〒732-0052 広島県広島市東区光町1丁目11-5 チサンマンション306
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便秘のお悩みについて
当院で意外に多い悩みの1つが便秘になります。特に女性の方が多くて長年の煩いのため特にあきらめている方のほうが多い印象です。
ですが、この辛い便秘どうにかならないでしょうか?と聞かれることも多いです。この便秘、実は生まれてきてすぐに発症しております。赤ん坊で眠りが浅いとか、すぐに泣くとかでお母さんが連れてくるのですが、そういう方ほどお腹を触るとすごく張っているのですね。ですので赤ん坊の時から腸を鍛えていく腸活をしていくこともおすすめです。当院では赤ちゃんの不調にはお腹のマッサージなどをお教えしております。
また、季節柄便秘になる方も多くて、特に寒くなってくると乾燥をすることで体内の水分がそれの対処で使われることで腸内の水分が減ったり、筋肉が縮こまり動かさなくなることから腸管への刺激も減ったり、血管が収縮し血圧も上がりやすくなり交感神経優位になっても便秘がちになったりしますので、夏よりは冬のほうが便秘の方が増えてきますし、便秘が原因で様々な病気になる方も多いですので冬場の便秘は風邪同様侮れないですね。
また、便秘を改善してくのは地道な作業になります。これをやったら治ったとかいうのはたまたまそういうことがあるかもしれないですが、その多くは地味に長く続けていかなければなりません。その中でも腸もみマッサージなどは有効だと思っています。特に子供の便秘などには即効的に効果がでます。マッサージをすることで胃腸の働きを高め、ぜん動運動を活発になることで以前よりは改善したという声もいただいております。
また、排便の感覚がなくても、毎朝トイレに行く習慣をつけることも大事です。朝起きがけにしっかり水分をとったり、散歩などをして胃腸を動かしてから食事をといることで、食後すぐに排便できたという声も多いので習慣を変えていくのも大事なんでしょう。
特に長年便秘薬やセンナ茶に頼っていた方ほど腸管の動きも悪いし、粘膜の肥大により空洞が狭くなっていてそもそも便が通れなくもなっていきます。もちろんそういう薬に頼り過ぎていた便秘の治りは悪いです。また最近では便秘だけでなく下痢であったり腹部膨満感やガスがたまっている感じ、腹痛、腹鳴などで学校や職場にいけないといった話も聞くようになりました。これらは過敏性腸症候群と呼ばれますが、それに関しては別ページにてしっかりと書いておりますのでそちらをご参考に下さい。
また、便秘の方でガスがたまっているタイプとしてガス型と呼ばれたりするものもありますが、こちらも過敏性と同じ扱いになっていますが下痢はまったくしないのであれば、便秘としての扱いにして治療をすることが多いです。
小腸内細菌増殖症(SIBO)について
便を作る大腸には多数の腸内細菌が存在していることは皆さんも知っていることかと思います。善玉菌や悪玉菌の話もよく出ていますし、腸内フローラという言葉も出てきました。消化器疾患だけでなく免疫の世界でも今は旬ではないでしょうか?
