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腱鞘炎・ばね指について
この「腱鞘炎」の「腱鞘」とは手首と指を使う時の腱(筋肉の延長線上にあるもの。骨にくっつくことで、筋肉の動きに合わせて関節を動かすことができる構造物のこと)を束ねている腱鞘が使いすぎにより、痛みを引き起こして炎症がある状態のことを言います。原因についての詳細は後述しますが、主に指や手首の使いすぎによるものが原因になります。
腱と腱鞘が摩擦を起こす原因となるのが、手~腕にかけての筋肉の緊張・コリです。日常で続ける動作のほとんどが指、手首を使いますが、その中でも特に酷使する原因になり得る事は下記の通りです。
・ペンを握って書く時間が長い
・パソコンのキーボードやマウスでの酷使
・家事で包丁やお子さんの抱っこによる酷使
・楽器による過度な練習での酷使
・畑仕事で草を引き抜く
・牡蠣の殻むき
・各種スポーツでの酷使
・スマートフォンを長時間使用する
上記がほとんどです。酷使による腱鞘炎以外ではピルなどの薬物による場合や、出産後のホルモンバランスによって起きる場合、それから骨や関節そのものの異常による腱鞘炎です。女性ホルモンが減少すると動脈硬化をひきおこしやすくなり末梢の関節に異常がでやすくなり中高年の女性に指の痛みが良くでます。
特徴的な症状は、手首を中心とした指の曲げ伸ばしによる痛みですね。症状の出始めは大したことのない軽い痛みや違和感から始まり、そのまま放置して手を使い続けると、次第に痛みの程度や範囲が大きくなってきます。
腱鞘炎にもタイプがあり、最もメジャーなもので「ドケルヴァン病」(狭窄性腱鞘炎)の場合です。これは握り拳をつくって、親指を小指方向に曲げて手関節に痛みがある場合をいいます。最近ではスポーツの酷使による小指側の痛みも増えています。TFCC損傷と呼んでおります。
次に多いのがばね指の場合です。指をまげたときに指の付け根に痛みがでます。腱鞘炎と合併するケースの多い症状です。第1関節の指のほうは変形もおこりこちらはへバーデン結節という感じで関節がこぶのように膨らむのが特徴です。心臓の病の前兆ともいわれています。
いずれのケースにしても、我慢し続けて使い続けることで症状の強さがますます大きくなり、取り返しがつかなくなります。悪化する前に炎症を鎮める治療を早めに行うことをお勧めしております。悪化するとリハビリから完治までに時間がかかったり、最終的には手術をするという選択肢も迫られる為です。
へバーデン結節について
手の指にある関節のはれや変形になります。関節は爪の下にある第1関節でありDIP関節とよんでいるところになります。そこの関節に痛みや腫れを引き起こすのがへバーデン結節となります。症状としてはもちろん指の痛みと指の動かしにくさになります。ひどくなると使っていないのにいたみがでることがあり、段々晴れていき大きくなります。中高年の女性に多いのと当院ではピアノやギターなどの音楽家や演奏者の方が多く来られています。上手に使うことができなくなることから思っているより深刻です。指をよく使う作業をする方が多いのでできるだけ早く治したいともいわれます。
だんだん関節が大きくなるのは拘縮がおこっていて骨どうしが引っ付いて関節の機能がなくなっていきます。指の曲げ伸ばしが徐々にできなくなり最終的にはかたまります。見た目的には手のひら側の第1関節のしわがなくなるのですぐにわかります。
鍼灸治療ではなるべく早くにまずは痛みをとることが大事になります。そして関節拘縮にならないように温めながら動かしてもらいます。関節拘縮では関節が腫れてくるのですが腫れているのは骨ではなく関節を守っている滑膜という部分です。軟骨がすり減ることで滑膜同士が擦りあうことでおこります。この滑膜に炎症がおこるとその炎症を消すために関節液が分泌されるのですがそれが関節に水がたまるという形になりはれることになります。膝に良く水がたまるといいますが同じ原理です。
