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失声症で声が出にくい痙攣性発声障害に対する鍼灸治療
(反回神経麻痺や声帯麻痺や心因性の失声症までも含みます)

臨床歴25年の声の症状に強い鍼灸治療
自律神経を整え、発声障害も回復します。

声が出にくい症状は痙攣性発声障害と呼ばれたり、声帯麻痺といわれたりもします

発声では声を出す部分である声帯が動くことで声が出されます。つまりこの声帯がうまく動かなくなることで発声ができなくなります。痙攣して動かないのか、麻痺して動かないのかの見極めが大事になります。

痙攣性での症状は効果がでやすいのですが、やはり問題なのは麻痺のほうになります。特に声帯の両側にマヒがある方の場合は深刻でもあります。多くの場合の声帯麻痺は、両側には出なく左の声帯が動かなくなる左声帯麻痺になります。

声帯からくる症状はもちろん声関連の症状がメインになるものの、呼吸の問題や、食べ物が通過しにくいなどの問題も出ることがあります。

また、反回神経麻痺という名前で呼ばれる時もあります。反回神経が声帯や嚥下と関連する神経であるので声を出すことと、物を飲み込むことに問題があった時に真っ先に疑うポイントでもあります。中高年以降で注意しないといけないのは、食べ物が気管のほうにいってしまうことです。それを誤嚥性肺炎といったりもします。腫瘍などが原因であることもあるため声が出にくいなどがあればまずは病院での検査がおすすめであります。

 

反回神経麻痺について

 
反回神経麻痺とは、反回神経という人間が声を発するために必要な機能が、何らかの原因によって障害を受けてしまい、その発声する機能が低下してしまっている状態を指します。正確には反回神経は声帯の動きを司る重要な役割をもつ神経であり、一度でも麻痺が生じると、声がれでかれてしまったり、食事の内容物などが気管内に入り込む、いわゆる誤嚥を起こしやすくなったりします。
 
治療方法は原因によって異なりますが、治療をしても反応せず、反回神経麻痺がそのままになってしまうケースもあります。この反回神経は、脳神経の第10番目である迷走神経から分岐する声帯の動きを司る神経です。脳から延びたこの神経は、声帯の筋肉に至るまでに心臓の大動脈弓などと伴走しながら、様々な器官を通り過ぎて声帯まで神経繊維を伸ばしています。当然ながら様々な繊維や器官を経ているということは、その繊維や器官に障害があった場合に、反回神経そのものにも影響を及ぼすということがよくあります。その一例としてウイルス性の疾患や神経障害によって起こること多いです。
 
反回神経麻痺が生じると、先ほども挙げたように発声に異常を認めるようになります。具体的には声がれのような息漏れの混じった、もしくはガラガラとした声質になります。反回神経は食べ物を飲み込んだときに声帯を動かして誤嚥が生じないようにするはたらきも同時に担っており、嚥下障害がおこります。
 
原因は反回神経が障害されることで起こりますが、脳幹付近では頸静脈孔腫瘍、頸部では甲状腺腫瘍胸部では肺がん,食道がん縦隔腫瘍などの縦隔リンパ節転移、弓部大動脈瘤などよって、反回神経麻痺が起こります。麻痺の発症から6カ月経過しても症状の改善がない場合は、機能改善手術を行われることがあります。
 
鍼灸治療では当院独自の頭部に対する治療でできるかぎりの回復の機会を提供することと痙攣性発声障害による声がれの完全な回復までの時間を短縮していくことが第1の目的になっております。

このような声の悩みの方が多く来られてます

  • 声がでずらい、だしにくい
  • 声を出す仕事なのでどうしたらいいのか不安
  • 喉がつまっているようで声がでない
  • 声が鼻腔内にひびかない
  • 喉がむくんでいるようで腫れている感じがある
  • 喉がむず痒かったり、イガイガしたりする
  • 大きなストレスを抱えている
  • どうしても声がかすれる
  • 薬をのみたくない