この腸内環境によっては健康に大きな影響を及ぼしていることが知られるようになりましたが、栄養を吸収する場の小腸内にはあまり多くの菌は存在しないのです。ほとんど大腸にて存在しております。
しかし最近になってわかってきたのですが、様々な環境要因などから小腸内細菌が急激に増殖することがあり、その菌が豊富な食事から得られた栄養分を分解して多量のガスを発生してしまうケースがあるのです。これを小腸内細菌増殖症(SIBO、シーボ)といいます。
小腸は普段は常に液体で満たされ、ガスは少なく細い状態で腹腔内に収納されているのですが、発生した多量のガスによってお腹が張ってしまい膨らんでいきます。やせ型なのにお腹だけ膨れているので見分けは簡単ではあります。以前からこのようなかたは多かったのですが最近になって小腸内の菌の増殖による多量のガスに満たされていることがわかりました。
この小腸内細菌増殖症によって腹痛や便秘や下痢を繰り返すことになるのですが、多くのケースでこのような症状がある場合はストレスが原因で発症する過敏性腸症候群(IBS)と考えられていたのですが、そのなかには実はSIBOであったということが判明されております。以前よりストレスも減ったか、まったくストレスがなかったのに、ストレスが原因だといわれ強く悩み、そのこと自体がストレスになって悪循環になってしまっていた方も多かったでしょうから残念な話ではあります。
発症要因としてはたくさんあり、小腸内への雑菌侵入を防ぐ役目の胃酸の減少が考えられます。吐き気や胸やけで悩んでいる方が胃酸抑制剤を多用していることでSIBOへの階段を昇って行っている方がいたり、意外に多いのがピロリ菌感染です。これは胃カメラ検査で分かります。またピロリ菌感染で胃酸が減ることから悪循環になりますね。胃酸も多かったってもダメですし少なくてもダメですのでちょうど真ん中にもっていくような意識をして生活していくことが大事になります。こういうことを知ったうえで薬を飲むかをしなければ自分で病気を作っていることになります。あとは胆汁や膵液の出が悪い方の場合はそれだけ脂肪などを消化できなくなるのでその分、小腸内の仕事が増えてしまい機能がおちていきます。その場合はなるべく低脂肪食にしておくことになるでしょう。
消化器内科を受診しても原因がわからない慢性腹痛に対して十二指腸潰瘍の予防としても大事です
消化器内科でいろいろ調べたのに原因がわからない腹痛は最近ではSIBOなどもでてきましたが、その多くは心因性のストレスが原因で起こる場合もあります。毎日のようにストレスを長期間うけることで、自律神経の1つである交感神経が優位になります。交感神経が強まることで、副交感神経の働きが悪くなることが腹痛の原因になっております。副交感神経がしっかり働くことで胃腸の働きもしっかりしてくるのでぜひ自律神経が乱れている方は生活習慣の見直しをしてみることをすすめています。
ストレスと消化器とは密接に影響をしあっています。東洋医学からみてもストレスが強すぎるとそのストレスは胃腸の働きを悪くするということで、胃腸の働きをよくする治療ではなくてストレスを和らげる方が治療のメインとなります。つまりストレスが原因の場合は消化機能をよくしても変化がでないということにおなります。薬を飲んでいるのに効果がでない方はこちらのケースになるのですね。特に栄養状態がわるくなる病後や産後などではより注意していけなければなりません。ストレスがまだ胃腸を攻撃しているだけならいいのですが、免疫力が弱りストレスに負けてしまえば十二指腸潰瘍にまでなった方を何度も見たことがあります。また胃腸は何とかなってもメンタルを病みうつ病になった方もおおいのです。ですのでほっておかず治療をすることがおすすめになります。漢方ではよく四逆散や加味逍遙散などが使われております。
十二指腸潰瘍についても解説します
