〒732-0052 広島県広島市東区光町1丁目11-5 チサンマンション306
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変形性股関節症は長年の股関節の疲労蓄積による症状であります。
身体が常にどちらかに偏っての作業が多い方に多く発症し、良い方と悪い方がはっきり出ています。また痛みが出てくるとかばえなくなることからはじめは片方だけでもいずれは両方とも痛くなる方もいます。
はじめはちょっとした拍子に痛みが走るだけですが、夜の痛みや、安静にしていても痛い場合は悪化してきています。なるべく異常を感じてから早いタイミングでの治療がお勧めです。
股関節が痛い患者さんは中年以降の女性でよくみられます。病院で治療してもその部分だけしか見ません。でも股が痛いのですが実はその部分だけが悪いのではないのです。腰やお尻や太ももやふくらはぎが原因で痛くなる場合など複合的にでてくるのがほとんどです。ですのでその周囲含めて総合的に見てくれるところでの治療が大事となります。
ですので痛いとこだけを温めたり電気を流しても痛みは一向に良くはならないでしょう。ですんで股関節が痛い患者はそのような治療では治ることもなくどんどん増えていくだけになります。
それでそのままほっておいて年数がすすむと本当に関節が変形して悪くなり動きがどんどん悪くなり歩行困難になってきます。こうなれば厄介です。治療もかなりの時間がかかります。股の痛みはできるだけはやくに治療を開始したい疾患です。そしてそのあとは再発防止が大事です。
股が痛いと動かない、だから太る、太るから軟骨が磨り減る、磨り減るから痛い・・・完全な悪循環の完成で股関節の場合はなかなかこの悪循環から抜け出すことはできません。結局は手術をしましたということもよくあることです。
私たちの治療でも鍼灸とリハビリを両方おこなわないとなかなか治らなくなってきます。痛みが緩和するだけでなく動きの回復も大事なのでリハビリもおこなってもらうことから回数もかかってしまいます。それを考えても股関節を治したい場合はできるだけ早く治療をすることでしょう。それによりかかる回数も短くなります。
そしてリハビリもおこなってもらうことで完治する方も多いのです。完全に治らなくなってしまって手術を宣告されるまえにぜひ鍼灸治療を少しでも早くはじめてください。
股関節が悪い方は実は腰やお尻も悪いです。少しでも違和感がある時は一緒に腰の治療もします。鍼灸治療で股関節を治すコツはそこだけでなく腰やお尻もふくめて全体的に治すことだと日々の臨床で感じています。
人工股関節置換術について
置換術とは変形性股関節症や特発性大腿骨頭壊死にて股関節の変形が強い場合には軟骨のすり減って傷ついた部分の切除をして人工的に作られた関節に置き換える手術のことを言います。手術の目的としては痛みをとること、動きをスムーズにすること、そしてスムーズな歩行を取り戻すためにおこなわれます。最近では筋肉や靭帯のダメージを最小限にするために手術をするポイントをできるだけ最小にする最小侵襲手術を取り入れている病院も増えておりますので可能な時はそちらの病院をすすめております。手術痕が小さいのでリハビリ開始も早まり社会復帰も早くなるのがおすすめするポイントです。
こう書くとメリットばかしに思えるかもしれません。ですが人工関節が転倒などによって破損すれば再手術が必要であったり、感染症などもありますので、なるべく手術をしなくても老後を過ごせそうな方は鍼灸とリハビリを上手に組み合わせることをすすめてはおります。また、術後後遺症としては筋肉や靭帯の痛みが出る方もおられます。その際はそこのポイントへの治療も有効ですし、股関節に負担のかかる姿勢や動きが多い方には筋肉が硬くなる方が多いことから痛みがなくても予防的にも筋肉を柔らかくする治療をいれておいたほうがいいので当院でも数例の方がお越しになっております。
原因不明の筋肉性の股関節痛(中殿筋・大腰筋膜張筋由来のもの)・使い過ぎによる股関節炎・鼠径部が痛い(グロインペイン)の3つの原因がほとんどになります。患者さんの多くは女性ですが、その場合原因の多くはもともとの股関節形成不全のもので大人になってゆっくりと進行していくものになります。発育による後遺症が主なもので股関節症全体の80%といわれています。
元々股関節が弱いのに、ヨガをしたり、正座やあぐらをするようになってから股関節が急に悪化していくことになりますので、年齢をいってからの急な股関節の動きにはぜひ注意していただきたいと思います。ヨガをしてから痛くなった方を見るたび非常にもったいないことだと思います。
大腿四頭筋を鍛えると股関節は痛くない?
