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ランナー膝・ジャンパー膝・鵞足炎の鍼灸治療
(太もも外側の痛み・膝の外側・膝の皿の下の痛みに対して)

ランナー膝・ジャンパー膝・鵞足炎の鍼灸治療

どうしてスポーツをしている方が自分のケアとして鍼灸を選択するのか?

急性のけがや病気そのものの治療だけをするのが一般的ではありました。また、慢性の肩こりや腰痛などの疲労に関しても鍼灸はおこなわれてきました。

ですが、最近ではからだのバランスを整えるという考えが広まってきて自律神経やホルモンバランスを整えるために鍼灸に来る方が増えてきました。

特にスポーツをする方は楽しみでおこなっている方がほとんどであり、競技をすることがいきがいであるといっても過言ではありません。ですので他のかたよりも人一倍痛みには敏感に対応しますし、予防が重要であることや、早期に治療することの大切さも知っています。

考え方が、その場しのぎではなくて、長期的視野であるので、それが東洋医学が選ばれることの所以であるといえるのです。

ただ、本当にスポーツをする方から求められているものとして

何年もの間、努力を積み重ねてきて、大事な試合が近づいてきているときに、できるだけ万全な状態で臨みたいのは皆が一緒であると思います。そういうときの最後の砦としても、鍼灸はおこなわれることがあります。もちろん状態によっては競技が不可能であることもあるでしょうが、できるだけの対応はしていきたいと思います。

ランナー膝(腸脛靭帯炎)について

腸脛靭帯炎・ランナー膝と名前は違いますが膝の外側が傷むことなどは同じになります。

膝の外側の骨のあたりに腸脛靱帯という筋が付着しているのですが、これは骨盤から太もも外側を通り膝の外側までの非常に長い筋腱になります。これが様々なスポーツの中でも陸上やバレーボールやバスケットボールや自転車競技などで、膝を急に曲げ伸ばしする反復動作によったり、膝の動きを必要とする動きを繰り返すことでいためやすい部分であります。

痛める部位は膝の外側になり、関節や骨が痛いように感じますが、実際は腱の部位に痛みが出ております。実際の痛む部位は膝の上側の太ももだったり、膝の下側のすねだったりします。当院ではマラソン・トレイルなど長距離の方が多く来院されております。ランナーの方でこの場所が傷むときなどは腸脛靭帯炎でなくランナー膝と呼んだりもします。

また、スポーツなどはしていないのですが女性に多いのですがО脚でなる場合もあります。その場合は骨盤矯正も一緒にしておこなっていきます。またこの症状は治ってからも再発しやすい症状になります。よくいわれる、使い過ぎであり、オーヴァーユーズになります。同じ動きを繰り返すことで再発しやすいのです。より負荷をかけてジャンプしたりするとさらに危ないですね。

太ももの裏の筋が硬くなったり、アキレスが硬かったり、という筋肉が硬いタイプの方がなりやすく、ジムに行っているパワー系の方もなりやすいです。やはりですが、ストレッチなどを丁寧にするのがお勧めです。逆に弱い人もなりやすいです。例えば運動など何もしていなかった方がいきなり始めたりして、上手な人と同じくらいの練習量をすることで、すぐに痛くなりって感じです。そういうかたはまずはしっかり筋トレからはじめてほしいところです。ひどくなると内側まで痛くなる人がいます。鵞足炎といいますが両方出ると治りはさらに悪いですね。

あとはそういう動きだけでなくジャンプした後に加わる膝の衝撃などで痛める可能性もあります。ハードルや走り幅跳びなどがそれにあたります。炎症を起こし、それが繰り返すことで、治りが悪くなる状態になります。ジャンプ競技の場合はジャンパー膝と名前がいろいろ変わるのもあります。

ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)について

ジャンパー膝とは、主にジャンプをする機会の多い競技である陸上や、蹴る動作があるサッカーなどで繰り返し同じ動作をおこなうことで膝蓋靭帯に炎症がおこる病です。それ以外のスポーツではバレーボール、バスケットボールなどで着地時に症状がでる方が多くみられます。若いスポーツ選手に多い印象です。

特徴的な症状としては、膝蓋靭帯の痛みであるため、付着部である膝の皿から下に向けて痛みがでます。よく皿の上や膝の骨が痛いといわれることも多いです。運動の初めに痛いことが多く、試合などの緊張した場面では痛くないという場合もあります。ですがほっておくことで悪化するとジャンプができなくなるので治療は早急に必要だと感じます。特にかばって行うことで他の場所も痛くなる場合もあります。

比較的来院の多い鵞足炎について説明

鵞足炎という言葉を聞きなれない方も多いと思います。この鵞足炎とは、膝の内側にある鵞足部と呼ばれる、縫工筋、薄筋、半腱様筋という3つの筋肉が付いている部分に炎症が起きて痛みになってしまう症状のことをいいます。この鵞足腱だけでなく、それらを包み込んでいる柔らかいクッション材のような役割を果たす鵞足包が炎症を起こします。

陸上競技やサッカーの選手に多く、ランニングの時に脚を後ろに蹴り出す時や、サッカーのキックで蹴り出した脚を戻す時などに過度の負荷がかかったり、鵞足と内側側副靭帯がこすれあったりして痛みが起こります。

主な原因としては、ウォーミングアップが不足しているときや膝の使い過ぎ、着地時に足が外側を向く癖、足に合っていない靴を履き続けるなど様々あります。脚の構造や痛みの出現する使い方のクセなどを改善していく必要がありますね。

 

ランナー膝(腸脛靭帯炎)・膝蓋靭帯え炎(ジャンパー膝)のお悩みの方が多く来られてます

  • マラソンなど走った後に膝の外側が痛い時がある
  • トレイル競技で膝を酷使しすぎていた
  • 毎日自転車で坂道を登ったりしている
  • 膝を強く曲げると違和感がある
  • 思いっきり走りたい
  • 最後の試合、悔いを残したくない
  • 痛みは残ったとしても良い成績を残したい
  • 一度治ったのに再発した
  • 病院で治療をしているがなかなか完治しない
  • 鵞足炎といわれた

スポーツと鍼灸の関係性について

アスリートのかたは痛みなく競技できるのがもちろん理想なのでそれを近づけるのが鍼灸の目的でもある。

大事な試合に向けておこなわれる厳しい練習や、全力での試合において、常にケガと隣り合わせなのがアスリートの宿命であります。そのケガをなるべく避けるために、入念なストレッチや本番に向けての集中力やとっさの判断が必要とされます。そのなかで予防できるポイントとしては日々の練習で身体に蓄積された疲労であるのは間違いありません。

競技の種類によって、疲労が残りやすくて傷めやすいポイントは変わります。テニスなどはテニス肘といって病名にも残りますし、野球肩、シンスプリントなどがあります。ほぼ全身の部位が治療ヶ所となりますので、私たち鍼灸師も解剖を熟知していないといけません。

最近では、オリンピックの時もそうでしたが、ドーピングの検査で引っかかる方もいました。そういう意味からも鍼灸が安全だし有効なのではといわれている所以でもあります。

 

スポーツ鍼灸について

スポーツ障害による治療は主に鍼のみを使います。また鍼も置針術よりも抜いて刺してをくりかえす単刺術が主になります。ただし痛みがひどい時は置鍼です。

鍼をして少しほぐしてそしてまた鍼をする・・・延々とします。鍼の種類も単刺の場合は細いのが有効だという結果はでています。比較的鍼に強い方ならかなり痛みや可動域が改善しスポーツレベルが上がるのは間違いないでしょう。

