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過敏性腸症候群、クローン病、潰瘍性大腸炎について
(腹痛や下痢や便秘やガスがお腹にたまることに対する鍼灸治療)

臨床歴25年の腸の不調に強い鍼灸治療

過敏性腸症候群(IBS)について

過敏性腸症候群とは、とくに大腸や小腸などに潰瘍や炎症などの器質的な病変が見られず、内視鏡をみてもポリープさえもなく奇麗なのに、下痢や便秘や腹痛を繰り返す疾患で、下痢型、便秘型、交代型、ガス型の4つにわかれております。精神的なストレスが大きく関わっていて、心身症の一つと考えられています。気持ちを切り替えることが上手くできるようになるとスッキリと治ってしまうケースもありますが、多くの場合、治癒するまでに長い時間を要します。男女問わず学生さんや、若い社会人の方が多い傾向にあります。

学生さんの場合は社会人に入る前にしっかり治療おすすめしております。多くの方は社会人になればストレスもより加わりさらに悪化してしまう方が多いからです。その後、神経内科など薬を大量にのまないといけなくなった方の治療を多くしておりますので時間のある学生の時のほうが治りやすい印象です。

なぜ精神的ストレスによってこのようなことが起こるのか?

身体は、ストレスを受けると様々な器官よりホルモンを分泌して、ストレスに対応しようとします。数あるホルモンの中でもとりわけ精神的ストレスと関わりが深いのが、視床下部より指令を受けて副腎皮質より分泌されるコルチゾールなどの糖質コルチコイドで、ストレスホルモンなどと呼ばれます。糖質コルチコイドの働きには次のようなものがあります。

・肝臓での糖新生を促進し、血糖値を上昇させる
・抗炎症、抗アレルギー作用(湿疹やかぶれの塗り薬として使われる)
・抗ストレス、抗ショック作用
・ストレスが掛かったときに分泌量が高まり、ストレスから身を守る

ストレスが掛かると体は、ストレス除去など生命維持に必要なことを最優先させて行おうとするため、緊急性の薄いものを後回しにします。そのため、次のようことが起こります。

・生殖・成長ホルモンの分泌量が減り、それぞれの機能が低下する
・胃や腸などの消化器系に血液が充分行き渡らなくなるため、消化不良や食欲不振を招き、下痢や便秘になりやすくなる
・免疫力の低下(白血球、マクロファージの減少)

さらに、小腸・大腸などの消化器は自律神経にも支配されています。自律神経の調節の多くは、視床下部や大脳などで行われているため、消化器官の働きは精神的ストレスの影響を受けやすいのです。また、生体は緊急事態に陥ったときに、少しでも体に掛かる負担を軽くしようとするため、体内にある不用なものを瞬時に排泄しようします。

そのため精神的緊張を強いられるとトイレが近くなり、極端な場合だと失禁してしまうといったことが起きます。便秘型の人の場合、ぜん動運動が行われなくなり便秘となります。ですので下痢と便秘という全く逆な作用なのに繰り返してしまうわけです。

東洋医学と過敏性腸症候群との関係について

中医学的に見ると、過敏性腸症候群にはいくつかのタイプがありますが、代表的なものに「肝脾不和」によるものがあります。肝・心・脾・肺・腎と、人間の五つある臓腑の中でも精神的ストレスに深く関わるのが「肝」です。現代医学で言うところの自律神経も、肝の働きとして捉えることが多いです。また「脾」とは消化器系のことを指して、肝脾不和とは精神的ストレスを受けたことにより、消化器系の働きが上手くいかなくなってしまった状態のことです。このくみあわせは東洋医学でも有名なものであり有名なものであり、いかにストレスと胃腸が関係しているかをあらわしております。

下痢、便秘などを繰り返すといったものの他にも、イライラする、怒りっぽい、すぐに落ち込む、一度落ち込むと中々立ち直れない、眠れない、食欲がないなどの症状が現れる場合もありますが、肉体的症状はあっても精神症状は全く見られないということもあります。精神的に強いタイプの方は自分がストレスを受けていることに気づいていないということもあります。

肝脾不和には、ストレスが強すぎるときに起こる「肝気上逆」タイプのものと、もともと腸の弱い人に、ちょっとしたストレスが掛かることで起こる「脾虚肝実」タイプの2種類がありますのでまずは自分がどちらのタイプかを自覚することで、どのようにストレスと向き合うか、生活習慣を改善するかは変わっていきます。