十二指腸潰瘍とは十二指腸の粘膜が傷ついて潰瘍になった状態をいいます。十二指腸潰瘍は胃潰瘍と同様に、胃酸によって十二指腸の粘膜が傷つけられることが原因といわれたり、最近ではピロリ菌が原因といわれるようになりましたが、先ほども説明した通りですが自律神経の乱れから胃酸などの消化作用と粘膜の防御反応の均衡が破られたのが原因ともいわれています。胃酸がですぎているのか?粘膜が弱すぎるのか?もしくはその両方なのかによって治療内容は大きく変わることになりますがどちらにしても炎症がありますので、まずは鍼灸でも炎症処置からはいることになります。社会に出て数年たったあとにてストレスにさらされることの多い20代の若者に多い傾向です。
十二指腸潰瘍の症状としてはみぞおちの痛み(空腹時において)、胸やけ、黒色便であるタール便などがあります。胃潰瘍ではなくて十二指腸潰瘍であったならストレスが要因となることが多いので、まずはストレスをためない生活習慣の改善が重要になります。また、ストレスからくる胃酸過多状態をいかにして変えていくのかが大事であり、薬だけに頼らずに食事のリズムや内容にて変化をつけていくようにすることが大事になります。
原因不明の慢性腹痛の予防と対策
腹痛の原因は様々であり、消化器内科にいき胃カメラや大腸内視鏡などで異常がなければ薬物治療を中心に治療をされているかと思います。ですが思っているほどの効果がなくどのように慢性腹痛に向き合うかに悩んでいる方が多いのでその対策を説明していこうかと思います。
基本的には食事内容よりも食事の時間から変化させることをすすめております。規則正しい時間にて生活をすることが自律神経にはいいのですね。朝昼晩3食をきちんとバランスよくとることでまずは体内時計やリズムが整っていきます。あとは副交感神経をさらに緩めるためにゆっくりよく噛んで食べる習慣を身につけましょう。そして腹八分目を心がけることで胃腸の負担を減らすことができます。胃酸も出過ぎないようになるのでおすすめです。
睡眠に関してはしっかりとることが大事ですが意識してほしいことは楽な姿勢で寝ることです。仰向けは実は力が入る姿勢といわれていて多くの方が食いしばりをしているといいます。食いしばることで交感神経が優位になるので横向きで寝ることもやってみてください。その時に抱き枕などを使うとよりリラックスできます。その結果、呼吸も楽になりイビキも減ります。
また当院でよくお勧めするのは湯たんぽです。下腹部や鼠径部を温めることで腹部の緊張が緩み腹痛もやわらぎます。もし足先を触って冷えている方ならより有効になります。
当院の分院が中区袋町にもございます。松鶴堂鍼灸院分院ヘルティカといいます。女性専門の鍼灸整体院であります。もしそちらの場所のほうが都合の良い場合はヘルティカにてご予約をされてください。女性の先生で安心して受けれます。
まずはヘルティカにお問い合わせされたい場合はヘルティカLINEからどうぞ。
腸の病といえば最近では過敏性腸症候群のように腸が過敏になってしまうものが多いです。その原因といわれているのが自律神経の乱れです。常にストレスや仕事の忙しさや慢性疲労がどうしても続くことで自律神経が乱れて、常に腸を刺激し過敏状態になることがあるので、いかに交感神経優位である状態を副交感神経優位にもっていく環境や習慣を意識して作るのかが大事になります。
腸と自律神経に関することは過敏性腸症候群のページでも詳しく書いておりますので参照ください。過敏性腸症候群について。
あとは、食事についても少し書いてみたいと思います。まずは食物繊維をとるといいといわれているのですが、少し注意しないといけないこともあります。あまりとりすぎることで下痢に向かうこともあるのでマグネシウムもそうでしょうがやはりバランスが大事だと思います。
単純に水をあまりとっていない方が多いです。水に関しては結構はっきりしているのですが、取っていないか取りすぎているかの両極になることが多いです。もちろんそのまま便秘になったり下痢になったりする方が多いので自分の便の状態をみて量を決めていくことも大事だなと感じます。日頃から尿や便をみる習慣を持っていることが大事です。ただしカフェイン入りの水分をとると飲んでいるのに尿として出ていく方が多くなることから勘違いしている方が多いのも事実なので体調の悪い方はカフェインをとりすぎてないかを調べてみてください。