またこの水がたまるのが良くない理由としては腫れ以外にもう1つあります。この水は軟骨を破壊してしまう成分があるんです。ですので最終的には変形というラストを迎えることになります。ですのでほったらかしにせず鍼灸治療を受けてほしいのです。まだまだ我慢できるかもしれません。ですが変形を予防するという意味でも受けていただければと考えています。もちろんですが膝も同じですので膝に水がたまる方も同様に早期に治療を開始してください。
へバーデン結節の原因としては次の2つになります。使い過ぎかホルモンバランスかもしくはその両方かです。指をたくさん使う仕事や趣味がないかをよく問診してまずはそこを注意してもらいます。そして女性ホルモンでいえばホルモンが減少する更年期のあたりです。ここでいきなり減少するよりは緩やかに減少していただくように当院では女性ホルモンと同じ働きをするといわれるイソフラボンという植物性たんぱくを摂取するよう指導しております。あとは質の良い睡眠もホルモンバランスに良いです。
1番多いのがドケルバン腱鞘炎になります。一般的な腱鞘炎はこれのことを指します。
主に手を使う仕事の方にみられます。痛みが親指側の手首にでるのが特徴で、手を下についたときに痛みが強くなります。親指を伸ばす筋肉や腱の問題で多くは使い痛みです。親指の付け根の痛みである母指CM関節症と痛みの部位は近いですが、腱か関節かで病名は変わります。
その次に多いのがTFCC損傷となります。
スポーツをやっている方に多く、野球や体操競技や格闘技の方に多いです。プロレスを知っているかたなら空手チョップをするところといえばわかる方もいるかもです。小指側の手首に問題がでます。ドケルバンと同じく手をついたときに悪化しますが、親指側でなく小指側にでるのが特徴です。
それから尺側手根伸筋の問題からくる腱鞘炎です。
仕事やスポーツで繰り返し手首を動かす動作が多い方に多く、美容師や歯科医やゴルフ愛好家の方が良く来られます。手を伸ばしたり、手首をひねる動作が慢性的で筋肉の張りが強い方に多いです。ひどくなると関節音が鳴りはじまります。
あとは、まれですが尺骨突き上げ症候群の方もいます。
手首の骨と前腕の骨がぶつかりあうことで、軟骨を痛めたり、関節が炎症をおこし痛みがでます。いわゆる雑巾絞りのように手首を回したりひねる時で力が強まった時に悪化します。
それ以外の手首の痛みでは主に骨折がありますが、腫れがあるのと自発痛が強かった何をしても変わらない時はレントゲンでなくMRIなどで調べることもおすすめしております。特に手根骨の骨折はなかなか気づかれないことも多いようです。思い当たる事故や外傷のある場合はまずは整形をおすすめします。
まずはダントツにばね指が多いです。狭窄性腱鞘炎とも言われ、中高年の女性に多いです。
はじめは朝の手のこわばりで始まるのでリウマチと勘違いされやすいですし、まずは整形で確認することをお勧めします。特にこの症状が初めて出た方は確認がいるでしょう。指を動かしたときに引っかかって、パチッと音が鳴るのが特徴です。ひどくなると固まってしまい伸びなくなるのがこわいので早急に治療を開始したいところです。
同じく多いものに手根管症候群があります。
これも同じく中年以上の女性に多くて、母指、示指、中指の3指を中心にして手指の先に向けての痺れがでるのが特徴です。ひどくなれば痺れだけでなくて筋力低下がでて握力がおちるので、物をつかみにくくなります。
へバーデン結節も手作業の多い方や漁業、農業、林業の方に多いです。50代以降の更年期以降の女性に多い傾向があります。ひどいかたではガングリオンのように脂肪腫になってくる方もいます。変形がひどくなると指の機能が失われてきますので早い段階での治療や指の使い方を変えていく必要もあります。
そのほかにも、まれですが親指の付け根が痛くなる母指CM関節症、マレット指(突き指)のかたや腱の断裂や脱臼や骨折がありますが、まずは整形にて見てもらうことをすすめております。鍼灸との併用は可能です。あとは意外に多いのが痛風からくるものです。痛風といえば足の親指の印象が強いのですが、足首にでたり、手の指や手首や肘にでるものなど、意外に多くみられますが、鍼灸との併用がお勧めできる疾患ですのでぜひお知らせください、。
腱鞘炎の鍼灸治療ではどんな事を?