注意事項として下痢や便秘を繰り返すといったものの中には、潰瘍性大腸炎やクローン病など重篤な器質的疾患が隠れていることもあります。まだ病院に行ったことがない方の場合は1度、病院で検査を受けましょう。

中区袋町のほうが都合の良い場合は

当院の分院が中区袋町にもございます。松鶴堂鍼灸院分院ヘルティカといいます。女性専門の鍼灸整体院であります。もしそちらの場所のほうが都合の良い場合はヘルティカにてご予約をされてください。女性の先生で安心して受けれます。ガスが漏れる方や臭いが気になる方などを得意としております。また、下痢より便秘の気になる方は腸もみを併用するのもおすすめです。腸もみは女性の先生たちにて対応しております。

詳しくはこちらの公式ホームページから

まずはヘルティカにお問い合わせされたい場合はヘルティカLINEからどうぞ。

こちらの公式ヘルティカLINEから

このような腸で悩みの方が来られてます

  • 授業中や仕事中にお腹がはってトイレに行きたくなる
  • ガス漏れが不安で朝食を食べることができない
  • お腹が常に張っている感じでプクッと膨れている
  • 密室の空間での会議などでは特にお腹が気になる
  • 電車などの静かな空間ではおならが出ないか心配である。
  • ガスがよく抜けるので臭いが気になる
  • 薬を飲んだら落ち着くが根本解決がしたい
  • 社会人になる前に克服したい
  • 腸内細菌が悪玉が多いと思っている

過敏性腸症候群とFODMAPについて

FODMAP(フォドマップ)という言葉を聞いたことがある方が増えてきてます。特に胃腸の弱い方や過敏性腸症候群のかたなどは病院とかでも紹介されたことがあるといわれています。メディアでもよく紹介されるようになりましたので少し紹介しておこうと思います。FODMAPとは小腸で吸収されにくく大腸で発酵しやすい糖質のそれぞれの頭文字を合わせた言葉です。どのような食べものがあるのかはネットなどで調べてみてください。

FODMAPは、さまざまな食品に含まれているためすべてのFODMAP食品を避けることは考えていないものの、スーパーで食材を買うときにはなるべく低FODMAPを選ぶことはすすめております。特に治療初めの時はなるべく良い状態でおこない回復力を上げたいので腸に負担のかかるものを減らしたいからです。特にガスが漏れるタイプの方にはお知らせしております。

そして鍼灸治療や生活習慣の見直しに加えて高FODMAP食の制限をおこなうことで少しづつ腸の状態が良くなってきてから試していってもらいます。例えば納豆は発酵食品であり身体に良いものだが高FODMAPのため制限していたのなら、こういう良いものから試していくことをすすめて、1つ1つ確認していけば意外な食べ物がガスがたまるということに気づきます。また量の問題もありますので以前は大丈夫だったけど今回はだめだった場合は量が多くはなかったのかの確認はいるでしょう。

子供などFODMAP食を何か月か続けていて調子がいいんですという話を聞くことがあるのですが、栄養の偏りが出ている子もいましたので、腸の状態がよいことと健康なことは必ずしも比例はしないことを伝えるようにしております。少しづつでいいので栄養価の良いものに関しては特に試していき、絶対これはだめだというものを省くようにするのがおすすめです。​

 

当院でおこなわれる腸の不快感の鍼灸施術は過敏性腸症候群にも、潰瘍性大腸炎やクローン病などの難病指定の症状までもおこなっております。難治なものはもちろんですが西洋医学との併用にて腹痛や、下痢便秘などの改善を目的にておこなっているのですが、効果がすごくよく出る場合もあり、とりあえず3回ほど試してみることをすすめています。難治である潰瘍性大腸炎に対しても効果に驚くことの多い疾患の1つになりますね。ここにも鍼灸の神秘性を強く感じるときです。

過敏性腸症候群について

過敏性腸症候群(IBS)の原因

先ほども説明した通り過敏性腸症候群のはっきりとした原因は現在でもわかっていないので、内視鏡などいろいろ検査したうえでいろんな病気を除外していき、しかも腸に炎症やポリープさえも見当たらなかったら過敏性腸症候群(IBS)」と診断されることになります。

原因は不明といわれていますが、ストレスによって自律神経の働きが異常をきたし、腸の蠕動運動のトラブルを引き起こすことが原因といわれている状況です。このような状況ですから東洋医学や鍼灸が有効ではないかといわれているのです。

