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起立性調節障害に対する鍼灸治療
(特に朝起きれなくて学校にいけないかたの改善をめざしています)

ずっと薬でないと改善しないと思っていた方へ、体に優しい鍼灸と日常生活の養生指導で起立性調節障害の悩みを解決しませんか?

臨床25年の自律神経に強い鍼灸治療にて自律神経を整え、起立性調節障害も回復します。

起立性調節障害について

症状の多くは朝起きれなくて、学校も休むのが増えたり行けたとしても昼からだったり、周りからは怠けているのではといわれたりして悩んでいる方は多いと聞きます。起立性調節障害は中高の学生さんに多くみられる症状です。

起立性調節障害とは、このように自力で朝起きるのが困難であったり、特に朝における立ちくらみがひどかったり、目が覚めなかったりして、激しい頭痛や全体の倦怠感などの症状が現れ動くことができない症状をいいます。大人でもありますが、その多くは子供で発症し、学校に行けなくなることで不登校になったり、精神的な問題も絡むことで引きこもりにまで発展するケースもあります。

思春期の時期に発症しやすいことから、子どもの病気と思われがちですが、大人にも発症するケースがあります。心やストレスの問題の場合もあれば、体調的な問題のみであり、まったく精神面は関係ない場合もあり、原因はよくわかっていないのがご家族皆さんがつらいところです。

また、起立性調節障害とはODとも言われ、大人では起立不耐症などともよばれております。どちらも原因は不明ですが、起立時における血流や血圧の不安定さであるといわれています。もともとは病名そのものですが、ふらふらすることでまっすぐに立つことができない症状の時の病名でした。

最近では思春期の児童に好発する代表的な疾患となっております。朝起きた時の体調の悪さなどが特徴的です。朝に体調不良が強いのが特徴のため、うまく身体にエンジンがかからず午前中は何もできなくなってしまう方も多くありません。後述しますが、治療は自律神経調整が主となってきます。

血液は普段から全身を万遍なく巡っていなければなりません。起立性調節障害の方の血行はというと、下半身を中心に循環しており、上半身へうまく血液を循環させることができなくなっている状態です。そのため脳に血液を送る量が少なくなり、立ちくらみやめまいといった症状を引き起こすのです。

ですので以下に血だけでなく水も含めて上下に細分なく巡らすことが鍼灸治療だけでなく生活習慣に関してもおこなっておくことが大事です。もちろん血や水の量や質にも注意したいです。量でいえば子供の場合は栄養不足が、大人の場合は食事などの不摂生をみていくことが大事です。

 

世代別の起立性調節障害について

次に世代別にわけて、起立性調節障害の症状を説明していきます。小学生・中学生・高校生・大人と実はどの世代においての来院があります。多いのは断然に中学生ではあるものの、受験やゲームなどなりやすいことから小学生高学年での発症も多いです。

小学生の症状としては、朝起きられないのと午前中のだるさなどを訴えます。睡眠リズムが悪い場合が多くて、寝るときの準備の話や、直前までのゲームや、光調整、お風呂の習慣などをあわせることで効果的です。鍼灸治療では刺さない鍼と自宅でのお灸を指導しております。おおむね効果は良好です。

中学生の症状としては、小学生の時の身体症状にプラスしてメンタル関連の症状も加わります。思春期と重なることからも、家族との関係、友達や先生との関係がネックとなってきて、治療もやや時間がかかる状況です。鍼灸治療では引き続き弱い刺激のものおこない可能であればお灸をしていただいております。メンタルの関係がどこまで深いかによって効果の出方も変わってきます。体調がよくなれば学校に行かなくなることからもあえて体調をよくしないと自分自身でコントロースするケースもあります。