痛みのある箇所を中心に様々な場所に鍼を打っていきます。筋肉の緊張を緩める為には、ツボに鍼を当てて手首の血流を整えてあげることが大事です。また手首の動きは腕や肩の関節と協調して行うので、手首のみならず腕全体の治療が必要です。またそこを緩めるためには足など遠隔に穴を探していくのが完治させるのにポイントです。腫れのひどい方にはお灸もすることがあります。
しかし痛みを取り除いただけでは、また同じ疲労を重ねるうちに痛みが戻ってしまうのが現状です。そうならない為に、これは痛みが落ちついてきた時にのみ行う治療ですが、リハビリ的鍼灸治療によって関節の柔軟性や筋肉の柔軟性をもたせる鍼をおこないます。痛みをとるだけでなく、動きもつける治療を併用しなければ完治はありえません。
よって、治療期間中や痛みが消えた後にて心がける事は
・その動作の利き手と反対の手も使ってみる
・長時間の酷使の場合は、適度な休憩を取ってみる
・休憩の際には手首や腕のストレッチを行う
・なるべくなら使わないよう気を付ける
・使い方を変えていく、作業のスピードは落ちますが、痛みは減るはずです。
加齢とともに悪化していく症状ですから、加齢とともに身体の使い方も変えていく必要があります。そのほうが逆に年齢を重ねていっても仕事を辞めないで継続できるコツにもなります。
注意してほしい指の痛みとして
へバーデン結節以外で指に痛みを引き起こす病気としてあげられるのはリウマチでしょう。同じく痛みや腫れや変形をともなう病気です。ですが決定的な違いがあります。リウマチは第2関節に症状が出るという点です。第2関節もプシャール結節というヘバーデンとおないのがあるのですが、リウマチは第1関節には出ません。そこが決定的に違うところです。リウマチは指の症状だけでなく全身の関節に症状が出るときもありますので早期に病院で検査治療をしていかなければならない病気になります。進行が遅いものが多いのですが若い方は一気に進むことがある病気ですので油断せずいかなければなりません。リウマチのもう一つのポイントは朝のこわばりです。1時間くらいこわばるかたもいます。当院でもたまに第2関節に問題をもっている方が来ますが念のため病院に行ってない方は検査に行ってもらっています。
もう一つこわいのは糖尿病です。指先にかけてジンジンと痺れたり傷んだりします。多くの場合はすでに病院で糖尿病と診断されているのですが、これも非常に怖い病気であります。
ばね指とは指にできる腱鞘炎です
指を曲げる時に使う腱鞘の部分に炎症ができることで痛みや動きの制限が見られます。朝方がひどいことが多く、使っていくと軽減されます。ひどくなってくると指関節がばねのように弾いてパチッという指の動きと、それに伴う痛みに対する治療になります。ひどくなるさとさらに音が強くなり、さらに強く動かさないと曲がらなくなります。最終的には完全にこわばり少し曲がって固定されます。そうなると手術などしないと改善する可能性はないまで悪化します。
[ばね指の症状について]
・女性に多い傾向がある
・指の屈曲が困難
・ペットボトルのふたをあけれない
・箸を持てなくフォークなどで食事をしている
・指を伸ばそうとすると引っかかりを感じる
・指が曲がったまま伸びない
[ばね指になる原因とは]
・屈筋腱の肥厚
・原因筋である浅指屈筋、浅指屈筋腱、深指屈筋深指屈筋腱の使い過ぎの問題
次に具体的な指の痛みや、ばね指の鍼灸治療を紹介していきたいと思います。
指の痛みの原因となっているのは、深層にある筋肉のトリガーポイント、特にその中でも靭帯、支帯のトリガーポイントになります。深層にある筋肉のトリガーポイントを不活性化したり、筋機能を改善するためには、深層筋を治療するのが1番効果的です。そして、その深層筋を治療する方法として1番効果的な方法は鍼治療になります。徒手による治療でななかなか深層筋を触ることができないため、鍼治療に比べると効果が圧倒的に落ちてしまいます。スポーツをしていてどうしてもすぐ痛みを何とかしたいと考えている方は鍼治療をおすすめします。
