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斜頸・ジストニアの鍼灸治療

首が動きにくくなります

ジストニアで一番多く来られるのが痙性(けいせい)斜頸・歯科医師に多い職業性ジストニア・音楽家に多いフォーカルジストニアの患者さんは広島からだけでなく県外からも多くの患者さんにお越しにいただいております。

今回はジストニアの中でも痙性斜頸といいまして、首が固くなり筋肉が膨隆しどちらかに強く曲がってしまいそのまま曲がった状態になることをいいますが、それがどこにでるかで様々な病名が作られているのですが、状況はどこにでるかが違うかだけで同じ状態であります。目にでれば筋肉がぴくぴくする眼瞼痙攣になりますし、字を書くときに手が震える書痙であったり、スポーツをするときに正常な動作ができないイップス、薬の影響でおこる遅発性ジストニア、足に症状が限局する脚部ジストニアなどさまざまになります。

一度ご相談ください。

斜頸・ジストニアでよくみられる症状について

  • 勝手に首が曲がっていく
  • 無理にまっすぐすると痛みが出る
  • 季節の変わり目やストレスの多いときに発症する
  • 薬を飲み続けているが一向に良くならない一生付き合っていくしかないのでいろいろ考えていたほうがいいといわれた
  • 曲げている状態の方が楽である
  • 首だけでなく体も揺れている感覚がある
  • 注射も効かなくなってきている

斜頸・ジストニアについて

ジストニアとは動かそうと思っていないのに筋肉が勝手に動く現象のことをいいます。よくテレビドラマとかで外科医が手が震えて手術ができないそういう場面を見たことあるのではないでしょうか?

筋肉の動き、特に震えだったり、ぴくぴく動いたりとか、それを止めようと手で押さえてみても止まらない、筋肉の動きがずっと続いているので苦痛や不快感はかなり高い症状とも言えます。またそれ以外にも人の目が気になるというのも加算されます。チックなどでは特に顕著になります。声が出てしまう音声チックや、顔をしかめるチックなどがあります。

意思とは関係なく勝手に動くのを不随運動ともいわれ、最近多いのは目の周りが動くもの、顔面痙攣ですね。更にそれが目に限局すれば眼瞼ケイレンともいいます。

 

どのような場所にジストニアの症状がでるのか?

当院で一番多いのが首の筋肉にでる痙性斜頸になります。痙性斜頸とは首にでる不随運動で、首が意志とは関係なく勝手にうごいたり、頭を振ったり、左右上下のどちらかに強く傾いて元に戻せないほど強い筋肉の力が働きます。胸鎖乳突筋という首の前側の筋肉が非常に太くなり硬くなるので見た目にもわかります。

また首以外にも体全体が揺れるとか、足が捻じれる、口が閉じないでもごもごするという表現、瞼に力が入りあけたり閉じたりができない、唇を突き出す形をとる、舌をくねくね動かしているなど。さまざまな場所が勝手に動いたりします。

また職業的には、事務の方など書くのが仕事の場合は字がちゃんと書けないという書痙であったり、ギターがうまく弾けないなど楽器をうまくできなくなっているなどの方もいたりします。腕のしびれ、震え、こわばり、脱力によって鉛筆などが持てない。字が書けない、書きにくい。ピアノ、ギターなど特定の楽器が弾けない、弾きにくい。痙性斜頸とは首が一定の方向に強く曲がってしまい、動かしにくい状態をいいます。

 

痙性斜頸について詳しく解説すると、原因不明です

基底核内部の機能不全によると考えられています。先天性の生まれつきのもあります。その場合は筋性斜頸といい、多くは自然に治りますが、当院で治療していると治りがいいとよく言われて多くの赤ちゃんも来ています。ポイントは胸鎖乳突筋を緩めていく事です。リハビリとして自宅でもするように指導もしております。

症状としては、頭や顔が回転したり前後左右に傾いたり、首が左右上下に傾き捻じれます。それにより反対側への動きができなくなります。見た感じ常に首をかしげているように見えます。不随意な頭の回転運動、筋肉痛、首の筋肉の軽い振戦などがあり通常は首の片側だけに現れます。最初の症状は軽度ですが次第に重くなります。それによってバランスを取るため背中や腰など全体的にねじれてきます。

また、斜視の方がまっすぐ見るために首を傾ける時もありますが、これは斜視をしっかり治療していく事が大事になります。

症状の特徴としては以下のものがあります。

1.頸部筋群の緊張が認められる

2.不安・緊張によって増強する

3.こだわりが強い

4.抑うつ症状が多い

5.「ストレスを発散できない」タイプが多い

 

