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メージュ症候群・フィッシャー症候群・ギランバレーの鍼灸治療

急に眼の問題がでてきます

メージュ症候群やフィッシャー症候群やギランバレー症候群など眼の神経症状や手足のしびれのお悩みで来院されている方がたくさんおられます。自宅近くの鍼灸院で効果がないという事でわざわざ遠方からも多くの方がおいでになっております。

どうしてわざわざ遠方から広島駅すぐの当院へ患者さんが来られるのか?と不思議に思われている方も多いと思います。鍼灸治療とは特殊な治療なので、近くの鍼灸院だから行ってみようかと気軽に決めれるものではありません。鍼を刺すという行為なのでなるべく経験豊かな治療家にしてもらいたいというのが通常でしょう。ちょっとした日帰りの手術を受けに行くという感覚でいいのかと思います。しかも何回も通おうとは思っていない方はなおさらだと思います。3回だけ受けると決めたならせっかくだから遠いところを選ぶというのが効果を考えてもおすすめになります。

土日祝もやっているのと、広島駅から徒歩ですぐなのも好条件なのかもです。広島に用事で来たついでに当院によって帰るという方や、逆に当院の治療が目的できて帰りにどこかによって帰るなどの計画を立てている方も多いなと感じます。遠方からわざわざ来られる方はなるべく1度で結果を出していきたいと思っていますので是非一度ご相談いただけましたらと思います。

その際は院長の特別治療か1日2回治療での予約をおすすめしております。

メージュ症候群について

メージュ症候群とは、主に特徴的な顔の顔貌に加え、眼瞼の問題、それに加えてさまざまな症状が合併されたこと言います。

メージュ症候群の原因

原因は不明とされていますが、アセチルコリンという脳内の神経伝達物質に問題が出て変化したことがこれらの症状が出た原因なのではといわれています。

アセチルコリンとは、主に神経組織に存在して、神経の興奮伝達物質としての働きがあります。副交感神経や運動神経の末端から放出され、神経刺激を伝えることができます。このアセチルコリンの働きが何らかの原因で正常ではなくなり、自分の意思とは関係なく、まぶたがこわばりをみせ目を開くことができなくなるのが有力な説です。

メージュ症候群の症状

男女差は大きくなく男女でいうと、女性の罹患率が高いです。特に50代以降での発症頻度が高く見られる症状です。まばたきが増えたり、光がまぶしく感じたりする初期症状から、口や舌がきになるのか、もごもごいわせてうごかしている方も多くおられます。

ほとんどの場合両目に症状がでて、目を閉じるのが楽で、まぶたがあきにくいので、指でまぶたを開けるようにしたり、テープなどで貼っていると楽だというかたもいます。いわゆる眼瞼下垂の症状と似ています。もちろん開けることが苦手です。いつも薄目がちで閉じている方が多いです。

それにより、まぶたを開けることが出来ないのですが、額にしわを寄せることで、少しでも見えやすくするためおでこにしわが寄るこの病気特有の表情になってしますのです。

メージュ症候群の治療法

広くボツリヌス療法が使われております。注射で痙攣部位に直接注射して、こわばった筋を緊張から解放するので、ほとんどの場合でこの治療法で3か月以上は痙攣が治まりを見せますが、注射の効果が薄れてくると、再度痙攣は起きるようです。

その時には再びボツリヌス療法を用いて治療にあたります。現在では完治の治療法はみつかっていないので、現在はこの対症療法にての治療になるようです。

 

フィッシャー症候群について

フィッシャー症候群の原因

主に外眼筋に運動障害もしくは麻痺を生じることを言います。眼球運動障害をきたす外眼筋麻痺といい眼球を動かす神経は動眼神経、滑車神経、外転神経があり障害が起きた神経によって動眼神経麻痺、滑車神経麻痺外転神経麻痺と呼ばれます。生まれつき、怪我や腫瘍、炎症、糖尿病、目や脳の病気などで発症が確認されています。

フィッシャー症候群の症状

●まぶたが下がる(眼瞼下垂)

●光に対する反射がない

●物が二つに見える(複視)