発声障害とは

発声障害とは声が以前のように思っているようにうまく出ない状態をいいます。いわゆる声枯であり嗄声(させい)ともいわれます。声を出すのが仕事の方に多くて、人前でハキハキと大きめの声を出す方に多い感じです。もちろん代表的なのは歌い手になると思います。カラオケ好きな方にもみられます。大まかに3つのパターンがあり、風邪などの感染症後に継続して声がれが続く方、声を常に出すことが多くそれによる声帯疲労、何かしら心因性の原因があって急に声がでなくなったもの(声がれというよりは声がでないという方が多いです)。

また中高年の方の場合は先ほど説明した心因性の問題に加えて、生活の質の低下による問題や、一人暮らしで声を出す機会が少なく生体機能が衰えていく方もいます。高齢になるにしたがっておすすめなのは人に会う機会を作ること、声を出す趣味を持つことなどがよいといわれています。

 

まずは呼吸を意識することから

呼吸と発声は基本的には自由自在にコントロール出来るのが普通になります。声は出にくくなったとしても呼吸もしにくくなるとは限りません。ですのでまずは呼吸を安定させることからはじめます。深呼吸をしたり、呼吸のリズムを作ったり、有酸素運動のように歩きながら呼吸をしてみたりするのがおすすめです。

また、声が出にくい方が大きく声をだそうとして逆に声が裏返ったり、大きくかすれたりすることがあります。大雑把にやればやるほど声は出にくくなります。まずは、出る範囲内で声を出すことです。小さく弱く出すことからはじめますが、なるべくはっきり声が出るようには意識します。人と話すときはなるべく大きな声を意識するとは思いますが逆にはっきり話すことを意識します。周りからは小さな声の方だなと思われる感じでいいと思います。元々声が大きかった方ほど大きな声をだそうとするので変えっと声が裏返りでにくくなるのです。

そしてゆっくりと神経が回復していくようにリハビリしていくことになります。階段を上るように1つづつクリアしていくことを意識して声を出すリハビリをしていきましょう。声を出すリハビリを指導するところがないのも声が出にくい患者さんがなかなか回復してこない理由になります。ぜひリハビリを開始してみてください。

 

まずは検査を受けることについて

声帯麻痺の主な原因としては甲状腺や食道にできる腫瘍などが反回神経を圧迫しておこったり、甲状腺がんや食道がんなどの癌転移などによって声帯麻痺が起こることもあります。原因不明の声帯麻痺は、何かの心因的な原因があると考えられています。上咽頭炎などウイルス感染などの後遺症も最近ではあるのではといわれています。また、癌を取り除くための術後後遺症としても声の問題は出ることは考えられます。そういう原因であるかもしれないのでまずは病院での検査は必衰でもあるとも言えますね。

 

鍼灸治療と自宅でできるリハビリについて

声帯麻痺の改善方法は、鍼灸治療に加えての声を出すリハビリが必衰となります。

当院で自律神経調整や声帯への血流が上がる鍼灸治療を受けていただき、自宅で小さく弱く声を出す訓練を続けていくことで少しづつ回復していこうと身体も感じはじめます。ほっといて自然に麻痺が回復していく可能性は少ないです。特に発症して2週間以上になると自然回復は難しいといえます。あと、もちろん呼吸を意識したリハビリも必要です。吐く時間を長くする呼吸が大事です。

 

のどのつまりと鍼灸治療について

喉の周囲の悪いところをしっかり確認すること、そして首肩こりをゆるめること、あとは自律神経を中心とした全体のバランスを確認すること。この3つを同時におこなうことで声は出しやすくなります。

このどちらに偏っても効果は一時的なものになり何度も繰り返してしまいます。この3つどれが欠けても効果が薄くなることを意識して治療をおこなっております。

症状が起こるのは一瞬ではじまったようにみえるもの、じつはストレスなどでじわじわと喉を圧迫したのでそれをすぐに外すことはできないのでそこは自覚してもらい慎重に喉への圧迫をとることを意識しています。喉周囲は大事な血管が多いことからも不用意に強刺激は避けなければなりません。