ポイントはツボを取る指の感覚で的確にとれなければなりません。当院では中国にてその技術をしっかり学びましたのでかなりのアスリートさんの希望にこたえていると思っています。少しでもよくなればスポーツをされている方は能力が上がりますので痛みをとる治療というより能力をあげる治療に意識をもつ場合が多いです。ですが発達途上の中学生の場合は能力を上げるのではなく身体を治すことを優先する場合があります。

スポーツ鍼灸とは主に怪我・故障や使いすぎによっておこるさまざまなスポーツによる障害の治療に最適です。また予防やコンディショニングに対しても有効なのですが当院ではそこまでの個々にたいするスポーツに対する知識はもっていません。ですので当院ではあくまで痛み緩和と筋肉の柔軟性の部分に力を入れています。それ以外のトレーニングの仕方などはスポーツ整形外科やトレーナーさんなどでしてもらってください。

当院では目的をはっきりとわけることで自分の得意な面に集中してます。またスポーツ疾患だけでなくほとんどの病は西洋医学との併用が1番です。西洋医学で診断をしてもらい治療をしてそれでは補完できない部分を東洋医学や鍼灸でおこなうのです。特に筋肉などの軟部組織への治療は鍼灸が最適であります。

当院でも多くのスポーツ選手が来られますが例えば靭帯や半月板障害やヘルニアがあってもそれだけが痛みの原因となっている場合は少なくそれと同じように軟部組織も悪くなっているのです。ですのでスポーツ選手には西洋(整形)と東洋(針灸)の両方からのアプローチが必要となってくるのです。痛みとは元来からだの危険信号でありますのでここが悪いと忠告しているわけでもあります。ちゃんとした整形外科検査をおこなわずに鍼をすれば痛みがとれるからということで鍼灸治療を継続すれば靭帯や半月板などはさらに損傷してしまう可能性もあるでしょう。痛みをとる事が大事なのはもちろんですがもっと大事なのはその痛みがどこからきているかです。それを理解したうえで鍼治療をおこないスポーツをしないといけません。

西洋医学での検査、鍼灸治療、トレーニングなどの予防どれが欠けても良い治療はできないのです。当院では特にスポーツで痛めた肩関節や腰や下肢の疾患を得意としています。スポーツでいえば野球やサッカーの選手が多く来院していますがいろんなプロスポーツ選手の方がいます。スポーツをされている患者さんはこちらの指導もしっかり聞いてくれますので早期の回復が期待できます。

腸脛靭帯炎・膝蓋靭帯炎の鍼灸治療について

腸脛靱帯炎の鍼灸治療について

腸脛靱帯炎の治療には段階や損傷レベルによって様々な方法があります。まずは軽い段階ならマッサージやストレッチやテーピングで様子を見ていいと思います。その時点で注意していけばじぶんでもなおせれるはずです。ひどくなってくると鍼灸治療を選択するといいでしょう。

腸脛靭帯周辺の筋肉の硬くなった部分に鍼をして緩める事が大事です。また腸脛靭帯だけでなく大腿四頭筋・臀部の筋肉・ハムストリングスなどの筋肉も同時に鍼灸治療で緩め、さらに腸脛靭帯の緊張をとっていきます。膝の外側の関節部もさらに同時に緩めると痛みだけに関してはすぐに楽になることに気づくでしょう。

あとは、計画性をもってリハビリしながら鍼灸を併用という形で競技に復帰できるようなプラン作りとなります。膝の外側や膝の下が痛い方について、特に成長痛などランニングやジャンプなどを繰り返すことで膝蓋腱と脛骨の付着部に負担がかかり炎症により痛みを生じるケガです

セルフケアでは筋肉に対してのストレッチをおこなうことで柔軟性をもたせて痛みのない状態にします。当院にはバレーボール・サッカー・陸上をしている中高校生の来院も多く軽度の状態であれば1回の治療とストレッチ指導で症状が良くなる可能性もありますので早めの来院をオススメします

