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夜尿症(おねしょ)について
(一度おさまったのに再発もしやすい夜尿症対策について)

お子さまのおねしょや夜尿症でお悩みではありませんか?

一番多いお悩みはどこにもお泊りがいけないというものになります。何度も夜起こしてはトイレに行かせないといけないと悩んでいるお母さんが非常に多くて、当院にお越しになる患者さんの多くは実はお母さんのお悩みであることが多いです。

お子様にとってももちろん尿意を感じることもなく寝ている最中に布団におもらしをしてしまうおねしょは深い悩み事になっております。恥ずかしいお悩みであることからもどこにも相談することもできずお子様もお母さんもお互いが強いストレス状態になっております。

最終的には病院に行き薬を飲むかどうかの選択になると思います。そこで薬を飲むかどうかは別にして、ぜひこの段階まで来ている場合は鍼灸治療を選択するのも良いかと思います。もちろん薬との併用もおすすめします。

できましたらまずは先に鍼灸を試してほしいという気持ちはあります。すぐに良くなるかどうかはその子の状況次第であるのですが、3回ほどしてみて何となく効いているかどうかの効果判定をしていただき、自宅でご家族でできるお灸指導をしてほしいと思っています。ゆっくりゆっくり行うことでほとんどのケースでそういえばいつのまにやらおもらしが無くなっていたという報告を受けております。

 

夜尿症について

夜尿症とはいわゆるおねしょやおもらしのことをいいます。寝ている間に尿意を感じず排尿してしまうことです。3歳くらいまでは毎晩おねしょをするのでおむつをしているのですが、年齢が上がるにつれてその回数は減っていきいずれはなくなるのが通常です。3~4歳くらいでなくなることが多いです。

小学校にあがるまでに治したいということで毎年年長さんが夏くらいからお越しになるケースが1番多いです。まれに小学校に入ってからも続く子もいて少数ではありますが小学校高学年でお越しになるケースもありますが、その際は薬と併用しておこなっていることが多いです。

このような症状でお悩みの方がこられます

幼児や小学生でよくみられる症状を説明します

  • 気づかないうちにおもらしをしている
  • おねしょをするとついつい怒鳴ってしまう
  • 修学旅行にこわくて行けない
  • お泊りの時はおむつをするようにしている
  • 薬には頼りたくないと思っている
  • 1か月後のお泊りの前までに治したい
  • 小学校に上がるまでに治したい
  • 周りの友達をみてもうちの子だけまだおねしょが続いてる
  • そろそろおむつを履いていることに抵抗している

夜尿症の原因について

夜尿症の原因はなんなのか?

当院で考えている夜尿症の原因は主に3つあると考えています。

1つ目の原因は通常は夜間になると尿量が少なくなるようにホルモンで調整されていますから自然に調整されているものの、まだその機能が未熟のため尿量が多くなってしまうことで尿が排出されます。おもらしの量が多い方はこちらが疑われます。鍼灸ではそのホルモンバランスを調整するための穴を指導しております。

2つ目の原因は膀胱の容量自体が小さいことです。これも、1と同じく夜間は多くの尿がためられるようにできているのが通常ですがその機能が未熟のため同じようにおもらしにつながります。膀胱自体を鍛えるような穴探しをおこなっていきます。

最後ですがこれも意外に多いなと思っています。3つ目の原因は睡眠が関係しているというものです。通常、夜間でも尿がたまると尿意を感じて目を覚ますのですが、眠りの質が深すぎるため尿意を感じることができないケースです。小学校高学年になっても治らない方や、よかったり悪かったりする方や、冬だけ出るなど季節変動がある場合もこちらになり、自律神経も関与してくることから焦らず治療をしていくパターンにはなります。

一般的におこなわれる治療では

病院での一般的な夜尿症の治療について

まずは、先ほど説明した夜尿症の原因が3つのうちのどこにあるか見極めます。そのために、夜間尿量や膀胱容量を測定することがおこなわれます。そして、まずは規則正しい生活の指導や水分や塩分の取り方の指導がされることが一般的です。