実際お腹をみてみるとすごく特徴的であり、お腹の奥の方が硬くなっていたり、筋肉の表面が緊張して硬くなって張っているか、表面は柔らかいが空気がたまっているみたいに下から上の圧を感じるかわかれます。そのお腹の状況をみて便秘しやすいとか、下痢しやすいとか、ガスが貯まりやすいか、もしくは2つが合体しているかを判断しています。

症状とお腹への触診があっているときほど効果が高く出ております。

 

過敏性腸症候群(IBS)の鍼灸治療

お腹の不調は、腹部を触診することで私たちの指に違和感として残ります。この違和感を解消していくことでお腹の不調は少しづつ緩んでいきます。鍼灸治療後にお腹が変化しやすい方ほどまだ軽い状態であるといえるし、慢性の状態になればなるほどすぐに変化がでないのが通常です。

お腹の緊張をとるのによく使うのは手足や背部の穴になります。あお向けて手足の穴をとり、腹部の反応を確かめ反応が移動したらさらにもう1度手足に打ったり、反応が緩まれば背部にその反応が移動することもあり確認していきます。慢性の方になればなるほど背部には長年の蓄積がコリとなって確認できるケースが多いです。ちょうど胃の裏あたりからその周辺を細かく調べると見えてきます。

鍼灸治療で効果的な方はよく反応が出ている方、反応がしっかり移動する方、それに伴って症状も変化していく方になります。治っていくのに症状が良かったり悪かったりして不安になるもののの、その波が身体を治していくことに何度か治療を受けたら気づくことでしょう。

胃腸だけでなくもちろんメンタル面への治療もあわせていかないといけないです。ストレス緩和やリラックスを目的として頭や耳などに穴を求めていきます。学生さんの場合は自宅でお灸をしてもらうケースもあります。

まとめると鍼灸治療には、ホルモンのバランスを整える、気血を補い血液循環を促進する、経絡の流れを良くして自律神経の働きを正すといった作用があり、過敏性腸症候群(IBS)改善に有効です。特にガス型といわれるものはお悩みが強い方が多い印象です。胃腸の治療以外にも自律神経の治療も一緒に入れる事で症状改善だけでなく、メンタルも強化されていくので自信を持ったり、あまり気にしなくなったりという効果も出ております。

 

潰瘍性大腸炎について

潰瘍性大腸炎について

潰瘍性大腸炎は主に大腸粘膜に潰瘍やびらんができる原因不明の非特異性炎症性疾患であり厚生省から特定疾患(難病)に指定されている病気です。こういう病気に対しても鍼灸は驚くほどの結果を出すケースがあるのでこの過敏性腸症候群のページにてご紹介しております。

この病は常に増悪と寛解を繰り返し、治ったと思っても再発しやすいという特徴があります。発病後は、10年、20年、30年と長い期間にわたって再発を繰り返すことがあります。再発回数が多い方ほど治療は困難となります。逆に若い方の発症の場合は高校生の方ですが完治した方も数名おられました。

潰瘍性大腸炎とは下痢や粘血便という血液や粘液の混じった便が出てしまう状態を繰り返す病気のことです。後述するクローン病と同じく西洋医学では治療困難なうえ、生活に支障の出てしまう重い症状であるのが特徴です。

男女での患者比率は特に偏りはありませんが、生活が忙しかったり、人よりも頑張り屋さんだったり真面目、責任感が人一倍つよい方に多くみられます。

大腸の粘膜に障害が出ると腹痛がでて、血便が出たりトイレに頻繁に行き生活がままならない事も珍しくありません。また便といっしょに血液が流れ出てしまうため、貧血症状も出たりします。

潰瘍性大腸炎の鍼灸治療

潰瘍性大腸炎はストレスによって身体の免疫力が低下している状態で罹患する方が多いとされている疾患なため、その対策を鍼灸や整体治療と混ぜていくことになります。ストレスというのは慢性的な病を抱えていたり仕事や学業などによる肉体的なストレスも含まれており、精神的なストレスだけではありません。

身体が極度に疲れていたり、その状態からより強いストレスが加わったり、身体の冷えが増えないようにする事が大事です。鍼灸整体治療によって身体の疲れを取り、冷えを取り除き、自律神経を含めた身体全体の調整を行ってストレスの捌けやすい環境をつくる事を目的としています。

ストレスの発生する状況は患者さんによって違ってくるため、初回の治療ではしっかりと丁寧にカウンセリングを行うことで、患者さん1人1人に合った治療法を提供します。治療のことに関してわからない事があればご相談ください。

 