悪い筋肉に対してしっかりと刺激が伝わることと、それによりまずは痛みを軽減していくことが大事になります。それにともなって、筋肉や腱も自分の本来の状態に戻ってきます。それから動かし始める、リハビリが始まるのですが、もちろんそのまま動き出すこともありますが、動く時にも問題が生じてくるので、その治療も一緒にすることで本当の意味での完治となります。
前半の痛みを取る治療は急ぎますが、後半での動きをよくする治療は急がないほうがいいので、焦らずしてほしいと思っています。それが逆に近道になります。まずは痛みを取ること、それから動きがスムーズにできるように動かしていくこと、当院でおこなう鍼治療はこのばね指の治療が得意です。治療を重ねるたびに、指の動きがスムーズになっていくのを感じてもらえるとおもいます。
どうしても治らない方への提案
鍼治療の中でも即効的に改善する方法として、董氏楊氏奇穴という方法があります。その鍼は多少の痛みを伴うやり方です。本当にひどくて困っているなら是非に試してほしいと思っています。急に1度の治療ですべての痛みが消えて普通に使えるまではいかなくても痛みに関しては1度の治療でも大きく改善することも多いです。
どこに行っても治らないレベルで当院を選んだのであれば、ぜひ院長ご指名にて、多少の鍼の痛みは我慢する気持ちで受けていただければ期待にこたえれる可能性は広がるでしょう。軽い手術を受ける気持ちできてほしいです。
TFCC損傷、尺骨突き上げ症候群について
尺骨突き上げ症候群、TFCCとは手関節の尺側に存在する軟部組織で、三角線維軟骨とその周囲の靱帯構造からなる線維軟骨-靱帯複合体である三角線維軟骨複合体のことをいいます。尺骨三角骨靭帯・尺骨月状骨靭帯・掌側橈尺靭帯・背側橈尺靭帯、上記以外の靭帯に加え、関節円板、尺側側副靭帯、三角靭帯を総称して三角繊維軟骨複合体Triangular Fibrocartilage Complex「TFCC」といいます。
TFCCは、手首の小指側に沿った三角形の形の部分にあたり、手首の外側の衝動を吸収する役割を担っています。この部位に特異的に発症する病症としてTFCC損傷と呼ばれています。
TFCC損傷は、テニスやバトミントンなどの ラケットスポーツをする選手に多くみられ、 他には体操競技など床に手を強くついたときなどの外傷をきっかけに発症します。その他、加齢による組織の変性によるものがあります。
TFCC損傷の痛みは、手首の小指側の部分にでます。具体的には、手首をひねる運動、ドアノブを回すような動作が痛みのため困難になります。治療方法は、受傷直後は、ギプスやシーネの固定。3か月が過ぎても症状が改善されない場合は、外科手術が行われる場合があります。
TFCCを損傷する主な原因は外傷で、野球やテニスをしている人に多く発症するといわれています。他には交通事故、手関節から転倒した場合や手関節の酷使、加齢による変性なども原因となりえます。症状は慢性的な手関節の尺骨側の痛み、可動域制限など腱鞘炎と似た症状を訴えます。
手首の使い過ぎによるTFCC損傷は、手首を動かす筋肉や関節の動きの悪さや動きの制限があることで発生します。原因となっている筋肉、関節の状態を把握し、鍼灸により、バランスを取りながら可動域が緩和していきます。
手首は非常に細かな筋肉や腱、靭帯が密集しています。手首を治療するには細かな筋肉、腱、靭帯を触診し、筋肉、腱、靭帯を1つ1つ鍼で刺し分ける技術が必要になりますが、的確に治療を行えば改善する症状です。
治療は、消炎鎮痛剤など薬物療法、固定などの保存療法などを行い、改善されない場合外科的手術が適用されることがあります。鍼灸治療では炎症や痛みを抑え、できるだけ症状を改善させ早期の回復を目指します。
スポーツ競技のために手首を痛める方は多いです。接骨院などで何度か治療をして、その場では痛みが和らぐが、また練習をしてから、再発するという繰り返しになる場合が多いので、しっかりと鍼灸にて完治させる方法をお勧めしたいところです。