フィッシャー症候群の治療

物が二重にみえて眼球が動かしづらいという複視という症状に苦しんでいる方が最近多くなってきたと思います。眼筋麻痺の方が多いのですが、脳の問題もあるので、もちろんですが、先に検査をすすめたい疾患です。もちろん異常が見つかった場合はこちらが主とはなりません、手術を選択しなかった場合、もしくは手術をしても後遺症が残った場合には補佐的に治療を開始することもありますのでご相談ください。

多くは脳卒中後遺症や脳腫瘍の問題の方もいます。この問題を抱えている方は意外に少なくなく私も臨床例はもっています。また、ウイルスの影響で神経がやられてマヒする場合もあるので、それも早期なら早く治るケースもありますのでもちろん病院に行きましょう。

その中でも多いのがフィッシャー症候群やギランバレーなどで、風邪や胃腸炎などから眼筋麻痺や眼球の運動問題が出る場合をいいます。その中でも当院でよく見るのが複視や動眼神経麻痺です。当院では眼科疾患を得意とする院長がいますので、原因が脳から来てたり、ウイルスから来ていたとしても、西洋医学との併用をもちろん条件とさせていただいたうえでできるだけのことをできますのでご相談ください。

また、私たちが行うので最も多いのが原因不明によるものです。知り合いの脳外科の先生もご紹介をいただくことも多いです。病院でも原因不明ですので治療法に迷うことが多く、薬の副作用などでるかたならなおさら鍼灸をしてみたらと紹介いただくことがあります。自然観察で経過観察をしているなら鍼灸をしてみたらと、それほど鍼灸に興味がない先生でも言ってくれる場合があります。

 

ギランバレー症候群について

ギランバレー症候群は発症してからしばらくして一番悪い状態になります。この悪くなっていく状態で鍼灸をおこなうのはおすすめしておりません。ある程度悪くなるのが安定してから来院されますことをおすすめします。その方の体調や体力などを加味しながら刺激量も決めていきます。

多くの場合、四肢の神経障害や筋力低下を主とするのですが、痺れなどの感覚異常をだすこともあります。また、当院が顔面麻痺麻痺や動眼神経麻痺の鍼灸治療が得意ですので、そちらを治してほしいというケースの方が多くなります。

もちろんですが、筋力低下がおこる病気ですから入院して治療をしているのが普通かと思うのですが、ある程度落ちついて呼吸や食事などの問題がなくなった後に顔や眼の問題や歩行や手が使いにくいなどを何とかしたくて来院されます。

また、最終的に手足のしびれなどの知覚障害を残してしまうケースがあります。それは鍼灸の適応になりますので是非相談してほしいと思います。

 

このような悩みの方が多く来られてます

  • 顔貌が変わったといわれた
  • 瞼にテープを貼っていたら楽だ
  • 眼瞼下垂のような感じともいわれる
  • 一生付き合っていくしかないといわれた
  • 眼が勝手に動いているようにおもえる
  • 手術をしないといけないといわれている
  • 見える範囲が狭くなってきている
  • 常にサングラスをつけている

注意しないといけない状態について

●呼吸がしづらくなる

自律神経失調などでも過呼吸や呼吸が浅いなどの不調のかたも同じような症状を訴えるものの、レベルが違います。問題なのは呼吸だけではないのですぐに気づきそうですが注意しないとですね。

 

●食べ物が飲み込みにくい

この症状も様々な病でおこるのですが、脳などに原因があるかどうかをしっかり見極めて鍼灸をするかどうか判断が必要です。大きな病をもっていてもすでに病院で治療中の方なら3回くらいは試してみるのもいいかなと思います。誤嚥性肺炎にもつながりますので、まだ病院に行ったことがない方が来たら早急にまわしております。

 

●声が出にくい

喉の筋肉の麻痺や、声帯を動かす反回神経麻痺が起こると声が出にくかったり、声がかすれたりすることがあります。失声症といわれる心因性のものもあります。まずは脳神経外科などで検査をしてほしいと考えています。

 

●物が二重に見える

目の動きが悪くなり、物が二重に見える麻痺を複視といいますが、これも原因がどこにあるかをまずはしっかり見極める必要があります。

 

