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胸郭出口症候群・頚肩腕症候群に対する鍼灸治療
(頚肩部から腕にかけての痛み痺れや手指の痺れに対する鍼灸治療)

このようなお悩みの方が来院されています

  • 握力が弱って、手を使う仕事がしにくくなった
  • 最近痛み止めの薬が効かなくなってきた
  • 手が痺れてきた
  • 肩から腕だけでなく手首や指まで痛みが広がった
  • 布団の上げ下ろしや洗濯物が干せなくなってきた
  • 腕が痺れて電車のつり革を持てなくなった
  • 頚性神経筋症候群といわれた
  • マッサージに行ったが逆に悪化した
  • デスクワークがつらい

胸郭出口症候群(頚肩腕症候群)について

どうして病院で胸郭出口症候群と診断されて治ることをあきらめていたのに、1度の治療で改善するケースが普通におこってしまうのか?当院は頸椎や胸郭出口の問題からおこる腕の痛みや腕のしびれに対しての治療を得意とする鍼灸院になります。

胸郭出口症候群では首から鎖骨周りにかけて痛みがおこり、そこから肩関節、上腕、前腕と広がり、ひどいときには指まで痛みがおこります。圧迫が強ければ痺れや筋力低下も伴います。これは上肢を支配している神経と動脈が鎖骨の上下にて締め付けられることで症状が発症します。締め付けるポイントとして多いのがまずは斜角筋で鎖骨の上部になります。それから鎖骨と第1肋骨との間にて、そして鎖骨の下の胸にあたる小胸筋となります。この3つにわかれて、どこの障害であっても胸郭出口症候群と呼びます。

どうしてそこに問題がでるかですが、多くは猫背や巻き肩などの姿勢の問題や、下向き作業による頸椎や胸椎の問題、そして筋肉が疲れて硬くなることによる問題があります。最近では長い子とスマホをみているのが原因である方が増えてきた印象です。ですので若い子に多いですし、筋力の弱い女性に多い印象です。

よく腕の痛みが強くなって病院で検査すると胸郭出口といわれもうなおらないのか?と途方に暮れる時があると思います。勿論神経の圧迫はあるのでしょうが、あなたの今出ている症状が胸郭出口だけの原因ではない可能性もあります。病院で診断をされたとしても筋肉の疲れやコリでその症状が増幅するというのが初期では多いのです。僧帽筋や肩甲挙筋などよく肩こりで出てくる筋肉を緩めるだけでも胸郭出口の症状が緩んでいくのが通常です。

ですので、まずは3回の治療を受けてみてくださいと説明しております。早い段階での治療でしたら普通に効果がでて良くなるのが普通ですので。

またどこに行っても治らなかったという頑固な胸郭出口の方であっても当院独自の鍼灸治療は非常に効果をあげておりますので試す価値はじゅうぶんにあると思います。初回からいきなり鍼治療の中でも最高峰の技術である董氏楊氏奇穴にて対応することも可能です。わざわざ遠方からくる方には初回からしっかり治療させてもらいますね。

ですので病院で胸郭出口症候群と診断されたとしても鍼灸にてじゅうぶんに治療可能です。鍼灸は初めてで怖いと思われることが多いのですが、なるべく治療回数は少なく良い状態にもっていきたいと考えているのでなるべく早めに来院していただけましたらたすかります。

腕の痛み、手のしびれの原因は

実際のところ原因不明の筋肉性の首から腕にかけてのもの(僧帽筋・肩甲挙筋など由来のもの)がほとんどになります。軽い状態のときであれば頚肩腕症候群とも呼ばれたり、頚性神経筋症候群などとも呼ばれます。
ひどくなってくると頸椎ヘルニア、頚椎症神経根症であったり胸郭出口症候群の方も多いです。どちらとも悪化してくれば手術適応にもなり、だんだんと鍼灸の不適応にもなってきますので、ぜひ症状が軽いうちに鍼灸を試してほしいと思っています。筋力低下が強くなり物を握りにくくなってきたらなかなか完治が難しくなります。

完全な不適応としては、頸椎症性脊髄症、後縦靭帯骨化症、黄色靭帯骨化症、骨折、腫瘍などになります。ただ手術をしないという選択をした方で、完治ではなくて症状の緩和をお望みの場合はもちろんですがお受けできますのでお知らせください。

胸郭出口症候群についてくわしく

胸郭出口症候群とは?