高校生の症状になると受験などが関係してきます。勉強をどれだけ頑張るかで睡眠も不足してくるので、頑張り屋さんであればあるほど疲弊していきます。中学生の時と比べてメンタルも強くなってきているので、精神面よりも身体症状を訴える方が多く、頭痛や吐き気やめまいを訴える子が多いです。食事面が大きく乱れていると治りにくいので間食やカフェインなどを確認します。鍼灸治療では軽い刺激なら可能な子もいますので通常の鍼灸治療をおこなっていきます。身体症状がメインでしたら効果は早く出てきます。ですが、体調が頑張ればさらに無理をする子も多いのでしっかりと計画やリズムをもって行うことを指導しております。

あまり聞かれないのですが起立性調節障害は大人でも発症する病気であります。原因は主に仕事上であり、朝起きれないことや遅刻をすることは子供の症状と同じであります。さらにストレスがかかるとうつに発展していくケースも多いので厄介であります。鍼灸治療では通常のものに加えて、頭鍼や耳つぼなどを総合的に使っていき効果をだしていきます。

 

中区袋町のほうが都合の良い場合は

当院の分院が中区袋町にもございます。松鶴堂鍼灸院分院ヘルティカといいます。女性専門の鍼灸整体院であります。もしそちらの場所のほうが都合の良い場合はヘルティカにてご予約をされてください。女性の先生で安心して受けれます。

詳しくはこちらの公式ホームページから

まずはヘルティカにお問い合わせされたい場合はヘルティカLINEからどうぞ。

こちらの公式ヘルティカLINEから

このような悩みの方が多く来られてます

  • 体調が悪いのにまわりの理解がない
  • 朝起きれないし動くこともできない
  • 頭痛や吐き気などたくさん症状がある
  • どこが悪いのかわからないのにたくさんの薬を飲み続けたくない
  • 精神的な問題がないのに心療内科をすすめられている
  • 薬を使わない治療で色々試してみたが効果が出ない
  • サプリメントが合わなくて胃腸をくずしてしまった
  • 登校はできるようになったが特に午前中はやる気は出ない

起立性調節障害からの症状とは

まずは幼少時から自律神経系の働きが鈍い事と強く結びついています。全身の循環の要でもある血圧は自律神経によって調節されているので、自律神経の調節を行うことで交感神経と副交感神経のバランスがうまくいくようにしていきます。具体的な症状としては、
・めまい、立ちくらみ
・朝に調子が悪く、夜は比較的調子が良い
・精神的なストレスに敏感
・食欲があまり出ない
・頭痛、腹痛がよく起こる
・顔色が良くない
・夜中にゲームや動画を見る習慣がある
・軽い運動でも動悸が起こり、疲れやすい
・記憶力集中力の低下
・勉強の成績がおちてきている
などがあります。

上記のような症状が主になります。上記全ての症状に共通して言える事は、西洋医学的に検査をしても異常がでないこと、周りから見て症状が目に見えない、仮病のように感じる、理解してもらいにくいという点です。自律神経バランスの乱れによって体調が普段から悪いのがあるのと、他のクラスメイトとの差を感じたり、毎朝の気だるさ故に登校すら困難に感じてしまうため、その溝がますます深まってしまう傾向にあります。まずは日常生活習慣を正しリズムよく生活することからはじめてもらっています。

まずは自律神経を整えることから

自律神経の異常を整えることから治療スタートします

自律神経は基本的に夜は副交感神経優位でリラックスするホルモンが産生され、午前は交感神経が優位で活動的なホルモンが産生されます。ですので午前は血流がよく血圧も高く安定され活動的でいられるのですが、そのバランスが崩れることで症状が出てくるのですが、大人の場合は不摂生やストレスなど加わり様々な症状や病気につながっていき、主にその方の弱いポイントに対して症状が強く出たり落ち着いたりを繰り返します。

ですが、子供の場合はある程度症状がかたまっている印象があります。

・朝が弱くて様々な症状が出る起立性調節障害

・胃腸の調子が弱くなる過敏性腸症候群

・鼻炎や花粉症や皮膚炎などのアレルギー症状

・またこの二つ、もしくは三つの合体的な症状

まずは子供の症状は自律神経を整えていく事から治療はスタートすることになります。午前における血流の回復がまずは治療スタートのポイントといえるでしょう。そのためには生活習慣や睡眠のリズム作りであったり、朝食の内容や夜の過ごし方が大事になってきます。ストレスなど人間関係の問題があれば早めに知っておくと改善も早いです。

