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舌痛症(舌の痛み)・味覚障害・歯科心身症に鍼灸治療

臨床歴25年の舌の症状に強い鍼灸治療、
歯科心身症・味覚障害にも効果を発揮します

舌痛症(舌の痛みや痺れ)について

舌痛症は、舌だけでなく口の中のいろんなところの粘膜に起きる原因不明の痛みのことです。舌のみに限らないという事になります。舌の場所も様々で舌の先だけでなく、歯が当たるところの横側や、舌の奥、舌の裏など様々です。口内炎のように見た目の炎症などがあればわかりやすいですが、見た感じ紅くはなっていないのも多くあります。ということで口内炎とかでなくて、とくにヘルペスなどの問題がない口の中の原因不明の痛みを舌痛症といいます。発症するほとんどの人は中高年の女性であることから、更年期との関連もあるのかなと感じています。

舌痛症の症状としては、そのままですが舌の痛みになります。多くの人は舌の前側にあたるし、舌先が痺れ痛いと表現されます。山椒を乗せているようですと表現される方もいます。という事で痛みや痺れの種類はひりひりであり、ピリピリであり焼けるような感じや痺れるような感じでもあります。痛み時間帯なども特徴があり、何かに集中しているときは痛みを忘れて何もしていない時に感じる方が多いです。また眠ってしまうと痛みで起きることもないので、そういうことからも気にしすぎであったり、自律神経がからんでいるような感じもあります。そこまでの強い痛みというよりは気になる痛みであったりします。

また別のページで説明していくのですが、口腔内の乾燥でもあるドライマウスや、口臭や、舌咽神経痛、味覚障害なども一緒にでてくることがあります。また口腔内の症状だけでもなく身体全体の症状がたくさんあることや、更年期である女性ホルモンが減少していくタイミングで出てくることや、気分や時間帯などでも痛みを感じたり感じなかったりすることから精神的なところも含めて総合的にみていく必要があります。特に当院では自律神経やホルモンバランスを意識してみております。

舌咽神経痛について

喉、扁桃、舌に通っている第9脳神経(舌咽神経)の機能不全により扁桃に近い喉の奥や舌の後ろに激痛発作が繰り返し起こる病気です。まれな病気で通常は40歳を過ぎてから発症し男性に多く起こります。原因は不明です。

発作の時間は短く間欠的ですが耐えがたい痛みが起こります。ものをかむ、飲みこむ、せき、くしゃみなどの特定の動作がきっかけになって発作が誘発されます。痛みはのどの奥や舌の後ろからはじまって耳にまで広がることがあります。痛みは数秒から数分間続き通常はのどと舌の片側だけに起きて耳へ放散されます。

脳梗塞、脳腫瘍、脳動脈瘤、脳血管疾患が潜んでいることもあります。病院での検査は必衰です。

舌の痛みや舌の異常感覚について

舌の灼痛(灼熱性の痛み)、辣痛(ピリピリした痛み)、麻痛(しびれた痛み)、渋痛(ザラザラした痛み)などの感覚すべてを含みます。痛みの部位も舌尖(先端)、舌辺(辺縁)、舌心(中央)、舌根(根部)、舌全体などの違いがあります。どのような痛みが舌のどのあたりにあるかをしっかり把握しておくことで鍼灸治療の効果判定にも役立つので確認しておくのがおすすめです。

現代医学からみた「舌の痛み」である歯科心身症について

むし歯で穴が開いたり、歯がすり減ってとがったり、歯に被せたものが破れたり、義歯が合わなくなって舌がすれたりする場合などの刺激で舌がピリピリすることがよくあります。神経質な方の場合、歯科での治療が引き金になってでてくる口の中の症状を歯科心身症というこもあります。ストレスなどで無意識のうちに舌を噛んだり、こすったりすることにより引き起こされます。