それでも効果がでない場合に抗利尿ホルモンや抗コリン剤といった薬の利用がされたり、最近では八味地黄丸や五苓散などの漢方薬が出されたりします。薬の種類としては副交感神経を遮断することから排尿を止めれたとしてもリラックス感は減ることから睡眠の質はさがります。元々しっかり排尿するという行為は身体にとっては良い行為でもあることからそれを止めるというのはいろんな副作用が出るのではないかともいわれているので、それを考えても鍼灸の出番は十分にあると思っています。

 

夜尿症の鍼灸治療について

当院での夜尿症の治療

●3歳児から小学生1、2年生くらいまでの場合

刺さない鍼である小児はりというものを使って皮膚をさすったり叩いたりしながら治療をしていきます。また自宅でお灸ができるようにせんねん灸のやり方も指導しております。痛くなく熱くなく治療はおこなわれ、15分くらいで終わりますのでお子様も普通に受けてくれます。 

●小学生以降における場合

可能な場合は刺す鍼も併用しておこなわれていきます。この小児はりと刺す鍼をいつから分けていくかは難しいところですが、小学生になるとお子様の意識も変わることもあり、入学しているかどうかで使い分けることが多いです。極端に怖がる子もいますからそのあたりは臨機応変でおこなっていきます。自宅でおこなうお灸は同じです。

あとどちらもそうですがなかなか治らなそうであって頑固なケースの場合はお尻あたりに穴を探してはシール鍼を貼ったり、耳つぼをしたりして自律神経を調整していくこともあります。

夜尿症についての考え方

10分以上かけ、額が汗ばむまでが目安

夜尿症(おねしょ)について詳しく説明します。

当院で1番多い小児疾患はおねしょ(夜尿症)です。おもらしともいいますね。当院だけでもけっこう来るのだからおそらくおねしょの子供で悩んでいる方はかなり多いのでしょう。でも実際は10歳くらいになってそれでも治らないから治療にきたという頑固なものが多いので困ります。

当院に来る理由で多いのが修学旅行が1ヵ月後にあるから治したいというものですが正直逆にそういう状況を作るのは子供さんにさらに強い圧力を与えてしまいます。そうなる前にぜひ早めに治療をはじめていただいたほうがいいと思います。楽しい修学旅行がおねしょのためにつらい思い出にならないように・・・できるかぎり幼少期の段階(3~6歳)で治療をされるとよいのですが・・・おねしょは病気であるという認識を強くもち3歳以上ならば治療や養生を開始すべきです。

針治療の目的は膀胱に尿がたまると通常は脳が覚醒しトイレに行きたくなります。膀胱と脳にかけての伝達が上手くいかないことが多いと東洋医学では考えています。その流れをよくするために針治療はおこないます。それによって夜間におねしょをすることが少なくなってきます。非常に効果的な治療法です。できれば自宅でお灸を併用すると効果的ですので簡単にできるせんねん灸治療も同時にすすめています。もちろん自宅でできるようになるために当院での指導もしっかりとおこなっております。

あと、原因の一つにお母さんのお子様への接し方や、おねしょに対する考え方や、夜中に頻繁に起こすというやり方がありますが、ほぼ逆効果になっていることが多いので、そのあたりは来院時にしっかり注意していきます。詳しくは下記にて書いておきます。

 

夜尿症対策について

当院での夜尿症の治療を考えてみると

一般的におねしょと夜尿症は、同じような意味合いで使われています。当院では小学校の入学にあわせて使い分けてはいるものの意味合いはほぼ同じだと考えています。あとは病院に行っていろいろ検査をしてから脳や膀胱に器質的な病気がなかった場合に原因不明として夜尿症と呼んだりもされております。

夜尿症の多くは小学校3年生あたりで治る場合が多いものの、いつかは治るだろうと甘くみていたせいで6年生になってもならない子を数名見てきました。ですのでいつから積極的にすればいいか考えた場合、2年生くらいなのかなと考えています。

 

夜尿症の生活指導について

夜尿症の生活指導については病院では厳格に水分塩分やジュースやスナック菓子などを制限するという考え方もありますが、しばらくやめていてもまた再発する子が多いように思えますので厳格にではなくてある程度とか、夜間はとかに変えるようにしております。特にお風呂上りからは注意してもらっています。あと、私も迷っているのが起こすかどうかにあります。眠りが深い子の場合はとくに朝方におもらしするケースが多くて4時とか5時とかに起こすのもありなのかなと感じたりはしています。なるべく睡眠の質を考えても少ない回数にはしておきたいです。夜尿アラームというセンサーを取り付ける方法があるのですが場合によってはありかなとおもいます。

