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帯状疱疹・コロナワクチン後遺症の鍼灸治療

皮膚に発疹が出て痛みます

帯状疱疹(ヘルペス)による痛み、そしてそのあとから襲ってくる帯状疱疹後神経痛とは

帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスによって起こる感染症でヘルペスとも呼ばれていて、いわゆる幼少時にみんながかかる水疱瘡のウイルスのことをいいます。

ヘルペスの初期症状として頭痛、腰痛、だるさの後にピリピリした痛みが起こります。そして、数日後に痛みの部位に赤く小さな水疱ができます。

以前は比較的高齢者における発症率が高く、体力や免疫力の低下が誘因とされてきましたが、近年では20~30歳代での発症が増えていることから、ストレスも発症誘発要因の一つとされています。

ほとんどで身体の片側に神経痛のような痛みがでるのが特徴でもあり、1週間後に虫に刺されたような紅い発疹ができ、水疱(水ぶくれ)に変わります。その部位が化膿して、最終的にはかさぶたになって2~3週間くらいで自然に治ります。ウイルスは神経を触りながら水ぶくれをつくることから神経に沿った痛みがでるのがポイントです。

肋間神経(胸部や背部)にでることが多くて、腰の神経や、顔の神経にもでることもあります。ピリピリした痛みや痺れを伴い、痒みも伴います。当院でも年間に数例見つけることもあり、その際は治療をせずすぐに皮膚科を受診してもらっています。処置が早ければ早いほど後遺症が残らないこともわかっています。

また、神経の筋道にそって疱疹ができて激しい痛みを伴うのを『帯状疱疹』とよびます。また、水泡が治って傷跡も治っているのに、痛みだけが治らないことを帯状疱疹後神経痛と呼んでおります。頑固なものは強い痛み止めを飲んでも痛みがやわらぐことがないので、ペインクリニックに通ってはブロック注射や強い痛み止めでコントロールされている方もおられます。また、痛みではなく痺れを強く感じるタイプもあり厄介なものです。

また、最近になって、帯状疱疹にかかる人が多くなっていると言われるようになっています。海外からの情報ではワクチン接種後に、ほんの少しですが帯状疱疹のリスクが上がるという報告もあるそうです。また、帯状疱疹はでないものの、神経に沿った痛みが出現する方もいますがこれももしかしたらヘルペスの影響もあるのではと、最近感じるようになりました。過去にヘルペスになった方が再び発言する方を何人かみたことがあります。再活性化したのかもと感じることもあります。成人の方の90%の方にヘルペスウイルスが体内に潜伏しているとされていることから、ワクチンなどで一時的に免疫が低下した時に発現した方もいるだろうと感じています。

帯状疱疹の西洋医学的治療としては

・抗ウイルス剤と痛みを抑える非ステロイド系の抗炎症剤
・ガンマグロブリン投与、ビタミンB12の内服
・顔面の場合は星状神経節ブロック注射

3週間前後で症状は消えるが治療中は安静が必要とされています。

帯状疱疹・ヘルペスに対する鍼灸治療の効果とは

・低下している免疫力を鍼灸治療で回復させつらい痛みをなくす
・局所の血流を増加させ交感神経の緊張を緩める
・経絡の気と血を疏通することにより痛みをコントロールする
・免疫機能を高めてウイルスの活動を抑制し,それにより鎮痛効果を現す

東洋医学的な見解からは元々が体の中に熱をため込みやすい傾向があり食慾が旺盛になるパターンが多いです、老廃物は通常だと便か尿に排泄されるのですが、時に汗からも出て行くが肺の気が弱っていると毒素に皮膚が負けてヘルペスの様な症状が出てくる。よってまず熱を鍼で取り除いた上で熱が出る原因となった内臓の状態を整えて症状が出ている箇所の経絡を調整します。