そのほかに口腔乾燥症や肉眼的に異常を認めない舌痛症なども考えられます。舌に何かできものがある場合は口内炎と考えます。舌痛症とは別の治療になります。

味覚のメカニズムや味覚異常について

味覚は、主に舌で感じられる感覚になります。舌の粘膜にある味蕾(みらい)という感覚受容器によって感じられるため、味蕾になにかしらの異常がおこった時に味覚障害になります。味蕾は、粘膜のくぼみに多く分布しており、その他にも頬の内側や軟口蓋にも分布しています。味蕾で感じ取られた味覚は神経細胞を通して脳に伝達されることでこの味はあの味だとわかることになります。ですので舌の異常だけではなく神経の異常もあったり、脳の異常もあった方もいますのでまだ病院にいっていない方の場合はまずは脳神経外科に行くようにお願いしております。

大きく味覚を5つにわけると、酸味は肝臓・塩辛い味は腎臓・苦味は心臓・甘味は脾臓・辛い味は肺といわれていて味覚の異常で内臓の状態もわかるというのは東洋医学のアプローチ法であります。ですのでその味の変化をみてどの味がわからないということであればその対応する内臓の治療をすることで回復した方も多いのです。

一般的に味覚異常とは、味覚の感度が低下したりする状態でありその多くはすべての味覚がわからなくなる方が多いです。また何を食べたとしてもすべてが同じ味に感じるという方がいました。その味もまずい味に感じてそれが原因で食欲不振になり体重が10キロ以上も減ったかたもいました。

深刻なのは当院でも過去に経験がありますが、料理人の方の来院です。いろんなところで治療を受けて、舌にいろんな味をのせる治療などありとあらゆることをしてきた方が来たこともあります。その時は私の持っているすべての技術を通して回復された方もいます。あまり使わない刺血という技も使ったのを鮮明に覚えています。

味覚異常の東洋医学について

味覚異常を東洋医学では五臓六腑という内臓の機能低下があるといわれています。その中でも重視しているのは心であったり脾胃であったり主にこの2つを意識した治療となります。舌の異常となるとなかなか普通の鍼灸治療では治療法がないのが通常ですが、当院では古来から伝わる鍼灸法でおこなうため、舌を肩や足首にみたてて穴を探したり心経で圧痛点をさがしたり、その真裏である後頭部にて入念に穴を探し鍼をしたり灸をしたり刺血という技を使って治療します。

食事など胃腸などの問題があるのか、メンタルなど睡眠などにも異常があるのかなどを考えながら、使う穴を選ぶことが東洋医学の素晴らしいところであり、使うツボが正確であればあるほどその効果性も高まるので入念にみたてていくことが大事になります。

歯科心身症の患者さんも来られています

口腔内に何かしらの異常があるのに歯医者に行っても異常ないと言われたかた、何回もかみ合わせなどで治療したが症状が治まらない、そういった治りにくい、口腔内のの痛みや不快感などを歯科心身症と呼んでいます。

当院で相談されるのが多いのが原因不明の舌痛や歯痛など痛みの患者さんであったり、味覚異常や口腔乾燥感のかた、かみ合わせなどでマウスピースをしているがそれが合わなくて頭痛がでてるかただったりします。意外に思われますが結構多くの相談をいただいている症状なのです。

その他にもまだあって、インプラントをして皮膚に金属アレルギーみたいなものがでた方や被せ物をいくら調整しても痛みが取れず結果的に歯を抜いてしまった方など、そして口腔内の鉄っぽい苦みや自分の口臭が気になるなど症状は多岐にわたっています。

一見歯科心身症はメンタルの病気とも思われることもあるのですが、実際当院で治療しているとかみ合わせや首のゆがみの治療をおこなうことで改善する方が多いのです。もちろん長年の歯科治療でのストレスが絡み合ってメンタルの症状もでているものの、ほとんどの場合に体内にてどこかに問題があるケースが多いのです。もし歯科での治療にて満足した結果がでない場合は鍼灸と歯科との併用も考えてみてもいいかもしれません。

 

 

このような舌の悩みの方が多く来られてます

  • 舌の先がピリピリする
  • コロナ感染後味覚がなくなった
  • 歯のあたるところが痛い感じがする
  • 舌が麻痺して味がわからない
  • 歯科に行くのがいつも怖い
  • 口の中が汚いような感じで口臭も感じる
  • 舌の上の苔がべったりついている
  • 治療法はどこにもないといわれた
  • 大きなストレスを抱えている
  • 心療内科をすすめられたが薬をのみたくない