 

起立性調節障害の診断方法について
 
起立性調節障害の診断方法として最も重要なのは、問診を含む症状の確認と体位変換に伴う血圧や脈拍の変化がどのくらいあるかをモニタリングする事であります。
 
問診ではよくある症状のチェックをしていきます。まずは朝起きれるかどうかや、午前中の状態、立ち上がり時での立ち眩みやめまい、運動や入浴後の身体の変化、怠惰感、乗り物などの酔い現象があるか
、頭痛、胃腸の状態、食欲があるかどうか、水分補給をしているか、カフェインなどの摂取、そして睡眠時間については詳しく確認します。

体位変化の確認である新起立試験では体位変換による脈拍・血圧の変化をモニタリングし、その結果によってタイプを4つにわけております。起立性低血圧・体位性頻脈症候群・血管迷走神経性失神・遷延性起立性低血圧です。もちろんこれらの4つでない重篤な病気を疑わないといけない可能性はあります。
 
 
起立性調節障害の問題点
起立性調節障害の問題点としてあげられるのが不登校や引きこもりであったり、怠け者だと勘違いされることにあります。また、ずっと家の中にいることで日中が逆転してしまっているケースもあります。そういう生活が長く続くことでうつ病の併発には変わっていきます。いろいろ病院に行ったけどよくわからないといわれたり薬を飲んでも改善しないことで行動を起こすことをあきらめてしまい悪循環となっていきます。
学校に行かなくても朝起きる習慣を作ったり、天気の良い日には散歩に出かけたり、食べ物をみなおしたり、自分の好きなことをはじめてみたり、生活習慣を変えていくことからおすすめしています。それにより少しづつ身体が整ってきて周りの環境も改善してきたら1歩目が出やすくなると思います。
 
 

具体的な鍼灸と整体の治療について

起立性調節障害の鍼灸と整体治療とは

痛くない鍼灸治療によって自律神経調節を行います。主に頭部・頚背部・手・足のツボを使っていきます。数回の治療が必要になりますが多くのかたの改善がみられています。整体では主に首の問題を解決していきます。

当院では学生の疾患でいうと起立性調節障害の患者さんが多くこられております。特に中学生に多く受験前の小学生や中学生が多いです。一番つらい症状でいえばどうしても朝が起きれなくて学校に行けないとかです。勉強をしたいのに、学校にいけないのに、いけないことがさらにストレスを生むという悪循環になっています。自分ではすごく頑張っていますので、これ以上がんばれという言葉はかけないように周りも注意がいります。

多くの場合は自宅でのお灸治療との併用が効果的です。家族の方にやり方を教えて自宅でもしていただけますといいと思います。多くの場合は自律神経のバランスが大事になってきます。当院でおこなう痛くない優しい鍼灸と整体の治療にはそれを調整していく効果があります。

それによって、だんだん朝が起きれるようになったり、体調が回復してきたりするので、自分のリズムで治療を受けて欲しいです。

 

起立性調節障害の患者さんが注意する事

日常生活での注意点としては、特に長時間にわたって寝た状態や座った状態から急に起き上がる時は必ずゆっくり立ち上がることです。ここで何度か失敗してしまったらその後癖がついたり恐怖感も芽生えるのでなるべく失敗しないようにしていきたいところです。特にお子様の場合は起き上がった時の気持ち悪さから朝になると調子が悪くなるという悪循環も生まれてきます。必ずゆっくり起き上がるようご指導ください。意外とここができていない場合が多いです。

具体的には1分くらいかけてゆっくりおきあがり、頭を上にあげず下げたまま歩き始めてください。急いでいる時もこのルーティーンは崩さずしていきたいです。それによって急に頭の脳血流が低下するのを防げます。