日常生活の注意としては

・痒くても掻かない
・飲酒や熱い風呂への入浴は避ける
・暴飲暴食は避けて正しい食生活をするなる
・身体を休めてストレスや疲労をためない

などがありますが、私が良く言うのは風邪を引いた後の養生をしてくださいと伝えることが多いです。

 

帯状疱疹の東洋医学的治療について詳しく

急性期の帯状疱疹の発病は外因が毒邪の侵入であり、内因が肝胆の湿熱などである。湿熱と毒邪が皮膚に停滞するために疱疹や痛みを引き起こします。

①気滞血瘀:疱疹がなくなっても激しい痛みが止まらないです。しばしば両脇の脹痛、不眠、胸脇苦滿などの症状を伴います。

②寒湿滞絡:気候が寒くなり、特に冷たい風にあたると痛みを誘発したり増強したりする。しばしば四肢の冷え、寒がりを伴います。

③気血両虚:痛みはひどくないが、なかなか治らないです。疲れると痛みがひどくなり、休むと軽減します。顔色が悪い、疲労倦怠、食欲不振など。

《中医学的考え方》

中医学では、湿熱によると考えられる。疲労やストレスがたまったり、免疫力が低下すると発症する発疹は熱邪があり、水疱がは湿邪があると考えます。痛みは、患部に気血が滞るために生じるもの帯状疱疹後神経痛は「蜘蛛瘡」(ちじゅそう)といわれ、激しい痛みに加えて便秘・口渇・頻脈を 伴うことが多く、精神的な苦痛も大きいようです。ヘルペスが治っているのに痛みだけがなかなか取れない方も多いです。

 

コロナワクチン後遺症と神経痛について

ここ最近は、ニュースでもコロナワクチン3回目が話題になることが多いです。3回目に関しては今までの2回と違って、受けない方のほうが当院の患者さんでは多く感じています。よく、受けたほうがいいのですか?と聞かれることもありますが、こればかりは正直、なんとも言えないとしか答えようがないですが、高齢者の方は受ける方のほうが多いかなと推測はしています。当院では肯定も否定もしないというスタンスで今後も対応していきたいと思います。

ということで、コロナワクチンの副反応や後遺症に関しての鍼灸治療のことを説明していきます。私の印象ですが神経痛などの痛みに関してはこの3回目で出てきた患者さんが多いと感じています。あくまで当院での統計ではあるのですが。まずは注射をされた側の肩の痛みで悩まれている方が多いです。五十肩様の症状が出て腕が上がらないというものです。あとは、よく言われてきているのが帯状疱疹がでる方が多いようです。これは因果関係はよくわからないですが、データ的には出ているようです。あとは神経に沿った痛みである神経痛も様々な場所にでて、当院に来ている患者さんが増えてきました。これもたまたまかもしれませんが、接種後何日かで出ているという事で何か関係はしているかもしれません。

 

このような悩みの方が多く来られてます

  • またヘルペスが出ないか不安である
  • 特に朝においてのこわばりが強くなってきた
  • 薬を飲み続けているが一向に良くならない一生付き合っていくしかないのでいろいろ考えていたほうがいいといわれた
  • 最近は痛みだけでなくしびれも出てきた薬のみでの治療に抵抗がある
  • 免疫力を上げたいと考えている

帯状疱疹後神経痛について

具体的な帯状疱疹後神経痛の鍼灸治療について

1.初期の灼熱性疼痛と水泡の出現時期においては

当院ではこの時期は西洋医学での治療が必衰だと思っております。西洋医学を受けるうえでさらに針灸をされますならぜひ併用ください。 痛みだけでなく炎症の緩和を狙いハリ治療をおこないます。早めに併用することで後で起こるであろう神経痛の緩和に役立ちます。炎症を食い止めることで神経の損傷を最小限にできます。指や耳などのツボを使いまずは炎症によく効くツボからはじめます。