●排尿障害、排便障害

自律神経失調によって、排尿や排便障害が起こることがありますが、脳や脊髄の問題、内臓の問題でおこっていないかどうかを確認してから鍼灸を試してみてください。

 

それぞれの鍼灸治療について

メージュ症候群の鍼灸治療

目の症状が緩和することをはじめの目的にしております。そのためにまずは手足のツボを使ったり、頭のツボを打ちます。それによって楽になったという声はたくさんいただいております。

主にまぶたのこわばりが取れるように、そこの血流を最大に上げていきます。何度か治療をすることでその部分の炎症や緊張が弱まり柔らかくなってきます。

結果以前より筋肉の力が強くなり日々のリハビリがしやすくなります。

また多くの場合はストレスを持っている方が多くて、自律神経をやわらげるツボも一緒にすることでリラックス感が強まり症状は改善していきます。

鍼灸での自律神経のバランスを調整することで、目だけでなくさらに全身血流の循環をも良くし、体をさらにリラックスさせることによりメージュ症候群の症状にも改善効果をあげることができます。

しかし、鍼灸をしている鍼灸師のレベルによるのはありますので、近くの鍼灸院よりは実績豊富な鍼灸師に依頼ください。

 

フィッシャー症候群の鍼灸治療とは

まずは眼球周囲の筋肉の緊張や痙攣を緩めることから始めます。眼精疲労や眼位を保つ筋肉やまぶたを動かす筋肉などに影響が出るようにツボに鍼をしていきます。

急性であればこの目の周囲のツボ治療だけでも効果が出ます。また、後頭部にも目に効くツボが多いです。後頭部と目は深く影響しているので、後頭部を緩めることが、そのまま目を緩めることにもつながります。

しばらく継続することで、以前よりも見えやすくなるとかの効果が出てきます。それを継続するだけでも喜ばれますが、もちろん更なる効果を求めて治療は進めていきます。

手足の末端や耳のツボなどでも効果があり、主に血流増大や、免疫の向上、脳内ホルモンの産生を目標に治療を続けることで、眼球周囲の組織の修復や慢性炎症などにも効果的です。その結果、以前より改善できる可能性も出てきます。

当院は眼科疾患を得意としていて全国でも難治の眼症状に鍼灸治療ができる数少ない治療院です鍼灸治療は特に外眼筋の運動障害に対して効果的で症状がでたらすぐ治療して欲しいです。その際、早期にて病院と並行しての鍼灸治療をお勧めします

 

ギランバレー症候群の鍼灸治療

ギランバレー症候群は神経の炎症により、手足の力が入らない、ふらつき、複視などの症状が現れます。複視は先ほど説明しましたのでここでは主に手足の問題の治療について説明してみますね。

鍼灸治療の考えられる効果としてはギランバレー症候群にたいしてではなくて、そこからでる症状であったりとか、後遺症であったりが鍼灸治療の目的となります。四肢麻痺や顔面麻痺などは鍼灸との相性が良く毎日のように誰かが来院されております。

筋肉の機能回復やリハビリによいので鍼灸だけでなく自宅での運動や体操やマッサージなどと合わせることで神経麻痺が治ったという方も多いのでぜひリハビリに鍼灸をあわせることで回復を早めます。

 

鍼治療をしないほうがいいケースとは

発症してから独自のリハビリや病院で教えてもらったものでも、やりすぎによって麻痺とは反対側の麻痺がでたり顔がゆがんできたり、目を動かす時に口が動くという共同運動が発症するケースがあります。これも急性であれば治療効果がでる場合が多いです。慢性になればなるほど効果がでないケースが多くみられますので早期治療がおすすめです。共同運動の多くはどうしても治したいということでリハビリを強めてしまったことの裏返しだと思います。

治したいのでリハビリの強度を上げることで更なる歪みを作っているのです。リハビリは必要なのですが強度はあげないようにしてできるだけ柔らかくするように心がけてください。イメージは左右対称の動きで、小さく弱くです。地味に繰り返すといいです。治すというよりはとりあえず真ん中に戻すイメージです。まず軸を真ん中に戻してそれから小さくゆっくり動かすことが大事になります。それから強度をあげていくのです。根性でやっている方ほど予後はよくないのです。

