〒732-0052 広島県広島市東区光町1丁目11-5 チサンマンション306
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安産に対する鍼灸の治療を説明します。
当院も開業当時からずっと安産の灸を続けてきたかいがあって、多くの方の喜びの声をいただけれるようになりました。当院ではもともと不妊症の治療をしておりますので、そのまま妊婦さんの治療も継続的におこなっていたのが助産師さんの耳に入りそこから妊婦さんを紹介いただく事がふえてきております。
そのおかげもあって最近では安産の灸をしてくれという患者さんが増えてきたような気がします。以前では考えられなかったことでしてネットなどの情報が多くなってきたからでしょう。
また、多いときは逆子の患者さんが重なるのも特徴でして逆子ウイークなんて当院ではいったりしています。夏から秋や秋から冬の季節の変わり目とかに重なることが多かったり、天候を含め身体が冷えているときにもおこりやすいので冷たいものをよく食べる夏に来られる方も多いです。いわゆる体内にて寒暖差がおこればなりやすいというわけです。
安産灸という言葉もずいぶん浸透してきていると思います。
私も2人の子供の妊娠時には両方とも逆子であったり、自然分娩を目指すべく安産のお灸をしたりで間近で経験をつんだことが産科の治療ができるようになったきっかけになっています。まったくそういう経験がなく患者さんだけでしている若手の治療家ではいろんな面で経験不足といえるかもしれません。産科の鍼灸治療では過去にどのくらいの症例を経験している先生。
自然分娩に向けて安産への治療
安産に向けて大事なのは、逆子予防であり、予定日に予定通り陣痛が来るのかになります。陣痛の気配が全く来ないという妊婦さんも実は少なくなく陣痛促進剤による出産になることもあります。促進剤を使えば出産できるという安心もあるものの副作用や分娩時の痛みに苦しむという事もよく聞く話になります。当院ではそのような状況にならないように25週くらいでの鍼灸治療や自宅でのお灸なども推進しております。
よく事前に知っておけばよかったといわれることもあるので、できるだけお手軽でできるのに効果が非常に高い安産灸に関しては普及するようにこちらのページでもご案内している次第です。逆子の灸、安産灸、どちらも自宅でお手軽にできるものです。ぜひ早急に始めてほしいところです。
陣痛促進剤は最後の手段になります。それまでにできることを産科での治療以外に鍼灸によってしてみることが大事です。結果的に陣痛促進剤を使われた方からも思っていたより楽だったという話も聞きます。薬の副作用にも鍼灸は効果があるのかなと感じております。また、その時だけでもなく産後の状態もよくなるのが安産鍼灸の特徴ともいえます。
当院の分院が中区袋町にもございます。松鶴堂鍼灸院分院ヘルティカといいます。女性専門の鍼灸整体院であります。もしそちらの場所のほうが都合の良い場合はヘルティカにてご予約をされてください。マタニティケアや安産灸はもちろんのこと、ヘルティカ限定のヘッドマッサージと鍼灸の組み合わせも人気です。
まずはヘルティカにお問い合わせされたい場合はヘルティカLINEからどうぞ。
※母体の状態が良好でない方 (産科のお医者様や助産師さんにご相談の上、来院をお願いします。)
※妊娠16週目以下の方で当院に初めて来られる方
※鍼治療や灸治療、整体のどちらともに不安感や不信感が強い方
※過去に鍼治療や整体で好転反応が強く出た方、トラウマがある方、刺激に敏感な方
※まったく食べれてなく衰弱の激しい方で点滴が必要な状態
※流産の経験がある方で当院に初めての来院の方
このような場合はお断りさせていただく事もあります。
お腹の赤ちゃんが何かの原因で下ではなく上を向いている状態を逆子といいます。
だいたい30週あたりで逆子といわれるようですが私の経験的には25週あたりでその傾向があれば28週くらいが治療のベストタイミングだと思っています。
足湯や休むことなどを指示するだけでも多くの方が治ると思っています。治療も小指の至陰をつかわず三陰交だけでも治療可能な時期です。この治療の簡便さが産科や助産師さんからの紹介が多いゆえんでもあります。
