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膝痛・変形性膝関節症に対する鍼灸の治療
(主に加齢性退行性による変形性膝関節症による膝の痛みに対して)

膝痛(膝関節炎などで水がたまっている状態など)について

何度も膝に水がたまることを繰り返してきたのに急に水がたまらなくなり、よくなることができたのか?それは痛みの原因を膝の関節のみに限定せず、腰や股関節や太ももなど幅広く原因を追究したことにあります。痛みのでているところだけが悪いのでなく、そこに痛みが出る本当の原因に気づけるかどうかが大事になっていきます。

膝や股関節が痛い患者さんは中高年以降の女性でよくみられます。病院で治療したとしてもその痛みのでている部分だけしか見ません。それはある意味当たり前のことですから間違えているわけではありません。ですが膝や股関節が痛いのですが実はその部分だけが悪いのではないのです。腰やお尻や太ももやふくらはぎが原因で膝が痛くなる場合がほとんどです。

ですので病院や接骨院でのリハビリで膝だけを温めたり電気を流しても痛みは一向に良くはならないでしょう。膝が痛い患者は治ることがないのでどんどん増えていくだけになります。それでそのままほっておいて年数がすすむと本当に関節が変形して悪くなり水がたまったりしてきます。変形がすすみ正座ができない、膝が曲がらないなどとなればいずれ手術しなくてはいけなくなるかもしれません。人工関節などをいれる手術になります。ですので膝の痛みはできるだけはやくに治療を開始したい疾患です。

軟骨がすり減るから膝の内側が痛いのでは?

膝を傷めてその時に上手な治療をせずほっておき、悪化してその痛みをいろんな場所でかばうことで何とか生活できるようになった状態が悪循環です。なんとかなっているのでそのまま無視して生活していきます。これが何か月か続けばかばいようがなくなり膝の強い症状があらわれています。

だいたいはこの段階で何か変だと感じて患者さんは病院にいったりしながら様子をみるのですが、薬など飲んだり安静にすることで痛みも和らぐのでまた同じ生活を続けます。最終的には薬を飲んでも安静にしていても症状が取れなくなったところで当院に来られることが多いです。

当院では膝だけを見ずそのかばっているあたりも確認するのでまだこの段階での治療でも改善していきますが多少回数がかかったり痛みが取れたあとも自宅などでリハビリをしてもらい、リハビリをすることで出た痛みも同時に治療していきます。それにより予防や膝周りの強化までおこなうのが本当の意味での膝の治療となります。

 

どうして膝に水がたまるのか?

膝関節に炎症が起こり、水がたまることがあります。これを関節水腫といい、膝に水が溜っていた場合はこの水を抜く必要があります。炎症がおこることで水がたまるということを繰り返している方はこの水を抜くということでなく炎症がでるというほうを何とかしなければずっと繰り返していくことになります。またヒアルロン酸との相性がよくない方もおられます。毎回水を抜きヒアルロン酸を入れてを繰り返し行っている方はこの工程自体がもしかしたら水がたまる原因ではと疑うのも必要かもしれません。

 

変形性膝関節症で防ぎたいこと

まずは痛みをできるだけ早く取り除いてかばうことなく歩けるようにすることです。杖をつけば歩けるから大丈夫となるかもしれませんがそれは最終手段です。杖がなくても歩けるようにするのが大事ですし、またかばわなくても動けるようにしないといけません。

最終的には手術にならないようにが目標です。もちろん一状歩ける膝作りも大事です。痛みがあるないかかわらず、からって歩かないことでより良い筋肉がつき歩く筋肉が作られます。ですので痛みを取り除くことも大事ではあるものの、かばって歩かない、正座ができない、こういう状態をリハビリをしてできるようにすること、ここが膝の治療ですごく大事なところです。

そしてかばわなくてもいい状態が出来上がった時にこちらの治療も終了となります。

変形性膝関節症の具体的な症状とは

  • 1
    膝の痛みと水がたまること
  • 2
    立ち上がり、歩きはじめなど動作の開始時にてより痛い
  • 3
    痛みによって膝関節のいろんな動きがつらくなる
  • 4
    正座や階段の昇降が困難となる
  • 5
    変形が目立ち、膝がピンと伸びずО脚になり歩行が困難になる