2.水泡などが緩和してきて神経痛が残ってきた時期

当院ではこの時期において鍼灸治療を推奨しております。上手に神経領域において鍼治療をして痛みの集中している部分に温灸治療をすることで症状が緩和するスピードがはやまりますのでぜひおすすめします。痛みや炎症を取るのを中心にこれ以上損傷が広がらないようにも考えて治療はしていきます。手足の末端付近のツボを使い炎症と痛みを治療します。

3.皮膚は完全に治って数か月たつが疲労の強い時や雨の日などに痛むことがある時期

帯状疱疹後神経痛といわれるケースなのですが、この時期では西洋医学治療では特にこれといったものがないように思えます。積極的鍼灸治療において完全治癒を狙うのも良いのではないかともいます。鍼よりも温灸がすごく効きますので自宅でできますようご指導も可能です。

残っている慢性の痛みや炎症を取り除くことがもちろん第一目標です。それをおこないながらしていく事は損傷された神経や組織の修復となります。これをおこなうことが最大も目的といえるでしょう。手足のツボだけでなく、太ももや背中などもツボも必要です。

 

ヘルペスの原因について

ヘルペス・帯状疱疹の原因について考察

ヘルペス・帯状疱疹はともにウイルス感染症であります。主に単純ヘルペスウイルス、帯状疱疹ウイルスによる感染症を指します。単純ヘルペスウイルスに感染すると、主に口の周りや目の角膜などに紅い発疹ができている方がいますが、何度も再発するのが特徴です。免疫が低下した時や風邪をひいたときなどをきっかけに発症します。帯状疱疹ウイルスに感染すると、小さいときに初めて感染したときの場合は水ぼうそうになり、全身に広がります。症状が改善したとしてもウイルスはなくならず神経のスキマにひっそりと悪さをせず潜んでいます。

単純ヘルペスと同じように免疫力の低下などをきっかけに再発した場合には水疱瘡ではなくて、帯状疱疹という状態となり、身体の片側に痛みを伴うのが特徴。主に胸腹部や、腰部からの坐骨神経や、顔面部の三叉神明など神経に沿った感じで、赤い発疹や水ぶくれを起こすため、もし皮膚にそういう状態を発見したならばもちろん西洋医学による早期治療が大切となります。

私たちが鍼灸学生の時に学んだことでヘルペスは直接触れることでの接触により人にうつるので注意してみるようにと教えていただけました。特に水ぶくれの強いときは感染力も強いためより注意してみるべきであります。

 

詳しい鍼灸と整体の治療について

帯状疱疹も時間が経てば治療期間も長くなる傾向にありますので、どの病気もそうだとは思いますが、やはり早期に治療開始したほうが痛みも早く取れますし、麻痺などの後遺症も残りにくくなるので、発疹が落ち着いたあたりから鍼灸治療を開始することをすすめております。まずは神経に沿った鍼灸治療や、痛みや痺れを改善するもの、免疫をあげていくものなど、鍼灸治療をすることで後遺症が残らないようにしたり、再発しにくいようにするのが大事です。急性期においてどのくらいよくしておくかで、その後の慢性期での状態が決まりますので、治療も週に2~3回などつめて一気に治療するのが大事です。

慢性期になったとしてももう治らないとほっておくよりかは、少しでも痛みを取り除く、血流をよくしていくことで日常の生活の質があがるので治らなかったとしても治療をしておく意味はあるのではと思います。慢性になるとよかったり悪かったりも繰り返す場合もあったり、雨の時や寒いときにひどくなるかたなどはなおさら治療を継続しておくことで悪化を防ぐことができ、少しづつでもよくなっていくことになるので、ぜひ鍼灸治療をしてほしいと考えています。

 

鍼灸雑誌にて治療報告をしました

鍼灸雑誌に掲載されました

鍼灸雑誌に当院の記事が掲載されました。強い効果を出すといわれる奇穴に関しての私論を述べさせていただきました。まだ董氏楊氏奇穴に出会う前のことで、強い縁を感じさせる投稿となりました。

帯状疱疹の鍼灸治療

神経痛についての記事を執筆しました。
当院でも多くの実績があるツボの紹介記事となります。ただそのツボに対してどう打つかがポイントでそれを文章に書き残すのはやはり難しいなと再確認できました。

どうして医師は鍼灸を受けることに反対するのか?