舌神経麻痺(舌先のしびれ)とは

舌先(舌の先)が痺れる原因として考えられるのは舌神経麻痺といって知覚神経が損傷を受けることで舌の先ちょがしびれることがあります。通常は片側のみを感じますが患者さん的には両方が痺れるといわれることのほうが多いです。舌の先を噛んで膿んだり、口内炎などできものができたりして、ケガをしたりした後に後遺症で残るという方もいます。

あとは寝ているときの無意識での食いしばりによる舌への圧迫によって麻痺がおこるというのがあります。食いしばりは無意識な分なかなか気づかれないところもあるので、顎まわりをしっかり緩めることが大事になります。

舌痛症について

まずは舌に痛みやしびれなどの異常感を感じてはいるものの、検査をしたところで異常はなく、原因不明のものをいいます。

先ほども言ってましたが中高年の女性に多いのが特徴です。舌先か、舌の辺縁部でに違和感がでてきます。何かをしている時は気にならず、静かなところで安静にしているときのほうが気になるというのは耳鳴りなどとも似ているなという印象です。気になる方ほどさらに気になるので、ストレスなど精神的に悩みがある方ほどこの症状はあります。

併用して出てくる症状としては口腔内灼熱間や口腔内乾燥感があります。女性ホルモンが減少していくと唾液の分泌が減ってきます。ようは代謝が悪くなってきます。それにより口腔内環境が悪くなる清潔でなくなることが原因の一つです。

 

まずは検査を受けることについて

舌神経麻痺の原因としては舌神経や三叉神経や顔面神経などが何かしらのトラブルを受けて神経損傷をおこすことで麻痺が生じるとなります。知覚と味覚を支配しているので、症状としては味がわからないというものも出る方がいます。

脳などや中枢神経などに問題がないかを検査したりするのがまずは大事になります。口腔内のけがの後遺症や、抜歯後の問題として舌に違和感がでてくる方もおられます。まずは検査をすることが重要です。

 

自宅でできるリハビリ・予防法について

舌神経麻痺の症状は、舌の前2/3の知覚と味覚の低下のどちらかか、両方にでてきます。知覚鈍麻であれば触れている感覚が鈍い、歯医者でする麻酔のような感覚が残る、山椒などの感覚で焼けるようなヒリヒリや、棘に刺さったようなチクチクや、ピリピリがある。たまに電気が走ったようなびりびりと表現する方や、とにかく舌が痛いであったり、なにか違和感があるといわれる方もいます。

またコロナでよくみられる症状になりましたが、味がわからないとか、変な味がするとか、口の中がおかしいと表現する方もいます。つねに口の中をもごもごしていないと落ち着かない方もいます。鍼灸治療では舌神経の損傷を回復させるような穴を選び施術していったり、交感神経を落ち着かせるような治療をメインにします。

自宅でおこなうリハビリとしては舌を動かす体操が動画などでありますのでそちらをおすすめしたり、自律神経バランスを整える爪もみ、耳マッサージ、深呼吸などをご指導しております。

   

舌の違和感の鍼灸治療では

心や胃の熱を取るなど、メンタル系や消化器系のツボに対して鍼、灸をしていきます。実熱による舌痛と虚熱による舌痛に分類しておこなっていきます。

1)実熱による舌痛…つよい舌痛、舌質は紅赤で芒刺(トゲ)がみられる、舌苔は薄黄あるいは厚あるいは乾燥、口渇、口が苦い、いらいら、怒りっぽい、不眠、尿が濃く量が少ない、便秘、脈は滑数などが所見で現れます。

どこの臓腑の経絡に熱が潜んでいるかを脈や穴を調べることで推測しその該当する経絡から熱を抜く鍼をしていきます。実熱による舌痛は、急に発症して痛みが強いことが多いので、はじめは刺血という直接熱を抜く方法もおこなうケースがあります。

2)虚熱による舌痛 …舌尖部が灼熱性に痛むあるいは乾燥して痛む、舌質は光紅で乾燥し横裂する、無苔あるいは剥苔、寝汗、焦燥感、不眠、手足のほてり、脈は細数などの所見があらわれます。働きすぎによる疲労や睡眠不足などが原因で、体内の陰血や津液を消耗して発症することが多く、痛みの程度は実熱と比べて軽度ですが、舌痛を感じる期間は長期に及び慢性化にいたっております。自律神経との関連も強くなっておりますので不眠や掌や足の裏のほてりなどの症状もみられます。