股関節の悪い患者さんの多くは大腿四頭筋や大腿筋膜張筋が萎縮してしまい股関節を支持することができないのでさらに股関節に負担が加わり痛みや運動制限が助長されます。
ですので筋力を鍛えれば股の痛みは治ると考えてトレーニングをします。ですが筋肉の不足もありますが筋肉が硬縮している原因もありますので硬くなった筋肉を鍛えることで筋肉が付着している骨の部分が強い炎症を起こします。それが股関節周囲に痛みとしてあらわれます。ですのでまずは大腿四頭筋の硬くなった部分や股関節周りの炎症を取り除かないといくら運動をしても痛みがとれないということになります。リハビリに偏った治療では股関節はよくならず、鍼灸とリハビリが両輪で組み合わさることで改善していきます。
ですので針で硬くなった筋肉をまずはほぐし股関節周囲の炎症を取り除いた後である程度痛みがおさまってから運動をはじめていくようにしなければなりません。それを上手に組み合わせていけば効果がでることになります。そうすれば完治への近道になることは間違いないでしょう。
ですが変形が強くすすんでいる場合はまずは筋肉をゆっくり鍛えていくことをおすすめします。それによってさらなる変形を防ぐことができ鍼灸の効果も高まります。まずは状況をみてどちらを先に優先していくかになりますね。変形が強ければ強いほど手術の適応にもなるでしょう。
原理としては膝と同じように考えていただければと思います。
私の経験的では膝よりも股関節のほうが治療開始を早くしないといけないと感じています。人間歩くことに関しては100%必要であり歩かずに安静などは入院でもしない限りしないのが普通です。といいますか入院しないといけないレベルまでおいておくのも危険ですが。
最終的には強い歩行障害を残すか手術するかたが多いのでそうなる前にぜひ早期の治療をおすすめしたいのです。はやければ股関節周囲のスジを緩めるだけで症状が緩和したという例も多く、その場合は完治までも可能な場合があります。皆さんが想像している以上に鍼の効果は高いものであります。
股関節だけでなく膝も同様に悪いケースがありますので変形性股関節症と変形性膝関節症は両方出るケースもありもちろんですがいっしょに治療することになります。坐骨神経痛との併発もありますのでまずはどちらとも調べる必要があります。
股関節と仙腸関節炎の急性期の治療について
筋肉による原因では筋肉の痙攣や硬縮による仙腸関節周囲の炎症によってスタートしています。ではどの筋肉が痙攣をおこすかですが大事になります。
大腿内側部分の筋肉は股の内側の痛みと関係し、股関節周囲全面は大腿中央の筋肉で、股関節外側の上部は大腿外側の筋肉で、膝裏は大腿後側(ハムストリングス)の筋肉が原因となります。また股関節周囲の筋肉群のなかでも中殿筋と大腿筋膜張筋は痛みをひきおこすポイントになります。
筋肉が原因で起こる仙腸関節や股の痛みは鍼灸は最も適応します。また股関節でなく膝関節周囲が原因なら半月板や軟骨の変性もありますのでまずは専門医にて受診され関節の中の状態を把握しておく必要があります。鍼をしても痛みが止まりますがほっておいたらますます軟骨の損傷がひどくなることもありその場合は鍼灸はあくまで保存療法のひとつとして考え西洋医学の補佐としてを考えなければなりません。
痛みが止まるとたくさん動かしさらにいためるという結果はさけなければなりません。スポーツや仕事や生活習慣をみなおし治すことを優先していかないと悪化していきます。また急性期では痛みが強い場合も多いので安静を指示しテーピングなどの補強も必要です。
股関節と仙腸関節炎の慢性期の治療について
慢性期では痛みが主というより運動制限が主となります。急性期にしっかりとした治療を受けていないで放置していた場合、何ヶ月かたった後痛みはとれたが仙腸関節が硬くなったり股関節がまがらなくなったという事があります。痛いのでまがらないということなら痛みをとればいいのですがそれほど痛くはないがまがらないというものは少し厄介になります。