クローン病について

クローン病について

クローン病は主に口腔から肛門までの全消化管に、非連続性の慢性肉芽腫性炎症を生じる原因不明の炎症性疾患で潰瘍性大腸炎と同じく厚生省から特定疾患(難病)に指定されている病気です。

10~20歳代の若年者に好発します。男性と女性の比は、約2:1と男性に多くみられます。この2つの疾患に共通する特徴的な症状は腹痛と下痢です。さらに発熱、下血、腹部腫瘤、体重減少、全身倦怠感、貧血などの症状も起こることがあります。

原因として、遺伝的な要因、細菌やウイルスによる感染、食事、腸管の微小な血管の血流障害などが関係すると言われていますがはっきりした原因は分かっていません。現代医学ではハッキリとした治療法が見つかっていないため、罹患した多くの方が粘膜の炎症によっておこる血便や腹痛に悩まされ、生活に支障が出ています。

症状が一度落ち着いたかと思えば、また再発と繰り返しながら長い期間を経過していく中で、症状が少しずつ悪化に向かっていくと腸の粘膜以外にも全身の合併症を引き起こすことも珍しくありません。おもに10代後半から20代の若い方に発症するケースが多く、日本では患者数が約4万人以上もいるといわれています。

クローン病の鍼灸とは

鍼灸治療によるクローン病の治療は、低下した腸や体の機能を回復させるための、消化器やストレスに対応したツボを使って治療をすすめていきます。クローン病の症状によって生活の質が落ちていくため、生活をうまく続けていけるのだろうかという不安、いわゆるストレスの治療も同時に行っていくことが大切になってきます。

症状が落ち着いてくると、今度は再発予防に向けて身体の機能回復を定期的に入れていくことで、クローン病による症状の再発を未然に防ぐことが可能となります。こういった胃腸症状を中心とした病気の治療は、鍼だけでなくお灸や整体を組み合わせていくことで、体質改善をより効率的に行うことができます。

鍼治療もお灸治療も初めて受けるという方にも安心して治療を受けていただけるよう、痛みの有無などを丁寧に確認しながら治療を行うのでご安心ください。

どうして医師は鍼灸を受けることに反対するのか?

本当にそのかたに鍼灸技術はあるのか?

間違った鍼灸技術では?

鍼灸師側の原因で過敏性腸症候群が悪化するパターンも私は多いと感じるので、医師が鍼灸を受けるのに反対するのもあながち間違っていないと感じます。よくあるのが悪そうなところに鍼をしての電気鍼とか、太い鍼をぶすぶすたくさん打っての局所への過剰刺激、鍼灸院でないところで受けた鍼灸治療、またちゃんとした師匠から学んだ方ならいいかもですが、鍼灸学校だけでの勉強の方や我流でしている方が多いので注意してほしいところです。薬を飲んでる方など重度の過敏性腸症候群の方へ、臨床経験が少ない先生の治療は決しておすすめはしておりません。

患者さんへの間違った治療計画とセルフケア

高価なサプリメントは必要なのか

当院に来る前に行っていた治療院で指導されていた治療計画によって、症状が悪化している方がいます。特に初回はすごく安くて丁寧に治療をして高額な回数券を売り、2回目以降は手を抜くようなやり方でおこなうところがあると聞いたことがあります。

また、高価なサプリメントや枕など物販をすすめられた方は注意ください。そのサプリメントがあなたの症状を改善できるかは関係なく商売として販売しているところもあります。大事なことはあなたに合ったセルフケアをご指導することです。当院では希望された方にセルフケアの指導もおこなっております。実はここが一番重要なのかなとも思っています。ただし、セルフケアを希望されない方もいます。その場合は最低限の助言をすることを意識しております。

良くなった方は医師には言わない

鍼灸はやめておいたほうがいいです。

私たちもそうですし、医師もそうですが、良くなった情報を聞くことは稀です。例えば患者さんも医師での治療で治ったわけでないのに鍼灸で治ったとはなかなか言えるものではありません。ですので、悪くなった人だけが医師にすがるように言われます。これは逆もしかりです。鍼灸をして悪くなったという情報しか耳に入らなければ鍼灸の知識のない医師なら受けないほうがいいというのは普通のことだと思ってください。

でも実際は当院ではほとんどの方がよくなっているのです。早期に治療ができれば普通に改善するので医師に反対されても安心して来院してください。ただし、理由があって今の時期は鍼灸はよくないといわれていることもあるのでその際は当院にご相談ください。何を目的で鍼灸をするのかによって変わります。