運動や食事療法などにかんしてもいろいろ注意することがあります。運動は無理せずするようにしましょう。夏の暑い時期に朝礼とかで倒れやすくなる子はなりやすいです。あらかじめ倒れやすい子やふらふらしやすい子ほど注意しているほうが無難です。散歩など歩くだけでも有効です。ずっと家で休んでいるよりは少しでも体を動かすことをしてみてください。

食事に関しては水を飲む習慣がない子が多いです。また学業など頑張る子ほどエナジードリンクなどカフェイン飲料を飲み過ぎる子もいます。しっかり水分をとること、カフェインはなるべく控えることをしてみてください。栄養面に関しても当院ではしっかり指導しております。簡単なことですが悪そうなものを控えよさそうなものを多めにとること。特に夜間に食べ過ぎないことと朝食をしっかりとる習慣が大事です。

 

起立性低血圧や体位性頻脈の場合

起立性低血圧や体位性頻脈などの症状もいっしょにでてくることもあります。

起立性調節障害もはじめは気合などで乗り切りますが、さらに症状が強くなると、ただ調子がすぐれないだけでなく具体的な症状を訴えることがあります。そうなると元々は我慢強くて、無理して学校に行ったり部活に行ったりしていて元々の精神力は強い子が多い印象です。そういうこの場合は倒れてから気づくこともあります。異様な朝の低血圧や、頻脈、頭痛などの発作です。原因が見つかることもありますので、まずはしっかり検査しましょう。女性の場合は鉄欠乏や生理周期なども関連してより顕著です。

当院の印象では男の子の場合は精神的な問題が多いように思えます。学業や部活が思ったようにいかない、うまくいかないから行きたくないしやりたくないと、まじめな子や、元々が上昇志向の強い子で神経質なかたに多いです。周りのペースでなく自分のペースを見つけていくことで物事を見直していくとよくなってきます。栄養面では糖質・ジャンクフードなどの偏りが多いように思えます。

女の子の場合も同じく精神的な問題もありますが、体調的な問題の子が多いように思えます。特に生理も関連しますから、低血圧や貧血や生理痛など、様々な自律神経の問題も出る子があります。栄養素ではだんぜん鉄の不足が多いと感じます。貧血などではなく、潜在性なので検査では見つかりにくいところが残念です。あとは肩こりや猫背や側弯など姿勢が極端に悪い子が多いのも特徴です。

どちらもそうですが症状が強く出る前の段階で、いろいろな対策をすることで多くは順調に回復します。治療に関しても肩こりとか疲労を取ることで2~3回で回復する子もいれば、ゆっくり時間をかけて2~3ヶ月で改善する子もいます。そのペースには個人差があります。焦らずじっくり取り組むことが大事です。

また変わったものとしては血管迷走神経性失神というものがあります。こちらも同様に起立中に急激な血圧低下が起こり、失神するタイプとなります。はじめて鍼を受ける方が治療途中に急に気分が悪くなる時があるのですが、まったく同じ現象となります。こちらも注意をすることで症状は出なくなりますし、もちろん私たち鍼灸治療も注意をしていれば大丈夫です。また、たまに失神しやすい方として低血糖であったり、食事や水をまったくとらずにくるかたもいますが非常になりやすくなり、お互いが注意するところです。

どうして医師は鍼灸を受けることに反対するのか?

本当にそのかたに鍼灸技術はあるのか?

間違った鍼灸技術では?

鍼灸師側の原因で起立性調節障害が悪化するパターンも私は多いと感じるので、医師が鍼灸を受けるのに反対するのもあながち間違っていないと感じます。よくあるのが悪そうなところに鍼をしての電気鍼とか、太い鍼を頭にぶすぶすたくさん打っての局所への過剰刺激、鍼灸院でないところで受けた鍼灸治療、またちゃんとした師匠から学んだ方ならいいかもですが、鍼灸学校だけでの勉強の方や我流でしている方が多いので注意してほしいところです。薬を飲んでる方など難治の起立性調節障害の方へ、臨床経験が少ない先生の治療は決しておすすめはしておりません。