鍼灸師側の原因でばね指が悪化するパターンも私は多いと感じるので、医師が鍼灸を受けるのに反対するのもあながち間違っていないと感じます。よくあるのが悪そうなところに鍼をしての電気鍼とか、太い鍼を頭にぶすぶすたくさん打っての局所への過剰刺激、鍼灸院でないところで受けた鍼灸治療、またちゃんとした師匠から学んだ方ならいいかもですが、鍼灸学校だけでの勉強の方や我流でしている方が多いので注意してほしいところです。重度のばね指の方へ、臨床経験が少ない先生の治療は決しておすすめはしておりません。
当院に来る前に行っていた治療院で指導されていた治療計画によって、症状が悪化している方がいます。特に初回はすごく安くて丁寧に治療をして高額な回数券を売り、2回目以降は手を抜くようなやり方でおこなうところがあると聞いたことがあります。
また、高価なサプリメントや枕など物販をすすめられた方は注意ください。そのサプリメントがあなたの症状を改善できるかは関係なく商売として販売しているところもあります。大事なことはあなたに合ったセルフケアをご指導することです。当院では希望された方にセルフケアの指導もおこなっております。実はここが一番重要なのかなとも思っています。ただし、セルフケアを希望されない方もいます。その場合は最低限の助言をすることを意識しております。
私たちもそうですし、医師もそうですが、良くなった情報を聞くことは稀です。例えば患者さんも医師での治療で治ったわけでないのに鍼灸で治ったとはなかなか言えるものではありません。ですので、悪くなった人だけが医師にすがるように言われます。これは逆もしかりです。鍼灸をして悪くなったという情報しか耳に入らなければ鍼灸の知識のない医師なら受けないほうがいいというのは普通のことだと思ってください。
でも実際は当院ではほとんどの方がよくなっているのです。早期に治療ができれば普通に改善するので医師に反対されても安心して来院してください。ただし、理由があって今の時期は鍼灸はよくないといわれていることもあるのでその際は当院にご相談ください。何を目的で鍼灸をするのかによって変わります
軽い痛みや急性の痛みなどは普通に鍼治療をしていけば、普通に改善していくでしょう。早く治したいという要望がない限りわざわざ鍼に来る方も少ないとは思います。よほど鍼のファン患者さんでない限り、施術法はマッサージでも接骨院でも何を選んでも特に問題はないものと思っています。
ですが、頑固になってどこに行っても効果がないような腱鞘炎で腫れあがったり変形までもにまでなってしまったら話は変わっていきます。当院ではひどい方には遠隔施術という、痛いところに直接打つのでなく、遠く離れた場所に打つことで痛みや腫れを緩和していきます。
強い痛みを抑えるためには鍼灸施術もレベルをあげてやる必要が出てきます。
当院は董氏楊氏奇穴という他院ではおこなわれていない特別な鍼灸施術があります。ですので本当に痛みや痺れで困っていてどうにかしたいとお考えの方は必ず院長の指名にてお受けください。
慢性疲労の強い方や、腱鞘炎の痛みなど痛みの強い方などに当院ではまずはすいだま(カッピング)をしてみて効果を確認してみることがあります。カッピングをする場所として背骨と肩甲骨の間がポイントです。
ただ、かなり好みの問題もあります。皮膚のタイプによってはしないほうがいい方もいますので、気になる場合は事前にお知らせください。
また一度することで、効果もはっきりわかることから、2回目からはしない方もでてきますので、特に他院ですいだまをしたことがあり、そのときによくなかった経験のある場合はおしらせください。
痛みで大事なのはやはり運動になってくると思います。多くのかたは痛みが強くて動かすことも、苦痛すぎる場合もあるでしょう。その場合は無理をしないである程度痛みが緩和してから勧めるケースもあります。痛みの強い場合は休息が必要です。仕事量などを減らしてまずは体の回復を待ちましょう。
そして回復後はもちろん自宅で動かしてもらいながら鍼灸を併用して回復が早くなるようにしていきますし、リハビリ鍼灸といってますが、もちろんそのほうが回復も早くなるし、施術回数も少なくなってきます。指の拘縮(デュピュイトラン拘縮)がひどく動かない方は必衰になりますね。