治療の基本は針をして関節周囲を緩めた後自宅にてリハビリにて動かしていくことです。繰り返しおこなうことでゆっくりと股の動きがよくなってきます。慢性期ではお灸も効果がよく治療院では熱くない直接灸を自宅ではせんねん灸をします。針よりも効果があるという患者さんもおられます。
また水がたまりやすい膝も自宅にてお灸をすることでたまりにくくなるというデーターも発表されています。当院では仙腸関節由来の坐骨神経痛の患者さんが多いのですが年輩の方の多くの坐骨神経痛の患者さんには股の痛みを訴える方がいます。特に膝の裏が痛いなどというときは膝が悪いのでなく坐骨神経痛であることも多くその場合は同時に治療していかないとよくなりません。
また当院でも併用しているのですが股が悪い人のなかには大腿四頭筋などが萎縮している場合があります。この場合は中国で学んだ四強穴に針をします。それによって突っ張った症状がとれるのですが痛くないからといってその後仕事すればすぐに再発しますので注意はいりますが。
足の付け根が痛い、内股が痛い、股関節全面が痛いケースについて
グロインペインは鼠径部に痛みが出てしまうスポーツ障害の一種です。他の競技に比べてみると。サッカー選手での発生が多くみられています。いったん鼠径部痛症候群(グロインペイン症候群)を発症すると、改善には時間がかかることが多いです。
ランニングやキックの動作で鼠径部やその周辺のいろいろな所に痛みが出現してしまいます。足首の捻挫や大腿部や下腿部の打撲や肉離れ、腰の痛みなど何らかの原因によって可動性、安定性に問題が生じたまま無理をしてプレーを続けることにより、体幹から股関節周辺の機能障害が生じやすくなってしまいます。
これに加えて片足で立ってキックを多くする、いわゆる足の重心が片方に偏りやすいサッカーのうなスポーツをする際には、特定の動作が発症の原因となります。鼠径部はその場所の痛みのみではなく、回りに備わってる股関節などの柔軟性も大事になってくる治療も加えることが多いです。
鼠径部痛症候群(グロインペイン症候群)の鍼灸治療について
この症状のメインはもちろん鼠径部で、まずはそこに起きている痛みを鍼灸治療で取り除いていきます。筋肉は使いすぎると疲労して痛みが起こるという性質があるため、当院ではこの痛みの起こっている鼠径部付近の筋肉を緩める治療を行います。主に大腿内側になります。
鍼灸治療によって痛みがある程度に落ち着いてきた頃に、手技療法や鍼灸治療を混ぜたリハビリ鍼灸治療によって、原因となっている内ももの筋肉や腰、背部、腿裏の柔軟性を高めたり、痛みがこれ以上におこらないようにするための対策として筋トレやストレッチなども指導していきます。
身体のバランスを崩すことで起こる痛みのため、症状が落ち着いてきてからのリハビリ治療はかなりおすすめします。鼠径部の痛みについてお悩みの方はなんでもご相談いただければと思います。
鍼灸師側の原因で股関節痛が悪化するパターンも私は多いと感じるので、医師が鍼灸を受けるのに反対するのもあながち間違っていないと感じます。よくあるのが悪そうなところに鍼をしての電気鍼とか、太い鍼を頭にぶすぶすたくさん打っての局所への過剰刺激、鍼灸院でないところで受けた鍼灸治療、またちゃんとした師匠から学んだ方ならいいかもですが、鍼灸学校だけでの勉強の方や我流でしている方が多いので注意してほしいところです。重度の股関節痛の方へ、臨床経験が少ない先生の治療は決しておすすめはしておりません。
当院に来る前に行っていた治療院で指導されていた治療計画によって、症状が悪化している方がいます。特に初回はすごく安くて丁寧に治療をして高額な回数券を売り、2回目以降は手を抜くようなやり方でおこなうところがあると聞いたことがあります。