本当にそのかたに鍼灸技術はあるのか?

間違った鍼灸技術では?

鍼灸師側の原因で帯状疱疹後神経痛が悪化するパターンも私は多いと感じるので、医師が鍼灸を受けるのに反対するのもあながち間違っていないと感じます。よくあるのが悪そうなところに鍼をしての電気鍼とか、太い鍼を頭にぶすぶすたくさん打っての局所への過剰刺激、鍼灸院でないところで受けた鍼灸治療、またちゃんとした師匠から学んだ方ならいいかもですが、鍼灸学校だけでの勉強の方や我流でしている方が多いので注意してほしいところです。薬を飲んでる方など重度の帯状疱疹後神経痛の方へ、臨床経験が少ない先生の治療は決しておすすめはしておりません。当院ではしっかり院長から研修を受けた鍼灸師による鍼灸治療を受けることができます。

 

患者さんへの間違った治療計画とセルフケア

高価なサプリメントは必要なのか

当院に来る前に行っていた治療院で指導されていた治療計画によって、症状が悪化している方がいます。特に初回はすごく安くて丁寧に治療をして高額な回数券を売り、2回目以降は手を抜くようなやり方でおこなうところがあると聞いたことがあります。

また、高価なサプリメントをすすめられた方は注意ください。そのサプリメントがあなたの症状を改善できるかは関係なく商売として販売しているところもあります。大事なことはあなたに合ったセルフケアをご指導することです。当院では希望された方にセルフケアの指導もおこなっております。実はここが一番重要なのかなとも思っています。ただし、セルフケアを希望されない方もいます。その場合は最低限の助言をすることを意識しております。

 

良くなった方は医師には言わない

鍼灸はやめておいたほうがいいです

私たちもそうですし、医師もそうですが、良くなった情報を聞くことは稀です。例えば患者さんも医師での治療で治ったわけでないのに鍼灸で治ったとはなかなか言えるものではありません。ですので、悪くなった人だけが医師にすがるように言われます。これは逆もしかりです。鍼灸をして悪くなったという情報しか耳に入らなければ鍼灸の知識のない医師なら受けないほうがいいというのは普通のことだと思ってください。

でも実際は当院ではほとんどの方がよくなっているのです。早期に治療ができれば普通に改善するので医師に反対されても安心して来院してください。ただし、理由があって今の時期は鍼灸はよくないといわれていることもあるのでその際は当院にご相談ください。何を目的で鍼灸をするのかによって変わります

結局、鍼灸や整体で治るのか治らないのか?が皆さんが確認したいところだとは思うのですが、鍼灸技術がもちろん大事なのと、それにともなうリハビリを含めた養生指導、どちらも必衰になります。症状が出て2~3週間くらいならほとんどの場合は治っていくのでしょうが、1か月以上たったものは、どんどんと効果率は落ちていくことになります。特にストレスが強かったり、生活リズムが不規則であるほど治りは鈍くなります。

できるだけ早く治療を始めること、間違ったセルフケアはすぐにやめること、不摂生な日常生活をあらためること、それらがうまくいけば1か月以上たっているものもよくなる場合があります。また、1か月以上がたっていても、実はある程度のところまで治っていて、ただとまっているというケースもあります。これは1年たっていてもすぐに効いてきます。途中までいい感じだったのに、セルフケアで失敗したパターンなのですが、少しの指導で回復できますのであきらめずに1度受けてみてください。治りそうなものは私のほうからおしらせします。