当院でおこなわれる消化器症状や胃腸の不快感の鍼灸施術は便秘や下痢だけでなく、ガスがたまる腹部膨満感(SIBO)や慢性的な腹痛(十二指腸潰瘍など)にもおこなっております。もちろんですが西洋医学との併用にて便秘や、下痢やガス型などの改善を目的にておこなっているのですが、効果がすごくよく出る場合もあり、とりあえず3回ほどしてみることをすすめています。効果に驚く場合が多い疾患の1つになりますね。
若い時の便秘は断然女性の方に多い印象がありますが、年を取ると男性の方にも増えてくる印象があり、慢性的な病を持っている方はほとんどの場合、水を飲まないタイプだったり、慢性的に便秘がひどくなっている方が多いですつまり腸の機能がよわっているのと免疫力は深く関係しているので胃腸をいたわってあげることが実は病気にならないためにも非常に重要なんです。血圧とか、高脂血症とかはよく検査されたり予防していたりしていますが、便秘は何となく甘く見ている人が多い印象も感じています。当院では便秘を改善することがそのまま免疫力をあげることができることからも便秘があるかどうかはどんな病気であっても重要視しております。
年を取ってから増えてくる原因としては、もちろん加齢による腸管や内臓の筋肉の衰えがあるかと思います。それに加えて食事の欧米化や、飲む水の減少などが考えられます。薬を飲んでいる方も注意です。特に抗生剤を多量に飲まれている方は腸内環境が悪化するので注意してほしいところです。
便秘の症状について気になることは、本人がどう感じているのかが大事です。毎日出ていても、残便感を感じている方もいますし、3日に1回でもスッキリ出てればそれは便秘でないといわれたりもします。食べる量や質も違うわけですのでポイントは残便感や膨満感のほうが大事かなと思います。悪玉菌が多ければ多いほどガスが充満しますし消化吸収もよくないので。
便秘の種類については主に機能性便秘、器質性便秘、薬剤性便秘薬、症候性便秘に分けられます。その中でも最も多い機能性便秘が当院の適応となります。また、機能性便秘も弛緩性と痙攣性と直腸性にわけられます。
弛緩性便秘とは、腸の動きや働きが悪く、便が長期間腸の中に留まることで過剰に便から水分が吸収されることで便がますます固くなりその結果排便しにくい状態になる便秘となります。いかに便を運ぶかが大事になりそのためには運動であったり食物繊維の摂取であったりを指導します。また最近では職業病ともいわれているのですが座り仕事が長ければ長いほどよくないともいわれていまして、この辺りは働き方改革でも重要視されており立って作業することも推奨されてきています。
痙攣性便秘とは、自律神経が大きく関与している便秘になり若い方に多いです。自律神経の乱れにより、腸の一部が痙攣し、排便しにくい環境になることです。若い女性の場合はなるべく外ではトイレに行かないとかで我慢する傾向がありつねに腸に対して痙攣しろと命令していることが多いです。このような環境下で過ごしているともちろん免疫力は弱っていき大病を起こすのではと危惧しております。
最後に直腸性便秘の頻度は少ないのですが高齢者に多いので説明しておきます。これは便が直腸にまで達しているのに便意を感じない方になります。便意を感じなく排便する方もいます。
注意しておかないといけない便秘について
先ほどの機能性便秘と違い次のような便秘では注意がいります。器質性便秘や薬剤性や症候性と3つにわけられております。
器質性便秘とは、胃から肛門までのどこかに何らしかの疾患が隠れていることで便秘になるケースです。胃カメラや内視鏡でわかるのでまずは検査しておくことが大事です。大腸ポリープなどの場合であってもほっておけば癌化することもあるのでぜひたまには検査をおすすめしております。
薬剤性便秘はそのまま薬の副作用からくるものになります。まずは下剤を多用している方がだんだん効かなくなって量を増やしていき最終的にまったく効かなくなることもあるので下剤の乱用はかなり注意がいると思っています。最近では少なくなりましたがセンナ茶も同じ傾向があります。だんだん効かなくなります。また、抗うつ薬にも便秘になる作用があり体重も増加することが多いのでそこも薬剤師さんと相談しながら調整がいるところかと思います。