当院での治療のイメージは限りなく三叉神経痛やヘルペスなどによる後頭神経痛や群発頭痛と治療法が似ております。首や肩こりなどの局所の治療をというよりは手足のツボや自律神経を安定させる方に置いております。治療も焦らず腰を据えてしていかなければなりません。以前よりも良い状態なのを目標にすすめていきます。

中には完治されます方もいますので諦めず治療してください。ただし、治療のポイントは自律神経をいかに調整するかです。治療中はもちろんの事、次回の治療日まで安定できますように当院では自律神経に良く効くツボを探しだしそこにシール鍼を置いておくというやり方を推奨しております。不安からくる諸症状にお困りの場合は非常に効果的治療です。また鍼が怖い方や首や背骨の歪みからくる場合もありますのでその場合は疲労治療をメインとしておこなうこともあります。 

 

味覚障害の鍼灸治療について

鍼灸治療を行う前に原因の1つとして感じている食事内容のチェックをしております。その中でも魚介類を食べる習慣があるかを聞いてない場合は亜鉛をとるように指導することがまずははじめです。

亜鉛は聞きなれない栄養素でありますが、健康にとって非常に重要な金属であり、亜鉛が不足することで味覚障害や嗅覚障害を筆頭に貧血、やる気がでない、男性器機能低下などの障害を引き起こします。中高年の男性がきましたらまずはこれらがないか確認しています。

また、舌の表面に起こる異常がでていないかもよくみます。東洋医学的にいえば舌苔というねばっとしたものがたくさんついていないか、またこの舌苔が欠けていないかなども。あとは赤すぎないかなどもよく見て炎症の度合いをみています。

病院に行っているかどうかも大事です。とくに脳神経外科に行って一度は検査しているかもみることでこちらも安心して治療に取り組むことができます。あとはこれも男性で多いのですが糖尿病からくる神経障害です。末梢の神経が鈍感になってくるので糖尿病はなじみのある名前ですが恐ろしい病気です。腎臓にも問題がでてくれば亜鉛を排出する量が増えるので栄養失調に最終的にはなってきます。

また更年期の女性で多いのが口腔内の乾燥です。ドライマウスともいいますが、女性の場合の口腔内の様々な症状に更年期がかかわってきます。

鍼灸治療ではまずは血流の改善をかんがえます。舌に行く経絡のうちとくに心や脾の流れをよくする穴をつかいます。血流が上がることで唾液量も増えるのでとくに更年期や糖尿病由来のものはかならず意識しておこなっていきます。

また、加齢によって自己免疫や寒暖差などのアレルギーの症状も増えてきます。自己免疫に問題がある場合は当院ではそれに効く穴を熟知しているので症状の緩和が期待できます。自己免疫の異常はそのまま自律神経の異常でもあるのでそのあたりの慢性炎症などがどこかにあるのかをチェックして治療に取り組んでおります。最近では上咽頭炎や蓄膿や歯周病などの方が多いですね。

味覚障害だけでなく様々な症状が合併している時こそ症状を改善するためには、自律神経のバランスをとり戻すことが大事になります。

 

口腔心身症(歯科心身症)の鍼灸治療について

口腔心身症の原因は、原因不明であった場合は心因性のものであり、何かしらの炎症に加えてその症状が悪化するときにはストレス要素が深く関与しています。

実際に口腔内に関する症状が出ているのですがその症状を治すのに必ずしも口腔内に固執する必要性はありません。別の場所から原因を探ったりストレス緩和が症状を緩和することもあるのです。

当院でよく見かけるのが歯並びが悪いからといって矯正やマウスピースをはじめてから症状を訴える方が多いのです。その場合鍼灸治療でよく使うのが顎の疲れの治療です。夜中に食いしばっている方こそ著効しておりますのでおすすめです。鍼灸により唾液が出やすくなったという方もいます。

心身症というだけありメンタル面から発症する方もおられます。その場合はストレスや睡眠改善の治療をいれていくことで効果的になります。頭針や耳つぼが効果を発揮しております。あとは口腔内だけでなく全身に症状が及んでいるときは自律神経の乱れや交感神経過敏状態を改善していかなければなりません。これらは治療だけでなく生活習慣も確認し助言させていただくケースもあります。