帯状疱疹の鍼灸と整体の治療の実際

その方に合った刺激による鍼灸施術

悪いところに針をするわけではありません。悪いところから離れた場所に針をすることで自律神経を含めた免疫力や治癒力を増すツボを使っていきます。

症状の出ている悪いところにツボがあるのは急性期だけの問題であって、ほとんどの症状は慢性化してから当院に来ることになります。

特にこのページでご紹介している帯状疱疹の鍼灸施術では、とくになってすぐに来る方はほぼ皆無でしょう。帯状疱疹が出ていることに気づかずに当院に来てすぐに病院へ指示するといったケースはありまずが。まずは西洋医学に行くでしょうし、検査をしっかりしてから来院されるのをお勧めしておりますし、もちろん症状が少し落ち着いた早い段階で鍼灸と併用してくることを一番お勧めしております。検査をしっかりすることで鍼灸治療後の変化が出ているのかの確認もできます。
 

中国鍼による董氏楊氏奇穴

帯状疱疹の鍼灸施術で来院される症状では、西洋医学だけでの効果に満足しないから来られるわけであります。

つまり簡単な状態ではないということです。ですので少しでも効果の高い方法として、以前は中国で学んだ現代針灸をしていたのですが、現在は私が知っている中で鍼灸治療の最高峰である董氏楊氏奇穴のなかからツボを選んでの施術をさせていただいております。

中国家伝で伝わってきたこの方法は特殊であり、効果も絶大でもあります。本当に困った方への第1選択として当院では選んでおすすめしております。

 

刺血、カッピング療法

刺血というのは、日本では刺絡ともいわれ、古代から発展してきた方法でありますが、現代では血を抜くという行為から敬遠されてきた療法であります。

この療法も本当に困った方や、どうしても少しでも改善したいなど、もしくは私のほうから絶対したほうが良いと感じた時に説明させていただく事があります。

帯状疱疹の場合は急性時も、慢性時もどちらにも有効な場合があります。

衛生面で注意しながらおこないますので安全性はもちろんお約束できます。

 

帯状疱疹の回復に役立つ養生指導

栄養・睡眠・運動・入浴指導

ほとんどの場合は西洋医学と鍼灸を組み合わせておこなうので、ほかの施術を別のところで行うことはありません。

ですのでさらなる改善を求める場合は日常生活の改善が必衰になります。

その中でも大事なのが栄養・睡眠・運動となります。特に体力の乏しい方、すでに慢性の方、もともと身体が弱い方はぜひしてほしいですし、養生に関する質問などもたくさんしていただいたらうれしいです。

中には紙に質問を書いてくれる方がいます。これは非常に助かります。
まずは生活習慣からゆっくり改善していきましょう。

ストレスやリラックスのバランス

ストレスには仕方のないこともあります。嫁姑や仕事上など。また、精神的なものだけがストレスだと思っている方も多いのですが、意外にそうでないもののほうが厄介です。

人間関係などはよくわかっているので、上手に逃げたり、自分でさまざまな症状を出したりしてわかりやすいのですが、好きでやっている仕事が実は過労であったり、睡眠は短いほうが調子が良いと思っていたが酸化ストレスにつながっていたり、1日2食で調子が良かったが実は血糖値の乱高下がおこっていたりなどなど。

ストレスには実は様々なものがあります。実は気づいていないものが原因であることも多いのです。ぜひ生活を今一度見直してみて、これはストレスなのかわからない時はぜひ院長に確認してください。

西洋医学との併用や漢方薬やサプリメントなども

当院では近隣の病院や薬局などとの連携も行っております。ここをみている医療関係者の中で連携に興味がある方はぜひご連絡いただけると助かります。

漢方薬をおこなっている医院や、大学病院、近くの分子栄養医学をしている医院、脳神経内科などもご紹介したり、私のほうにご紹介していただいたりもしてもらっています。

鍼灸が有効な場合、漢方薬が有効な場合、西洋医学や栄養医学などが有効な場合、いろいろあると思います。ぜひ興味のある患者さんは聞いていただけるとご紹介いたします。当院に来られていない患者さんへのご紹介は申し訳ありませんがおこなっておりません。