症候性便秘とは、内分泌疾患である糖尿病や甲状腺機能低下症などのホルモン失調からくる便秘です。これもホルモンをでるようにしていかないと改善しないのでまずは病院でとなります。また、ホルモンの病になる方は逆にいえば便秘であった方もおおいので、便秘を予防することがホルモン疾患を予防することになるのでもっと多くの方に便秘の恐ろしさが伝わればと思っています。
東洋医学によるSIBOの考え方
東洋医学では、SIBOをストレスなどの問題が胃腸を圧迫しているととらえています。ストレスによるメンタルの問題と消化吸収機能の異常であり、当院にも毎日のように相談にくる症状であったりします。西洋医学でも原因がよくわからない、でも患者さんの苦痛が強いというのが胃腸の病です。胃では主に痛みとして出てくるし腸では膨満感などの張りが強いです。どちらのアプローチが抜けていても効果がでないので両方とも一緒におこなっていくのが治していくコツであります。ここが東洋医学の得意分野であったりします。
鍼灸治療では、まずは自律神経を整えることで、メンタルの不安定や消化吸収の機能を正常化させます。特定の穴を使うことで腸内環境が良くなるのですが特に背部の兪穴に良い穴がたくさんあります。SIBOという難しい病名がついていたとしても、上手に胃腸に関連する自律神経の穴を使うことで普通に改善できますのでおすすめなのです。
食事でお勧めしているのは状態が良くない方ははやめに低FODMAP食(特定の炭水化物を避ける食事)を取り入れつつ、腸内環境に良い食物繊維や大豆製品などをすすめております。SIBOは一度治療してもまた生活習慣が崩れていくことで再発することが多い病気です。予防のためには、食生活を継続して注意していきながら月1くらいの鍼灸治療を継続していくことがそのまま再発予防になりますし、胃腸もさらに力つよくなっていきます。
また長年SIBOで悩んでいた方は低栄養の状態が続いていましたのでそれに身体も慣れてしまっています。元気になっていってもすぐに食生活を戻すことが次の症状をだす可能性があるので注意ください。
十二指腸潰瘍の鍼灸治療について
お腹にある胃腸のツボをしっかり触って感じ取ることからはじめます。まずは緊張して硬くなっているところを緩めていくことからはじまります。たいていの場合はそのような穴が胃酸の出過ぎの穴であったり、粘膜の炎症があったりなどになります。まずは炎症をとること、興奮を鎮めることが大事になります。そのためには腹部の穴だけでなく背中の胃の六つ灸のツボ(膈兪、肝兪、脾兪)なども重点になります。
そしてその炎症を引き起こしたストレスやメンタルの治療もおこなわなければなりません。当院では頭部や耳つぼにおいて穴をさがすことになります。こちらを忘れてしまうことで何度もすぐに再発してしまうので忘れずにおこなうことが大事です。もちろん生活習慣を変えていくことも忘れてはなりません。
そして最後に粘膜の修復や強化などが必要です。免疫力の強化ともいえますがこちらは定期的にメンテナンスでおこなっていくことになります。症状がないため患者さんは来るのをためらいますが、症状がなくてもまだ治ってはいないという認識は持っていてほしいところです。
鍼灸師側の原因で腸の病が悪化するパターンも私は多いと感じるので、医師が鍼灸を受けるのに反対するのもあながち間違っていないと感じます。よくあるのが悪そうなところに鍼をしての電気鍼とか、太い鍼をぶすぶすたくさん打っての局所への過剰刺激、鍼灸院でないところで受けた鍼灸治療、またちゃんとした師匠から学んだ方ならいいかもですが、鍼灸学校だけでの勉強の方や我流でしている方が多いので注意してほしいところです。薬を飲んでる方など重度の腸の病の方へ、臨床経験が少ない先生の治療は決しておすすめはしておりません。
当院に来る前に行っていた治療院で指導されていた治療計画によって、症状が悪化している方がいます。特に初回はすごく安くて丁寧に治療をして高額な回数券を売り、2回目以降は手を抜くようなやり方でおこなうところがあると聞いたことがあります。