腸の不快感の治療についての特徴

その方に合った刺激による鍼灸と整体の治療

悪いところだけを治療するのではなく、全体の調整をすることが、自律神経を調整するポイントとなります。例えば胃腸炎といっても胃や腸のみに問題が出ているわけでなありません。

症状はその方の弱いところにでているわけで、出口に過ぎないのです。病の本質はもっと深いところにあり根っこを治療しないと意味はないのです。

主に手足や背中の様々なポイントを触診することで悪いところ見つけ出し施術はおこなわれます。

 

頭のツボへのアプローチ~頭鍼療法~

自律神経を落ち着かせる治療としてよく使われるのが、頭部になります。頭鍼と呼ばれることもあります。頭に鍼をすることでより深いリラックス感を感じることができます。自分がどれだけ疲れていたのか、イライラしていたのかもかんじられることでしょう。

あと一緒に打つポイントとして、眉間や耳の裏などがあります。精神の安定や安眠を求めてつかわれます。

 

耳つぼへのアプローチ~耳鍼療法~

院長の技の1つに耳ツボがあります。おもに神門というツボを重視しながら、耳にある無数のツボをチェックしていきます。耳は診断にも使われます。耳をみたり触ったりすることでその方のいろんなことがわかったりもします。必要な方には耳に粒を貼り付ける治療も併用します。特に睡眠に問題がある方におこなうのですが、ほとんどのかたが初回にて睡眠が改善されるのが耳つぼのすごいところでもあります。

また、自律神経の興奮が強すぎる場合などはここには書きませんが特殊な耳への技があります。それは必要な方にはこちらから提案させていただいております。

 

胃腸を調整する養生指導

栄養・睡眠・運動・入浴・呼吸指導など

規則正しい生活リズムを整えていくことがそのまま自律神経のリズムを整っていくことにつながります。

食事をとる時間帯や、寝たり起きたりする時間帯を一定化することで体内時計の時差が整っていき、それに併せて自律神経のバランスも以前よりは整っていきます。また、質をよくすることでより安定していくので、身体にとって良いものを食べて悪いものを減らしたり、睡眠ではより深く熟睡したりすることで、さらに改善していきます。

また、唯一意識して自律神経を調整できる呼吸を利用して睡眠前に腹式呼吸をすることをおすすめしております。

まずは生活習慣の改善から行ってみてください。

 

ストレスやリラックスのバランス

ストレスとは、ただ単に嫌なことや嫌いなことだけではありません。頭ではストレスだと思っていなくても、身体にとってはストレスだと思うものもあります。好きだからと言って無理しておこなうことで、知らず知らずのうちにストレスが増えるという悪い癖がついてしまっていることがあります。

まずはしっかりと休むということも大事です。そしていろいろ見直していくにつれて、症状も緩和されてきたのなら、その症状は危険信号を知らせていたのかもしれません。

また、どのようにリラックスしたらいいかわからない方もいます。特にまじめな方はそうだと思います。過去にやっていた趣味や楽しいこと、ぜひ思い出してみてください。

 

漢方薬やサプリメント

当院でおこなう鍼灸施術だけでなくて、自宅ででもできる方法も伝えております。

漢方薬に興味がありましたら、漢方医のご紹介もさせていただきますし、サプリメントに興味がありましたら当院にご相談ください。

IBSなど腸内環境が悪く、しっかりと栄養が吸収できなかったり、腸の慢性炎症に悩んでいる場合によくすすめるものや、動脈硬化や脂質異常などで血流が悪く、同じく末梢の慢性炎症になやんでいるときにすすめたいものがあります。

まずは腸の状態が悪い方はFODMAP、糖質、グルテンや乳製品の制限を意識した食生活をすすめます。その後改善してきたら、たんぱく、ビタミン、ミネラルを意識して補給していきましょう。とくに、子供さんの症状は栄養状態がポイントになってきます。

 

初めての腸の不快感の鍼灸施術の流れ

初めて当院に来られる方へ、施術メニューの流れなどをご紹介します。

電話かLINEでお問合せ

当院は完全予約制です。まずは電話かLINEで希望曜日、時間帯などをお知らせください。初回は10時から17時開始までのどこかでお願いします。スタッフ紹介などを見て指名などがありましたらお知らせいただくか、女性の先生がいいとか、症状を教えていただくことでこちらからあなたに合った先生を決めさせていただきます。

 

10分前の来院をお願いします

初めてですので迷うことが考えられます。

早めに向かうようにお願いします。

当院は多忙にて、遅刻をすると次の患者さんの予定が狂ってしまいます。カルテ記入もありますので、ぜひ10分前来院をお願いいたします。

 