多くの場合は33週あたりで焦って当院に来る方が多いのですが、時間がたてばたつほど戻りにくくなるのが実際です。本当は25週くらいで誰かが指摘してくれたらいいのでしょうが、産科でも最終的には帝王切開があるわけなのでとくに大きな心配はされておりません。もし帝王切開でなく自然分娩をと強く望まれているのならぜひなるべく早い段階でまずはお問い合わせください。
逆子を治すためには・・・
逆子を治すためには当院では足の小指にある至陰という穴に灸を使い、自宅でのお灸もすすめるのですがもっと大事なことはあります。
それは自宅でしてもらうためにする養生指導にあります。養生指導はその方の体の状態により変わってくるのですが基本的には冷え防止があります。そのやり方については当院にて責任を持って指導させていただきます。
例えば、毎回同じ向きで寝ている方がいますが、あまりにも同じ向きでばかし寝ていると反動を使えず回転がしにくいと思っています。チャンスの時はもちろんその向き(赤ちゃんが返りやすい向き)にて寝るのが通常ですが、それ以外は反対で寝るのもおすすめしております。また、お灸をするタイミングですが、胎動がある時にするのがおすすめです。赤ちゃんが静かであれば反応が鈍いことが多いです。当院の鍼灸治療ではまずは赤ちゃんを起こすことからはじめていきます。それによって回転しやすくなるのです。
という感じで、もっとたくさんのことを皆さんにお伝えしたいと考えています。もちろん当院の鍼灸が大事でもありますし、自宅で続けるお灸も大事なわけですが、もっと大事なのは養生指導になります。逆子が戻りやすいあなたのためだけの生活指導、それが当院での治療をすすめるポイントになります。
安産灸について
当院ではもともと逆子だけでなく25週あたりを目安にして以前に不妊症などで当院に来院経験のあります妊婦さんに対して安産治療の養生指導もさせていただいています。もちろんですが安産灸は新しい方でもお引き受けできます。
最近ではネットの影響か?逆子のお灸についで、安産の灸も有名になりつつあります。
逆子よりは依頼は少ないですが安産の灸をしてくれといわれますこともあります。また自分で自己流にて穴を探して安産のツボでもあります三陰交にしているケースもみるのですが、穴が大きくずれている方が多くみられ、せっかくしているのにもったいないなと思うこともあります。
三陰交はプロの私たちでも捕らえることが難しいツボですので、ぜひ1度はツボ取りにおこしください。 治療では月に1度くらいのペースで出産まで2~3回くらいするのが基本です。
また可能でしたら自宅でも毎日1回三陰交のお灸をしていただくことが多いです。1ヶ月くらいお灸をしていると穴の位置がずれてくるからもありその確認を月1で来院していただきおこないます。またお灸は同じところに毎回しているとはんこ型の跡がつくときがあります。その周囲にするのですが少しずらすのもコツです。そのコツも伝授していきます。
どうしてわざわざお灸をするのか疑問のある方も多いと思います。
安産灸の目的は3つあります。予定日より早く生まれること、分娩時間短縮、後陣痛緩和です。この3つとも安産治療をしていたうちの奥さんのケースですが2回とも成功しました。もちろん患者さんでも多くの実績を誇っているのでご相談ください。
逆子戻りについて
あと、逆子戻りの説明もします。比較的早い段階の28週くらいで逆子になり、すぐに次の検診で治ったけれど、また逆子になったという方がおられます。これはお灸などもそうですが、養生指導もその場だけやり、治ったからすぐに元の生活習慣に戻した方に多いです。逆子が治ってからもしばらくは養生も続けるべきだし、お灸もしておくことをお勧めします。どこまでという期限はないですが、35週くらいまでなると戻りにくくなると思うので、なるべく長い目安を持ってお灸を含めての生活養生をしていただけたらと思います。