痛みが強いだけでストレスは強くなることでしょう。じっとしていても痛い方はなおさらです。睡眠不足にもなりますし、薬も効かない方も多いです。
ですが、何か楽しいことなどしているときは痛みが和らぐという方も多いです。それに関しては調べておいて1日1回はストレスを軽減させ調子のよい時を作っておくのも大事になります。
痛みが強いときは薬も効くことが少ないかと思います。本当にひどい方はまずは薬の効きをよくするための施術も初めのほうでは必要になります。
鍼灸によって血流が良くなることで、薬の吸収が良くなったり、薬の代謝が良くなったりすることで、薬の良いところが残りますので効果が高まるのです。
もちろん体調も良くなっているわけですから、薬の効きが良いということは治っていく流れになっています。もちろん漢方薬も同じです。
施術メニューの流れをご紹介します。
まずは自分の痛みや腫れが鍼灸の適応かどうかの確認になります。もちろん緊急性の場合は病院へ行かなければならないのですが、ふだん感じたことのない初めての痛みや腫れや熱感であり、痛み以外にも吐き気やめまいなど変な症状も併用してたらまよわず病院へ行ってください。急性リウマチや骨折など適応外のこともあります。
もちろん技術としての対応はできるのでくるのはいいのですが、どのような状況かは必ずお伝えください。急いでなければ少し落ち着いてから来ていただくと間違いはないです。
女性患者さんの場合はできましたら膝の出やすい短パンなどを持ってきて
いただくと脱がれる必要もありませんので恥ずかしい方などは
必ず膝の出やすい短パンなど持参ください。
恥ずかしくない場合や男性の場合はタオルで隠しておこなっています。
もちろん女性鍼灸師も在籍しておりますので、腱鞘炎がまだ軽度で
したら女性施術家をご指名いただきましたらと思います。
痛みの施術で来る方は、こちらとしてもなるべく痛みをとった段階で終わりたいので、時間的にしっかり余裕をもってきてもらいたいです。あらかじめ渋滞するかもと予測したうえで向かっていただけましたらたすかります。
鍼灸の適応なのか、適応でないのかを見極めないといけません。多くの場合は慢性であり、頑固なので、いろんなところに行っては検査したり治療されたりしているのでこちらも安心なのですが、まったくこういうところに来るのが初めての場合はしっかり見極めないといけないです。
もちろん必要であれば病院への受診を先にすすめることもあります。
目標としてはもちろんですが、痛みや動きの改善になります。ほぼ全員になりますが患者さんがうちに求めているのは痛みを取り除いてほしいということになるかと思います。
鍼灸という少し怖いと思われている方法に自分からくるわけですから、こちら側としてもしっかり結果が出てくるようにやっていきます。
痛みの施術はいろんなパターンを出します。多くの症状の軽い方は、そのままゆっくりと痛みが取れてきてそのまま治るでしょう。3回程度の施術で終了となります。
難しいケースではよかったり悪かったりを繰り返しつつも治ってきますので3~6回くらいで終了となるでしょう。どちらのケースでもいえるのですが、痛くなった原因も追究していきたいですので、少し間をあけながら終了を目指していきますし、治ってからも1~3か月に1度くらいのメンテナンスをお勧めしております。イメージとしては歯医者の歯石とりでしょうか。
さてもちろんですが本当に難しい方も来ます。なかなか改善もしにくいですが当院でおこなっている董氏楊氏奇穴なら改善の可能性もあります。10回以上かかるでしょうし、完全に治るかはわかりませんが試す価値はじゅうぶんあると思います。お試しください。
大事なことは、
とりあえず痛みの強いときは動かさないで安静にしてみる、あせってリハビリして無理に動かすことで悪化する方も多く来られます。痛みが落ち着いてから、リハビリをはじめてもらえればです。強く動かしたい気持ちは置いておき、焦らずじっくり治せば治っていきます。
職業柄腱鞘炎になり、なかなか改善せず藁にもすがる思いで伺いました。
男性の院長さん?は、少し触れただけで歪みや痛みが出やすい場所がわかるようで、施術していただいた後は一変に楽になりました!