患者さんへの間違った治療計画とセルフケア

高価なサプリメントは必要なのか

当院に来る前に行っていた治療院で指導されていた治療計画によって、症状が悪化している方がいます。特に初回はすごく安くて丁寧に治療をして高額な回数券を売り、2回目以降は手を抜くようなやり方でおこなうところがあると聞いたことがあります。

また、高価なサプリメントや枕など物販をすすめられた方は注意ください。そのサプリメントがあなたの症状を改善できるかは関係なく商売として販売しているところもあります。大事なことはあなたに合ったセルフケアをご指導することです。当院では希望された方にセルフケアの指導もおこなっております。実はここが一番重要なのかなとも思っています。ただし、セルフケアを希望されない方もいます。その場合は最低限の助言をすることを意識しております。

良くなった方は医師には言わない

鍼灸はやめておいたほうがいいです

私たちもそうですし、医師もそうですが、良くなった情報を聞くことは稀です。例えば患者さんも医師での治療で治ったわけでないのに鍼灸で治ったとはなかなか言えるものではありません。ですので、悪くなった人だけが医師にすがるように言われます。これは逆もしかりです。鍼灸をして悪くなったという情報しか耳に入らなければ鍼灸の知識のない医師なら受けないほうがいいというのは普通のことだと思ってください。

でも実際は当院ではほとんどの方がよくなっているのです。早期に治療ができれば普通に改善するので医師に反対されても安心して来院してください。ただし、理由があって今の時期は鍼灸はよくないといわれていることもあるので、その際は当院にご相談ください。何を目的で鍼灸をするのかによって変わります。

 

起立性調節障害のよくあるご質問

ここでは起立性調節障害のよくあるご質問をご紹介します。

起立性調節障害はほっておいてもいいのか?

慢性化しないためにも早急に対応が必要となります。

起立性調節障害は基本的に自然軽快するといわれてはいますが、長引くといろんな症状が合併してくるので、なるべく早くに対応したほうが良いといわれています。

特に初期ではどうしても判断が難しく見過ごされていることも多いです。たるんでいるとか、怠けているとか言われて、どうしてもさぼり癖だと思われることも。

なるべくまずは医療機関にて診察してもらい、起立性調節障害と診断されましたら早急に鍼灸治療を検討していただければと思います。

 

起立性調節障害はストレスが原因なのか?

どうぞお気軽にお問合せください

以前は起立性調節障害の原因はストレスが多いのではないかといわれたことがありました。学校に行かないのも友達や先生の仲が悪いのではとか、もしかしたらいじめとかあるのではとか。

でも最近では身体面の症状にて学校にいけない方がほとんどになってきたような感じです。ただここでストレスが生じます。学校にいけないのにいけないことのストレスです

頑張り屋さんでまじめなかたこそこのループに入り込んでしまいますので周りが注意してみて判断してあげるのも大事だと考えています。

 

起立性調節障害なのにどうして遊びにでれるの?

午後になってくるにつれて症状が改善してくるからです

起立性調節障害はどうして遊びにはいけるのか、ただ学校に行きたくないだけではないのと思われることが多いです。それがつらくて外にも出れなくなることで鬱を発症する子もいます。

起立性調節障害が遊びに行ける理由は、午後になると症状が改善するためです。起立性調節障害の症状には日内変動があり、特に午前中は副交感神経から交感神経への働きがスムーズに流れないことで起き上がれないことからも病気としての理解がまずは多くの人にされますことを望みます。

病の回復にとってもお昼から外に出て少し疲れるくらいのほうが、家の中でずっと引きこもっているよりもより良いと思います。

起立性調節障害の治療についての特徴

その方に合った刺激による鍼灸と整体の治療

悪いところだけを治療するのではなく、全体の調整をすることが、自律神経を調整するポイントとなります。例えばめまいがするといっても頭のみに問題が出ているわけでなありません。