また低周波をかけている方も共同運動になりやすいというデータがありますのでご注意ください。今、はやりの神経麻痺への電気鍼も効果的というよりは逆効果にならないか心配です。

さて急性の場合はそれをやめて早期治療で共同運動も治りますが、3ヶ月以上経過したものにおいてはかなり根気がいることが多いです。リハによって動きは回復されているでしょうが共同運動が強く残っております。その場合も当院でおこなっている鍼灸治療をおこなうことで、完治はしないかもしれませんがじゅうぶん楽になったという報告はたくさん受けております。

当院では強く宣伝していませんがネット上や同業者や医師からもあそこは麻痺治療がうまいという評価をいただくことが多くなっております。私もその麻痺治療が得意だという評判に負けないようがんばって治療していきたいと思います。

神経麻痺がよくなってきたあとは・・・美容鍼をおすすめ

顔面麻痺が完治したよとなっても外見上、美容上において気になる部分が残っている方が多くおられます。当院ではこのあたりの美容外科的な鍼である美容針においても力を入れております。顔に針をすることで左右のバランスを整えていきますので動きだけでなく見た目目的にもよくなっていくのが美容鍼の長所であると思います。

麻痺は治ったが見た目を少しでもよくしたいという方も、もちろんですが治療をお受けいたします。もちろん顔面麻痺が改善した後の美容鍼も必要があれば院長が対応します。

特に眼の大きさが違う、ほうれい線の深さが違う、顔に歪みがある、などは鍼灸の得意分野でもあります。

フィッシャー症候群・ギランバレー症候群の違いとは

フィッシャー症候群・ギランバレー症候群との違い

複視(物が二重にみえる)の原因に、ギランバレー症候群とフィッシャー症候群があります。これらは自己免疫の異常によっておこるので、まずはどちらの病であるかを病院でみてもらう必要があります。

どちらも神経の炎症の病であることから眼だけでなくそれは全身に及んでいくケースもあります。

四肢にでれば歩行困難、手をうまくい使うことができない、物を握れないなどです。顔の神経にでれば目や口を動かすことができないというものでこれは片側性にでてきます。そのなかでも複視は、眼球を動かす筋肉が麻痺することで起こります。眼筋がうまく働かないことで眼球の動きに問題がでれば焦点を合わしにくくなり、物が二重に見えたり、視野に問題がでれば見える範囲が狭くなってきます。

フィッシャー症候群は目の症状が中心であり、特に複視(物が二重にみえる)やまぶたが下がる、眼の動きが悪くなることで平衡感覚が失われる病であります。

ギランバレー症候群では眼の問題もあるし、それ以外にも全身の問題もでることで判断はつくようです。どちらの病であっても鍼灸でできる治療は同じにはなります。

どうして医師は鍼灸を受けることに反対するのか?

間違った鍼灸技術

危ない鍼灸施術もあります

鍼灸師側の原因でメージュ症候群・フィッシャー症候群・ギランバレーが悪化するパターンも私は多いと感じるので、医師が鍼灸を受けるのに反対するのもあながち間違っていないと感じます。よくあるのが電気鍼とか、太い中国鍼を顔にぶすぶすたくさん打っての局所への過剰刺激、、またちゃんとした師匠から学んだ方ならいいかもですが、間違った師匠であったり、鍼灸学校だけでの勉強の方や我流でしている方が多いので注意してほしいところです。メージュ症候群・フィッシャー症候群・ギランバレーなど重度の症状の方へ臨床経験が少ない先生の治療は決しておすすめはできません。

患者さんの間違ったリハビリ

適格なリハビリをしていますか?