原因不明と言われる口腔心身症(歯科心身症)ですが、東洋医学を駆使した李生活習慣の中で原因を見つけることで、効果がでることも少なくありません。ぜひご相談ください。

 

口腔灼熱症候群(バーニングマウス症候群)とは

最近増えてきた口腔灼熱症候群(バーニングマウス症候群)について

口腔灼熱症候群(こうくうしゃくねつしょうこうぐん)とは、口腔内にて舌だけにとらわれずで灼熱感のある痛みを感じる病気となります。舌痛症と同様に、中高年の女性に多くみられます。

口腔灼熱症候群と舌痛症との違いについては舌だけなのか、舌を含めて口腔内すべてでおこる可能性があるかで考えていいと思います。どちらとも中高年の女性という事からエストロゲンの低下から唾液分泌低下、口腔内の乾燥による悪玉菌の増殖で、どの部分で炎症が起こっても不思議でないと考えています。

治療法は舌痛症同様にて、口腔内や舌周辺の血流をよくする穴を選び、自律神経のバランスを整えて、舌先に集中している場合は特に熱を抜くという穴を加えていきます。耳穴もよく使います。最近気になるのは抗うつ薬を飲んでいる方が多いように思えることです。多くのケースでそれは適しているのか疑問に感じることもあります。

 

どうして医師は鍼灸を受けることに反対するのか?

本当にそのかたに鍼灸技術はあるのか?

間違った鍼灸技術では?

鍼灸師側の原因で舌痛症が悪化するパターンも私は多いと感じるので、医師が鍼灸を受けるのに反対するのもあながち間違っていないと感じます。よくあるのが悪そうなところに鍼をしての電気鍼とか、太い鍼を頭にぶすぶすたくさん打っての局所への過剰刺激、鍼灸院でないところで受けた鍼灸治療、またちゃんとした師匠から学んだ方ならいいかもですが、鍼灸学校だけでの勉強の方や我流でしている方が多いので注意してほしいところです。

患者さんへの間違った治療計画とセルフケア

高価なサプリメントは必要なのか

当院に来る前に行っていた治療院で指導されていた治療計画によって、症状が悪化している方がいます。特に初回はすごく安くて丁寧に治療をして高額な回数券を売り、2回目以降は手を抜くようなやり方でおこなうところがあると聞いたことがあります。

また、高価なサプリメントや枕など物販をすすめられた方は注意ください。そのサプリメントがあなたの症状を改善できるかは関係なく商売として販売しているところもあります。大事なことはあなたに合ったセルフケアをご指導することです。当院では希望された方にセルフケアの指導もおこなっております。実はここが一番重要なのかなとも思っています。ただし、セルフケアを希望されない方もいます。その場合は最低限の助言をすることを意識しております。

良くなった方は医師には言わない

鍼灸はやめておいたほうがいいです

私たちもそうですし、医師もそうですが、良くなった情報を聞くことは稀です。例えば患者さんも医師での治療で治ったわけでないのに鍼灸で治ったとはなかなか言えるものではありません。ですので、悪くなった人だけが医師にすがるように言われます。これは逆もしかりです。鍼灸をして悪くなったという情報しか耳に入らなければ鍼灸の知識のない医師なら受けないほうがいいというのは普通のことだと思ってください。

でも実際は当院ではほとんどの方がよくなっているのです。早期に治療ができれば普通に改善するので医師に反対されても安心して来院してください。ただし、理由があって今の時期は鍼灸はよくないといわれていることもあるのでその際は当院にご相談ください。何を目的で鍼灸をするのかによって変わります

舌痛症の治療についての特徴

その方に合った刺激による鍼灸と整体の治療

悪いところだけを治療するのではなく、全体の調整をすることが、自律神経を調整するポイントとなります。例えば舌がピリピリするといっても舌のみに問題が出ているわけでなありません。