症状はその方の弱いところにでているわけで、出口に過ぎないのです。病の本質はもっと深いところにあり根っこを治療しないと意味はないのです。

主に首や手足の様々なポイントを触診することで悪いところ見つけ出し鍼灸と整体の施術はおこなわれます。

頭のツボへのアプローチ~頭鍼療法~

自律神経を落ち着かせる治療としてよく使われるのが、頭部になります。頭鍼と呼ばれることもあります。頭に鍼をすることでより深いリラックス感を感じることができます。自分がどれだけ疲れていたのか、イライラしていたのかもかんじられることでしょう。

あと一緒に打つポイントとして、眉間や耳の裏などがあります。精神の安定や安眠を求めてつかわれます。

特に精神的につかれている場合や、睡眠に問題があるケースではよく使われるポイントです。

 

耳つぼへのアプローチ~耳鍼療法~

院長の技の1つに耳ツボがあります。おもに神門というツボを重視しながら、耳にある無数のツボをチェックしていきます。耳は診断にも使われます。耳をみたり触ったりすることでその方のいろんなことがわかったりもします。必要な方には耳に粒を貼り付ける治療も併用します。特に睡眠に問題がある方におこなうのですが、ほとんどのかたが初回にて睡眠が改善されるのが、耳つぼのすごいところでもあります。

また、自律神経の興奮が強すぎる場合などはここには書きませんが特殊な耳への技があります。それは必要な方にはこちらから提案させていただいております。

 

起立性調節障害のかたの養生指導

栄養・睡眠・運動・入浴・呼吸指導など

規則正しい生活リズムを整えていくことがそのまま自律神経のリズムが整っていくことにつながります。朝から夕方への交感神経、夕方から次の日の朝までの副交感神経、どちらに偏っててもよくなく、それぞれが1対1でバランスを整えているか、たまにだったら睡眠にて微調整されているものの、それが毎日続くことで微調整も崩れていき、元々のバランスの軸がどこに合ったのかでさえわからなくなる。そういう状態まで悪化していくと治療期間もかかっていくことになります。

食事をとる時間帯や、寝たり起きたりする時間帯を一定化することで体内時計の時差が整っていき、それに併せて自律神経のバランスも以前よりは整っていきます。また、質をよくすることでより安定していくので、身体にとって良いものを食べて悪いものを減らしたり、睡眠ではより深く熟睡したりすることで、さらに改善していきます。

また、唯一意識して自律神経を調整できる呼吸を利用して睡眠前に腹式呼吸をすることをおすすめしております。

まずは生活習慣の改善から行ってみてください。

 

ストレスやリラックスのバランス

ストレスとは、ただ単に嫌なことや嫌いなことだけではありません。頭ではストレスだと思っていなくても、身体にとってはストレスだと思うものもあります。好きだからと言って無理しておこなうことで、知らず知らずのうちにストレスが増えるという悪い癖がついてしまっていることがあります。

まずはしっかりと休むということも大事です。そしていろいろ見直していくにつれて、症状も緩和されてきたのなら、その症状は危険信号を知らせていたのかもしれません。また、休むことでリセットをしている意味もあります。また、新しくストレスとリラックスのバランスを作り直します。肩肘はらずに自分らしくできているのかの見直しが必要な時期だったとも言えます。

また、どのようにリラックスしたらいいかわからない方もいます。特にまじめな方はそうだと思います。過去にやっていた趣味や楽しいこと、ぜひ思い出してみてください。

 

漢方薬やサプリメント

当院でおこなう鍼灸施術だけでなくて、自宅ででもできる方法も伝えております。

漢方薬に興味がありましたら、漢方医のご紹介もさせていただきますし、サプリメントに興味がありましたら当院にご相談ください。

IBSなど腸内環境が悪く、しっかりと栄養が吸収できなかったり、腸の慢性炎症に悩んでいる場合によくすすめるものがあります。

とくに腸がやられていると炎症も強くなりいくら栄養を取っても上手に吸収できなくなっているかもしれません。特に鉄は悪玉菌の好物でもあるので、まずはしっかりと腸内環境を整えていくことも大事になります。