似たような場合では成長期での膝の痛みもあります。

10~15歳の成長期の子供が、サッカーやバスケット、テニス、バレーなどジャンプしたり、走ったりボールをけるスポーツをし過ぎることにより発症します。成長期は急激に骨が軟骨から成長する時期です。この時期に、激しい運動をすることで膝付近の筋肉の付着部分が引っ張られ、膝下の骨が隆起したり、剥がれてしまったりすることによって炎症がおこり痛みが発生します。休んでいると痛みが無くなりますが、スポーツを始めると痛みが再発します。実際には膝の周りだけでなく、股関節や、腰、肩まで柔軟性 がなくなって固くなっていることが多いです。

成長期特有の疾患で、成長が終了すると多くは治癒しますが、症状を悪化させないために、大腿四頭筋のストレッチングやアイスマッサージなどを行い、痛みが強いときのみ、内服や湿布をします。予防として運動前と運動後に適切なストレッチや整体を行い、柔らかく柔軟な筋肉と関節を保つことで、怪我をしにくく、疲労をためにくい身体づくりをすることが重要です。

成長痛による炎症や痛みを抑えるのは鍼治療の得意とするところです。また筋肉に弾力性をもたせ、関節に柔軟性を持たせるための施術も行っております。日頃から運動されている方でしたら、お身体のメンテナンスとして定期的に鍼灸治療を受けられるのもおすすめです。メンテナンスするようになってから「怪我しなくなった」、 「身体が柔らかくなった」などの効果も実感していただけることがあります。

膝蓋靭帯炎での鍼灸治療

膝蓋靭帯の筋肉である太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)の鍼灸治療がまずは必要となります。また治療だけでなく普段からストレッチをしっかりするなど運動をはじめる準備も大事です。まだ、しっかり運動をしていない子供や中高年の方などは筋力強化も必要となるでしょう。

大腿四頭筋のストレッチを入念にすることで更なる損傷を防げますし、早期回復もできますので治すことで大事なポイントになります。また、治るまでに大事なのはジャンプの強さを制限することです。8割くらいの気持ちでというのはよく伝えるところです。膝をならすようにおこないます。そして痛くなったら治療をするという繰り返しが膝を強化していきます。特に鍼灸治療では思っているより痛みが取れることもあるのでそのあたりの注意はしっかり行っております。

鵞足炎の具体的な鍼灸整体治療を解説

膝の内側や、膝の皿周囲など、ひどくなると膝の裏などにも痛みが広がります。ほっておくと、ただ痛いだけでなくて、腫れたり、水がたまったりします。ですのでもちろんですが軽い段階で、なるべく早い段階での治療がもちろん回復は早まります。

まずは痛みを取ることが大事です。膝の内側に1点集中であるほど、痛みは強いです。痛みが広がってくると痛みの強さは緩和してきます。虫眼鏡をイメージしてくれたらわかるかなと思います。

まずは痛みを緩めて炎症を取り除くこと。それにより腫れはおさまってきたり、水がたまりにくくなったり、溜まっていた水が吸収して少なくなったり、動かしても痛みが出なくなったりします。まずは安静での治療が初めは望まれます。

回復に伴い、少しづつ動かしていく事になります。リハビリ鍼灸ですね。いろんな方向に動くようになることで、さらに強く動かしての痛みも緩和していきます。最終的にはスポーツしたりして負荷をかけながら治療を継続することで完治へとすすみます。膝にかかる強い癖の集中が膝の内側に集まってきていることからも普段のフォームもふくめて膝全体に負荷が広がるようにすることで痛みがあいまいになったり、別の場所に痛みを感じたりしてきます。もちろんその広がったところも一緒に治療をして治していくことになります。

 

松鶴堂が大事にしているスポーツ鍼灸

正直なところ、日々のトレーニングやスポーツについては当院は詳しいとは言えませんし、トレーナーさんが持っている知識もないですし、テーピングなどの応急処置もしておりません。そういうのはそういうのが得意なところに通っていただければいいと思っています。