もう一つ治療で意識しておかなければならないのがメンタルの調整です。睡眠はしっかりとれているのか、気分の落ち込みや不安はあるのかなど確認してから必要な方には耳つぼや頭鍼などを組み合わせることで早期の回復を考えて治療はおこなわれていきます。

 

反回神経麻痺の鍼灸治療について

反回神経麻痺とは、声帯を動かす筋肉の動きを支配している神経(反回神経)が何らかの理由によって麻痺した結果、 声帯が動かなくなってしまう病気で、「声帯麻痺」と呼ばれています。

反回神経麻痺が起こると、息もれするような声がれや誤嚥、むせるといった症状が起こります。

また、場合によっては気道が狭くなるために呼吸困難や喘鳴(ゼーゼーという呼吸音)が起こります。声帯を動かす筋肉の動きを支配している反回神経が何らかの理由によって麻痺した結果声帯が動かなくなってしまう状態です。

原因としては甲状腺、肺、食道、縦隔、心臓など手術の後、怪我(交通事故など)などです。原因不明(特発性)のものもあります。

症状としては声帯が閉じなくなるために声が出なくなったり、むせって食べ物が気管に入ってしまったり息漏れによるしわがれ声になります。声帯の両側が麻痺した場合は呼吸困難になり片側の麻痺では嗄声と共に誤嚥(ごえん)を起こしやすいです。

鍼灸治療では当院独自の頭部に対する治療でできるかぎりの回復の機会を提供することと痙攣性発声障害の完全な回復までの時間を短縮していきます。当院の鍼灸治療では、反回神経麻痺の治療実績が多数あります。反回神経麻痺の治療で大事な事は、患者さんのできる限りの症状回復の機会を、鍼灸治療によって提供することと、反回神経麻痺の完全な回復までの時間を短縮することです。症状の緩和が難しい症状なため、当院ではこの反回神経の麻痺に有効性のあるツボを独自で開発し、それによって声帯の症状改善が多くみられています。この反回神経麻痺の治療は、患者さん一人一人によって原因や治療過程も全く異なってくるため患者さんそれぞれに合った治療法で治療をしていきます。

声を発するという動作そのものが人間の生活の質に直結する機能なので、もし症状が表れてしまった際には、なるべく早期の治療と早期の治癒を目指して全力で取り組んでいこうと思います。また発声のみならず、食べ物の誤嚥がこれ以上に長引かないように、そちらも合わせて治療を行っていきたいですね。反回神経麻痺の治療法にお悩みの方がいれば、いつでもご相談いただければと思います。

当院では首肩こりや背中のこりをしっかり緩めることに注目しております。まずは鍼にて緩めてから可能であればスイダマを行いそして背骨を調整することで自律神経の流れが良くなり症状が緩和していきます。コリの強い方には悪いツボにシール鍼を貼ります。背中のコリを緩めることで効果があるというのはあまり知られていないのでまずはお試しください。

 

声が出るようにするための3つのポイント

1、まずは呼吸を整える事を意識する

呼吸は発声における土台となっていて、自在にコントロールできるのが普通ではあります。ですが緊張や不安が強い方は知らず知らずのうちに浅い呼吸になっていたり、呼吸が早くなったり、吐くのが苦手になるケースがあります。こういう呼吸は交感死刑優位になるため喉にとって良くなくて筋肉は硬くなり気道も狭くなるのです。ですので意識的に呼吸をするように指導しております。

鍼灸治療では手足、とくに太ももに鍼施術を施すことで、横隔膜や肺や気道にて使う筋肉を柔軟にしていきます。そして腹式呼吸を意識することで声が出やすくなるように訓練していきます。いかに声をださないといけないという力みを減らしていくのか力が抜いた状態で声を出せれるかが大事になります。

2、首・肩のコリを緩めることで喉の圧迫をはずすこと

首・肩の筋肉を緩めることで声を出しやすくなります。これは交感神経を緩めることができるからだと感じています。先ほども説明しましたが力が入った状況で声を出すことが逆に声が出にくくなることになるからです。その結果、ふだんから意識がはいり力みのある声や、かすれた声になることも多いです。また、意識することとして首肩だけでなく喉周りの筋肉も緩めることが大事です。特に胸鎖乳突筋を意識してみることになります。