症状はその方の弱いところにでているわけで、出口に過ぎないのです。病の本質はもっと深いところにあり根っこを治療しないと意味はないのです。

主に首や手足の様々なポイントを触診することで悪いところ見つけ出し施術はおこなわれます。

頭のツボへのアプローチ~頭鍼療法~

自律神経を落ち着かせる治療としてよく使われるのが、頭部になります。頭鍼と呼ばれることもあります。頭に鍼をすることでより深いリラックス感を感じることができます。自分がどれだけ疲れていたのか、イライラしていたのかもかんじられることでしょう。

あと一緒に打つポイントとして、眉間や耳の裏などがあります。精神の安定や安眠を求めてつかわれます。

特に精神的につかれている場合や、睡眠に問題があるケースではよく使われるポイントです。

 

耳つぼへのアプローチ~耳鍼療法~

院長の技の1つに耳ツボがあります。おもに神門というツボを重視しながら、耳にある無数のツボをチェックしていきます。耳は診断にも使われます。耳をみたり触ったりすることでその方のいろんなことがわかったりもします。必要な方には耳に粒を貼り付ける治療も併用します。特に睡眠に問題がある方におこなうのですが、ほとんどのかたが初回にて睡眠が改善されるのが、耳つぼのすごいところでもあります。

また、自律神経の興奮が強すぎる場合などはここには書きませんが特殊な耳への技があります。それは必要な方にはこちらから提案させていただいております。

 

舌痛症(舌の痛み)を調整する養生指導

栄養・睡眠・運動・入浴・呼吸

規則正しい生活リズムを整えていくことがそのまま自律神経のリズムが整っていくことにつながります。朝から夕方への交感神経、夕方から次の日の朝までの副交感神経、どちらに偏っててもよくなく、それぞれが1対1でバランスを整えているか、たまにだったら睡眠にて微調整されているものの、それが毎日続くことで微調整も崩れていき、元々のバランスの軸がどこに合ったのかでさえわからなくなる。

そういう状態まで悪化していくと治療期間もかかっていくことになります。

食事をとる時間帯や、寝たり起きたりする時間帯を一定化することで体内時計の時差が整っていき、それに併せて自律神経のバランスも以前よりは整っていきます。また、質をよくすることでより安定していくので、身体にとって良いものを食べて悪いものを減らしたり、睡眠ではより深く熟睡したりすることで、さらに改善していきます。

また、唯一意識して自律神経を調整できる呼吸を利用して睡眠前に腹式呼吸をすることをおすすめしております。

まずは生活習慣の改善から行ってみてください。

 

ストレスやリラックスのバランス

ストレスとは、ただ単に嫌なことや嫌いなことだけではありません。頭ではストレスだと思っていなくても、身体にとってはストレスだと思うものもあります。好きだからと言って無理しておこなうことで、知らず知らずのうちにストレスが増えるという悪い癖がついてしまっていることがあります。

まずはしっかりと休むということも大事です。そしていろいろ見直していくにつれて、症状も緩和されてきたのなら、その症状は危険信号を知らせていたのかもしれません。また、休むことでリセットをしている意味もあります。また、新しくストレスとリラックスのバランスを作り直します。肩肘はらずに自分らしくできているのかの見直しが必要な時期だったとも言えます。

また、どのようにリラックスしたらいいかわからない方もいます。特にまじめな方はそうだと思います。過去にやっていた趣味や楽しいこと、ぜひ思い出してみてください。

 

漢方薬やサプリメント

当院でおこなう鍼灸施術だけでなくて、自宅ででもできる方法も伝えております。

漢方薬に興味がありましたら、漢方医のご紹介もさせていただきますし、サプリメントに興味がありましたら当院にご相談ください。

IBSなど腸内環境が悪く、しっかりと栄養が吸収できなかったり、腸の慢性炎症に悩んでいる場合によくすすめるものがあります。

とくに腸がやられていると炎症も強くなりいくら栄養を取っても上手に吸収できなくなっているかもしれません。特に鉄は悪玉菌の好物でもあるので、まずはしっかりと腸内環境を整えていくことも大事になります。

 

初めての舌痛症の鍼灸施術の流れ

初めて当院に来られる方へ、施術メニューの流れなどをご紹介します。

電話かLINEでお問合せ

当院は完全予約制です。まずは電話かLINEで希望曜日、時間帯などをお知らせください。初回は10時から17時開始までのどこかでお願いします。スタッフ紹介などを見て指名などがありましたらお知らせいただくか、症状を教えていただくことでこちらからあなたに合った先生をまずは決めさせていただきます。