このような膝の悩みの方が多く来られてます

  • 膝の軟骨がないからもう治らないと思っている
  • 膝が変形してO脚になってしまい歩くたびに激痛が出る
  • 何度も水が溜まっては抜くというのを繰り返してきた
  • そろそろ根本的に治さなくてはと思っている
  • 正座ができるようになりたい
  • ヒアルロン酸やサプリメントはしているが変わらない
  • 下半身のむくみも気になる
  • 冷え性で血流も悪くなっているように感じる
  • 筋肉が痩せたせいか膝周りがゴツゴツ大きくみえる

良くこられる膝痛の原因は

原因不明の筋肉性の膝の痛み(大腿四頭筋・大腿筋膜張筋由来のもの)がほとんどになります。
ひどくなれば変形性膝関節症で軟骨がすり減り水が溜まっている状態になっているかたもこられております。それ以外でも軽いのではスポーツなど使い痛みのようなもの、鵞足炎、オスグッド病、成長痛などだが、ひどくなれば、半月板損傷、膝靱帯損傷、膝離断性骨軟骨炎、膝蓋骨脱臼、腓骨神経麻痺など構造的な強い問題がすでに生じていることもあります。
不適応の膝の痛みとしては、疲労骨折、関節リウマチによる強い腫れ、大腿骨顆部壊死、痛風、靭帯損傷、化膿性膝関節炎などがあります。当院でも年間に数例病院に直行してもらうケースもありました。

変形性膝関節症について

変形性膝関節症は加齢によっておこる膝関節の変性による疾患です。60歳以上に多く発症しほとんどが女性の患者さんになります。肥満体系の人が断然に多く病院においてもダイエットや運動を強くすすめているのですが、それをすることでかえってひどくなるという患者さんも多いですし、逆に痩せている方もおられます。そういうケースでは太ももがやせ細っている方に多いです。どちらであっても一筋縄ではいきません。

患者さんそれぞれの膝の病態を把握しそれぞれのカリキュラムを作成し治る手段を考えていきます。治療や予防は1つではないのです。皆さん違います。膝関節痛の特徴としては立ちあがりや歩行時に痛くなるという運動開始時痛です。なかなかはじめの段階ではギックリ腰と違いじわじわと痛くなる傾向があり筋肉がこわばったりつったり不快感を感じる程度でゆっくりと悪化していきます。骨の変形がはじまるとどこが痛いのかがはっきり見えてきます。特に多いのが膝の皿周辺の痛みです。

あとは膝の内側が多いのですが外側の上あたりの場合も多いです。痛みが悪化すると次は動かしにくくなります。ひどくなると階段の上り下りなどの負荷をかけた歩行に問題が出てきます。歩行以外では正座ができないとか足を伸ばせないとかいう感じです。またそれ以外の特徴としては水がたまるという事があり病院で何度も水をとってもらっている患者さんも多いです。

当院でもよく水を抜いてくれという患者さんがきます。鍼灸院では水はとれないので病院をすすめているのですがほとんどの患者さんは水を病院で抜いた後に針治療をすることで水がたまらなくなることがほとんどであそこにいけば水がたまらんという感じで紹介していただいています。それを勘違いして膝の水を抜いてくれると思われます。

変形性膝関節症のよくおこなわれる病院での治療について

●膝関節へのヒアルロン酸注射について

よく患者さんから聞くのは、水がたまっていたらまずは抜いて、そのあとに、関節内へのヒアルロン酸や、ステロイドを注入するということをよく聞きます。目的としてはまずは関節内が滑らかになるようにが目的です。よく金属のサビに油をさすというたとえがあります。それによりすり減って少なくなってきた軟骨を保護するのが目的といえます。ちょうど関節液の成分のなかでヒアルロン酸が含まれていることからヒアルロン酸が選ばれております。このヒアルロン酸はしばらくしたら流されていき、繰り返しおこなわれていることが現状です。もちろん繰り返したとしても軟骨が再生されることもないですし、ヒアルロン酸が定着することもないのです。

●ステロイド注射について

次におこなわれる治療にステロイドがあります。痛みや炎症が強い時におこなわれる治療です。ステロイド薬を直接関節内へ注射します。ステロイド注射はヒアルロン酸注射と比べると痛みを抑える力が強いので痛みが強い方によく使われております。ですがステロイドなので副作用があります。その副作用が骨壊死などの重篤なことから何度もおこなわれる治療ではないといわれています。