3、薬を使う事の必要性について

薬を使用し続けることに意味があるのかを考えなければなりません。本当に不つようなものなのか?余計にこじらせる可能性はあるのかなど考えながら使用してみてください。効果とリスク(副作用)の両方を理解した上で使用することが正しい使い方だとおもいます。薬を飲んでいるから楽だからいいとか、原因となっているストレスや喉の使い方は変わっていないとしたらいずれは薬が効かなくなるまで頑固に変化する可能性があります。そうなるとさすがに鍼灸での回復も難しいといえるでしょう。

 

仕事を休まずに安定した声や喉を作るためにできること

声を出す職業の方にとって声が思い通りに出せないことは致命的とも言えます。ですので声の出し方を今一度研究してみることをおすすめしています。喉の不調への不安とストレスから、声を強く出そうとする意識が強まっていきます。ここが問題になるのですが出そうとすればするほど出にくくなるのです。本来声や呼吸は無意識でおこなうものだからです。逆に強く大きく出すのでなく小さく弱く出すようにしてみてください。

声の出し方を変えていくのでしばらくはなれないかもしれません。ですが焦らず取り組むことで自分の声を取り戻すことができますので気長に続けてみてください。

 

反回神経麻痺の治療上の注意点について

反回神経麻痺とは、声を出すためにある左右の声帯がうまく動かないことで声がでなくなる病気になります。反回神経が麻痺することで上手に左右にある声帯を震わせたり、動かすことができなくてまずは声が全くでないというわけではなくかすれていくことが多いです。声がれとも言います。声がでないことも苦しいのですが、物を飲み込むことができない、呼吸がしにくくなるということがでてくるのが問題でもあります。特に高齢者になってくると毎年のように餅を詰まらせてというニュースを聞くこともあるように、命の危険性が出てくるので飲み込みにくいというのは甘く見てはいけなかったりします。

 

どうして医師は鍼灸を受けることに反対するのか?

本当にそのかたに鍼灸技術はあるのか?

間違った鍼灸技術では?

鍼灸師側の原因で失声症が悪化するパターンも私は多いと感じるので、医師が鍼灸を受けるのに反対するのもあながち間違っていないと感じます。よくあるのが悪そうなところに鍼をしての電気鍼とか、太い鍼を頭にぶすぶすたくさん打っての局所への過剰刺激、鍼灸院でないところで受けた鍼灸治療、またちゃんとした師匠から学んだ方ならいいかもですが、鍼灸学校だけでの勉強の方や我流でしている方が多いので注意してほしいところです。

患者さんへの間違った治療計画とセルフケア

高価なサプリメントは必要なのか

当院に来る前に行っていた治療院で指導されていた治療計画によって、症状が悪化している方がいます。特に初回はすごく安くて丁寧に治療をして高額な回数券を売り、2回目以降は手を抜くようなやり方でおこなうところがあると聞いたことがあります。

また、高価なサプリメントや枕など物販をすすめられた方は注意ください。そのサプリメントがあなたの症状を改善できるかは関係なく商売として販売しているところもあります。大事なことはあなたに合ったセルフケアをご指導することです。当院では希望された方にセルフケアの指導もおこなっております。実はここが一番重要なのかなとも思っています。ただし、セルフケアを希望されない方もいます。その場合は最低限の助言をすることを意識しております。

 

良くなった方は医師には言わない

鍼灸はやめておいたほうがいいです

私たちもそうですし、医師もそうですが、良くなった情報を聞くことは稀です。例えば患者さんも医師での治療で治ったわけでないのに鍼灸で治ったとはなかなか言えるものではありません。ですので、悪くなった人だけが医師にすがるように言われます。これは逆もしかりです。鍼灸をして悪くなったという情報しか耳に入らなければ鍼灸の知識のない医師なら受けないほうがいいというのは普通のことだと思ってください。