 

10分前の来院をお願いします

初めてですので迷うことが考えられます。

早めに向かうようにお願いします。

当院は多忙にて、遅刻をすると次の患者さんの予定が狂ってしまいます。カルテ記入もありますので、ぜひ10分前来院をお願いいたします。

 

問診・カウンセリング

カルテ記入が終わりましたら、問診を始めていきます。

こちらから体の状態を聞いていきますので、いろいろとご相談ください。悩みや質問がありましたら是非お聞かせください。施術の参考にもさせていただきます。

例えば、痛くないようにしてほしいとか、使い捨ての鍼を確認したいとか、付き添いの方に横でいてほしいなど。なんでもいいのでまずは不安解消をしてほしいと思っています。

子供さんの施術の時は親御さんに説明させていただきますのでベットにて付き添ってもらいます。

 

鍼灸施術が始まります

あなたのからだや症状に合わせた鍼灸をおこなっていきます。感じ方は人それぞれです。我慢できる範囲で受けるというのが理想ですが、初めてですから無理していきなり強くすることはありません。まれに、いろいろ鍼灸に行っている方は担当の一番得意な技でしっかりとした刺激のある治療も可能ですが、まずは慣れていただきたいので、弱めの刺激が基本となります。ぜひ安心してお受けください。

特に子供の治療では痛くないことが基準ともなります。

 

治療後のご説明

身体をみさせていただいたあとに、それぞれの患者さんにあった養生指導を何点かご指導いたします。

食事・睡眠・運動入浴の3つを基本にしながら、なるべくわかりやすく説明します。回復に従ってさらなる指導をおこなったり、逆にこれはどうですか?などと聞いてくれることが望ましいです。それによってどれだけ理解しているかもわかったりします。

最後にどのように通ったらいいのかの助言もさせていただきますが、基本はまずは3回です。私の鍼治療との相性を感じてほしいのです。いわれたから来たのではなく、よくなると実感したから来てほしいのです。それが私が治すのでなく、自分から自分で治る力へとつながっていきます。

良くなっていく流れもその方や症状によって変わります。すぐに良くなっていくものや、よくなったり戻ったり繰り返す方、一度悪くなってからよくなるかたなど、ありますので、不安にならずにそのながれを感じながら様子を見てください。

そして改善してきたら、まだそのままで通ってもよし、2週など間をあけていってもよし、月に1度でもよしです。最終的には1~3か月に1度の定期メンテナンスをおすすめすることになります。

 

患者さんからの声
口コミサイトからの抜粋

だんだんとよくなってきました

舌痛症・味覚障害の患者さんから(院長担当)

はじめは口の中のどこかわからないが痛みを感じることがあった。毎日ではないので普段は忘れているけどたまに痛くなります。

口腔外科で相談してみると舌痛症ではないかとのこと、たしかに舌を触ってみるとジンジンしているような感じがしました。

その後に口の中が痛いときに舌を確認すると舌が痛いことに気づけました。そして味がわからなくもなってきています。薬もいろいろ試してみましたが効果がわからず抗うつ薬を飲んでもかわらなかったので、鍼灸をうけてみようとおもえました。

舌も気になりますが味がわからないことのほうが強いストレスでした。

鍼灸を何度か受けているうちに教えてもらった味覚のリハビリをおこない、味覚がわかるようになった時は感動でした。舌の感覚も良くなってきてます。

舌先だけになってきた

舌神経麻痺の患者さんから(院長担当)

5年以上前から舌がピリピリと痺れるようになってきた。

何もしていない夜とかに感じることが多く、逆に食事の時はしびれを感じないんです。舌全体が痺れる感じでした。

病院では心因性ではといわれました。確かに思い当たるところはあります。でもどうしようもないこともあり諦めかげんでした。

そんな時に鍼灸をすすめてもらえました。そのあとは、だんだん痺れの範囲が小さくなり、最終的には舌の先だけになりました。9割ほど治った感覚があります。

希望がみえました

下歯槽神経麻痺、オトガイ神経麻痺の患者さんから(院長担当)