 

膝痛のリハビリについて

さてなぜ針をすると水がたまらなくなるかですがもともとなぜ水がたまるかを考えないといけません。関節に炎症があるのでそれを冷やすために水がたまるのです。つまり水は炎症を止めるので身体は治そうとして水が出るのです。それを抜いてをくりかえすのでしまいには水がでなくなりさらに変形し痛みます。ですので一度水を抜いたらほったらかしにしてもすぐに水がたまることが多いので鍼灸治療によって関節の炎症をとり水を抜くのでなくたまらなくすればいいのです。

それが針をすると水がたまらなくなるという原理になります。そのあとには適度なリハビリを繰り返しながら、鍼灸治療をしていく事で、傷の修復につながり慢性的な炎症も沈静化していきます。

筋力が充実してくればいずれは完治というところまで行くと思います。ただ、膝だけでなく、腰などにも問題がある方もいますし、膝をかばって仕事するような場合はずっと繰り返すことが多いのも事実です。膝以外の問題にも鍼灸治療が必要となります。

 

膝痛の適応・不適応について

膝関節の変形など構造的な問題が発症してその変形の影響もありその周囲のバランスが崩れてしまいます。それによってまたまわりがそれをかばったりすることでの影響により関節痛などの症状が出ているケースだと感じております。

多いのが軟骨のすり減りになります。元々ある軟骨がなくなってくることで神経を圧迫する可能性もありますが、身体を支えることができにくくなるので、太もも・ふくらはぎがつよくこってしまうという症状が出ます。また神経も過敏になるので、足がしびれたり痛くなるということもおこってきます。このような変形性膝関節は手術はしなくても治る可能性のあるものとなります。

ですので大事なのは今出ている症状が、

1、膝の変形など構造的原因で出ているのか?

2、変形など構造的問題もあるがゆがみなどほかの要因もあるのか?

3、変形性膝関節症といわれたけど全く変形など構造的な原因がなかった

など、それを考察していく事が非常に大事な選択です。

当院で3回治療することで3の原因であれば完治する方もいるでしょうし、2であっても症状の軽減は狙えるものと思います。ただただ経過観察だけしている場合で2や3であったばあいは、早ければ何度か治療をしていると治っていたのに、経過観察中に筋肉はやせ細り、さらに固くなってきて、それが原因でさらに悪化し結局は手術をしたが2や3の理由が解決していなかったことで、症状が軽減することなく、術後もさらに悪化してしまうという方を何人か見てきましたので、やはり何を選ぶとしても、鍼灸治療を早く開始するという選択を選ぶことが大事なんだと感じております。

2や3の方の多くは軽い膝関節炎であったり、筋肉の委縮の問題であったりします。

膝のとくに内側におこる痛みは現在スポーツをしている方であったり、仕事で身体をよく動かす方などに多くみられる状態です。痛みの発生源は同じ内側という場所でも、その原因は患者さんによって全く異なります。なので初診では患者さん1人1人に合わせた治療法を確立させるため、入念な触診を行って治療にのぞみます。痛みを改善させるための鍼灸治療はもちろん、その後も再び膝痛にならないための対策や養生を、リハビリテーション治療という形で指導させていただくことが多いです。膝痛という症状が発症する方々の性質上、リハビリテーション鍼灸によるケアはおすすめです。

膝の内側の痛みでお悩みの方がいれば、いつでもご相談いただければと思います。

 
 

どうして骨が変形してても鍼灸や整体が効くのか?

大腿四頭筋を鍛えると膝は痛くない?