ジストニアの種類に関して

●痙性斜頸

ジストニアといえば多くの場合は痙性斜頸のことを指します。痙性斜頸は、首の筋肉の収縮して縮みそれから捻じれることによって見た目的にも肥大しているようにも見えます。どちらかに引っ張られることで、そのままそこで固定していることが多いです。もしくは常に揺れていたり、動かしている方もいます。

●眼瞼けいれん

これも比較的多く来る症状の1つです。主に上瞼がけいれんしぴくぴく動くと表現させます。動くだけでなく目を閉じるほうに働くので目が小さくなる方もいます。また、目の下のけいれんがでる方もいます。

痙攣ももちろんつらいのですが目が開かないので運転に支障が出ることが多いです。また、それに加えて顔貌、顔つき、目つきが変わる方もいますが、その場合はメージュ症候群と呼ばれる方もいます。

●痙攣性発声障害

声帯が収縮し痙攣することから、上手に話せなくなります。声が出にくくなるので周りからも聞き取りにくくなるということもあり、うまく話せないことで、精神的な症状がでる方もいます。まずは小さい声から始まり、ゆっくりとリハビリをするのが大事です。

●職業性ジストニア

最後に説明するのは職業にあわせたジストニアがあることです。多いのが音楽家です。ピアニストやバイオリニストなどの場合が多く、おもに手指に痙攣がおこりうまく弾けなくなります。演奏が途中でできなくなるほどの方もいます。

次に多いのがスポーツ選手です。野球のピッチャーや、ゴルファーなどでうまいこと投げれなかったり、打てなかったりします。イップスと呼ばれる方もいます。

 

痙性斜頸に対する鍼灸治療について

胸鎖乳突筋と首からから肩にかけて広い筋肉の一つ僧帽筋も緊張がよくみられます。鍼灸治療は主に筋緊張抑制を目的とします。あとは自律神経のバランスを整える治療も行います。

重症の痙性斜頸を除いて鍼灸治療で6割近い痙性斜頸の方が効果があります。重症の痙性斜頸は完治するのは難しいものの症状を軽減させたり悪化させないようにすることが可能だと期待されています。

当院では首肩こりや背中のこりをしっかり緩めることに注目しております。まずは鍼にて緩めてから可能であればスイダマを行いそして背骨を調整することで自律神経の流れが良くなり症状が緩和していきます。コリの強い方には悪いツボにシール鍼を貼ります。背中のコリを緩めることで効果があるというのはあまり知られていないのでまずはお試しください。

 

重度の痙性斜頸の治療について

針の刺激を少し強くしていきます。使うツボも首周りでなく手足の末端が多くなります。必要なら頭部や仙骨周囲にいきます。鍼を置いておく時間も少し長めになります。また首周りに鍼をしても効果が見られないことが多いので針をしない代わりに針をしている間、動かしていただくことがあります。それによって以前より回復しているというお声をいただいております。

 

ジストニアに対する東洋医学的考え方

ジストニアはМRIなどで解剖的や構造的に問題がないのに、自分の意思とは反して勝手に動いたり、もしくは動かなかったりします。しかもその部分が雑巾絞りのように捻じれてしまう特徴もあり、日常生活に多大な不自由さをもたらします。

その多くの方は不自由さが強いことからもありとあらゆるところで検査をしたり、ちょっとでもいいと聞けば大阪や東京まで泊まり込みで治療に出かけることもあるそうです。ジストニアは脳の指令が全身にうまく伝わらないことでおこるので、治療法としては脳や頭に対して効果のある穴を選ぶことになります。

その中でもよくつかわれるのが頭針であります。刺激に耐えれる方は鍼通電にすることもあります。特に筋肉が見た目的にも捻じれるほど悪化しているときなどはしっかりした鍼刺激が必要であると感じています。

 

特殊な職業性ジストニアに対する治療について

医師(特に外科・歯科)と音楽家とスポーツ選手のジストニアは職業的にも比較的多く回復が困難な場合が多くよく鍼灸の依頼も来ます。一般的な仕事での動きはもちろんのこと、常に最高峰のテクニックを期待され毎回同じ結果を出さないといけない圧力のうえ仕事をしているというのが特徴ともいえます。筋肉の動きも複雑な動きを要求され一つ一つの筋肉が複雑な動きを要求され、筋肉がそれにより疲労していても脳はそれを感じることが麻痺されてしまい、ある段階を超えたところで病が発症するともいわれてます。