よくあるバキバキして痛いお店は苦手ですが、こちらは痛くないのにきちんとよくなるお店です。また伺いますね。
ありがとうございました。いつも痛いところを擦っておりましたが、今は気が付くと手が離れてる事が多くなってきました。
自転車で手首を痛めた時に治療を受け、すぐに痛みが軽くなり短期間で完治できました。
私は趣味でマラソンをしていますが、練習中に膝を痛めた場合などにも、お世話になります。
たいてい、1、2回の通院で治ります。
短期間で治ってマラソンが再開できるので、非常に助かります。
幼稚園に勤務しています。
職業上、重たいものを運んだり子どもを抱えたりと体に負担のかかることが多い毎日。
また、コン詰めて書き物をすることも日常。
初めて腱鞘炎を見てもらった時には、(魔法がかかったの?)と思うほど、痛みが消えて驚くばかりでした。ギックリ腰を起こしたり、鉄板のように凝り固まる肩こり、無理し過ぎて起こす腱鞘炎…
仕事上、体のキツイ毎日ですが、少々無理したって大丈夫!何かあれば、先生が治してくれる!…と安心して仕事に没頭させてもらえています。
いつも身近にある治療院があることが、とてもありがたくこれからも頼りにしています。
手足が強張り、両手共にくっつかないほどでしたが、少しずつ改善していきました。
自分のペースでゆっくりという、先生の指導が非常に良くて、毎回身体が軽くなっていくのを感じました。
今はほぼ完治しましたが時々体のメンテナンスのため、疲れを溜め込みそうになると治療に行かせてもらってます
今日は、手首の痛みで伺いました。腱鞘炎のようです。
今までも、先生はいろいろ質問したら、きちんと返してくださいます。センネンキュウをするところををつけてもくださいます。
私がはじめに伺ったのは、腰痛です。もうかなり前になり10年以上経つのではないかと思います。
法事の時に冷房に当たっていて立てない位の腰痛になったのです。検索をいろいろして松鶴堂さんにたどり着き、知らないところなをで、ドキドキしながら伺ったのを覚えています。 2週間に1回位で通って治り、その後はひどい腰痛になった事はありません。
また母も何かあったら先生にお世話になっています。車で1時間位かかりますが、それでも伺いたくなる先生です。本当に今日は数年ぶりで伺ったのですが、行って良かったなと思っています。
整形外科でバネ指と診断され注射等をしましたが全く良くならず、こちらの治療院に来ています。初めての針治療なのですが、少しチクッとする程度でそのまま眠くなるくらいです。治療後、ズキズキしていた手の痛みがあまり気にならなくなり少し楽になりました。
1回の針治療でも効果がじわじわ実感できました。
,いかがでしょうか。
このように、当院の頑固なばね指・腱鞘炎の鍼灸施術なら、痛みの緩和や動きの回復などが実現できます。鍼灸施術に興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問合せ・ご相談ください。
当院では腱鞘炎の治療を開業当初から得意領域に決めましてすでに25年以上がすぎました。開業当初は結果を求めすぎて強い刺激にての治療が多かったように思えます。
逆に若さか即効的治癒率も高かったような気がしております。当時は太い中国針を多用していましてかなり効果はありましたがその分効果がでなかったことも多かったように思います。
現在は修正に修正を重ねて改良をかさねできるだけ痛くなく弱い刺激で早く的確に治すように心がけるようになりました。即効を求めすぎて1~2度で治すことは以前に比べて逆に減りましたが確実に3回目以上の統計を見ると以前よりは効果率は確実に毎年あがっています。5回以上来院されました統計ではさらにはっきりとした効果がでています。
患者さんも腱鞘炎が治ったと、指が動きやすくなったと、驚くことが多いほどです。治療家としては即効で治そうとする姿勢が大事なのはもちろんですがさらに大事なのは患者さんの状態をよく把握しそのかたにあった治療法や治療期間を考えることも大事だと思うのです。
治療家と患者さんがすこし力を抜きどちらとも余裕をもって治療をおこなうことで治療効果もあがるんだということが経験をつむことで25年以上たってわかりました。
ただ自分にとって腱鞘炎治療は生涯にわたる永遠のテーマであることに変わりはなく患者さんに喜んでいただけますようさらに日々臨床を深めていきたいと思っています。
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