 

帯状疱疹の鍼灸施術の流れ

膠原病への施術メニューの流れをご紹介します。

電話かLINEでのお問合せ

まずは、あなたの症状に対してすぐに鍼灸が効果があるのかを確認しなければなりません。状況に応じては緊急を感じた時はお断りし、医療機関への診療をおすすめしております。

特に帯状疱疹は一刻を争う事があるかもしれませんので、初めての症状はぜひ医療機関にて検査をおすすめします。
難しいケースは年齢的なもの・遺伝性のもの・糖尿病末期の方になります。

あなたの症状に当院での施術が可能だった場合ですが、どの先生が担当するかをまずはお伝えします。そしてその先生の診療時間にあわせて希望時間をお知らせください。
特に希望がない場合は経験豊かな男性院長がまずは対応していきます。

 

10分前の来院をお願いします

初めてですので早めに向かうことをお勧めしております。

当院は多忙にて、遅刻をしてしまうと次の患者さんも待ってしまいますので、10分前に来ていただく事をお勧めしております。カルテ記入もゆっくりできますので助かります。血液検査やお薬手帳などありましたら拝見します。

初めてでない場合は道にも迷うこともないでしょうから、逆にギリギリで構いません。

 

問診・カウンセリング

カルテ記入をしてもらうのですが、今までの病歴がこの症状の場合は多いことが予想できます。ですので、別紙にて、先に自宅で書いてきていただいて、それをみながらこちらで問診をするという形にしていただけると助かります。

私どもへの質問も一緒に書いていただくとさらに一石二鳥となります。患者さんも伝えたいことがすべて伝わるし、私どもも、施術で必要なところをさらに深堀して聞けますし、お互いにとってすごく助かりますので是非ご協力お願いします。

 

鍼灸施術がはじまります

あなたの身体は西洋医学のさまざまな治療を受けてきた影響でかなり疲れ果ててしまっているかもしれません。

まずは初めの3回の施術であなたに合う刺激量をしっかり見つけていかないといけません。焦らず確実にが理想です。ですので、まずは3回来ていただく事をお願いしていますし、1回だけですと検査をしてから結果も聞かずに来なくなるようなもので、こちらとしても意味のないことをすることにも抵抗がありますので、まずは3回をお願いしております。

 

施術後のご説明

ほとんどの方は西洋医学の治療も受けていることでしょう。その治療も効果がさらに出るように考えて鍼灸施術はおこなわれています。

身体の弱っている方はそれに加えて食事・睡眠・運動などもご指導いたします。自分のペースであわてずにおこなってください。

すでに慢性症状のかたは、施術のペースはあけながらで大丈夫です。2週、3週に1度くらいでじっくりとやらせてください。もちろんですが回復の早い方は週1でのペースがお勧めとなります。

帯状疱疹の鍼灸施術を利用された事例

夜、寝れるようになりました

帯状疱疹後神経痛の患者さんから 院長の鍼灸治療

先日急におなかが痛くなり、いきつけのこちらの治療院に来たところ、先生からすぐに病院に行くようにと言われて、帯状疱疹と診察されました。

しばらく通院して症状は落ち着きましたが、まだおなかのジンジンとした痛みが続いて、こちらの院での治療がスタートしました。

治療は、はりやお灸をしてもらいました。針は痛いところに響き、お灸は悪いところに浸透する感がありました。自然と痛みも引いてきて、夜も寝れないほどでしたが、普通に寝れるまで回復しました。

あとは表面のピリピリした皮膚の刺激が残っているだけです。これは自宅でせんねん灸をするようにと続けていたところ、治りました。ほっといたら悪化していたことを考えると早くに気付いてもらえて助かりました。

 