膝の悪い患者さんの多くは大腿四頭筋が萎縮してしまい膝関節を保持することができないのでさらに膝関節に負担がかかってしまい痛みが助長されます。ですので筋力を鍛えれば膝の痛みは治ると考えてみなさんトレーニングをします。ですが筋肉の不足もありますが筋肉が硬縮している原因もありますので硬くなった筋肉を鍛えることで筋肉が付着している骨の部分がさらに強い炎症を起こします。いわゆるそれが膝関節周囲にあらわれます。ですのでまずは大腿四頭筋の硬くなった筋肉の部分や膝関節周りの炎症を取り除かないといくら運動をしても結局は痛みがとれないということになります。

ですので針で硬くなった筋肉をほぐし灸で膝関節周囲の炎症を取り除いた後である程度痛みがおさまってから運動をはじめていくようにしなければなりません。そうすれば完治への近道になることは間違いないでしょう。ですが変形のすすんでいる場合は少し変わりまずは筋肉をゆっくり鍛えていくことをおすすめします。それによってさらなる変形を防ぐことができ寝たきりなどの予防にもなります。慢性になれば痛みよりも動きが優先されます。

変形性膝関節症で悩んでいた多くの患者さんに寝たきりにならなくて良かったという半分冗談のような感謝の声をたくさんいただいております。

下半身の筋力低下について

膝が痛くなる原因に筋肉の衰えがあげられます。最近ではこの筋力低下もいろんな状態によって名前がわけられております。加齢による筋肉が衰えをサルコペニア、何かしらの理由で運動ができず介護が必要になり筋力低下になる状態をフレイル、骨折や関節痛に関係し日常生活に支障が出る筋力低下をロコモティブシンドロームといいます。

膝痛の方がこれらの理由から筋力低下におちいったらやはり運動で戻していくほかありません。鍼灸で痛みを緩めながら大腿四頭筋を鍛えていくことを目標に治療はおこなわれていきます。最近ではデイサービスなどでリハビリに特化した施設もあるほどこの筋力低下は社会問題でもあります。できるだけ寝たきりになることを予防し少しでも歩ける状態を作るのが目的です。

ただ注意しなければいけない問題があります。ロコモティブシンドロームになっていますと、筋力低下だけでなくバランス機能もおちているので簡単に転倒しやすくなるのです。それによって大腿骨頸部骨折になるとそのまま歩けなくなる方がいます。それだけ年を取った後のリハビリは大変なことです。

リハビリに関しては安全な場所で自分のペースでおこなうことを意識して、誰か補助をつけてのリハビリも必要になればプールやデイサービスなどの施設を利用したのもおすすめですね。

どうして医師は鍼灸を受けることに反対するのか?

本当にそのかたに鍼灸技術はあるのか?

間違った鍼灸技術では?

鍼灸師側の原因で膝痛が悪化するパターンも私は多いと感じるので、医師が鍼灸を受けるのに反対するのもあながち間違っていないと感じます。よくあるのが悪そうなところに鍼をしての電気鍼とか、太い鍼を頭にぶすぶすたくさん打っての局所への過剰刺激、鍼灸院でないところで受けた鍼灸治療、またちゃんとした師匠から学んだ方ならいいかもですが、鍼灸学校だけでの勉強の方や我流でしている方が多いので注意してほしいところです。重度の膝痛の方へ、臨床経験が少ない先生の治療は決しておすすめはしておりません。

 

患者さんへの間違った治療計画とセルフケア

高価なサプリメントは必要なのか

当院に来る前に行っていた治療院で指導されていた治療計画によって、症状が悪化している方がいます。特に初回はすごく安くて丁寧に治療をして高額な回数券を売り、2回目以降は手を抜くようなやり方でおこなうところがあると聞いたことがあります。

また、高価なサプリメントや枕などの物販をすすめられた方は注意ください。そのサプリメントがあなたの症状を改善できるかは関係なく商売として販売しているところもあります。大事なことはあなたに合ったセルフケアをご指導することです。当院では希望された方にセルフケアの指導もおこなっております。実はここが一番重要なのかなとも思っています。ただし、セルフケアを希望されない方もいます。その場合は最低限の助言をすることを意識しております。

良くなった方は医師には言わない

鍼灸はやめておいたほうがいいです

私たちもそうですし、医師もそうですが、良くなった情報を聞くことは稀です。例えば患者さんも医師での治療で治ったわけでないのに鍼灸で治ったとはなかなか言えるものではありません。ですので、悪くなった人だけが医師にすがるように言われます。これは逆もしかりです。鍼灸をして悪くなったという情報しか耳に入らなければ鍼灸の知識のない医師なら受けないほうがいいというのは普通のことだと思ってください。