ですが、どうして当院に多くのスポーツ選手が来院するのかについては主に2つに分かれる感じになります。

①何度も病院や接骨院に通っているのによくならない症状があり、主に練習を休んでいて早く復帰したいという希望を持っている方に多いですね。回復がスタートするスイッチを押すというイメージもあります。停滞していた回復を再スタートするのが当院の鍼灸の役目であります。

②主に緊急にて、試合に間に合わせたいとか、早く治さなければいけない時の最後の砦として。鍼灸というのが本来そういうところの役割を担っている感じはします。正直、どうしようもないときもあるでしょうが、それでもあきらめつかず、最後に当院に来るという方が多いです。印象では高校生などが最後の試合とかで来るというパターンがあります。

最後にこれも比較的多いのですが、番外編としては、手術をすすめられているのだが、なるべく手術はしたくない、でもスポーツは続けたいという事で、手術をしなくても何とかなるか?という要望になります。これは正直難しい状況になっております。靭帯をいためた方に多い印象です。ですが当院の治療で回復している方もいるので試すなら3回は続けてしてほしい気持ちはあります。

 

どうして医師は鍼灸を受けることに反対するのか?

本当にそのかたに鍼灸技術はあるのか?

間違った鍼灸技術では?

鍼灸師側の原因で腸脛靭帯炎・膝蓋靭帯炎が悪化するパターンも私は多いと感じるので、医師が鍼灸を受けるのに反対するのもあながち間違っていないと感じます。よくあるのが悪そうなところに鍼をしての電気鍼とか、太い鍼をぶすぶすたくさん打っての局所への過剰刺激、鍼灸院でないところで受けた鍼灸治療、またちゃんとした師匠から学んだ方ならいいかもですが、鍼灸学校だけでの勉強の方や我流でしている方が多いので注意してほしいところです。

患者さんへの間違った治療計画とセルフケア

高価なサプリメントは必要なのか

当院に来る前に行っていた治療院で指導されていた治療計画によって、症状が悪化している方がいます。特に初回はすごく安くて丁寧に治療をして高額な回数券を売り、2回目以降は手を抜くようなやり方でおこなうところがあると聞いたことがあります。

また、高価なサプリメントや枕など物販をすすめられた方は注意ください。そのサプリメントがあなたの症状を改善できるかは関係なく商売として販売しているところもあります。大事なことはあなたに合ったセルフケアをご指導することです。当院では希望された方にセルフケアの指導もおこなっております。実はここが一番重要なのかなとも思っています。ただし、セルフケアを希望されない方もいます。その場合は最低限の助言をすることを意識しております。

 

良くなった方は医師には言わない

鍼灸はやめておいたほうがいいです

私たちもそうですし、医師もそうですが、良くなった情報を聞くことは稀です。例えば患者さんも医師での治療で治ったわけでないのに鍼灸で治ったとはなかなか言えるものではありません。ですので、悪くなった人だけが医師にすがるように言われます。これは逆もしかりです。鍼灸をして悪くなったという情報しか耳に入らなければ鍼灸の知識のない医師なら受けないほうがいいというのは普通のことだと思ってください。

でも実際は当院ではほとんどの方がよくなっているのです。早期に治療ができれば普通に改善するので医師に反対されても安心して来院してください。ただし、理由があって今の時期は鍼灸はよくないといわれていることもあるのでその際は当院にご相談ください。何を目的で鍼灸をするのかによって変わります

 

腸脛靭帯炎・膝蓋靭帯炎についての特徴

その方に合った刺激による鍼灸施術

悪いところに針をするわけではありません。悪いところから離れた場所に針をすることで自律神経を含めた免疫力や治癒力を増すツボを使っていきます。症状の出ている悪いところにツボがあるのは急性期くらいだけの問題であって、ほとんどの症状は慢性化してから当院に来ることになります。