まずは胸郭出口とはどこの場所を指すのかを説明します。鎖骨と第1肋骨の間や鎖骨上の前斜角筋と中斜角筋などの辺りを指します。その部分における神経や血管の圧迫によって引き起こされる上腕への痛みや痺れを胸郭出口症候群といいます。

圧迫される場所でさらに病名が変化し、斜角筋症候群、肋鎖症候群、過外転症候群(小胸筋)、頚肋症候群などと呼ばれて、それらをまとめた総称が胸郭出口症候群であります。どの部位で圧迫しているかを見極めることこそ改善の糸口となります。

症状として多いものとしては、上肢への痛みやしびれ感、手首の向けて広がった痛みをともなうことも(放散痛)、そして握力がおちる(筋力低下・力が入りにくい脱力感)などがあります。当院では拝見したことはありませんがチアノーゼなどの色の変化や手指にかけて冷たいかんじや筋肉がおちて痩せている感じなどがあります。また動きの問題としては手を上にあげる動作で痺れを感じたりします。よくあるのは電車の吊り皮が持てなくなるというものです。

当院でよく来院されるのは若い女性の方に多く、やせ型でなで肩の方、どちら側かの肩から発症するのが通常です。仕事は手作業の方が多いですね。

 

胸郭出口症候群の原因として考えられるもの

先ほども胸郭出口症候群は4つに分かれることを説明しました。簡単にその4つのポイントを説明します。

断然に多いのが斜角筋症候群となります。前斜角筋や中斜角筋という首の前側にある筋肉の間にて神経・血管が圧迫されることでおこるとされています。筋肉の疲れやコリなども関係していることからよかったり悪かったりを繰り返すこともあり、鍼灸の最大適応である胸郭出口症候群といえます。 

肋鎖症候群は第1肋骨と鎖骨の間にて神経や血管の圧迫を生じるとされています。鎖骨下筋などの影響もあったり自動車事故やスポーツの怪我などが考えられます。状況によっては鍼灸の適応になる時もあります。

過外転症候群は腕を上げて後ろにそらす動きによって烏口突起と小胸筋によって圧迫されるのが原因です。小胸筋を緩めることで改善できるので適応といえます。なで肩や猫背の方に多い印象です。鍼灸治療にあわせてのリハビリもすすめております。

最後に頸肋症候群がありますが、まれなものであり当院ではまだ見たことはありません。頸肋とは第7頸椎に接続する余分な肋骨をいいます。通常はありませんので奇形の一種であります。頚肋と胸郭出口との圧迫による原因となります。

 

その痛みは肩からか、頸椎からなのか?

胸郭出口とストレートネックの症状に関する同じ点としては

・どちらも首肩から手にかけて同じ場所が痛くなる。
・どちらも夜間痛を伴うことがあります。

違う点は首と肩どちらを動かして症状があるか?がポイントですが鑑別は難しいです。慢性化してくると首も悪いし、肩も悪くなるので、両方ともみていく必要があります。つまり両方共の症状が一緒にでてきます。

つまりなかなか治らない症状の場合は首からも肩からもが合体していることも多いです。そのときはまずは頚椎症として治療をはじめますがMRIなどで、まずはしっかり検査をすることもおすすめしております。そしてどのような結果がでようとも、ひどくなった神経痛では首から、肩からと2つの視点をもって治療していくことで少しづつ改善していくことが多いです。団子結び、ちえのわ、をほどいていく感覚と似ています。

このページでは主に肩から腕にかけての痛み・不快感・痺れに対する鍼灸治療法として紹介します。

 

胸郭出口症候群の方が注意する事

胸郭出口症候群の生活習慣などからくる原因は様々なものが考えられています。多い原因としましてはスマホ症候群とかスマホ首ともいわれますが下向きの状態が長く続く事です。そのときに巻き肩であったりなで肩であるとさらに圧迫しやすい状況であります。筋肉でいえば斜角筋になります。同じ向きだけでなく姿勢を変えたり、動かす習慣をいれることでその原因は防げます。