また、高価なサプリメントや枕などの物販をすすめられた方は注意ください。そのサプリメントがあなたの症状を改善できるかは関係なく商売として販売しているところもあります。大事なことはあなたに合ったセルフケアをご指導することです。当院では希望された方にセルフケアの指導もおこなっております。実はここが一番重要なのかなとも思っています。ただし、セルフケアを希望されない方もいます。その場合は最低限の助言をすることを意識しております。
私たちもそうですし、医師もそうですが、良くなった情報を聞くことは稀です。例えば患者さんも医師での治療で治ったわけでないのに鍼灸で治ったとはなかなか言えるものではありません。ですので、悪くなった人だけが医師にすがるように言われます。これは逆もしかりです。鍼灸をして悪くなったという情報しか耳に入らなければ鍼灸の知識のない医師なら受けないほうがいいというのは普通のことだと思ってください。
でも実際は当院ではほとんどの方がよくなっているのです。早期に治療ができれば普通に改善するので医師に反対されても安心して来院してください。ただし、理由があって今の時期は鍼灸はよくないといわれていることもあるのでその際は当院にご相談ください。何を目的で鍼灸をするのかによって変わります
股関節治療において自宅でできるセルフケア(術後後遺症にもレベルに応じたケアが必要です)
まずは姿勢になります。横座りや脚組みが股関節の負担になります。鍼灸治療によって痛みや動きが回復しても無理に股関節に負担のかかる姿勢はしないほうが賢明です。特に和式トイレなどへのしゃがみこみは脱臼の可能性もあるので洋式への変更をすすめたいところです。
次に大事なのは運動になります。股関節への不安が強ければ強いほど運動をしないという方もおられます。脱臼をしたり転倒すると再手術かと思うとなるべくそのリスクを減らしたいと考えることでしょう。ですが術後は股関節周りの筋肉が硬くなりやすいというのがあるので、適度な運動は大事です。転倒が怖い方はバリアフリーであったり、見晴らしの良い場所での歩行訓練などをすすめたいです。プールでの歩行ならなおよいリハビリとなるでしょう。
意外に忘れることでいうと急な立ち上がりです。意外に股関節の負担が強く衝撃が加わります。それにより股関節炎にもなったりするのでゆっくりと何かをもって立ちあがる癖をつけましょう。
軽い痛みや急性の痛みなどは普通に鍼治療をしていけば、普通に改善していくでしょう。早く治したいという要望がない限りわざわざ鍼に来る方も少ないとは思います。よほど鍼のファン患者さんでない限り、施術法も何を選んでも特に問題はないものと思っています。
ですが、頑固になってどこに行っても効果がないような股関節痛にまでなってしまったら話は変わっていきます。当院ではひどい方には遠隔施術という、痛いところに直接打つのでなく、遠く離れた場所に打つことで痛みを緩和していきます。
強い痛みを抑えるためには鍼灸施術もレベルをあげてやる必要が出てきます。
当院は董氏楊氏奇穴という他院ではおこなわれていない特別な鍼灸施術があります。ですので本当に痛みや痺れで困っていてどうにかしたいとお考えの方は必ず院長の指名にてお受けください。
慢性疲労の強い方や、お尻の痛みなど痛みの強い方などに当院ではすいだま(カッピング)をすることがあります。
ただ、かなり好みの問題もあります。皮膚のタイプによってはしないほうがいい方もいますので、気になる場合はお知らせください。
また一度することで、効果もはっきりわかることから、2回目からはしない方もでてきますので、特に他院ですいだまをしたことがあり、そのときによくなかった場合はおしらせください。
痛みで大事なのはやはり運動になってくると思います。多くのかたは痛みが強くて動かすことも、苦痛すぎる場合もあるでしょう。その場合は無理をしないである程度痛みが緩和してから勧めるケースもあります。その場合は休息が必要です。仕事量などを減らして体の回復を待ちましょう。