 

初めての起立性調節障害の鍼灸施術の流れ

初めて当院に来られる方へ、施術メニューの流れなどをご紹介します。

電話かLINEでお問合せ

当院は完全予約制です。まずは電話かLINEで希望曜日、時間帯などをお知らせください。初回は10時から17時開始までのどこかでお願いします。スタッフ紹介などを見て指名などがありましたらお知らせいただくか、症状を教えていただくことでこちらからあなたに合った先生をまずは決めさせていただきます。

 

10分前の来院をお願いします

初めてですので迷うことが考えられます。早めに向かうようにお願いします。

当院は多忙にて、遅刻をすると次の患者さんの予定が狂ってしまいます。カルテ記入もありますので、ぜひ10分前来院をお願いいたします。

 

問診・カウンセリング

カルテ記入が終わりましたら、問診を始めていきます。

こちらから体の状態を聞いていきますので、いろいろとご相談ください。悩みや質問がありましたら是非お聞かせください。施術の参考にもさせていただきます。

例えば、痛くないようにしてほしいとか、使い捨ての鍼を確認したいとか、付き添いの方に横でいてほしいなど。なんでもいいのでまずは不安解消をしてほしいと思っています。

子供さんの施術の時は親御さんに説明させていただきますのでベットにて付き添ってもらいます。

 

鍼灸施術が始まります

あなたのからだや症状に合わせた鍼灸をおこなっていきます。感じ方は人それぞれです。我慢できる範囲で受けるというのが理想ですが、初めてですから無理していきなり強くすることはありません。まれに、いろいろ鍼灸に行っている方は担当の一番得意な技でしっかりとした刺激のある治療も可能ですが、まずは慣れていただきたいので、弱めの刺激が基本となります。ぜひ安心してお受けください。

特に子供の治療では痛くないことが基準ともなります。

 

治療後のご説明

身体をみさせていただいたあとに、それぞれの患者さんにあった養生指導を何点かご指導いたします。

食事・睡眠・運動入浴の3つを基本にしながら、なるべくわかりやすく説明します。回復に従ってさらなる指導をおこなったり、逆にこれはどうですか?などと聞いてくれることが望ましいです。それによってどれだけ理解しているかもわかったりします。

最後にどのように通ったらいいのかの助言もさせていただきますが、基本はまずは3回です。私の鍼治療との相性を感じてほしいのです。いわれたから来たのではなく、よくなると実感したから来てほしいのです。それが私が治すのでなく、自分から自分で治る力へとつながっていきます。

良くなっていく流れもその方や症状によって変わります。すぐに良くなっていくものや、よくなったり戻ったり繰り返す方、一度悪くなってからよくなるかたなどありますので、不安にならずにその流れを感じながら様子を見てください。

そして改善してきたら、まだそのままで通ってもよし、2週など間をあけていってもよし、月に1度でもよしです。最終的には1~3か月に1度の定期メンテナンスをおすすめすることになります。

 

起立性調節障害が改善
口コミサイトからの抜粋

帰りは別人のように、

高校1年の起立性調節障害の患者さんから(院長の鍼灸治療)

高校1年生の娘は中学校から不登校でしたが最近起立性調節障害と分かりました。病院の薬だけではなかなか良くならず岩崎先生に鍼をお願いしたところ薬と鍼の併用で随分と良くなりました。鍼に行くまでは口数も少なくしんどそうにしていましたが帰りは別人のようによく話し気持ちまで楽になるようです。今は1ヶ月に1度のペースで行くようにしています。

 

鍼の後は、頭がすっきりする

起立性調節障害の患者さんから(女性鍼灸師の鍼灸治療)

中学生の娘が1年近くお世話になっています。初めて聞く病名で、はじめは病院ででうつ病と診断されていた事もあり、親としてもどうしたら良いのか解らない状態でした。鍼が良い聞いて、半信半疑でこちらに伺いました。