症状は下顎の感覚異常と舌の痺れでした。病院では下歯槽神経麻痺、オトガイ神経麻痺といわれました。

鍼灸治療を受けて、麻痺の範囲、程度に間違いない改善がみられました。

鍼だけでなく、シール鍼やお灸などもしてもらいそれらが合わさってゆっくり効いてきた感があります。

神経麻痺が鍼で効くとは思っていなかったのですが、逆に神経麻痺には鍼灸が効果的なんだと知ってもっと早く来ればよかったなと思えました。

    

自然と涙が出てきました

動悸と多汗の患者さんから(院長担当)

数年にわたり、少しずつ味覚がわかりにくくなっていました。最初の内は、疲れたら出ていたりしたのですが、最近では味覚がわからない時が増えてきています。

病院では亜鉛をすすめられてしばらくは飲んでいましたが、思った程の効果はなかったです。

こちらでは味覚のリハビリ法を教えてもらいそれを実践しながら鍼灸をしてもらったおかげでだんだんとわかるようになりました。久しぶりに味が分かった時には涙がでました。料理を作るのも楽しくなってきています。

 

3回の治療でましになりました

舌痛症の患者さんから(院長担当)

舌痛症で来院しました。鍼は初めてでしたが気持ち良くす痛く無かったのがよかったです。

治療3回目で舌痛症の痛みが半減しました。

何よりも鍼がやさしかったのが嬉しかったです。鍼に行くかどうかを2か月は迷っていたからです。

悩むことはなにもなかったですね。

舌の痛みってすごく気になるのでほんとよかったです。

たくさんの歯科医をめぐりました

歯科心身症、味覚障害の患者さんから(院長担当)

こちらでお世話になるまで複数の歯科医院で治療を受けるも原因不明と言われ続けていました。紹介でいった口腔外科でもまったく同じようにいわれて歯科心身症ではといわれほぼあきらめる状況になりストレスも絶大でした。精神科に行こうとも考えていました。

今まで全くといっていいほど改善がみられなかったのですが、初めて鍼灸治療を受けた瞬間、1本の鍼を打った瞬間に、変化を感じたのです。舌の痛みが和らぎ、唾液がでてきたのにも気づけました。

そして久しぶりに食事が楽しくなったのです。その後何度か通わせていただきずいぶんと回復しました。この出会いに感謝です。

 

 

いかがでしたでしょうか。

舌痛症や味覚障害で悩んいる人にはまずしてほしいことがあります。

まずは最近急に舌が痛くなったのならまずは患部を刺激しないように安静にしてみましょう。風邪による口腔内の腫れならこれでよくなることでしょう。まずは風邪の処置をすることですぐに緩和してきた人もいましたので、まずはそこから始めていき、病院に行くかどうかの判断にもなるかもしれません。

耳鼻咽喉科、呼吸器科、胃腸内科外科とまずはいろんなところで検査をお勧めします。それから状況によって鍼灸治療も併用していただければと思っています。

以前はストレスがあると舌が痛くなるというのが多かったです。いわゆる心因性というやつで、自分の免疫が暴走して自分を攻撃していく感じです。特徴としては長い期間をかけて悪くなってきた印象があり、すでに炎症も慢性に至っているのですぐに症状が引かない人が多いです。すぐに良くなったという方は少なくなるので、漢方薬や鍼灸など総合的に治療していくことで少しづつ改善してくる方がおられます。

舌痛症や味覚障害で悩んでいる方は本当に多く来られています。病院でも検査で異常がなかったりするので身体的な症状は心療内科、精神的なものは精神科にとすすめられることも多いと思います。

ですが1度の鍼灸施術と、睡眠や栄養などの改善で一気によくなる方も実は多いのです。首コリが緩まっただけでよくなる方もいるのですが、何年も苦しんでいたが1度でよくなるかたがいるのをみても、もったいなかったと感じるのか、今日ここに来てよかった、と思えるのかいつも考えています。

それを考えても鍼灸という方法があるよとこのページで伝わってくれたらと思っています。

このように、当院の舌痛症・味覚障害の鍼灸施術なら、症状の改善の可能性があります。当院の施術に興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問合せ・ご相談ください。

 

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松鶴堂鍼灸院

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