そして回復後はもちろん自宅で動かしてもらいながら鍼灸を併用して回復が早くなるようにしていきますし、リハビリ鍼灸といってますが、もちろんそのほうが回復も早くなるし、施術回数も少なくなってきます。変形性股関節症の方は必衰になります。
痛みが強いだけでストレスは強くなることでしょう。じっとしていても痛い方はなおさらです。睡眠不足にもなりますし、薬も効かない方も多いです。
ですが、何か楽しいことなどしているときは痛みが和らぐという方も多いです。それに関しては調べておいて1日1回はストレスを軽減させ調子のよい時を作っておくのも大事になります。
痛みが強いときは薬も効くことが少ないかと思います。本当にひどい方はまずは薬の効きをよくするための施術も初めのほうでは必要になります。
鍼灸によって血流が良くなることで、薬の吸収が良くなったり、薬の代謝が良くなったりすることで、薬の良いところが残りますので効果が高まるのです。
もちろん体調も良くなっているわけですから、薬の効きが良いということは治っていく流れになっています。もちろん漢方薬も同じです。
施術メニューの流れをご紹介します。
まずは自分の痛みやしびれが鍼灸の適応かどうかの確認になります。もちろん緊急性の場合は病院へ行かなければならないのですが、ふだん感じたことのない初めての痛みや痺れであり、痛み以外にも吐き気やめまいなど変な症状も併用してたらまよわず病院へ行ってください。
また、ちょくちょくある股関節痛でもベットに横になれるのか、あるいてこれるのか?来るのは送ってもらったけど帰りは一人とか、こちらとしても股関節痛を受けれるのかどうかがあります。
もちろん技術としての対応はできるのでくるのはいいのですが、どのような状況かは必ずお伝えください。急いでなければ少し落ち着いてから来ていただくと間違いはないです。
女性患者さんの場合はできましたらスパッツなどを持ってきて
いただくと脱がれる必要もありませんので恥ずかしい方などは
必ず短パン・スパッツなど持参ください。
その場合は横にチャックがついているタイプのでほとんど肌は露出できます。
また当院には女性スタッフも常勤していますので安心ください。
もちろん希望されましたら当院にも短パンはご用意しております。
恥ずかしくない場合や男性の場合はこのようにタオルで隠して
おこなっています。幅の大きめの柔らかい短パンの場合は下からあげます。
もちろん女性鍼灸師も在籍しておりますので、股関節痛がまだ軽度で
したら女性施術家をご指名いただきましたらと思います。
痛みの施術で来る方は、こちらとしてもなるべく痛みをとった段階で終わりたいので、時間的にしっかり余裕をもってきてもらいたいです。あらかじめ渋滞するかもと予測したうえで向かっていただけましたらたすかります。
鍼灸の適応なのか、適応でないのかを見極めないといけません。多くの場合は慢性であり、頑固なので、いろんなところに行っては検査したり治療されたりしているのでこちらも安心なのですが、まったくこういうところに来るのが初めての場合はしっかり見極めないといけないです。
もちろん必要であれば病院への受診を先にすすめることもあります。
目標としてはもちろんですが、痛みやしびれの改善になります。ほぼ全員になりますが患者さんがうちに求めているのは痛みを取り除いてほしいということになるかと思います。
鍼灸という少し怖いと思われている方法に自分からくるわけですから、こちら側としてもしっかり結果が出てくるようにやっていきます。
痛みの施術はいろんなパターンを出します。多くの症状の軽い方は、そのままゆっくりと痛みが取れてきてそのまま治るでしょう。3回程度の施術で終了となります。
難しいケースではよかったり悪かったりを繰り返しつつも治ってきますので3~6回くらいで終了となるでしょう。どちらのケースでもいえるのですが、痛くなった原因も追究していきたいですので、少し間をあけながら終了を目指していきますし、治ってからも1~3か月に1度くらいのメンテナンスをお勧めしております。イメージとしては歯医者の歯石とりでしょうか。