服を着た時に気づけました

肋間神経の帯状疱疹の患者さんから 院長の鍼灸治療

胸部付近や、肋間部あたりに水泡が生じてすぐに病院にいったら帯状疱疹といわれました。

病院の先生からもほっておいたら神経痛がでるかもしれないからといわれたので、水泡が落ち着いた段階で松鶴堂に来ました。

はやく、病院に行ったおかげか、症状もかなり落ち着いたようですが、胸部の締め付けや、痺れを感じたので、これがずっと続くと嫌だったので、鍼灸を受けたところ、1回目から効果がでてくれました。鍼灸治療後に服を着た時にしびれた感覚がなかったんです。私にはやはり鍼灸があっているようです。

 

半分くらい良くなりました

帯状疱疹の患者さんから 院長の鍼灸治療

帯状疱疹になって半年がたちました。すぐに病院に行かなかったのがよくなかったみたいで、痛みがかなり残ってしまいました。

ペインクリニックで投薬や注射などをしてもらってある程度痛みは緩和したのですが、何とか治したかったので、こちらに伺いました。

痛いところには鍼をしなかったので不安でしたが、痛かったところが温かく感じたのと呼吸がしやすくなったことはわかりました。しばらく数回通いましたが、確かに効果はあります。

半分くらい症状が良くなった感じがします。今後も続けて受けようと思います。

 

いかがでしょうか。

このように、当院の帯状疱疹後神経痛への鍼灸と整体の治療なら、まずは病気の悪化を止めたり、身体の動きが回復してきたりなどが実現できる方が増えております。鍼灸施術に興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問合せ・ご相談ください。

当院では帯状疱疹の鍼灸治療を中国でしっかり学んできたため、開業当初から得意疾患に決めましてすでに25年以上がすぎました。開業当初は結果を求めすぎて中国鍼による強い刺激にてのみの治療が多かったように思えます。

逆に若さゆえか即効的治癒率も今よりも高かったような気がしております。当時は太い中国鍼を多用していましてかなり効果はありましたが、その分、鍼の痛みが強く脱落されたり、効果がでなかったことも多かったように思います。

現在は修正に修正を重ねて改良をかさねできるだけ痛くなく弱い刺激で早く的確に治すように心がけるようになりました。即効を求めすぎて1~2度で治すことは以前に比べて逆に減りましたが3回目以上の統計を見ると以前よりは効果率は確実に毎年あがっています。5回以上来院されました統計ではさらにはっきりとした効果がでています。

患者さんも痛みや痺れががよくなったという報告もいただき、こちらも驚くことが多いほどです。医師やリハビリをする方もなんで?という顔になったりするそうです。治療家としては即効で治そうとする姿勢が大事なのはもちろんですが、さらに大事なのは患者さんの状態をよく把握しその方にあった治療法や治療期間を考えることも大事だと思うのです。

治療家と患者さんがすこし力を抜きどちらとも余裕をもって治療をおこなうことで治療効果もあがるんだということが経験をつむことで25年以上たってわかりました。今回縁がありまして平成20年の正月にて北京・天津にて鍼灸の研修をうけにいったのですが脳疾患の鍼灸に関しては中国の有名な鍼灸病院でさえもすでに学ぶ所はなくなっていました・・・

自分の技術はすでに人から教えてもらうというより、すでに伝えていく段階にはいったのかもしれません。ただ自分にとって膠原病治療は生涯にわたる永遠のテーマであることに変わりはなく患者さんに喜んでいただけますようさらに日々臨床を深めていきたいと思っています。

 
西洋医学と違い信用の少ない鍼灸治療ですが今後もさらに研究を重ねさらなる結果を出していきたいと思っております。毎年行く中国での研修も難治の疾患への治療のさらなる開発のためでもあります。私も日々精進しがんばっていきたいとおもっております。

私たちは、結果がすべてだと思っています。一人でも多くの帯状疱疹後神経痛の患者さんが回復できるようしっかりお手伝いしていきたいです。

 

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松鶴堂鍼灸院

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広島駅新幹線口から徒歩5分
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