当院に来る前に行っていた鍼灸院で教えてもらっていたリハビリによって、顔がゆがんでいたり、共同運動が強く出てきている方がいます。そういうかたほど努力していた形跡はすごく残っていますが、強引なリハビリはかえって、動かなく、悪くなることも多いです。病院ではリハビリの指導は1枚くらいの資料のみを渡すだけですので、当院ではリハビリの指導もおこなっております。実はここが一番重要なのかなとも思っています。顔の小さな筋肉を1つづつ焦らずやっていけば治るのを、大きな筋肉1つでのリハビリ指導を行っていると下手したら共同運動も出てくるし、顔が強く歪んでいきます。特に口角がつりあがっている人も多く見るので、ぜひ早期で正しいリハビリを知ってほしいです。

良くなった方は医師には言わない

悪くなったことしか医師の耳には入らない

私たちもそうですし、医師もそうですが、良くなった情報を聞くことは稀です。例えば患者さんも医師での治療で治ったわけでないのに鍼灸で治ったとはなかなか言えるものではありません。ですので、悪くなった人だけが医師にすがるように言われます。これは逆もしかりです。鍼灸をして悪くなったという情報しか耳に入らなければ鍼灸の知識のない医師なら受けないほうがいいというのは普通のことだと思ってください。

でも実際は当院ではほとんどの方がよくなっているのです。早期に治療ができれば普通に改善するので医師に反対されても安心して来院してください。

鍼灸雑誌にて顔面麻痺治療の報告をしました

鍼灸雑誌に掲載されました

鍼灸雑誌に当院の記事が掲載されました。強い効果を出すといわれる奇穴に関しての私論を述べさせていただきました。まだ董氏楊氏奇穴に出会う前のことで、強い縁を感じさせる投稿となりました。

神経麻痺の鍼灸治療

神経麻痺についての記事を執筆しました。
当院でも多くの実績があるツボの紹介記事となります。ただそのツボに対してどう打つかがポイントでそれを文章に書き残すのはやはり難しいなと再確認できました。

神経障害への鍼灸と整体の治療の実際

その方に合った刺激による鍼灸施術

悪いところに針をするわけではありません。悪いところから離れた場所に針をすることで自律神経を含めた免疫力や治癒力を増すツボを増やしていきます。

症状の出ている悪いところにツボがあるのは急性期だけの問題であって、ほとんどの症状は慢性化してから当院に来ることになります。

特にこのページでご紹介している神経障害の鍼灸施術では、とくになってすぐに来る方はほぼ皆無でしょう。まずは西洋医学に行くでしょうし、検査をしっかりしてから来院されるのをお勧めしておりますし、できましたら併用してくることもお勧めしております。検査をしっかりすることで鍼灸治療後の変化が出ているのかの確認もできます。
 

中国鍼による董氏楊氏奇穴

神経障害の症状の鍼灸施術で来院される症状では、西洋医学で効果が少ないから来られるわけであります。

つまり簡単な状態ではないということです。ですので少しでも効果の高い方法として、以前は中国で学んだ現代針灸をしていたのですが、現在は私が知っている中で鍼灸治療の最高峰である董氏楊氏奇穴のなかからツボを選んでの施術をさせていただいております。

中国家伝で伝わってきたこの方法は特殊であり、効果も絶大でもあります。本当に困った方への第1選択として当院では選んでおすすめしております。

 

刺血療法

刺血というのは、日本では刺絡ともいわれ、古代から発展してきた方法でありますが、現代では血を抜くという行為から敬遠されてきた療法であります。

この療法も本当に困った方や、どうしても少しでも改善したいなど、もしくは私のほうから絶対したほうが良いと感じた時に説明させていただく事があります。

衛生面で注意しながらおこないますので安全性はもちろんお約束できます。

 

動きの回復に役立つ養生指導

栄養・睡眠・運動・入浴

ほとんどの場合は西洋医学と鍼灸を組み合わせておこなうので、ほかの施術を別のところで行うことはありません。ですのでさらなる改善を求める場合は日常生活の改善が必衰になります。

その中でも大事なのが栄養・睡眠・運動となります。特に体力の乏しい方、すでに慢性の方、もともと身体が弱い方はぜひしてほしいですし、養生に関する質問などもたくさんしていただいたらうれしいです。

中には紙に質問を書いてくれる方がいます。これは非常に助かります。まずは生活習慣からゆっくり改善していきましょう。

ストレスやリラックスのバランス

ストレスには仕方のないこともあります。嫁姑や仕事上など。また、精神的なものだけがストレスだと思っている方も多いのですが、意外にそうでないもののほうが厄介です。

人間関係などはよくわかっているので、上手に逃げたり、自分でさまざまな症状を出したりしてわかりやすいのですが、好きでやっている仕事が実は過労であったり、睡眠は短いほうが調子が良いと思っていたが酸化ストレスにつながっていたり、1日2食で調子が良かったが実は血糖値の乱高下がおこっていたりなどなど。