その中でもピアノをされている方が多いのも特徴です。フォーカルジストニアと呼ばれています。あとは唇を使う楽器の方ではアンブシュア・ジストニア(口唇ジストニア)などもあります。

前腕の緊張を緩めるのはもちろんのこと、前腕へストレスを送る脳へのアプローチも大事になります。常に頚部には強い緊張があり、そこも一緒に緩めることで初めて効果がでてくるので、前腕や手首や指などの局部だけを治療するのではなくて、頚部、頭部、もしくは足にもアプローチすることで全身を使って前腕の改善を狙っています。

 

鍼灸治療にあたっての注意事項

・高熱のある時、飲酒時、極度の疲労時は治療の効果が期待できません。

・食事はなるべく治療の1時間前までにとるようにしてください。

・当治療室では感染防止のため、刺激部位および手指の消毒などを徹底し、一度使用した鍼は使用いたしません。

・鍼灸治療をする際には、体に触れながら治療に必要な情報を得ていきます。体のさまざまな部位の反応をみていきますが、不快に感じる場合には我慢なさらずに治療担当者にお伝えください。

・鍼や灸の刺激の感じ方には個人差があり、まれに不快に感じることがあります。このようなときも治療担当者にお伝えください。

・治療後にだるさ、めまい、発熱、痛み、しびれなどの症状がまれに出現することがあります。これらの症状の多くは一時的なもので、加えた刺激に過剰に反応したために起こるものと考えられます。初めの数回は軽い刺激で治療し、経過を見ながらその人にあった治療内容に変更していきますので、ご心配な点がありましたら遠慮なく治療担当者にご相談ください。

鍼灸雑誌にて治療報告をしました

鍼灸雑誌に掲載されました

鍼灸雑誌に当院の記事が掲載されました。強い効果を出すといわれる奇穴に関しての私論を述べさせていただきました。まだ董氏楊氏奇穴に出会う前のことで、強い縁を感じさせる投稿となりました。

斜頸・ジストニアの鍼灸治療

神経痛についての記事を執筆しました。
当院でも多くの実績があるツボの紹介記事となります。ただそのツボに対してどう打つかがポイントでそれを文章に書き残すのはやはり難しいなと再確認できました。

どうして医師は鍼灸を受けることに反対するのか?

本当にそのかたに鍼灸技術はあるのか?

間違った鍼灸技術では?

鍼灸師側の原因で斜頸・ジストニアが悪化するパターンも私は多いと感じるので、医師が鍼灸を受けるのに反対するのもあながち間違っていないと感じます。よくあるのが悪そうなところに鍼をしての電気鍼とか、太い鍼を頭にぶすぶすたくさん打っての局所への過剰刺激、鍼灸院でないところで受けた鍼灸治療、またちゃんとした師匠から学んだ方ならいいかもですが、鍼灸学校だけでの勉強の方や我流でしている方が多いので注意してほしいところです。薬を飲んでる方など重度の斜頸・ジストニアの方へ、臨床経験が少ない先生の治療は決しておすすめはしておりません。当院ではしっかり院長から研修を受けた鍼灸師による鍼灸治療を受けることができます。

 

患者さんへの間違った治療計画とセルフケア

高価なサプリメントは必要なのか

当院に来る前に行っていた治療院で指導されていた治療計画によって、症状が悪化している方がいます。特に初回はすごく安くて丁寧に治療をして高額な回数券を売り、2回目以降は手を抜くようなやり方でおこなうところがあると聞いたことがあります。

また、高価なサプリメントや枕など物販をすすめられた方は注意ください。そのサプリメントがあなたの症状を改善できるかは関係なく商売として販売しているところもあります。大事なことはあなたに合ったセルフケアをご指導することです。当院では希望された方にセルフケアの指導もおこなっております。実はここが一番重要なのかなとも思っています。ただし、セルフケアを希望されない方もいます。その場合は最低限の助言をすることを意識しております。

 

良くなった方は医師には言わない

鍼灸はやめておいたほうがいいです

私たちもそうですし、医師もそうですが、良くなった情報を聞くことは稀です。例えば患者さんも医師での治療で治ったわけでないのに鍼灸で治ったとはなかなか言えるものではありません。ですので、悪くなった人だけが医師にすがるように言われます。これは逆もしかりです。鍼灸をして悪くなったという情報しか耳に入らなければ鍼灸の知識のない医師なら受けないほうがいいというのは普通のことだと思ってください。