また、急に猫背を治そうとおもって背筋を伸ばしすぎたりすることから発症ずる方もいます。ヨガやジムに行きはじめたなどもありますね。ヨガでは無理なポーズを長時間続ける事での鎖骨周囲の間隔がより狭くなったりとか、ジムではバーベルなどで肩を過外転しすぎることでの小胸筋の過緊張などで圧迫が強まります。

ただ1番多いのはデスクワークなどでおこる猫背やストレートネックになってしまう方が習慣になってしまい、しかも休みの日もスマホとかのかたですね。首や背筋が常に前傾姿勢で治りようなない状態になっている方もいます。

 

胸郭出口症候群の治療について

胸郭出口症候群による痛みや痺れの鍼灸と整体の治療ではまずは痛みの改善をその後は鍼灸とリハビリを繰り返し発症予防まで考えています。

まずはよく指導することとしては姿勢の悪さなどが胸郭出口症候群を誘発することがあるため、良好な姿勢を保ちます。デスクワークなどの前傾姿勢を長く続けない工夫がいります。

また、急に筋トレをすることで重いものを持ち上げることも要因であるため、可能な限り重いものを持たないようにします。バーベルなどでは軽いものからおこない、肩が過外転しすぎないようにも注意します。

さらに、睡眠不足やストレスとの関連性も指摘されており、規則正しいライフスタイルを確立することが重要です。

以上のような予防策に加えて、症状が強く現れているときには消炎鎮痛剤などの対症療法薬を使用するともあります。もちろん肩周辺の筋肉のストレッチやトレーニングも有効です。

症状が進行した胸郭出口症候群における神経や血管に対しての物理的な圧迫が強い場合には、手術療法を選択することもあります。筋肉の腱を切除したり、肋骨の一部を切除したりすることで、物理的な空間を広げます。頚肋が原因となっている場合には、頚肋を切除することもあります。

ですのでまだ症状が軽いうちに鍼灸治療や養生法を始めることを強くすすめております。圧迫が緩む治療と、圧迫しないライフスタイルを併用することで多くの場合にて改善できますし、もちろんすぐに手術などになることはありえないからです。

胸郭出口症候群の腕のしびれとは

胸郭出口症候群とは、鎖骨の下をくぐって通る神経と血管が圧迫されると起こる痛み、痺れ、感覚のマヒなどの症状が起こる疾患です。鎖骨の周りを構成する胸や首の筋肉が疲労の蓄積によって硬くなり、それが血管(鎖骨下動脈)や神経を圧迫するのです。スポーツによって長時間の筋肉の酷使やデスクワークをする方に多くみられます。

原因や障害を起こしやすい場所は上述していますが、首周りの筋肉疲労が大きいです。他には斜角筋という筋肉や、鎖骨と肋骨の間に位置している鎖骨下筋という筋肉、それから胸部にある小胸筋という筋肉も原因としてよく挙げられます。ストレートネックや猫背などで神経圧迫をおこしてヘルニアや胸郭出口と似たような症状を起こすことも多いです。1回でよくなる方は結果的にはそうだったんだろうなと思うのですが、結果的にそういうケースも多々あるので、早い段階で鍼灸を試す価値はあるんだろうなと毎日のように感じております。

 

胸郭出口症候群の鍼灸治療について

胸郭出口症候群による腕の痛み痺れの鍼灸と整体の治療について説明します。

当院では中国・上海にて学んだ中国鍼法によって多くの胸郭出口症候群の痛み痺れ筋力低下の沈静化に成功しております。

そのなかでも中国鍼法は痛いところに直接アタックできる穴治療として非常に重宝されています。針は怖いと思われています方もいらっしゃると思いますがぜひ1度お試しくださるとその効果には満足していただけれると思っております。治療に要する痛みはブロック注射のように痛くなく普通に我慢できるはずです。

当院での胸郭出口症候群の鍼灸治療については、原因不明の肩から腕にかけての痛みしびれにおいて胸郭出口症候群ではないかと疑われたり診断されてくる方が多いです。その多くは首の横側の筋を緩めるだけでも緩和されますし、軽いものでは1度の治療でも好転することが多いです。

少し難しい状態になれば鎖骨の下あたりの張りが強くなり腕へのしびれや違和感も強くなります。肋骨や肩甲骨などで形成される肩甲胸郭関節の余裕もなくなり触った感じも二つの骨が引付いてしまったような感覚を覚えます。

ヘルニアに比べて軽度のことが多くて少し筋を緩め関節の動きをよくして姿勢など注意したりストレッチをすることで早期に回復される可能性が高いことから鍼灸の適応であります。

胸郭出口で圧迫されている血管や神経周りの緊張を緩める事で更なる効果が出てきますので鍼灸治療が非常に有効なんです。おすすめです。またよくなってきましたらリハビリとの併用が大事です。また、日頃の習慣や仕事上の癖なども考えて、そのあたりの生活指導も加えるとさらに治りがいいと思います。

どうして医師は鍼灸を受けることに反対するのか?