さてもちろんですが本当に難しい方も来ます。なかなか改善もしにくいですが当院でおこなっている董氏楊氏奇穴なら改善の可能性もあります。10回以上かかるでしょうし、完全に治るかはわかりませんが試す価値はじゅうぶんあると思います。お試しください。
東京から広島に1週間滞在。足のしびれを良くしてもらいました。
フルマラソン出場の目指してハイペースでの走り込みを続けていたところ、足にしびれを感じ始め、夜も眠れないくらいになってしまいました。
大会も近いし、それどころか日常生活や仕事もままならなくなってきたため、あきらめるしかないかな〜と思っていたところ、広島出身の仕事仲間にこちらの治療院を教えてもらい、仕事も一段落していたので、一か八かで1週間宿を取ってお世話になることにしました。
1週間毎日お世話になり、1日1日で変化しているのがよくわかりました。
初めての日、「腰もお尻も足も全部コチコチですよ〜」と先生はおっしゃってましたが、ほぐれてみるとそうだったんだな〜と実感しました。
しびれも感じなくなり、少しずつ練習を再開してみると、あれっ、しびれる前より調子いい!すっかり自信を取り戻し、本番に臨むことが出来ました。
本番はやはり再発が怖かったので控えめのペースで走りました。でも、走れること、完走できたことが何よりもうれしかったです。この場を借りてお礼をさせて下さい。ありがとうございました。
10代の頃から30年近く股関節痛と腰痛です。紹介されて初めて鍼治療を受けてみました。かなり即効性があり、何年かぶりに、くしゃみを思いきりしても大丈夫でした。
その後数回通っています。効き目の程度を話しながら調節してもらえて、安心です。よい状態が続くように定期的に通いたいのですが、島根から通っていて遠いので頻繁には行けないので、メンテナンスとして寝る前にウォーキングか、無理ならラジオ体操をしてバランスを整えるようにアドバイスしていいただきました。
ラジオ体操をするようになってからは股関節痛や腰痛と便秘がよくなってきたようです。もう少し近いといいなと思うので☆ちょっとだけ減らしました。
昨年の2月頃からお世話になっています。この度、股関節炎で診察を受けました。もともと腰が弱く色々と整形外科や整体を転々としてきました。一度痛めるとなかなか治らず治療が長引いていました。
島根の知り合いからの紹介でこちらで診察を受けたところ2、3日の通院で驚くほど回復します。今では腰や股関節を痛めたときは迷わずこちらで診察を受けています。保険適応外で一度の診察が5500円とお高いですが、整形外科でレントゲンを撮ると直ぐに1万円いきます。その後のリハビリ料を考えるとかなりお得ではないかと思います。
股関節や腰痛でお悩みの方は是非足を運んでみては。
約20年来、ダンスを続けています。
半年位前から、太ももの付け根付近が痛くなり、初めは筋肉痛だろう、ストレッチでほぐしていけば治るだろうと軽く考えていました。しかし、その痛みは消えないまま、2ヶ月前からは腰まで痛くなり、10数年前にヘルニアの手術をしていることもあり、もしかしたら再発?と不安に思い整形外科を受診しました。ここでは、坐骨神経痛と診断され治療をしていましたが、あまり効果も見られず…。神経であれば鍼治療の方が効くのでは?と思い、ネットで探してこちらを受診しました。
院長先生に見ていただくと、それは坐骨神経痛ではなく、股関節や坐骨結節部の痛みであると。腰の痛みはそこをかばうために発生したのでは…と。
初めての鍼で多少不安もありましたが、痛みに効いているのか3回の治療でかなり緩和されました。ようやく治療がスタートできた、と世間が明るく見えてきました。好きなダンスを少しでも長く続けていくためにも、痛いところを治してケアしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
腰痛・股関節痛で鍼灸院を3院通院しました...