でも実際は当院ではほとんどの方がよくなっているのです。早期に治療ができれば普通に改善するので医師に反対されても安心して来院してください。ただし、理由があって今の時期は鍼灸はよくないといわれていることもあるのでその際は当院にご相談ください。何を目的で鍼灸をするのかによって変わります

斜頸・ジストニアの鍼灸と整体の治療の実際

その方に合った刺激による鍼灸施術

悪いところに針をするわけではありません。悪いところから離れた場所に針をすることで自律神経を含めた免疫力や治癒力を増すツボを使っていきます。

症状の出ている悪いところにツボがあるのは急性期だけの問題であって、ほとんどの症状は慢性化してから当院に来ることになります。

特にこのページでご紹介している斜頸・ジストニアの鍼灸施術では、とくになってすぐに来る方はほぼ皆無でしょう。斜頸・ジストニアが出ていることに気づかずに当院に来てすぐに病院へ指示するといったケースはありまずが。まずは西洋医学に行くでしょうし、検査をしっかりしてから来院されるのをお勧めしておりますし、もちろん症状が少し落ち着いた早い段階で鍼灸と併用してくることを一番お勧めしております。検査をしっかりすることで鍼灸治療後の変化が出ているのかの確認もできます。
 

中国鍼による董氏楊氏奇穴

斜頸・ジストニアの鍼灸施術で来院される症状では、西洋医学だけでの効果に満足しないから来られるわけであります。

つまり簡単な状態ではないということです。ですので少しでも効果の高い方法として、以前は中国で学んだ現代針灸をしていたのですが、現在は私が知っている中で鍼灸治療の最高峰である董氏楊氏奇穴のなかからツボを選んでの施術をさせていただいております。

中国家伝で伝わってきたこの方法は特殊であり、効果も絶大でもあります。本当に困った方への第1選択として当院では選んでおすすめしております。

 

刺血、カッピング療法

刺血というのは、日本では刺絡ともいわれ、古代から発展してきた方法でありますが、現代では血を抜くという行為から敬遠されてきた療法であります。

この療法も本当に困った方や、どうしても少しでも改善したいなど、もしくは私のほうから絶対したほうが良いと感じた時に説明させていただく事があります。

斜頸・ジストニアの場合は急性時も、慢性時もどちらにも有効な場合があります。

衛生面で注意しながらおこないますので安全性はもちろんお約束できます。

 

斜頸・ジストニアの回復に役立つ養生指導

栄養・睡眠・運動・入浴指導

ほとんどの場合は西洋医学と鍼灸を組み合わせておこなうので、ほかの施術を別のところで行うことはありません。

ですのでさらなる改善を求める場合は日常生活の改善が必衰になります。

その中でも大事なのが栄養・睡眠・運動となります。特に体力の乏しい方、すでに慢性の方、もともと身体が弱い方はぜひしてほしいですし、養生に関する質問などもたくさんしていただいたらうれしいです。

中には紙に質問を書いてくれる方がいます。これは非常に助かります。
まずは生活習慣からゆっくり改善していきましょう。

ストレスやリラックスのバランス

ストレスには仕方のないこともあります。嫁姑や仕事上など。また、精神的なものだけがストレスだと思っている方も多いのですが、意外にそうでないもののほうが厄介です。

人間関係などはよくわかっているので、上手に逃げたり、自分でさまざまな症状を出したりしてわかりやすいのですが、好きでやっている仕事が実は過労であったり、睡眠は短いほうが調子が良いと思っていたが酸化ストレスにつながっていたり、1日2食で調子が良かったが実は血糖値の乱高下がおこっていたりなどなど。

ストレスには実は様々なものがあります。実は気づいていないものが原因であることも多いのです。ぜひ生活を今一度見直してみて、これはストレスなのかわからない時はぜひ院長に確認してください。

西洋医学との併用や漢方薬やサプリメントなども

当院では近隣の病院や薬局などとの連携も行っております。ここをみている医療関係者の中で連携に興味がある方はぜひご連絡いただけると助かります。

漢方薬をおこなっている医院や、大学病院、近くの分子栄養医学をしている医院、脳神経内科などもご紹介したり、私のほうにご紹介していただいたりもしてもらっています。

鍼灸が有効な場合、漢方薬が有効な場合、西洋医学や栄養医学などが有効な場合、いろいろあると思います。ぜひ興味のある患者さんは聞いていただけるとご紹介いたします。当院に来られていない患者さんへのご紹介は申し訳ありませんがおこなっておりません。