本当にそのかたに鍼灸技術はあるのか?

間違った鍼灸技術では?

鍼灸師側の原因で胸郭出口症候群が悪化するパターンも私は多いと感じるので、医師が鍼灸を受けるのに反対するのもあながち間違っていないと感じます。よくあるのが悪そうなところに鍼をしての電気鍼とか、太い鍼を頭にぶすぶすたくさん打っての局所への過剰刺激、鍼灸院でないところで受けた鍼灸治療、またちゃんとした師匠から学んだ方ならいいかもですが、鍼灸学校だけでの勉強の方や我流でしている方が多いので注意してほしいところです。重度の胸郭出口症候群の方へ、臨床経験が少ない先生の治療は決しておすすめはしておりません。

患者さんへの間違った治療計画とセルフケア

高価なサプリメントは必要なのか

当院に来る前に行っていた治療院で指導されていた治療計画によって、症状が悪化している方がいます。特に初回はすごく安くて丁寧に治療をして高額な回数券を売り、2回目以降は手を抜くようなやり方でおこなうところがあると聞いたことがあります。

また、高価なサプリメントや枕などをすすめられた方は注意ください。そのサプリメントがあなたの症状を改善できるかは関係なく商売として販売しているところもあります。大事なことはあなたに合ったセルフケアをご指導することです。当院では希望された方にセルフケアの指導もおこなっております。実はここが一番重要なのかなとも思っています。ただし、セルフケアを希望されない方もいます。その場合は最低限の助言をすることを意識しております。

良くなった方は医師には言わない

鍼灸はやめておいたほうがいいです

私たちもそうですし、医師もそうですが、良くなった情報を聞くことは稀です。例えば患者さんも医師での治療で治ったわけでないのに鍼灸で治ったとはなかなか言えるものではありません。ですので、悪くなった人だけが医師にすがるように言われます。これは逆もしかりです。鍼灸をして悪くなったという情報しか耳に入らなければ鍼灸の知識のない医師なら受けないほうがいいというのは普通のことだと思ってください。

でも実際は当院ではほとんどの方がよくなっているのです。早期に治療ができれば普通に改善するので医師に反対されても安心して来院してください。ただし、理由があって今の時期は鍼灸はよくないといわれていることもあるのでその際は当院にご相談ください。何を目的で鍼灸をするのかによって変わります

 

胸郭出口症候群の鍼灸の治療についての特徴

その方に合った刺激による鍼灸の治療

軽い痛みや急性の痛みなどは普通に鍼治療をしていけば、普通に改善していくでしょう。早く治したいという要望がない限りわざわざ鍼に来る方も少ないとは思います。よほど鍼のファン患者さんでない限り、施術法はマッサージでも接骨院でも何を選んでも特に問題はないものと思っています。

ですが、頑固になってどこに行っても効果がないような胸郭出口症候群にまでなってしまったら話は変わっていきます。当院ではひどい方には遠隔施術という、痛いところに直接打つのでなく、遠く離れた場所に打つことで痛みを緩和していきますのでどこに行ってもよくならなかった方にもお試しいただきたいです。

 

董氏楊氏奇穴

強い痛みを抑えるためには鍼灸施術もレベルをあげてやる必要が出てきます。

当院は董氏楊氏奇穴という他院ではおこなわれていない特別な鍼灸施術があります。ですので本当に痛みや痺れで困っていてどうにかしたいとお考えの方は必ず院長の指名にてお受けください。

 

すいだま(カッピング)