また、高価なサプリメントや枕など物販をすすめられた方は注意ください。そのサプリメントがあなたの症状を改善できるかは関係なく商売として販売しているところもあります。大事なことはあなたに合ったセルフケアをご指導することです。当院では希望された方にセルフケアの指導もおこなっております。実はここが一番重要なのかなとも思っています。ただし、セルフケアを希望されない方もいます。その場合は最低限の助言をすることを意識しております。
私たちもそうですし、医師もそうですが、良くなった情報を聞くことは稀です。例えば患者さんも医師での治療で治ったわけでないのに鍼灸で治ったとはなかなか言えるものではありません。ですので、悪くなった人だけが医師にすがるように言われます。これは逆もしかりです。鍼灸をして悪くなったという情報しか耳に入らなければ鍼灸の知識のない医師なら受けないほうがいいというのは普通のことだと思ってください。
でも実際は当院ではほとんどの方がよくなっているのです。早期に治療ができれば普通に改善するので医師に反対されても安心して来院してください。ただし、理由があって今の時期は鍼灸はよくないといわれていることもあるのでその際は当院にご相談ください。何を目的で鍼灸をするのかによって変わります。
悪いところだけを治療するのではなく、全体の調整をすることが、自律神経を調整するポイントとなります。例えば便秘がするといっても腸のみに問題が出ているわけでなありません。
症状はその方の弱いところにでているわけで、出口に過ぎないのです。病の本質はもっと深いところにあり根っこを治療しないと意味はないのです。
主に手足や背中の様々なポイントを触診することで悪いところ見つけ出し施術はおこなわれます。
自律神経を落ち着かせる治療としてよく使われるのが、頭部になります。頭鍼と呼ばれることもあります。頭に鍼をすることでより深いリラックス感を感じることができます。自分がどれだけ疲れていたのか、イライラしていたのかもかんじられることでしょう。
あと一緒に打つポイントとして、眉間や耳の裏などがあります。精神の安定や安眠を求めてつかわれます。
副交感神経が優位になることで胃腸は動き出しますので便秘と自律神経は密接な関係となりますので鍼灸をすすめる所以であります。
院長の技の1つに耳ツボがあります。おもに神門というツボを重視しながら、耳にある無数のツボをチェックしていきます。耳は診断にも使われます。耳をみたり触ったりすることでその方のいろんなことがわかったりもします。必要な方には耳に粒を貼り付ける治療も併用します。特に睡眠に問題がある方におこなうのですが、ほとんどのかたが初回にて睡眠が改善されるのが耳つぼのすごいところでもあります。
また、自律神経の興奮が強すぎる場合などはここには書きませんが特殊な耳への技があります。それは必要な方にはこちらから提案させていただいております。
規則正しい生活リズムを整えていくことがそのまま自律神経のリズムを整っていくことにつながります。
食事をとる時間帯や、寝たり起きたりする時間帯を一定化することで体内時計の時差が整っていき、それに併せて自律神経のバランスも以前よりは整っていきます。また、質をよくすることでより安定していくので、身体にとって良いものを食べて悪いものを減らしたり、睡眠ではより深く熟睡したりすることで、さらに改善していきます。
また、唯一意識して自律神経を調整できる呼吸を利用して睡眠前に腹式呼吸をすることをおすすめしております。
まずは生活習慣の改善から行ってみてください。
ストレスとは、ただ単に嫌なことや嫌いなことだけではありません。頭ではストレスだと思っていなくても、身体にとってはストレスだと思うものもあります。好きだからと言って無理しておこなうことで、知らず知らずのうちにストレスが増えるという悪い癖がついてしまっていることがあります。
まずはしっかりと休むということも大事です。そしていろいろ見直していくにつれて、症状も緩和されてきたのなら、その症状は危険信号を知らせていたのかもしれません。
また、どのようにリラックスしたらいいかわからない方もいます。特にまじめな方はそうだと思います。過去にやっていた趣味や楽しいこと、ぜひ思い出してみてください。
当院でおこなう鍼灸施術だけでなくて、自宅ででもできる方法も伝えております。
漢方薬に興味がありましたら、漢方医のご紹介もさせていただきますし、サプリメントに興味がありましたら当院にご相談ください。