腰痛・股関節痛で鍼灸院を3院通院しましたが、どこで治療してもらってもスッキリせず、半分諦めていました。そんな時、知り合いに松鶴堂を紹介されダメ元で診察治療してもらって数年ぶりにスッキリ楽になりました!
同じ鍼灸治療でも、こんなにも効果が違って驚きました!!ツボが的中!?院長のわかりやすい説明と技術に、また何かない方がいいんですが、何かあった時は松鶴堂へ駆け込みます。
大人からのバレエレッスンが趣味ですが、思った以上に身体に無理がきます。何件か、指圧などに、行きましたが、良い所が見つからず困っていました。
知人に紹介してもらいましたが、予約の段階から親切に対応して頂き、丁度、別件で肩を痛めて整形外科に通っていたので、腰、股関節、肩両方見て頂きました。針は初めてで、怖かったのですが、1回目から確実に痛みがなくなり、びっくりしました。肩は完治し、バレエでの痛みがでたら、来るようにしています。
次回、治療が必要か、また必要ならいつが良いか、などしっかりアドバイスも頂けます。院長先生の針施術は素晴らしいです。痛くなったらここに来れば大丈夫と思っているので、バレエも楽しんでいます。
いかがでしょうか。
このように、当院の頑固な股関節痛の鍼灸施術なら、痛みや動きの回復に加えてスムーズな歩行を取り戻せるかたもたくさんおられます。鍼灸施術に興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問合せ・ご相談ください。
構造的な問題があるのに治ってしまった方のケースを紹介します。股関節変形などの影響もありその周囲のバランスが崩れてしまいます。それによってまたまわりがそれをかばったりすることでの影響により股関節痛などの症状が出ているケースだと感じております。多いのが関節の歪みになります。元々ある腰のカーブがなくなってくることで神経を圧迫する可能性もありますが、身体を支えることができにくくなるので、太ももがつよく張ってしまうという症状が出ます。また神経も過敏になるので、足がしびれたり痛くなるということもおこってきます。このような股関節は外科的処置はしなくても治る可能性のあるものとなります。
ですので大事なのは今出ている症状が、
1、股関節に構造的な問題の原因で出ているのか?
2、股関節変形もあるがゆがみなどほかの要因もあるのか?
3、変形性股関節症といわれたけど全く股関節が原因でもなかった
など、いろいろ考察していく事が非常に大事な選択です。当院で3回治療することで3、の原因であればすぐに完治する方もいるでしょうし、2、であっても症状の軽減は狙えるものと思います。
ただただ経過観察だけしている場合は、2、3であった場合は、早ければ何度か治療をしていると治っていたのに、経過観察中に筋肉はやせ細り、さらに固くなってきて、それが原因でさらに悪化し、手術をしたが、2・3の理由が解決していなかったことで、症状が軽減することなく、さらに悪化してしまうという方を何人か見てきましたので、やはり何を選ぶとしても、西洋医学と併用して鍼灸治療を早く開始するという選択を選ぶことが大事なんだと感じております。
2、3の方の多くは中殿筋由来の股関節痛であったり、腸脛靭帯炎であったりします。自分にとって股関節痛治療は生涯にわたる永遠のテーマであることに変わりはなく患者さんに喜んでいただけますようさらに日々臨床を深めていきたいと思っています。
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