問診・カウンセリング

カルテ記入が終わりましたら、問診を始めていきます。

こちらから体の状態を聞いていきますので、いろいろとご相談ください。悩みや質問がありましたら是非お聞かせください。施術の参考にもさせていただきます。

例えば、痛くないようにしてほしいとか、使い捨ての鍼を確認したいとか、付き添いの方に横でいてほしいなど。なんでもいいのでまずは不安解消をしてほしいと思っています。

 

鍼灸施術が始まります

からだや症状に合わせた鍼灸をおこなっていきます。感じ方は人それぞれです。我慢できる範囲で受けるというのが理想ですが、初めてですから無理していきなり強くすることはありません。まれに、いろいろ鍼灸に行っている方は担当の一番得意な技でしっかりとした刺激のある治療も可能ですが、まずは慣れていただきたいので、弱めの刺激が基本となります。ぜひ安心してお受けください。

 

治療後のご説明

身体をみさせていただいたあとに、それぞれの患者さんにあった養生指導を何点かご指導いたします。

食事・睡眠・運動入浴の3つを基本にしながら、なるべくわかりやすく説明します。回復に従ってさらなる指導をおこなったり、逆にこれはどうですか?などと聞いてくれることが望ましいです。それによってどれだけ理解しているかもわかったりします。

最後にどのように通ったらいいのかの助言もさせていただきますが、基本はまずは3回です。私の鍼治療との相性を感じてほしいのです。いわれたから来たのではなく、よくなると実感したから来てほしいのです。それが私が治すのでなく、自分から自分で治る力へとつながっていきます。

良くなっていく流れもその方や症状によって変わります。すぐに良くなっていくものや、よくなったり戻ったり繰り返す方、一度悪くなってからよくなるかたなど、ありますので、不安にならずにそのながれを感じながら様子を見てください。

そして改善してきたら、まだそのままで通ってもよし、2週など間をあけていってもよし、月に1度でもよしです。最終的には1~3か月に1度の定期メンテナンスをおすすめすることになります。

 

よくあるご質問

ここでは過敏性腸症候群のよくあるご質問をご紹介します。

過敏性腸症候群になりやすい人っていますか?

ストレスを受けやすい方になります

ストレスに弱い方や、ストレスにさらわれやすい環境のかた、家族間に問題のある方、受験や部活などをすごく頑張っている方、などストレスやがんばりすぎや疲労がたまりやすい方に多い印象です。

また元々の素因としては胃腸が弱い方であったり、腸内フローラでいえば悪玉菌が多い方にもなりやすい印象です。

いかにしてストレスに対応していくかですが、まずはストレスの多い環境である場合は、できるだけ少なくなるような対策ができればしたいところですね。どうしようもないストレスであると思っても自分の考え方を変えたりあえて負けを認めることで緩和することも多いです。環境を変えることができればストレスも減るのは間違いないので。

またどうしても今のストレス環境をかえれない場合は、ふだんから少しづつストレス発散やリラックスを心がけるのも大事です。これは意識的にも時間をとっておこなってみてください。例えばお茶の時間を作ったり、電話であったり、音楽やゲームやYouTubeなど、自分に合った解消法を選んで試してみてください。

似たような病気はありますか?

まずは、病院に行くことがおすすめになります。

似たような病気としては以下のものがあります。

〇学生さんに多いのですがアレルギー性のものです。大人になっていくにつれて苦手な食べ物や飲み物に気づくので注意するのですが、子供の時はなかなか気づけないものです。多いのが卵やグルテン(小麦粉)やカゼイン(牛乳)になります。加熱することで大丈夫な方もおられます。冷たい牛乳を飲んでお腹が痛くなり下痢をする話は有名ですよね。

〇SIBO(小腸内細菌増殖症)という病気があります。SIBOに関しては別ページにて解説しますのでそちらも参考にしてください。SIBOについてはこちらから。小腸で異常に細菌が繁殖する病気で、ガス系の症状が中心ですが下痢も起こります。通常はガス型であれば便秘が多いのですが、下痢が多い方は1度検査してみることがおすすめなります。

〇炎症性腸疾患であれば強い腹痛や血便が出ることが多いのですぐに気づけますが、症状が軽いうちは気づかない場合もあります。もし炎症があるのではと感じた場合はぜひ病院で検査を受けてみてください。

 

日常生活で注意したほうが良いことはありますか?