特にこのページでご紹介している腸脛靭帯炎・膝蓋靭帯炎の鍼灸施術では特に怪我をしてすぐに当院に来る方はすくないです。まずは西洋医学に行ってほしいですし、検査をしっかりしてから来院されるのをお勧めしておりますし、できましたら鍼灸をなるべく早く受けていただくために西洋医学との併用をしていただくこともお勧めしております。最近は逆に病院のほうから依頼されることも増えてきて嬉しく思います。
 

中国鍼による董氏楊氏奇穴

腸脛靭帯炎・膝蓋靭帯炎の鍼灸施術で来院される症状では、西洋医学や接骨院で効果が少ないから来られるわけであります。

つまり簡単な状態ではないということです。ですので少しでも効果の高い方法として、私が知っている中の鍼灸施術で世界中でも有名で鍼灸の最高峰である董氏楊氏奇穴のなかからツボを選んでの施術をさせていただいております。

中国家伝で伝わってきたこの方法は台湾、米国などで発展してきた治療法となります。昔から代々伝わってきた家伝の方法でもあり、かなり一般的な鍼灸と比べて特殊であり、効果も絶大でもあります。本当に困った方への第1選択として当院では選んでおすすめしております。

 

刺血療法

刺血というのは、日本では刺絡ともいわれ、古代から発展してきた方法でありますが、現代では血を抜くという行為から敬遠されてきた療法であります。

この療法も本当に困った方や、どうしても少しでも改善したいなど、もしくは私のほうから絶対したほうが良いと感じた時に説明させていただく事があります。

衛生面で注意しながらおこないますので安全性はもちろんお約束できます。

腸脛靭帯炎・膝蓋靭帯炎の鍼灸施術の流れ

腸脛靭帯炎・膝蓋靭帯炎の鍼灸施術の流れをご紹介します。

電話かLINEでのお問合せ

まずは、あなたの症状に効果があるのかを確認しなければなりません。状況に応じては緊急を感じた時はお断りし、医療機関への診療をおすすめしております。

あなたの症状が当院での施術で可能だった場合ですが、どの先生が担当するかをまずはお伝えします。そしてその先生の診療時間にあわせて希望時間をお知らせください。

多くの場合は院長での対応になると思います。

 

10分前の来院をお願いします

初めてですので早めに向かうことをお勧めしております。

当院は多忙にて、遅刻をしてしまうと次の患者さんも待ってしまいますので、10分前に来ていただく事をお勧めしております。カルテ記入もゆっくりできますので助かります。初めてでない場合は道にも迷うこともないでしょうから、逆にギリギリで構いません。

 

問診・カウンセリング

カルテ記入をしてもらうのですが、今までの病歴が多くて書くことがたくさんあると予想できます。ですので、別紙にて、先に今までの病歴を自宅で書いてきていただいて、それをみながらこちらで問診をするという形にしていただけると助かります。

私どもへの質問も一緒に書いていただくとさらに一石二鳥となります。患者さんも伝えたいことがすべて伝わるし、私どもも、施術で必要なところをさらに深堀して聞けますし、お互いにとってすごく助かりますので是非ご協力お願いします。

 

スポーツ鍼灸がはじまります

あなたの身体はさまざまな治療を受けてきた影響でかなり疲れ果ててしまっているかもしれません。

まずは初めの3回の施術であなたの刺激量をしっかり見つけていかないといけません。焦らず確実にが理想です。ですのでまずは3回来ていただく事をお願いしていますし、検査をしてから結果も聞かずに来なくなるようなもので、こちらとしても意味のないことをすることにも抵抗がありますので、まずは3回は最低でも来ていただくことを条件としてお願いしております。

 