慢性疲労の強い方や、肩の痛みなど痛みの強い方などに当院ではまずはすいだま(カッピング)をしてみて効果を確認してみることがあります。

ただ、かなり好みの問題もあります。皮膚のタイプによってはしないほうがいい方もいますので、気になる場合は事前にお知らせください。

また1度することで、効果もはっきりわかることから、2回目からはしない方もでてきますので、特に他院ですいだまをしたことがあり、そのときによくなかった経験のある場合はおしらせください。

胸郭出口症候群を調整する養生指導

栄養・睡眠・運動・入浴指導

痛みで大事なのはやはり運動になってくると思います。多くのかたは痛みが強くて動かすことも、苦痛すぎる場合もあるでしょう。その場合は無理をしないである程度痛みが緩和してから勧めるケースもあります。痛みの強い場合は休息が必要です。仕事量などを減らしてまずは体の回復を待ちましょう。

そして回復後はもちろん自宅で動かしてもらいながら鍼灸を併用して回復が早くなるようにしていきますし、リハビリ鍼灸といってますが、もちろんそのほうが回復も早くなるし、施術回数も少なくなってきます。ストレートネックがひどく動かない方は必衰になりますね。

 

ストレスやリラックスのバランス

痛みが強いだけでストレスは強くなることでしょう。じっとしていても痛い方はなおさらです。睡眠不足にもなりますし、薬も効かない方も多いです。

ですが、何か楽しいことなどしているときは痛みが和らぐという方も多いです。それに関しては調べておいて1日1回はストレスを軽減させ調子のよい時を作っておくのも大事になります。

 

漢方薬やサプリメント

痛みが強いときは薬も効くことが少ないかと思います。本当にひどい方はまずは薬の効きをよくするための施術も初めのほうでは必要になります。安静をしながらの施術がまずは必要です。

鍼灸によって血流が良くなることで、薬の吸収が良くなったり、薬の代謝が良くなったりすることで、薬の良いところが残りますので効果が高まるのです。

もちろん体調も良くなっているわけですから、薬の効きが良いということは治っていく流れになっています。もちろん漢方薬も同じです。

 

胸郭出口症候群の鍼灸施術の流れ

施術メニューの流れをご紹介します。

電話かLINEでお問合せ

まずは自分の痛みやしびれが鍼灸の適応かどうかの確認になります。もちろん緊急性の場合は病院へ行かなければならないのですが、ふだん感じたことのない初めての痛みや痺れであり、痛み以外にも吐き気やめまいなど変な症状も併用してたら、まずはまよわず病院へ行ってください。

もちろん技術としての対応はできるのでくるのはいいのですが、どのような状況かは必ずお伝えください。急いでなければ少し落ち着いてから来ていただくと間違いはないです。

女性患者さんの場合はできましたら肩の出やすいシャツなどを持ってきて
いただくと脱がれる必要もありませんので恥ずかしい方などは
必ず肩の出やすいシャツなど持参ください。

恥ずかしくない場合や男性の場合はタオルで隠しておこなっています。

もちろん女性鍼灸師も在籍しておりますので、胸郭出口症候群がまだ軽度で
したら女性施術家をご指名いただきましたらと思います。

 

10分前の来院をお願いします

痛みの施術で来る方は、こちらとしてもなるべく痛みをとった段階で終わりたいので、当院に来るのが初めての場合は時間的にしっかり余裕をもってきてもらいたいです。あらかじめ渋滞するかもと予測したうえで向かっていただけましたらたすかります。

 

問診・カウンセリング

鍼灸の適応なのか、適応でないのかを見極めないといけません。多くの場合は慢性であり、頑固なので、いろんなところに行っては検査したり治療されたりしているのでこちらも安心なのですが、症状が今までの経験したことにないくらい激しかったり、まったくこういうところに来るのが初めての場合はしっかり適応か不適応かを見極めないといけないです。

もちろん必要であれば病院への受診を先にすすめることもあります。

 

鍼灸施術を始めます

目標としてはもちろんですが、痛みやしびれの改善になります。ほぼ全員になりますが患者さんがうちに求めているのは痛みを取り除いてほしいということになるかと思います。

鍼灸という少し怖いと思われている方法に自分からくるわけですから、こちら側としてもしっかり結果が出てくるようにやっていきます。

また、はじめてで緊張されているかとは思うのですが、無理に強い刺激でおこなうことはないので、なるべく無駄な緊張や不安を持たないで
来ていただけたほうが、治療後につかれたということも少なくなるのでぜひ安心しておこしください。