習慣性便秘など腸内環境が悪く、しっかりと栄養が吸収できなかったり、腸の慢性炎症に悩んでいる場合によくすすめるものや、動脈硬化や脂質異常などで血流が悪く、同じく末梢の慢性炎症になやんでいるときにすすめたいものがあります。
まずは腸の状態が悪い方はFODMAP、糖質、グルテンや乳製品の制限を意識した食生活をすすめます。その後改善してきたら、たんぱく、ビタミン、ミネラルを意識して補給していきましょう。とくに、子供さんの症状は栄養状態がポイントになってきます。
初めて当院に来られる方へ、施術メニューの流れなどをご紹介します。
当院は完全予約制です。まずは電話かLINEで希望曜日、時間帯などをお知らせください。初回は10時から17時開始までのどこかでお願いします。スタッフ紹介などを見て指名などがありましたらお知らせいただくか、女性の先生がいいとか、症状を教えていただくことでこちらからあなたに合った先生を決めさせていただきます。
初めてですので迷うことが考えられます。
早めに向かうようにお願いします。
当院は多忙にて、遅刻をすると次の患者さんの予定が狂ってしまいます。カルテ記入もありますので、ぜひ10分前来院をお願いいたします。
カルテ記入が終わりましたら、問診を始めていきます。
こちらから体の状態を聞いていきますので、いろいろとご相談ください。悩みや質問がありましたら是非お聞かせください。施術の参考にもさせていただきます。
例えば、痛くないようにしてほしいとか、使い捨ての鍼を確認したいとか、付き添いの方に横でいてほしいなど。なんでもいいのでまずは不安解消をしてほしいと思っています。
からだや症状に合わせた鍼灸をおこなっていきます。感じ方は人それぞれです。我慢できる範囲で受けるというのが理想ですが、初めてですから無理していきなり強くすることはありません。まれに、いろいろ鍼灸に行っている方は担当の一番得意な技でしっかりとした刺激のある治療も可能ですが、まずは慣れていただきたいので、弱めの刺激が基本となります。ぜひ安心してお受けください。
身体をみさせていただいたあとに、それぞれの患者さんにあった養生指導を何点かご指導いたします。
食事・睡眠・運動入浴の3つを基本にしながら、なるべくわかりやすく説明します。回復に従ってさらなる指導をおこなったり、逆にこれはどうですか?などと聞いてくれることが望ましいです。それによってどれだけ理解しているかもわかったりします。
最後にどのように通ったらいいのかの助言もさせていただきますが、基本はまずは3回です。私の鍼治療との相性を感じてほしいのです。いわれたから来たのではなく、よくなると実感したから来てほしいのです。それが私が治すのでなく、自分から自分で治る力へとつながっていきます。
良くなっていく流れもその方や症状によって変わります。すぐに良くなっていくものや、よくなったり戻ったり繰り返す方、一度悪くなってからよくなるかたなど、ありますので、不安にならずにそのながれを感じながら様子を見てください。
そして改善してきたら、まだそのままで通ってもよし、2週など間をあけていってもよし、月に1度でもよしです。最終的には1~3か月に1度の定期メンテナンスをおすすめすることになります。
過敏性腸症候群に悩み現在2回目の通院です。
3年前から発症し、1年前から広島市の内科に通い大腸検査を行い異常なく、病院の薬を飲んでいましたが薬の効果はほぼありませんでした。(症状は、便秘・ガス型・下痢・何度も便意があるなど)
ネットで松鶴堂さんを見つけ、針の経験がなかったので効果があるか疑問でしたが、1回目の針治療で明らかな改善がありました。不安が少し取り除かれたイメージですが、身体の調子や気分も少し変わった気がします。まだまだお腹の不安はありますが、現在は薬を飲むことをやめ、針治療のみです。先生は、食事や足を温めたほうが良いことなどアドバイスをしてくれます。
私は特にIBSがひどい時に松鶴堂さんに行きました。まだ2回目ですが完全に治りたいので今後も通いたいと思っています。私のように過敏性腸症候群IBSで、悩んでいる方がいらっしゃいましたら試しに1回行くことをおすすめします。