ストレスには実は様々なものがあります。実は気づいていないものが原因であることも多いのです。ぜひ生活を今一度見直してみて、これはストレスなのかわからない時はぜひ院長に確認してください。

西洋医学との併用や漢方薬やサプリメントなども

当院では近隣の病院や薬局などとの連携も行っております。ここをみている医療関係者の中で連携に興味がある方はぜひご連絡いただけると助かります。

漢方薬をおこなっている医院や、大学病院、近くの分子栄養医学をしている医院、脳神経内科などもご紹介したり、ご紹介していただいたりもしてもらっています。

鍼灸が有効な場合、漢方薬が有効な場合、西洋医学や栄養医学などが有効な場合、いろいろあると思います。ぜひ興味のある患者さんは聞いていただけるとご紹介いたします。当院に来られていない患者さんへのご紹介は申し訳ありませんがおこなっておりません。

 

神経障害の鍼灸施術の流れ

神経障害の施術メニューの流れをご紹介します。

電話かLINEでのお問合せ

まずは、あなたの症状に対してすぐに鍼灸が効果があるのかを確認しなければなりません。状況に応じては緊急を感じた時はお断りし、医療機関への診療をおすすめしております。
特に顔の疾患は脳との関連があるかもしれませんので、初めての症状はぜひ医療機関にて検査をおすすめします。難しいケースは年齢的なもの・遺伝性のもの・糖尿病末期の方になります。

あなたの症状に当院での施術が可能だった場合ですが、どの先生が担当するかをまずはお伝えします。そしてその先生の診療時間にあわせて希望時間をお知らせください。特に希望がない場合は男性院長がまずは対応していきます。

10分前の来院をお願いします

初めてですので早めに向かうことをお勧めしております。

当院は多忙にて、遅刻をしてしまうと次の患者さんも待ってしまいますので、10分前に来ていただく事をお勧めしております。カルテ記入もゆっくりできますので助かります。血液検査やお薬手帳などありましたら拝見します。

初めてでない場合は道にも迷うこともないでしょうから、逆にギリギリで構いません。

 

問診・カウンセリング

カルテ記入をしてもらうのですが、今までの病歴がこの症状の場合は多いことが予想できます。ですので、別紙にて、先に自宅で書いてきていただいて、それをみながらこちらで問診をするという形にしていただけると助かります。

私どもへの質問も一緒に書いていただくとさらに一石二鳥となります。患者さんも伝えたいことがすべて伝わるし、私どもも、施術で必要なところをさらに深堀して聞けますし、お互いにとってすごく助かりますので是非ご協力お願いします。

 

鍼灸施術がはじまります

あなたの身体は西洋医学のさまざまな治療を受けてきた影響でかなり疲れ果ててしまっているかもしれません。

まずは初めの3回の施術であなたに合う刺激量をしっかり見つけていかないといけません。焦らず確実にが理想です。ですので、まずは3回来ていただく事をお願いしていますし、1回だけですと検査をしてから結果も聞かずに来なくなるようなもので、こちらとしても意味のないことをすることにも抵抗がありますので、まずは3回をお願いしております。

 

施術後のご説明

ほとんどの方は西洋医学の治療も受けていることでしょう。その治療も効果がさらに出るように考えて鍼灸施術はおこなわれています。

身体の弱っている方はそれに加えて食事・睡眠・運動などもご指導いたします。自分のペースであわてずにおこなってください。

すでに慢性症状のかたは、施術のペースはあけながらで大丈夫です。2週、3週に1度くらいでじっくりとやらせてください。もちろんですが回復の早い方は週1でのペースがお勧めとなります。

神経障害の鍼灸施術を利用された事例

運転の不安が消えました

メージュ症候群の患者さんから 院長の鍼灸治療

主な症状は目が開けにくいことでした。病院では眼瞼下垂といわれていましたが、よく調べてもらってメージュ症候群といわれました。

目があけにくいというのが一番の悩みでしたが、車を運転中に急にまぶしくなるというのが一番の悩みでありました。普段はサングラスをして運転しています。

夜のほうが見えにくいのも不安です。何とか少しでも改善しないものかと考えてこちらにきました。こちらでは神経麻痺の方も眼の見え方もどちらとも得意ですといわれて少し救われました。