 

施術後のご説明

痛みの施術は施術後いろんなパターンを出します。多くの症状の軽い方は、そのままゆっくりと痛みが取れてきてそのまま治るでしょう。3回程度の施術で終了となります。

難しいケースではよかったり悪かったりを繰り返しつつも治ってきますので3~6回くらいで終了となるでしょう。どちらのケースでもいえるのですが、痛くなった原因も追究していきたいですので、少し治療間隔をあけながら終了を目指していきますし、治ってからも1~3か月に1度くらいのメンテナンスをお勧めしております。イメージとしては歯医者の歯石とりでしょうか。

さてもちろんですが本当に難しい方も来ます。なかなか改善もしにくいですが当院でおこなっている董氏楊氏奇穴なら改善の可能性もあります。10回以上かかるでしょうし、完全に治るかはわかりませんが試す価値はじゅうぶんあると思います。お試しください。

大事なことは、

とりあえず痛みの強いときは動かさないで安静にしてみる、あせってリハビリして無理に動かすことで悪化する方も多く来られます。痛みが落ち着いてから、リハビリをはじめてもらえればです。

とくにぶら下がりや、強く引き裂いたり、引っ張るようなことをして夜間痛が強まった方を多く見てきました。強く動かしたい気持ちはおいておき、焦らずじっくり治せば治っていきます。

頸椎ヘルニアの鍼灸施術を利用された事例

痺れのことを忘れるくらい

胸郭出口症候群の患者さんから 院長の鍼灸治療

4か月前から左肩~腕にかけて強いしびれが発症しました。何とかやり過ごしてきましたが夜も眠れなくなり病院に行き胸郭出口症候群と言われました。

よく聞かない病名でびっくりしましたがいろいろ調べていき手術はいらないことを知り安心はしました。

安静にしてて少し良くなるけど無理したら戻るを繰り返してると友人が紹介してくれました。痛みではなく痺れだったのですぐはよくならないけどゆっくり治していきましょうと言ってくれてあんしんしました。

痺れは指先のほうから改善していき、鍼治療も普通に耐えれるレベルだったので3回目から新しいやり方でしてくれてから大幅に改善しました。まだまだ完治はしてないのでゆっくり治していきたいです。

夜間の激痛も治りました

胸郭出口症候群の患者さん 院長の鍼灸治療

2~3年ほど前から左側の胸から背中の痛みを感じるようになりました。胸が苦しいような気がしたので心臓の病院にいきましたが異常なしで安心していたのですが、じゃあこの違和感はなに?という感じで不安でいっぱいでした。

接骨院でマッサージを繰り返し受けましたが改善することなく日々悶々と過ごしていたところこちらの治療院を見つけました。

鍼に対してはまったく信じてはいなかったのですがなぜかこちらにはいってみたいと思えました。私と同じような症状の方が良くなった口コミをみたからです。

半信半疑でしたが1回目から改善し、もうそこからはもっと早く来てればと後悔に。ありがとうございました。

カッピングが効きました

胸郭出口症候群の患者さんから 院長の鍼灸治療

ふだんからデスクワークを1日中することも多く残業も続いたら休みの日には手が痺れて使い物にならなかったです。何とか仕事の日は動くのでなんとかなってきましたが、それもそろそろ限界が近づいていました。

今は痺れるだけでなく握りにくくなっています。病院では安静を指示されて薬も飲んでいるのですが効く感じがなかったので前々から気になっていたこちらに来てみました。

こちらで効果があったのはカッピングです。ずっと鎧をしていたのをはずしたようになり軽くなりました。もう何年振りかの感覚でした。その後はゆっくりと改善しているのを実感出来ています。

 

10時間以上こなしていて、普段から肩こりや首の痛みを感じていた。ここ二週間前より肩より上に腕を上げる動作が強くなり、パソコンを打っている時に腕に痺れを感じるようになってきた。当院来院の2,3日前より痺れ症状が強くなり、腕に力が入りにくくなってきた。整形外科で胸郭出口症状群と診断されて当院に来院された。