後は叱るかどうかですが、これは叱ってはいけません。本人の意思ではないからです。病気だと思うべきです。そうでないとストレスやトラウマになる子が多くて、睡眠の質が悪くなったり大人になってからメンタルに異常がでたりするケースもあります。夜尿に関してはしつけでどうにかなるものではありません。

 

よくあるご質問

ここではよくあるご質問をご紹介します。

子供に刺す鍼に抵抗があります

小児鍼では刺すということはありません

赤ちゃんの治療などでは小児鍼という刺さない鍼を使って行われます。鉛筆のような棒のようなもので皮膚をさすったりする治療です。昔から夜泣きやかんしゃくで大阪のほうではやっていたそうです。皮膚をさすると不思議なことに落ち着いてくれる赤ちゃんが多いのです。

また小学生になりましたら、希望がある場合は刺す鍼なども行うケースがあります。とくに仮性近視や蓄膿などのアレルギーなどでは刺す鍼をおすすめしております。もちろん痛くないよう注意して行われます。

 

子供に熱い灸は抵抗があります

火傷をしないせんねん灸というものでおこないます

昔は、悪い子にはお灸をすえるといわれていて、背中のツボに熱いお灸をすえられたものです。今ではもちろんですがそういう話も聞かなくなりました。これはしつけという意味だけでなく、そういう癇癪をおこす子に対しての施術でもあったのです。実際私も自分の子供にお灸したこともあります。今ではなるべく熱くないようにおこなうのが通常です。当院では主にアレルギーやチックや夜尿症などの時に自宅でのお灸をお願いしております。

 

自宅ででもできるマッサージや養生の方法を知りたい

しっかりお伝えしておりますので安心ください。

はい、しっかりと指導していきます。指導するのは院長の助手でもある板楠が時間をとってゆっくりとおこなっていきますので、板楠の勤務内に来ていただく事になります。火曜日曜祝日を除く10時から17時の間にてお越しください。自宅でできるマッサージやスキンタッチ、スプーンを使った小児鍼、ペットボトルを使った温灸、せんねん灸を使ったお灸指導などを自宅ででもできるようしっかり指導させていただきます。

いつ頃に行くのがベストでしょうか?

3歳以降いつでも大丈夫ですが、小学生にあがる前までがおすすめです

小学生にあがるまではあまり恥ずかしいという感覚もなく、まだおねしょをしている方も周りにいることからも普通にはじめやすい環境であります。まずは気軽にしてもらい自宅での注意点をしながらもお灸を続けていくことでほとんどの場合はそこで治ります。

 

刺す鍼は絶対にしないといけないですか?

過敏な子もおられます。そのさいはおこなわないです。

小学生にはいったら刺す鍼をおこないますとは書いているものの、過敏な子もおられます。そこは上手に見極めながら本当に過敏なのか、ただただぐずっていて嫌がっているのかを見極めることが大事になります。

とりあえず無理やりしても2回目は来てもらえないから、できる範囲内でせめてお灸だけでもしてほしいと思っています。

 

修学旅行が迫ってきたので鍼灸でなおりますか?

直前での治療開始はおすすめはしていません

もうすぐお泊りだから、修学旅行だからということで来られるケースはございます。痛い鍼を我慢して受けたら効果がでるのでしょという感じだと思いますが、そういう即効性のある治療ではありません。

逆にプレッシャーを与えますし、鍼灸でゆっくりやっていれば効果がでたものの、期限をつけたことでそれが原因で治らないことも多くもったいないことになります。

ぜひそういう状況でない時にはじめることをおすすめしております。

料金表

小児はりの料金についてご案内いたします。

基本料金表
小児鍼(小学校進学まで)(初回)(30分) 5,000円
小児鍼(小学校進学まで)(2回目以降)(~20分) 3,000円
小学生の鍼灸治療(初回)(~60分) 7,000円
小学生の鍼灸治療(2回目以降)(~40分) 5,000円