子供は鍼に少し抵抗があったようですが、優しい女性の先生でしっかりと話を聞いていただき、痛い事や嫌なことはしなくても大丈夫と言って貰えて安心できたようです。

中高生で同じような症状で通う人も多いそうで、生活のことや食事の注意点などを詳しく教えて貰え、親もほっとできました。治療は体調に応じて1〜2週間に1回で、はじめの内は大きな変化は無かったのですが、だんだんと顔色が良くなり朝起きられるようになりました。

10回目くらいからは本人も鍼の後は頭がすっきりすると言っていました。鍼を恐いと言っていた娘も今ではすっかり慣れて、途中でやめなくてよかったねと笑い合っています。夜中のゲームやスマホも先生に指摘されてから控えているようです。

これからも娘のペースで治療を続けられたらと思います。お世話になります。

 

フラフラがなくなりました

起立性調節障害の患者さんから(院長の鍼灸治療)

小学校の息子が、以前朝起きたらフラフラするようになり学校でも気分が悪く休みがちになりました。起立性調節障害と病院で診断され心療内科を進められましたが、血圧を上げる薬も気が進まなかったですし、初回の雰囲気であまり改善されそうにないので、ネットで調べ子供への実績もあることから藁をも掴む思いで早期にこちらの鍼灸治療を受けました。元々鍼灸治療は私にとって体調を整えてもらう身近なものでしたので抵抗もなかったです。

とにかく、精神的にもですが、身体が辛く思うように動かないと病んでしまうので、まず息子の身体をなんとかしたかったです。

院長先生は優しくて、施術もはやく、こちらの気持ちも汲んでくださるので本当にありがたかったです。また、場所も駅近くで、子供の施術は個室でしたので親子ともリラックスできました。

一度目の治療で、びっくりする位朝起き上がる時のフラフラはなくなりました。ダルそうにしていたのも徐々になくなりました。こんなにすぐ効果が出ると思ってなかったので、鍼灸の効果に驚いたのを覚えています。二度目の治療で朝の心配はなくなり随分普通に動ける日が増えてきました。三度目の治療ではフラフラしたり気分が悪くなったりするような事はなくなり体調はいい状態に戻りました。

身体を元気にして頂いたので、体調の心配をせずメンタル面のケアに専念でき、その後学校にも元気に登校出来るようになりました。1年半経ちますが、胃腸炎以外では一度も休まず、遅刻早退もなく、今ではその時の事を忘れそうな位、元気に過ごしてます。本当にあの時お願いして良かったです。元気にして頂き、心より感謝申し上げます。ありがとうございました(^^)

今は私が院長先生を頼って、体調維持に時々通わせて頂いております。

 

嘔吐もむかつきもなくなりました

摂食障害の患者さんから(院長の鍼灸治療)

中学生の娘が病院で摂食障害と診断され、投薬治療を受けていましたが、全く効果がなく、食べたものをすぐ嘔吐するようになりました。体重はどんどん減り、入院を勧められました。娘も私もそれは避けたかったので、ここの院長先生を訪ねました。すると、一回の鍼、お灸治療で嘔吐もムカつきもなくなり、少しですが食べれるようになりました。娘も私も先生に感謝です!!これからも定期的に通いたいと思います。

 

いかがでしたでしょうか。

起立性調節障害で悩んでいる方は本当に多く来られています。病院でも検査で異常がなかったりするので身体的な症状は心療内科、精神的なものは精神科にとすすめられることも多いと思います。
ですが1度の鍼灸施術と、睡眠や栄養などの改善で一気によくなる方も多いです。首コリが緩まっただけでよくなる方もいるのですが、何年も苦しんでいたかたが1度でよくなるかたがいるのをみても、もったいなかったと感じるのか、今日ここに来てよかった、と思えるのかいつも考えています。

それを考えても鍼灸という方法があるよとこのページで伝わってくれたらと思っています。

このように、当院の起立性調節障害の鍼灸施術なら、体調も良くなり、少しづつ朝も起きれるようになり学校へ戻れる時がやってきます。当院の施術に興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問合せ・ご相談ください。

 

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