 

斜頸・ジストニアの鍼灸施術の流れ

斜頸・ジストニアへの施術メニューの流れをご紹介します。

電話かLINEでのお問合せ

まずは、あなたの症状に対してすぐに鍼灸が効果があるのかを確認しなければなりません。状況に応じては緊急を感じた時はお断りし、医療機関への診療をおすすめしております。

特に斜頸は一刻を争う事があるかもしれませんので、初めての症状はぜひ医療機関にて検査をおすすめします。
難しいケースは年齢的なもの・遺伝性のもの・糖尿病末期の方になります。

あなたの症状に当院での施術が可能だった場合ですが、どの先生が担当するかをまずはお伝えします。そしてその先生の診療時間にあわせて希望時間をお知らせください。
特に希望がない場合は経験豊かな男性院長がまずは対応していきます。

 

10分前の来院をお願いします

初めてですので早めに向かうことをお勧めしております。

当院は多忙にて、遅刻をしてしまうと次の患者さんも待ってしまいますので、10分前に来ていただく事をお勧めしております。カルテ記入もゆっくりできますので助かります。血液検査やお薬手帳などありましたら拝見します。

初めてでない場合は道にも迷うこともないでしょうから、逆にギリギリで構いません。

 

問診・カウンセリング

カルテ記入をしてもらうのですが、今までの病歴がこの症状の場合は多いことが予想できます。ですので、別紙にて、先に自宅で書いてきていただいて、それをみながらこちらで問診をするという形にしていただけると助かります。

私どもへの質問も一緒に書いていただくとさらに一石二鳥となります。患者さんも伝えたいことがすべて伝わるし、私どもも、施術で必要なところをさらに深堀して聞けますし、お互いにとってすごく助かりますので是非ご協力お願いします。

 

鍼灸施術がはじまります

あなたの身体は西洋医学のさまざまな治療を受けてきた影響でかなり疲れ果ててしまっているかもしれません。

まずは初めの3回の施術であなたに合う刺激量をしっかり見つけていかないといけません。焦らず確実にが理想です。ですので、まずは3回来ていただく事をお願いしていますし、1回だけですと検査をしてから結果も聞かずに来なくなるようなもので、こちらとしても意味のないことをすることにも抵抗がありますので、まずは3回をお願いしております。

 

施術後のご説明

ほとんどの方は西洋医学の治療も受けていることでしょう。その治療も効果がさらに出るように考えて鍼灸施術はおこなわれています。

身体の弱っている方はそれに加えて食事・睡眠・運動などもご指導いたします。自分のペースであわてずにおこなってください。

すでに慢性症状のかたは、施術のペースはあけながらで大丈夫です。2週、3週に1度くらいでじっくりとやらせてください。もちろんですが回復の早い方は週1でのペースがお勧めとなります。

斜頸・ジストニアの鍼灸施術を利用された事例

日常生活をおくれるまでに回復しました

痙性斜頸の患者さんから 院長の鍼灸治療

私は4年近く前にけいせい斜頸になり、病院の先生から鍼灸治療も良いと言われ、口コミで調べて松鶴堂さんにお世話になっています。

鍼灸治療が初めてだったので少し不安がありましたが、1回目の治療で首のひどい痛みがなくなりました。

始めはベッドに横になる事も出来ないほど大変で、日常生活も送れない程でしたが松鶴堂さんの治療で今では何とか日常生活を送れるようになりました。

松鶴堂さんにはとても感謝しています。

注射から鍼に変えました

痙性斜頸の患者さんから 院長の鍼灸治療

2年前から痙性斜頸の症状が出て、ボトックス注射をしはじめましたが効果は1週間くらいしか続かないし、副作用のせいか全身のむくみに苦しみました。

病院では他に方法がないといわれて漢方薬をだされました。そこのお医者さんは鍼灸にも関心がある方で、私が鍼灸を受けるか迷っているというと、松鶴堂に行ってごらんと紹介してもらえました。

鍼をはじめた当初は効果がわかりませんでしたが、はじめて数か月間の鍼治療で、首が勝手に下に曲がることはなくなりました。まっすぐ歩きたいという目標は達成され感謝しております。

 