でも実際は当院ではほとんどの方がよくなっているのです。早期に治療ができれば普通に改善するので医師に反対されても安心して来院してください。ただし、理由があって今の時期は鍼灸はよくないといわれていることもあるのでその際は当院にご相談ください。何を目的で鍼灸をするのかによって変わります

膝痛の鍼灸の治療についての特徴

その方に合った刺激による鍼灸施術

軽い痛みや急性の痛みなどは普通に鍼治療をしていけば、普通に改善していくでしょう。早く治したいという要望がない限りわざわざ鍼に来る方も少ないとは思います。よほど鍼のファン患者さんでない限り、施術法はマッサージでも接骨院でも何を選んでも特に問題はないものと思っています。

ですが、頑固になってどこに行っても効果がないような膝痛で水がたまった状態にまでなってしまったら話は変わっていきます。当院ではひどい方には遠隔施術という、痛いところに直接打つのでなく、遠く離れた場所に打つことで痛みや腫れを緩和していきます。

 

董氏楊氏奇穴

強い痛みを抑えるためには鍼灸施術もレベルをあげてやる必要が出てきます。

当院は董氏楊氏奇穴という他院ではおこなわれていない特別な鍼灸施術があります。ですので本当に痛みや痺れで困っていてどうにかしたいとお考えの方は必ず院長の指名にてお受けください。

 

すいだま(カッピング)

慢性疲労の強い方や、膝の痛みなど痛みの強い方などに当院ではまずはすいだま(カッピング)をしてみて効果を確認してみることがあります。

ただ、かなり好みの問題もあります。皮膚のタイプによってはしないほうがいい方もいますので、気になる場合は事前にお知らせください。

また1度することで、効果もはっきりわかることから、2回目からはしない方もでてきますので、特に他院ですいだまをしたことがあり、そのときによくなかった経験のある場合はおしらせください。

膝痛を調整する養生指導

栄養・睡眠・運動・入浴指導

痛みで大事なのはやはり運動になってくると思います。多くのかたは痛みが強くて動かすことも、苦痛すぎる場合もあるでしょう。その場合は無理をしないである程度痛みが緩和してから勧めるケースもあります。痛みの強い場合は休息が必要です。仕事量などを減らしてまずは体の回復を待ちましょう。

そして回復後はもちろん自宅で動かしてもらいながら鍼灸を併用して回復が早くなるようにしていきますし、リハビリ鍼灸といってますが、もちろんそのほうが回復も早くなるし、施術回数も少なくなってきます。膝の拘縮がひどく動かない方は必衰になりますね。

 

ストレスやリラックスのバランス

痛みが強いだけでストレスは強くなることでしょう。じっとしていても痛い方はなおさらです。睡眠不足にもなりますし、薬も効かない方も多いです。

ですが、何か楽しいことなどしているときは痛みが和らぐという方も多いです。それに関しては調べておいて1日1回はストレスを軽減させ調子のよい時を作っておくのも大事になります。

 

漢方薬やサプリメント

痛みが強いときは薬も効くことが少ないかと思います。本当にひどい方はまずは薬の効きをよくするための施術も初めのほうでは必要になります。

鍼灸によって血流が良くなることで、薬の吸収が良くなったり、薬の代謝が良くなったりすることで、薬の良いところが残りますので効果が高まるのです。

もちろん体調も良くなっているわけですから、薬の効きが良いということは治っていく流れになっています。もちろん漢方薬も同じです。

 

膝痛の鍼灸施術の流れ

施術メニューの流れをご紹介します。

電話かLINEでお問合せ

まずは自分の痛みや腫れが鍼灸の適応かどうかの確認になります。もちろん緊急性の場合は病院へ行かなければならないのですが、ふだん感じたことのない初めての痛みや腫れや熱感であり、痛み以外にも吐き気やめまいなど変な症状も併用してたらまよわず病院へ行ってください。

もちろん技術としての対応はできるのでくるのはいいのですが、どのような状況かは必ずお伝えください。急いでなければ少し落ち着いてから来ていただくと間違いはないです。

女性患者さんの場合はできましたら膝の出やすい短パンなどを持ってきて
いただくと脱がれる必要もありませんので恥ずかしい方などは
必ず膝の出やすい短パンなど持参ください。