趣味のテニスなども力が入らずにつらい状況であったため、なんとか鍼灸で痛み無くテニスを行いたいとのことだった。

生活に支障がないほどに

胸郭出口症候群の患者さん 院長の鍼灸治療

とても腕がいい先生です。胸郭出口症候群で治療をしてもらい始めましたが、今では、生活に支障がないほどにすっかり元気にしていただきました。色々な不調に対し、親身になって相談に乗ってくださり、適切な治療とアドバイスを下さいます。経験が豊富なところも信頼できます。今では、夫婦で定期的にお世話になっています。

 

一日中痛かった首が治りました

ストレートネックの患者さんから 院長の鍼灸治療

10年以上前にレントゲンでストレートネックと言われ、その頃から慢性的な痛みではないものの、1週間ぐらい続く痛みが定期的にあり、ある朝あまりにも首・肩のだるさ・頭痛が辛くて口コミの良かった松鶴堂さんに予約をいれ初めて針を体験しました。

首の痛み以外にも、冷え性・婦人科系の病気・花粉症などがあり、全体的にやってもらいました。元々かなり鈍いので、最初の1回目は身体がポカポカしてる気がするぐらいしか感じませんでしたが、2回目の施術の次の日にはあんなに毎日それも一日中痛かった首がいたくなくりました!

そもそもストレートネックで首が長いので、枕との相性も難しく5日後位には痛みが出ましたがかなり効果を感じています。3回目からは花粉症状(鼻水涙が出続けるなど)が出始めたので、花粉症状よりに全体をしてもらいましたが、完全ではないですが涙と鼻水がかなり落ち着きました。先生が言われるには合う合わないはあるみたいですが、私は花粉症に対しても効果がありそうなので、毎年12~5月の花粉の悩みが軽減しそうでとても嬉しいです!

それと産後、生理痛がかなり酷くなり婦人科系の病気症状がありますが、生理痛も少し軽くなった気がします。まだ何回か生理がきてみないと何とも言えないですが、長年の悩みを解消したいので通い続けます。

明日は予約の日なので楽しみです! そのうち美容鍼もしたいなと思ってます。

いかがでしょうか。

このように、当院の頑固な胸郭出口症候群の鍼灸施術なら、社会復帰や早期回復などが実現できます。
施術に興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問合せ・ご相談ください。

胸郭出口症候群のおすすめの予防法

予防としては、姿勢を正しくすることになります。ただいくら姿勢が良くてもそこに負荷をかけ過ぎてもじわじわ悪くなりますので程よい力加減でよい姿勢を心がけるということになります。あとは同じ姿勢は避けることです。タイマーなどをならして時間をみながら休憩をいれたり腕を動かしたりして同じ姿勢を注意してみてください。

また、ひどい時では肩を上げれないことでしょう。その時点でのリハビリはけっしてがんばらないでください。いずれはそのリハビリにはいっていきますが時期をみてということになります。なかなか治らない方の特徴としてリハビリの時期と強度があります。頑張れば頑張るほど悪化します。ちからをぬいてやるのが本当のリハビリになります。

最後に

当院では胸郭出口症候群を開業当初から得意領域に決めましてすでに25年以上がすぎました。開業当初は結果を求めすぎて強い刺激にての治療が多かったように思えます。逆に若さか即効的治癒率も高かったような気がしております。当時は太い中国針を多用していましてかなり効果はありましたがその分効果がでなかったことも多かったように思います。

現在は修正に修正を重ねて改良をかさねできるだけ痛くなく弱い刺激で早く的確に治すように心がけるようになりました。即効を求めすぎて1~2度で治すことは以前に比べて逆に減りましたが確実に3回目以上の統計を見ると以前よりは効果率は確実に毎年あがっています。5回以上来院されました統計では
さらにはっきりとした効果がでています。

患者さんも胸郭出口症候群が治ったと、驚くことが多いほどです。治療家としては即効で治そうとする姿勢が大事なのはもちろんですがさらに大事なのは患者さんの状態をよく把握しそのかたにあった治療法や治療期間を考えることも大事だと思うのです。

治療家と患者さんがすこし力を抜きどちらとも余裕をもって治療をおこなうことで治療効果もあがるんだということが経験をつむことで25年以上たってわかりました。ただ自分にとって胸郭出口症候群治療は生涯にわたる永遠のテーマであることに変わりはなく患者さんに喜んでいただけますようさらに日々臨床を深めていきたいと思っています。

 

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松鶴堂鍼灸院

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