はい、生活習慣の見直しをしてみてください。

〇水分補給を忘れている方がいます。暑いときなどは自然に喉が渇きますので飲むのですが、涼しいときなどでは一気に取らなくなるので秋においての脱水症になる方がいます。注意するには下痢型の方です。冷たいものでなく常温のものをとるようにが大事です。

〇十分な睡眠が大事です。睡眠時間は日によって変わる方はそれによって自律神経も毎回変わらないといけないので乱れやすくなります。例えば休みの日には長時間寝て疲れをとるという考えがあるものの、逆に疲れてしまうという経験をしたことはないでしょうか?規則正しいリズムで生活をおこなうほうが体調は良いものです。

〇バランスが良く乳酸菌や食物繊維豊富な食事を心がけてみてください。便秘・下痢・ガス型のどのタイプにかかわらず、乳酸菌や食物繊維を積極的にとることはおすすめしております。特に発酵食品や海藻類などが胃腸に優しい印象があります。アオサやわかめの味噌汁とか山芋納豆とかを上手に取り入れてみることをおすすめします。

 

過敏性腸症候群が改善
口コミサイトからの抜粋

嘘のようによくなりました

過敏性腸症候群の患者さんから(院長の鍼灸治療)

中3男子、過敏性腸症候群で鍼の治療をして頂きました。母も一緒に治療を見る事が出来ましたし、安心して治療を受ける事ができました。

一回目の治療直後より嘘のように良くなり、お腹が痛くなったらどうしよう・・・というストレスから解放されて精神的にも元気になったような気がします。

今はほとんど痛みはないようですが、行くと気持ちがいいようで2週間に一度のペースで通院しています。本当に感謝しています。

徐々に改善してきました

過敏性腸症候群の患者さんから(院長の鍼治療)

過敏性腸症候群が薬では、あまり効果が感じられず、治療方を探している時に鍼治療に興味をもちました。施術前は痛みなどの不安もありましたが、痛みもなくとてもリラックスして施術をうけることができました。

数回通いましたが、症状も徐々に改善しているように思います。また、別の症状で手根管症候群の手のしびれがありましたが、こちらも2〜3回の治療で改善しました。美容メニューにも興味があるので、これからも治療に通いつつ、試してみたいと思います。

 

一回の治療で症状がかなり治まり、

過敏性腸症候群の患者さんから(院長の鍼灸治療)

初めてお世話になったのは私が高校生の時でした。

当時はひどい過敏性腸症候群に悩み、本当につらい日々を送っていました。

どうしていいかわからず悩んでいたところ、広島にすごい治療院があることを知り、新幹線に乗って治療を受けに行きました。

すると、一回の治療で症状がかなり治まり、心身ともに本当に救われたことを思い出します。

それからも何かあるたびに先生にお世話になっています。先日も、体調が落ちるとこまで落ちてしまい、先生のところに駆け込みました。体調がすごく悪かったにも関わらず、そろそろ妊娠したいということも相談させてもらいました。

すぐに体調も完全に復活し、なんと翌月には妊娠していることがわかりました。私は、先生のおかげだと本当に思っています。

これからも末永くお世話になりたい治療院さんです。岩崎先生も、スタッフのみなさんも本当に優しくて、心が休まる治療院だといつも感じます。

薬を飲むことはやめました

過敏性腸症候群の患者さんから(院長の鍼灸治療)

過敏性腸症候群に悩み現在2回目の通院です。

3年前から発症し、1年前から広島市の内科に通い大腸検査を行い異常なく、病院の薬を飲んでいましたが薬の効果はほぼありませんでした。(症状は、ガス型・下痢・何度も便意があるなど)

ネットで松鶴堂さんを見つけ、針の経験がなかったので効果があるか疑問でしたが、1回目の針治療で明らかな改善がありました。不安が少し取り除かれたイメージですが、身体の調子や気分も少し変わった気がします。まだまだお腹の不安はありますが、現在は薬を飲むことをやめ、針治療のみです。先生は、食事や足を温めたほうが良いことなどアドバイスをしてくれます。

私は特にIBSがひどい時に松鶴堂さんに行きました。まだ2回目ですが完全に治りたいので今後も通いたいと思っています。私のように過敏性腸症候群IBSで、悩んでいる方がいらっしゃいましたら試しに1回行くことをおすすめします。

我慢がきくようになってきました

潰瘍性大腸線の患者さんから(院長の鍼灸治療)