恥ずかしくない場合や男性の場合はタオルで隠しておこなっています。

もちろん女性鍼灸師も在籍しておりますので、膝痛がまだ軽度で
したら女性施術家をご指名いただきましたらと思います。

 

10分前の来院をお願いします

痛みの施術で来る方は、こちらとしてもなるべく痛みをとった段階で終わりたいので、時間的にしっかり余裕をもってきてもらいたいです。あらかじめ渋滞するかもと予測したうえで向かっていただけましたらたすかります。

 

問診・カウンセリング

鍼灸の適応なのか、適応でないのかを見極めないといけません。多くの場合は慢性であり、頑固なので、いろんなところに行っては検査したり治療されたりしているのでこちらも安心なのですが、まったくこういうところに来るのが初めての場合はしっかり見極めないといけないです。

もちろん必要であれば病院への受診を先にすすめることもあります。

 

鍼灸施術を始めます

目標としてはもちろんですが、痛みや動きの改善になります。ほぼ全員になりますが患者さんがうちに求めているのは痛みを取り除いてほしいということになるかと思います。

鍼灸という少し怖いと思われている方法に自分からくるわけですから、こちら側としてもしっかり結果が出てくるようにやっていきます。

 

施術後のご説明

痛みの施術はいろんなパターンを出します。多くの症状の軽い方は、そのままゆっくりと痛みが取れてきてそのまま治るでしょう。3回程度の施術で終了となります。

難しいケースではよかったり悪かったりを繰り返しつつも治ってきますので3~6回くらいで終了となるでしょう。どちらのケースでもいえるのですが、痛くなった原因も追究していきたいですので、少し間をあけながら終了を目指していきますし、治ってからも1~3か月に1度くらいのメンテナンスをお勧めしております。イメージとしては歯医者の歯石とりでしょうか。

さてもちろんですが本当に難しい方も来ます。なかなか改善もしにくいですが当院でおこなっている董氏楊氏奇穴なら改善の可能性もあります。10回以上かかるでしょうし、完全に治るかはわかりませんが試す価値はじゅうぶんあると思います。お試しください。

大事なことは、

とりあえず膝の痛みの強いときは動かさないで安静にしてみる、
あせってリハビリして無理に動かすことで悪化する方も多く来られます。
痛みが落ち着いてから、リハビリをはじめてもらえればです。

とくに階段の上り下りや、正座をしたり、膝の痛みが出る姿勢をして
腫れが強まったり夜間痛が強まった方を多く見てきました。

強く動かしたい気持ちは置いておき、焦らずじっくり治療を続けていけば治っていきます。

 

膝痛の鍼灸施術を利用された事例

激痛でいつも膝を触っていました

膝痛の患者さんから 院長の鍼灸治療

膝の痛みとダイエットで通院しております。

最初は激痛で何時も手が膝を擦っておりましたが、今は気が付くと手が膝から離れてる事が多くなってきました。

 

膝の痛みは1度でなおりました

膝痛、太ももの痺れの患者さんから 院長の鍼灸治療

10年ぐらい前から出ていた太股のしびれと、最近出てきた膝回りの激痛の為、院長先生に治療していただきました。

始めにカルテによる問診をして、その後ベットに移り、触診などで体の状態をみていただきました。優しく触れただけて、悪い所や一番痛い所、自分でもわかっていなかった体の不調も見抜いてくださり、驚きました。何よりも手際よくスピーディーでした!

鍼とお灸をしていただきましたが、膝の痛みや重だるさは一度で楽になり、帰りにはとても軽くなりました。痺れに関しては、二回目の治療であきらかに良くなっているのを実感しました。広かった痺れの範囲もかなり狭まり、痺れの強さや回数が気にならないほどに減りました。

長年、色々な所で治療はしていましたが、効果を実感できたのは松鶴堂での治療が初めてで、長年の悩みも完全に治る希望がみえました!