安産も逆子もそうなんですが、28週を境にして、気持ちを出産の準備にもっていくことをお勧めします。まだ仕事があったり、いろいろやることはあるかもしれませんが、ぜひ安全な出産に向けて気持ちを切り替えていただけるのが長年妊婦さんをみてきて感じていることです。
出産時における陣痛促進や分娩時の短縮
安産灸をおこなっていくうえで大事なのは安全な出産であり分娩であります。いかに陣痛を促進していきスムーズなお産に導くことができるのかが課題です。お灸を続けることで精神的にリラックスすることや、何かをやっているという安心や、お守り代わりにもなっている感じもします。お産にむけて慌てることもなくリズムよくお灸をしていることが大事なんでしょう。特に冷え性の強い方や肩こり腰痛のひどい血行不良の方にお灸はすすめております。
下半身のむくみが軽減
ほとんどの妊婦さんのお悩みにむくみがあります。特に下半身が強くむくんで体が重くてだるいといわれている方に好評です。安産灸をすることで下半身だけでなく全身の血流がよくなっていくので、そのときだけでなく持続的にむくみが軽くなっていく方が多いのが特徴です。また三陰交という場所だけでなく、足三里も追加することが大事になります。
安産灸は赤ちゃんにとっても産後のお母さんにとってもいい
丈夫な赤ちゃんを出産するためもありますが、産後のお母さんの体調回復にも安産灸は有効な結果が出ております。お灸をしていくことで結果的に無痛分娩になる方も多く、お灸をすることで赤ちゃんにもお母さんにも2人にとってもよい効果が期待できるなら安産灸をしない理由はありませんよね。
鍼灸師側の原因で妊婦の不調が悪化するパターンも私は多いと感じるので、医師が鍼灸を受けるのに反対するのもあながち間違っていないと感じます。よくあるのが悪そうなところに鍼をしての電気鍼とか、太い鍼をぶすぶすたくさん打っての局所への過剰刺激、鍼灸院でないところで受けた鍼灸治療、またちゃんとした師匠から学んだ方ならいいかもですが、鍼灸学校だけでの勉強の方や我流でしている方が多いので注意してほしいところです。
当院に来る前に行っていた治療院で指導されていた治療計画によって、症状が悪化している方がいます。特に初回はすごく安くて丁寧に治療をして高額な回数券を売り、2回目以降は手を抜くようなやり方でおこなうところがあると聞いたことがあります。
また、高価なサプリメントや枕などの物販をすすめられた方は注意ください。そのサプリメントがあなたの症状を改善できるかは関係なく商売として販売しているところもあります。大事なことはあなたに合ったセルフケアをご指導することです。当院では希望された方にセルフケアの指導もおこなっております。実はここが一番重要なのかなとも思っています。ただし、セルフケアを希望されない方もいます。その場合は最低限の助言をすることを意識しております。
私たちもそうですし、医師もそうですが、良くなった情報を聞くことは稀です。例えば患者さんも医師での治療で治ったわけでないのに鍼灸で治ったとはなかなか言えるものではありません。ですので、悪くなった人だけが医師にすがるように言われます。これは逆もしかりです。鍼灸をして悪くなったという情報しか耳に入らなければ鍼灸の知識のない医師なら受けないほうがいいというのは普通のことだと思ってください。
でも実際は当院ではほとんどの方がよくなっているのです。早期に治療ができれば普通に改善するので医師に反対されても安心して来院してください。ただし、理由があって今の時期は鍼灸はよくないといわれていることもあるのでその際は当院にご相談ください。何を目的で鍼灸をするのかによって変わります
ここでは妊婦の方のよくあるご質問をご紹介します。
1、妊婦なので針は初めてで怖いのですが大丈夫ですか?
まず妊婦さんの治療はお灸を中心に行いますので針はほとんど用いません。ただ冷えが下半身の経絡に関係しているときは痛くない弱めの鍼にて対処することはあります。可能な方には刺す鍼をするときもありますが、必ずするかどうかの確認しますのでご安心ください。基本はお灸を中心にしますのでご安心ください。仰向けがつらい方には横向きでの施術ももちろん可能です。
2、治療時間はどれくらいですか? 何回程度治療が必要ですか? 治療費はいくらですか?
