定にて)

NBM1~3では日常生活の改善により身体が変化していくことを学びました。4では実際、医師がどのように減薬をしていくのかの流れを学んできました。

それにより鍼灸治療だけで改善しない方への提言として、興味のある方には助言もさせていただいております。鍼灸治療に助言も求めます場合は火曜日曜祝日以外にてご予約をお取りいただけましたらと思います。

ただ単に減薬サポートはできません。自分の生活を変えていけるだけの気持ちは必衰です。特に変化できない方はまだそのタイミングではないかもしれません。ですがどんどん身体は悪くなっていることには目をそむいてはいけません。あなたのやっている悪習慣は、その悪習慣に応じた内臓であったり血管であったり血液であったりするのです。それらを一新していく必要があります。

ぜひ一緒に治していきましょう。まずは食事からスタートです。

まずは勉強から始めてほしいので本をすすめていますのでお知らせくださいね。

 

当院のスタッフについて

どの先生で治療を受けるかについて

ずっと院長の鍼治療を受けていた方が女性の先生の鍼治療を受けてから調子が良いという方もおられます。もちろんその逆の方もおられます。

女性の先生の場合は刺激的に優しいのと、コミュニケーションが上手な先生が多いです。また院長と違ってマンツーマンでおこなうためいろんな話ができるので、その治療環境によって改善する方も多いです。

病気に対してしっかり治療するなら院長の鍼治療を、それ以外にもコミュニケーションをしながらの対話をしながらの鍼灸をご希望であるなら女性スタッフをとお知らせいただければと思います。

しばらくぶりに当院への来院を考えている方へ

久しぶりにきた患者さんは前回担当していた先生がすでに退職している可能性があると思います。

その際は以前は00先生が担当でした、同じタイプの先生であればだれになりますか?とたずねていただければいいでしょう。また当院には中区袋町にて女性専科の分院があります。ヘルティカといいます。詳しくは中区分院のページを作っていますのでそちらも参考に下さい。

中区袋町分院ヘルティカHPはこちら

 

いつまで頑張ればいいのでしょうか?治療継続に関して

ある程度治療を継続したとして効果を実感できるのは120日間を目安としております。この120日間が血液が入れ替わる日にちになるからです。2週1回の計8回がポイントになります。そして体の変化に気づき健康に近づいたとしたら今後は月1回で継続したり、もしくは何かあった時に早めに治療をしたりになります。身体の変調に気づくか気づかないかはもちろんその方によりますので、どちらを選ぶかがまた大事にはなってくるでしょう。

一度崩れた体を立て直し健康を手に入れるのは大変ではありますが、ぜひ少しでも早くにはじめることで身体の細胞は変わり続けていきます。どのような状態であれおこなうことに意味はあります。ぜひ、ご検討ください。

皆様のご来院をスタッフ一同お待ちしております。

 

全身の健康は血液からが大事

色々落ちついたのでゆっくり腰をつけて健康に取り組んでいきたいと考えている方はすごく多いのではと思っています。

ですが何をしたらいいのかわからない、ましては鍼灸には抵抗がある、と考えるのが普通でしょう。

私が勧める方に関しては鍼との相性がいいと感じた方にすすめていきたいと思っています。当院の鍼治療を受けてよかった方に関して実は健康対策にもなるんですよと伝えていっています。伝えなくても自然と通い続ける方もいます。その方たちは非常に健康に対する意識が高い方たちになります。

そんな方たちにお勧めしたい対策は健康のかなめである血液の生まれ変わりを意識していくことです。簡単にいえば古い血液を新しい血液に作り出すことです。血液は肝臓において120日間かけて生まれ変わることになります。細胞の生まれ変わり周期も同じ120日なので、約4か月間になります。

鍼灸治療を2週1回で計8回の治療をおこなうことが多く、それにより今の状態より間違いなく健康的なからだにシフトチェンジしていくことと思われます。ただし、もちろんですが生活習慣の改善は必衰になります。すごくは頑張らなくてもいいですが以前と比べては食事運動睡眠など変化させていくことで身体は変わっていきますので、ぜひ4か月という長い期間ではありますが一緒に頑張っていけたらと思います。1人ではがんばれなくてもサポートや鍼灸をしているという意識が成功に導くものと思っています。

 

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