施術後のご説明


ほとんどの方は西洋医学の治療も受けていることでしょう。その治療も併用することで更なる効果が出るように考えて鍼灸施術はおこなわれています。

身体の弱っている方はそれに加えて食事・睡眠・運動などもご指導いたします。自分のペースであわてずにおこなってください。

またすでに慢性症状ですから施術のペースもあけながらで大丈夫です。2週、3週に1度くらいでじっくりとやらせてください。もちろんですが回復の早い方は週1でのペースでがお勧めとなります。
早く効果が出てきそうであれば週に1~2回でつめておこなっていき、ゆっくり効果が出てきそうであれば1~3週に1度くらいでおこなうことであなたにあった回復スピードがつくれます。

 

腸脛靭帯炎・膝蓋靭帯炎の治療事例

できるだけのことをしてあげたい気持ち

学生さんの陸上での腸脛靭帯炎の鍼灸治療

私がここを子供にすすめていたのは、毎回施術を受けている子供を見ててちゃんと効果があるからです。

毎日のように走らないといけなく休んだらその分レギュラーから遠くなるのは間違いないので、親としてもできるだけ応援したい気持ちです。

腸脛靭帯炎と病院では言われていましたが、成長期でもあり治るのは難しいといわれていたものの、通い始めてすぐに痛みが軽減したのはお互いで驚きあいました。

 

定期的メンテナンスしたい方にお勧め

マラソンのジャンパー膝に鍼灸治療

膝を傷めたのは3か月前になります。趣味であるランニングをしているところで急に膝のあたりに痛みが来ました。

コロナ禍でジムにも行けず、いきなり始めたからというのはすぐに理解できました。整形ではジャンパー膝だねといわれました。最近では膝だけでなく内またの付け根まで痛みが広がっていてこのままでは歩けなくなるかもと思い、こちらの鍼灸院に駆け込みました。

実はもうマラソンは辞めようと思っていました。こんな状態では無理だと思ったんです。でもここに通い始めて痛みは徐々に薄れ、レースにも出ることがでれました。今度も大きな大会にもエントリーできるかもと嬉しい気持ちでいっぱいです。

 

古傷の痛みまで治りました

ジョギングによる膝や足首の痛みに鍼灸治療

私は趣味でジョギングをやっていて良く足をひねっていました。その足首の捻挫をかばっているうちに膝まで痛くなってきたので心配になりこちらに来ました。

初めての鍼灸で緊張しっぱなしだったのですが、優しく痛くないように?鍼をしてくれているのが伝わりまして、すぐに安心できました。

痛みはすぐに和らいで、ストレッチの重要性も教えてもらえて安心してジョギングに復帰できました。古傷の足首の痛みまで取ってもらえました。

いかがでしょうか。

腸脛靭帯炎・膝蓋靭帯炎に対する鍼灸治療では東洋医学でいうところの未病治療ともされていて、まだ症状は出ていないものの、疲労回復や怪我の予防なども目的とした治療をおこなうものが主ともなります。

スポーツ鍼灸は、スポーツ障害の予防・治療を目的として作られた鍼灸治療であります。プロアマ問わず、運動をする人のための鍼灸といってもいいでしょう。競技に対する能力やパフォーマンス力向上などに効果が期待できるため、多くの方にご来院していただいております。多いのがゴルフをされる方の来院です。もともと運動不足の方が急に始めることで肩や肘を傷めるというパターンになります。

今回は腸脛靭帯炎・膝蓋靭帯炎に対する鍼灸という治療法の説明をさせていただきました。当院ではスポーツをする方の症状に対して鍼灸治療をおこなっております。トレーナーさんがおこなうような体の使い方やテーピングなどのトレーナー業務にあたることはできませんので、そこはその道のプロの方にご相談ください。あくまでスポーツで痛めた怪我の治療に当院を使っていただけましたらと思います。

 

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松鶴堂鍼灸院

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〒732-0052 広島県広島市東区光町1丁目11-5 チサンマンション306

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