鍼灸を3回ほど受けてまずは見え方が変わってきました。クリアになる感じで見えやすいのです。まぶしいけど目をつぶるほどではないくらいになり、運転の不安が消えてきました。それだけでも来たかいがありました。

 

人前にでれるようになりました

メージュ症候群の患者さんから 院長の鍼灸治療

鍼灸を受け始めてから明らかな変化がでました。現在の状態は以前よりも目が開きやすくなったことです。はじめ自分では気づきませんでしたが、家族が教えてくれました。お母さん目が開いているよって。

ボトックスをしても変わらなかった目だったので、まったく期待していなかった鍼治療でこんな結果がと、家族で喜びました。

また家族がいうのは声が変わったそうです。この病気と関連しているかはわかりませんが、眼だけでなく声も変わり、そして知り合いに会うのが苦痛でなくなったのが一番でした。

 

即効性がありました

ギランバレー症候群の鍼灸治療

3か月前にコロナに感染して、それから胃腸をやられて2週間ほど苦しんだ後から急に手足が動きにくくなり、まっすぐ歩けなくなりました。すぐには診断がつかず、コロナ後遺症かといわれていましたが、検査の結果ギランバレー症候群になりました。

1か月ほど入院し歩きやすくはなったものの、ぎこちなさは残りました。

こちらで相談したら自己免疫疾患には鍼灸が有効だということ、特に院長は得意だということを聞きお願いしました。鍼灸は即効性がありました。太ももの鍼が効いたような感じです。歩きやすくなり、何度かお願いして不安もなくなりました。

不安なことが聞けて前向きに

フィッシャー症候群の患者さんから 院長の鍼灸治療

6月末に、フィッシャー症候群というとても珍しい病気にかかってしまい、大学病院に1ヵ月半入院し治療とリハビリを受けていました。

調子は良くなったものの複視だけが残りました。複視は時間がかかるということ、リハビリもあまりないとのこと、自然に待つしかないといわれ途方にくれていました。

何も治療することがないというのも苦痛で何かないか調べているうちにここを見つけました。

口コミで、複視には鍼治療が良いというのを見て、こちらの鍼灸治療を1度やってみようという思いでおねがいしました。すぐには変わりませんでしたが計10回の治療でほぼよくなりました。先生は複視は取り残されていたんですねと、そういう後遺症には鍼灸は効くんですよといわれて納得しました。

 

 

神経麻痺の症状は繰り返すことが多いので、再発を防ぐためのメンテナンスが大切です。まじめな方や頑張り屋さんや理想を強く求めるがあまり無理をしてしまい薬物依存にまで発展するのが怖いです。
 
神経障害の鍼灸治療をして回復した方の多くは、また以前のように、いや以前よりもさらに無理をして行く傾向があります。せめて月1はメンテナンスをして自分の病気のことを忘れないでいてほしいと思っています。再発すると2度目はさらに改善が難しくなります。今までのまれている薬もより強いものが求められます。
 
定期的にリラックスする時間を作ること、なるべく1人の時間を作ることが望ましいです。そして入浴や睡眠の時間をしっかりあらかじめ確保しておくことが大事になります。そのような生活リズムを整えていくことがいずれは鍼灸や薬からも解放され自力での生活が可能にって来るのです。
 
西洋医学と違い信用の少ない鍼灸治療ですが今後もさらに研究を重ねさらなる結果を出していきたいと思っております。毎年行く中国での研修も眼科や耳症状の治療のさらなる開発のためでもあります。私も日々精進しがんばっていきたいとおもっております。私たちは、結果がすべてだと思っています。一人でも多くの眼科疾患でお困りの患者さんが回復できるようしっかりお手伝いしていきたいです。

私たちは、結果がすべてだと思っています。一人でも多くの神経疾患の患者さんが回復できるよう
しっかりお手伝いしていきたいです。

 

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松鶴堂鍼灸院

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