※赤ちゃん、幼児、小学校に入るまでの治療には指名料はありません、板楠と院長が担当なりますので火曜日曜祝日は対応できません
※刺す鍼をおこなっている場合は院長のみでも大丈夫です。
※平日17時以降、土日祝は500円が加算されます。
※3か月以上来院がなかった場合は再診料500円が加算されます。

おねしょの患者さんの喜びの声

ほとんどおねしょをしなくなりました

10年前に診療して頂いていたのですが、今回、小学生の子どものおねしょでご相談させて頂き、治療をすることにしました。ほぼ毎日おねしょをしていたので、親も子も、いつまで続くか不安でしたが、親切にご指導して頂き、家でのお灸をして、現在、ほとんどおねしょをしなくなりました。治療を始めて良かったと思います。

 

夜尿症の患者さんの喜びの声

2人とも改善しました

今回は姉妹の夜尿症の治療、ありがとうございました。遺伝があったのでしょうか?姉妹ともずっとおねしょで悩んでいました。

そんな時知り合いからお灸で治ったという噂を聞き、藁をもすがる気持ちでお願いしてみました。

妹ははやくに効果がでてびっくりしました。お姉ちゃんはもうすぐ中学生なので、やはり頑固になっているようで半年くらいになってしまいましたが、中学生になる前に治りました。

もっと早くにはじめていればと後悔しつつも良くなったことに感謝しております。

夜尿症の患者さんの喜びの声

1年かかりましたが、、、

幼少時からおねしょは続き、途中1度治った時があったのですが再発し、でたりでなかったりを繰り返していました。ひどいときは毎日のように続き、そう思ったらしばらくでなかったりもしました。

検査しても異常がなくてストレスやメンタルの問題だろうと病院では言われました。ネットで調べてこちらに来ましたが、睡眠時に眠りが深すぎたときに夜尿があるのではといわれたときには私もそうだと思いました。

ゆっくり自律神経を調整する生活習慣を続けながら1年かかりましたが無事に治りました。中学生にあがるまでに治せたことは先生のおかげだと持っています。

それでも何か方法がないかお困りなら

院長の岩崎です。
あなたのお悩みを解決します!​

いかがでしょうか。

このように、夜尿症に対する鍼灸(乳幼児におこなう場合は小児はり)なら、順調にお子様のお悩みを解決できることかと思います。そして健やかなる生活が実現できます。夜尿症に対する鍼灸や小児鍼のコースに興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問合せ・ご相談ください。

 

育児で頑張っているお母さんに伝えたいこと、お母さんの治療をしたほうがお子様の機嫌が良くなる時があります。

育児を頑張っているお母さんの鍼灸と整体の治療について説明します。おねしょのお悩みなどでお母さんがつかれている場合が多いです。逆にお母さんの疲れがお子様にうつってお子様もくよくよするという悪循環も多くみられます。ですのでお母さんが治療を受けるのも一つの手になりますので最後に説明しておきます。

多くの場合、育児をとおして骨盤がゆがみ、背中の凝りや張りが強くなります。またそのゆがんだ状態のまま育児がはじまるのでゆがみが強くなったり筋肉が硬直していきます。それによる肩こりや腰痛や膝の痛みが非常に多く見られます。またさらに悪化していくと腱鞘炎になり手首や指に痛みが走りばね指までもなります。いえるのはみんな運動不足であることです。育児で大変で自分の時間が持てず美容院ですらなかなかいけない旦那の協力も少なければさらに病状はすすみます。またそのストレスはお子さんにもうつりましてお子さんのおねしょももさらに悪くなることでしょう。

これもいわゆる悪循環状態です。まずお母さんの治療が必要です。お母さんがストレスが多ければ良い育児はできません。お母さんが治ったら子供さんの症状もずいぶんと弱くなることに気づくのは時間の問題です。ですので子供さんの病気を治す前にお母さんの症状や考え方を治さないといけないのですね。

筋肉を緩めて骨盤を整えることで肩こり腰痛だけでなく腹部の悪血の循環もよくなりそれによってホルモンも良くなるので是非にとすすめます。特に帝王切開されているお母さんは必要です。腰痛・背部痛・腱鞘炎・不眠・倦怠感・イライラ・冷え・生理がこない・皮膚炎などでお困りの方、ぜひ一度ご相談ください。

 

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