感謝しています。また宜しくお願いします。

 

雲が吹き飛んで晴天になりました

腸脛靭帯炎の患者さんから 院長の鍼灸治療

知り合いのランナーの勧めで治療に通っています。

それまで、長年に渡るランニングのせいなのか?加齢なのか?腸脛靭帯炎をはじめ、様々な不調に陥っていました。病院、整体、鍼、マッサージなど色々と試してみたのですが、効果が出ず諦めかけていたところでした。

ダメ元の軽い気持ちでの初診でしたが、翌朝に驚くべき効果が出ました。痛みも出ず、体が軽くなり、雲が吹き飛んで晴天になった感覚です。

確かに痛い箇所は伝えていたのですが、何となくお話しした倦怠感から解放されているのです。驚きでした。それ以降定期的に通院していますが、時には酷い風邪も翌日に復調したり、治療の翌日か翌々日に嬉しいサプライズがプレゼントされます♪

鍼治療の翌日は怠さが残るため、レースの2〜3日前に治療に行くようにしています。(個人差があります。)定期的に通うことで故障の予防とともに好調がキープできて、練習の効率も良くなりました。趣味であるマラソンを健康に続けていくためには欠かせない存在です。これからもよろしくお願いします。

 

丁寧に説明されました

膝痛の患者さんから 院長の鍼灸治療

足の痛みがあり色々な治療院にいきましたがなかなか治らず困っていました。そんな時にここを紹介してもらい男性の先生に治療してもらいました。

他と違うのは検査をしっかり行い身体全体の治療をしてくれました。治療後は痛みがひいた上また治療計画も丁寧に説明してくれたのでここに通っていきます。

なかなか治らない人はここに来ることをお勧めします

 

運動を再開できそうです

膝痛の患者さん 院長の鍼灸治療

辛い膝裏の痛みが、楽になりました。

ランニング中に痛みが出始めて以降、毎回痛みを感じるようになり、運動自体を制限するようにしていました。

針治療をして回復してきたので少しずつ運動を再開できそうです。

 

正座もできるように

膝痛の患者さんから

長年悩んできた腰痛と膝痛、治らないのかもと諦めていましたがとても良い状態まで回復しました。

出来なかった正座も、日常生活での様々な動作も楽に出来るようになりました。

 

かなり緊張しましたが、、、

膝痛の患者さん 院長の鍼灸治療

仕事で移動する事が多く、慢性的である腰と膝が痛くて悩んでいました。治療院にほぼ行ったことがなく、かなり緊張してしまいましたが治療が始まるとリラックスする事が出来ました。

痛みの原因、今後の改善方法を詳しく教えてくださったので心強かったです。

 
 

涙を流し歩いた時も

膝痛の患者さんから 院長の鍼灸治療

3年位前より右ひざより痛みが強く、バスの乗り降りもなかなかできなく治療に通いはじめて、普通に歩けるようになりました。当時は歩く時も涙を流し歩いた時もあります。まだ、痛みは多少ありますが、挫折せず治療に通った自分と、時間外にもかかわらず鍼治療していただいた岩崎先生に感謝しております。

 

,いかがでしょうか。

このように、当院の頑固な膝痛の鍼灸施術なら、社会復帰や早期回復などが実現できます。施術に興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問合せ・ご相談ください。

当院では膝痛治療を開業当初から得意領域に決めましてすでに25年以上がすぎました。開業当初は結果を求めすぎて強い刺激にての治療が多かったように思えます。逆に若さか即効的治癒率も高かったような気がしております。当時は太い中国針を多用していましてかなり効果はありましたがその分効果がでなかったことも多かったように思います。

現在は修正に修正を重ねて改良をかさねできるだけ痛くなく弱い刺激で早く的確に治すように心がけるようになりました。即効を求めすぎて1~2度で治すことは以前に比べて逆に減りましたが確実に3回目以上の統計を見ると以前よりは効果率は確実に毎年あがっています。5回以上来院されました統計では
さらにはっきりとした効果がでています。

患者さんも膝痛が治ったと、水が溜まらなくなったと、驚くことが多いほどです。治療家としては即効で治そうとする姿勢が大事なのはもちろんですがさらに大事なのは患者さんの状態をよく把握しそのかたにあった治療法や治療期間を考えることも大事だと思うのです。

治療家と患者さんがすこし力を抜きどちらとも余裕をもって治療をおこなうことで治療効果もあがるんだということが経験をつむことで25年以上たってわかりました。

ただ自分にとって膝痛治療は生涯にわたる永遠のテーマであることに変わりはなく患者さんに喜んでいただけますようさらに日々臨床を深めていきたいと思っています。

 

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松鶴堂鍼灸院

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