半分くらいまで良くなりました

痙性斜頸の患者さんから 院長の鍼灸治療

だんだん首が曲がっていき何かの病気ではと脳神経外科に通い始めて半年たちました。その後ボトックス注射やリボトリールを試しています。

私には西洋医学が合わなかったようで効果を感じることはありませんでした。そんな時にこちらはネット検索で探しました。

鍼という選択肢は正直ありませんでしたがよくなったという口コミをよんで期待が膨らみました。まったく期待していなかったのが良かったのかもしれません。わずかな変化にも驚きました。効かないと思っていたので。いまは半分くらいまでおかげさまでよくなりました。

 

 

徐々にですが確実に良くなっています

痙性斜頸の患者さんから 院長の鍼灸治療

鍼灸治療開始からかぞえてちょうど半年程度たったあたりから徐々に効果を感じはじめました。先生も以前と比べてゆっくり改善するので焦らず続けてみてくださいといわれたことに救われました。

私の状態はひどくて首はかたまり全く動きません。それは今も変わらないのですが、筋肉が柔らかくなってきたのかめまいの症状がなくなったのです。見た目的には変わらないように思えますが私はめまいが苦痛でしたのですごく楽になりました。

疲れると首がかたくなる感じがするのでしっかり治療を継続しようと思っています。これからもお願いします。

 

当院では痙性斜頸の鍼灸治療を中国でしっかり学んできたため、開業当初から得意疾患に決めましてすでに25年以上がすぎました。開業当初は結果を求めすぎて中国鍼による強い刺激にてのみの治療が多かったように思えます。逆に若さゆえか即効的治癒率も今よりも高かったような気がしております。当時は太い中国鍼を多用していましてかなり効果はありましたが、その分、鍼の痛みが強く脱落されたり、効果がでなかったことも多かったように思います。

現在は修正に修正を重ねて改良をかさねできるだけ痛くなく弱い刺激で早く的確に治すように心がけるようになりました。即効を求めすぎて1~2度で治すことは以前に比べて逆に減りましたが3回目以上の統計を見ると以前よりは効果率は確実に毎年あがっています。5回以上来院されました統計ではさらにはっきりとした効果がでています。

患者さんも痛みや痺れががよくなったという報告もいただき、こちらも驚くことが多いほどです。医師やリハビリをする方もなんで?という顔になったりするそうです。治療家としては即効で治そうとする姿勢が大事なのはもちろんですが、さらに大事なのは患者さんの状態をよく把握しその方にあった治療法や治療期間を考えることも大事だと思うのです。

治療家と患者さんがすこし力を抜きどちらとも余裕をもって治療をおこなうことで治療効果もあがるんだということが経験をつむことで25年以上たってわかりました。今回縁がありまして平成20年の正月にて北京・天津にて鍼灸の研修をうけにいったのですが脳疾患の鍼灸に関しては中国の有名な鍼灸病院でさえもすでに学ぶ所はなくなっていました・・・自分の技術はすでに人から教えてもらうというより、すでに伝えていく段階にはいったのかもしれません。ただ自分にとって膠原病治療は生涯にわたる永遠のテーマであることに変わりはなく患者さんに喜んでいただけますようさらに日々臨床を深めていきたいと思っています。

 
また、斜頸の症状は繰り返すことが多いので、再発を防ぐためのメンテナンスが大切です。まじめな方や頑張り屋さんや理想を強く求めるがあまり無理をしてしまい薬物依存にまで発展するのが怖いです。
 
斜頸・ジストニアの鍼灸治療をして回復した方の多くは、また以前のように、いや以前よりもさらに無理をしていく傾向があります。せめて月1はメンテナンスをして自分の病気のことを忘れないでいてほしいと思っています。再発すると2度目はさらに改善が難しくなります。今までのまれている薬もより強いものが求められます。
 
定期的にリラックスする時間を作ること、なるべく1人の時間を作ることが望ましいです。そして入浴や睡眠の時間をしっかりあらかじめ確保しておくことが大事になります。そのような生活リズムを整えていくことがいずれは鍼灸や薬からも解放され自力での生活が可能にって来るのです。
 
西洋医学と違い信用の少ない鍼灸治療ですが今後もさらに研究を重ねさらなる結果を出していきたいと思っております。毎年行く中国での研修も眼科や耳症状の治療のさらなる開発のためでもあります。私も日々精進しがんばっていきたいとおもっております。私たちは、結果がすべてだと思っています。一人でも多くの斜頸でお困りの患者さんが回復できるようしっかりお手伝いしていきたいです。私たちは、結果がすべてだと思っています。一人でも多くの斜頸・ジストニアの患者さんが回復できるようしっかりお手伝いしていきたいです。

 

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松鶴堂鍼灸院

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