薬からの離脱を目指して、以前から興味のあった鍼治療をやってみようと思い、鍼治療で有名な松鶴堂さんに通い始めました。最初の率直な感想は全く痛くなく、院長先生が軽く触るだけで違和感のある箇所に次々と鍼を刺していくので、凄すぎる、この先生と思いました。まだ、通い始めたばかりですが、この病気の悩みである下痢の症状も少し落ち着き、回数が減ってきました。一番嬉しいのは我慢がきくようになってきたことです。炎症時にはお腹にくると駆け込まないと間に合わないというくらいつらいのです。今から、通い続けて焦らず、先生と自分と家族と相談しながら治療していきます。先生は色々知識を教えてくださるので、メモ帳持参がオススメです。

少しでも改善できればと思っていましたが、

府中町の潰瘍性大腸炎の患者さんから

潰瘍性大腸炎を発症して病院から処方される薬や漢方薬を服用していましたが、再燃してしまいました。症状はかなり辛く病院に通ってもなかなか改善はみられず本当に途方にくれ、少しでも良くならないかとインターネットでとにかく病気の事を検索しまくっていたところに松鶴堂さんがヒットしました。

少しでも改善をと思って通い始めたのですが、少しどころか初回から改善ははっきりわかりました。2回、3回と通うほどに症状はどんどんよくなってきました。一か月ほど通った頃には普通に生活ができるまでになりました。

医院長先生は黙々と、淡々と施術をされますが(^.^)施術は日本一だと思います。

全大腸のびらんでステロイド、免疫抑制剤を服用していましたが今は鍼と漢方のみです。

私は広島に住んでいて30分で通える距離なのでラッキーですが、同じ病気で苦しんでらっしゃる方、県外の方でも一度来院されてみたらいいのではないかと思います。

一人でも多くの方がこの病気から解放されますように。

評価は5つ星にしていますが、わたしは10星つけたいです。

下痢をすることは次第になくなり

クローン病の患者さんから

クローン病による腸閉塞で小腸の部分切除と形成術を行いました。術後は、栄養剤(エレンタール)との相性もあるのでしょうが、水様便、下痢を繰り返す毎日でした。そんな時に治療院のホームページを見つけ、潰瘍性大腸炎が快方に向かった方の体験談を見て、治療を受けることにしました。

治療では、鍼を頭から足まで数十本打たれましたが、痛みは無く、気持ち良すぎて眠ってしまいそうな程で、治療後は、体がポカポカと暖かくなり体の巡りがよくなったことを感じました。また、便についても、下痢をすることは次第になくなり、回数や便の状態を良好に維持できるようになりました。これでトイレを気にすることなく気軽に出かけられるようになり、とても感謝しております。

これからも、寛解期を維持できるように定期的に通院させて頂きます。

内視鏡でも改善していました

潰瘍性大腸炎の患者さんから

ずっと以前から体調が悪かったのですが数年前から潰瘍性大腸炎の診断をされ、それ以降悪くなる一方でした。

たまたまネットで針治療で改善したというのを見つけて近くにないかと探したところ、松鶴堂さんがありました。

少しでも良くなればと思い飛び込んだのですが、初回の施術から効果があり、ずっと下痢が続いていたのがよくなったりしました。まだ下痢をする日はあり、そっちの方が多いですが今まででは考えられないことです。

それ以来定期的に通院し、2~3か月通院した後に内視鏡検査をしたところ、非常にいい状態で劇的に改善されていました。全員に効果があるわけではないかもしれませんが、同じ病状で苦しんでおられる方には、ぜひ一度施術を受けてみてはと思います。

 

いかがでしたでしょうか。

胃腸の不調で悩んでいる方は本当に多く来られています。IBSの場合など病院でも検査で異常がなかったりするので身体的な症状は心療内科、精神的なものは精神科にとすすめられることも多いと思います。ガス漏れなど匂いが気になる方などメンタルに来ている方も学生さんに多いのですが最近増えてきた印象です。

毎日すごく悩んでいたのに1度の鍼灸施術と、睡眠や栄養などの改善で一気によくなる方も多いのです。首コリが緩まっただけでよくなる方もいるのですが、何年も苦しんでいたが1度でよくなることをみても、もったいなあと感じるのか、今日ここに来てよかったねと思えるのかといつも考えています。

それを考えても鍼灸という方法もあるよとこのページで伝わってくれたらと思っています。

このように、当院の胃腸の不快感の鍼灸施術なら、症状の軽減やメンタルの回復にも効果的です。当院の施術に興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問合せ・ご相談ください。

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