若いときから慢性の腹部膨満感と不快感を抱えて生きてきました。ずっとそれが普通のことだと思っていました。
ですが、ずっといろいろ試してみたいと思っていました。ちょうど肩こりがひどくてこちらに通っていたので院長に聞いてみると鍼でも腹部の張りで悩んでいる方が多いのを知りました。
3回ほど腹部の治療をしていただいたらお腹の苦しいのが楽になってきているのに気づけました。食べ物も原因だったみたいでグルテンなどを注意しているのも良かったようです。このまま継続して治療を受けてみます。
便秘がひどくなってきたのはコロナ禍あたりになります。リモートワークで座り仕事が多かったからか、まったく運動していなかったからか、冷凍食品やインスタントものが増えたからかわからないですがどんどんひどくなりました。
市販薬を飲めば解消するもののそれもだんだん効果を感じなくなり漢方薬や鍼灸に興味がありました。漢方薬局の先生に相談して鍼灸との併用をすすめられこちらに来ました。
鍼と漢方薬の相乗効果からなのか?生活習慣を変え始めたからなのか?だんだんと以前の快便に近づいてきております。ありがとうございました。
1年以上にかけて腹痛が続いていました。いろんな病院に行きましたがどこにも異常がなかったので心因性のものではといわれ心療内科に通い薬を飲み続けましたが全くと言っていいほど効果は感じれませんでした。
先生にお腹話触られたときに冷たくて硬いといわれました。この辺りが変わってくれば痛みも変わるはずといわれホッとしたのを覚えています。1回目の治療でお腹がポカポカしたのも覚えています。
3回治療してもらったのですがまだ痛みは変わらなかったのです。それ以外はいろいろ良くなっていたのですがお腹の痛みはかわらなかったです。そんな時先生から身体にいいと思って何か食べたり飲んだりしていませんか?といわれてハッとなりました。腹痛がでる前から身体にいいと思ってニンニクのサプリみたいなものを飲んでいたのです。まさかこれが原因と思っていなかったので話してなかったのです。
それからです。一気によくなってきたのは。たぶんここに通わなければ気づけなかったとおもいます。
ずっとお腹の不快感で悩んでいました
ガスがたまっているような感じであったり、おならがでそうになったり、匂いが漏れていないか気になったり、急にお腹が痛くならないかも心配でした。
一番不安だったのは電車通勤です。1時間のっているのでその間が不安でいつもトイレのある車両に乗っていました。
こちらで治療をしてもらってからお腹が正常に動くようになった感があります。何より安心できるようにもなりました。これは病気でないと分かったからかもしれません。自分の思いが症状に現れているのにも気づけました。
治療だけでなくメンタルも安定してすごく感謝しています。
便秘やSIBOや十二指腸潰瘍の原因を細かく判別することが大事になります。
原因に合わせた治療をすることで、セルフケアも説明できますので改善だけでなく再発予防にも力をいれております。特に食べ物の問題やストレスケアなどに関しては本なども紹介しながら地道に治療をしていきます。
便秘で悩んでいる方は本当に多く来られています。IBSやSIBOの場合など病院でも検査で異常がなかったりするので身体的な症状は心療内科、精神的なものは精神科にとすすめられることも多いと思います。
ですが1度の鍼灸施術と、睡眠や栄養などの改善で一気によくなる方も多いのです。首コリが緩まっただけでよくなる方もいるのですが、何年も苦しんでいたが1度でよくなることをみても、もったいなあと感じるのか、今日ここに来てよかったねと思えるのかいつも考えています。
それを考えても鍼灸という方法もあるよとこのページで伝わってくれたらと思っています。
このように、当院の便秘やSIBOや十二指腸潰瘍の鍼灸施術なら、毎日の排便や腹部の不快感の解消し快適な毎日を過ごすことができます。当院の施術に興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問合せ・ご相談ください。
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