1時間はかかってしまいますここは他院との違いにもなるのですが他治療院では安産のお灸は2000円前後のところが多いと思います。当院では治療費は一律でして6500円で初回はさらに2000円かかります。これには理由があり多くの治療院ではお灸をするだけで10分ほどで終わることが多いからです。自然分娩に向けてや逆子という人生における大事なポイントの治療で安かったとしても短時間の治療に意味があるのかなと思ったりもしてます。可能性を1%でもあげるための努力を当院ではしておりますので、みっちり時間を使っておこなっていきます。
基本は1回で終了ですが、治療の反応がよかったり、継続したい方はもちろん3回くらいを限度で来てもらうことも可能です。当院ではお灸治療はもちろんですが必要であれば痛くない鍼を用いたり自宅でするお灸の指導や養生法の指導などもありどうしても1時間くらいかかっています。安産灸を開始するベストは25週あたりからはじめるのがおすすめです。
3、お灸はしたほうがいいですか?
はい、妊婦さんには鍼よりもお灸治療が有効であります。可能な方には自宅ででもできるお灸をおすすめしております。またお灸がどうしても無理な場合は、煙のでないお灸を紹介したり、足湯指導などもおこなっております。
先日子供が産まれた時、安産灸で開きやすくしてくれた産道を通って赤ちゃんがちゃんとそこを通てくれました。メンタルが弱いこともあって無事に生まれるかどうか妊娠時からずっと悩んでいたのが終わった瞬間でした。陣痛が来てすぐの出産でしたので周りがびっくりしていました。ポコッて生まれると聞いていましたがポコッて出てきました。
これも安産灸のおかげ様だと思っています。私にとって良いお守りになったみたいです。先生も安産灸はもともとが安産祈願と関係しているからと言ってくれていたのが私にとって安心につながりました。
安産灸ではなかなか毎日できないこともありましたが忘れるくらいがちょうどいいんですよといわれて救われてもいました。それまでは私がちゃんとしないといけないと思い過ぎていた自覚があったからです。
先生と話していると安心する自分がいます。私にとってはここにくることが唯一の楽しみであったかもしれません。産後もいろいろご相談させてください。
こちらには逆子を戻すのに30週からお世話になっていました。お灸をしてすぐに逆子は治りましたが逆子戻りの話を聞いていましたのでしばらくお灸をしていたのですが、どこまでしていいかわからず先生のところに2回目に行ったときに、せっかくだから安産灸に変更しますねといわれて逆子戻りの予防と安産と2つしていただけました。逆子が治っただけでなく、安産に向けてもしていただけて逆子になってよかったとさえ思えるほど、お産も出血が少なく助産師さんにも褒められました。
これからもよろしくお願いします。
40歳を過ぎてから不妊治療を始めました。その後体外受精をしても流産を繰り返してしまいうまくいかず、年齢的にも最後の1回で終わりにしようと思ってこちらの鍼灸院でお世話になりました。
いまと思えばここに出会わなければ今の幸せはなかったのは間違いないです。どうやって感謝してらいいかわかりません。
無事に妊娠し、鍼灸治療を続けて16週を過ぎて先生からもう大丈夫ですねといわれたときには涙がでました。まだまだ油断はできないですがここまで来れたことに安心したのだと思います。
その後も鍼灸治療を続け安産灸をしていただき最終的には32週で切迫早産で出産になりましたが、これでさえ私にとっては奇跡です。安産灸のおかげでギリギリの32週までもちこたえたのだと思います。ありがとうございました。
長年不妊治療を続けてきてやっと授かった命、必ず出産までいきたいという願いで安産灸に来られる方もいます。その多くの方はもともと当院に不妊鍼灸で通われていた方です。
産科領域の鍼灸治療や安産灸は効果はもちろんあるのですが、安産祈願のようなお守りであったりするので、それもあって昔からおこなわれてきた感もあります。
効果が大きいのでそういう願いも込めて昔から続いている方法です。薬が飲めない妊娠の時期だからこそおすすめしております。
安産灸に加えて、定期的な鍼治療や、自宅ででもできる温灸治療、もあわせておこなうとさらに効果的です。
私は妻の出産に2度立ち会えることができました。その時におこなった安産灸はよい経験になっております。それからも多くの安産灸をおこなう妊婦さんを見てきました。
副作用もなく、安全でおこなわれる療法です。自信をもって妊婦さんにすすめられます。
こちらのページを読んだ方には、妊婦さんにおとずれる様々な症状に対しても下記のページもよく読まれています。ぜひご一読ください。皆様が気になっている症状があればそちらをクリックしてください。
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