でも実際は当院ではほとんどの方がよくなっているのです。早期に治療ができれば普通に改善するので医師に反対されても安心して来院してください。ただし、理由があって今の時期は鍼灸はよくないといわれていることもあるのでその際は当院にご相談ください。何を目的で鍼灸をするのかによって変わります。

発声障害の治療についての特徴

その方に合った刺激による鍼灸と整体の治療

悪いところだけを治療するのではなく、全体の調整をすることが、自律神経を調整するポイントとなります。例えば声が出にくいといっても声帯のみに問題が出ているわけでなありません。

症状はその方の弱いところにでているわけで、出口に過ぎないのです。病の本質はもっと深いところにあり根っこを治療しないと意味はないのです。

主に首や手足の様々なポイントを触診することで悪いところ見つけ出し施術はおこなわれます。

頭のツボへのアプローチ~頭鍼療法~

自律神経を落ち着かせる治療としてよく使われるのが、頭部になります。頭鍼と呼ばれることもあります。頭に鍼をすることでより深いリラックス感を感じることができます。自分がどれだけ疲れていたのか、イライラしていたのかもかんじられることでしょう。

あと一緒に打つポイントとして、眉間や耳の裏などがあります。精神の安定や安眠を求めてつかわれます。

特に精神的につかれている場合や、睡眠に問題があるケースではよく使われるポイントです。

 

耳つぼへのアプローチ~耳鍼療法~

院長の技の1つに耳ツボがあります。おもに神門というツボを重視しながら、耳にある無数のツボをチェックしていきます。耳は診断にも使われます。耳をみたり触ったりすることでその方のいろんなことがわかったりもします。必要な方には耳に粒を貼り付ける治療も併用します。特に睡眠に問題がある方におこなうのですが、ほとんどのかたが初回にて睡眠が改善されるのが、耳つぼのすごいところでもあります。

また、自律神経の興奮が強すぎる場合などはここには書きませんが特殊な耳への技があります。それは必要な方にはこちらから提案させていただいております。

 

発声障害を調整する養生指導

栄養・睡眠・運動・入浴・呼吸

規則正しい生活リズムを整えていくことがそのまま自律神経のリズムが整っていくことにつながります。朝から夕方への交感神経、夕方から次の日の朝までの副交感神経、どちらに偏っててもよくなく、それぞれが1対1でバランスを整えているか、たまにだったら睡眠にて微調整されているものの、それが毎日続くことで微調整も崩れていき、元々のバランスの軸がどこに合ったのかでさえわからなくなる。

そういう状態まで悪化していくと治療期間もかかっていくことになります。

食事をとる時間帯や、寝たり起きたりする時間帯を一定化することで体内時計の時差が整っていき、それに併せて自律神経のバランスも以前よりは整っていきます。また、質をよくすることでより安定していくので、身体にとって良いものを食べて悪いものを減らしたり、睡眠ではより深く熟睡したりすることで、さらに改善していきます。

また、唯一意識して自律神経を調整できる呼吸を利用して睡眠前に腹式呼吸をすることをおすすめしております。

まずは生活習慣の改善から行ってみてください。

 

ストレスやリラックスのバランス

ストレスとは、ただ単に嫌なことや嫌いなことだけではありません。頭ではストレスだと思っていなくても、身体にとってはストレスだと思うものもあります。好きだからと言って無理しておこなうことで、知らず知らずのうちにストレスが増えるという悪い癖がついてしまっていることがあります。

まずはしっかりと休むということも大事です。そしていろいろ見直していくにつれて、症状も緩和されてきたのなら、その症状は危険信号を知らせていたのかもしれません。また、休むことでリセットをしている意味もあります。また、新しくストレスとリラックスのバランスを作り直します。肩肘はらずに自分らしくできているのかの見直しが必要な時期だったとも言えます。

また、どのようにリラックスしたらいいかわからない方もいます。特にまじめな方はそうだと思います。過去にやっていた趣味や楽しいこと、ぜひ思い出してみてください。

 

漢方薬やサプリメント

当院でおこなう鍼灸施術だけでなくて、自宅ででもできる方法も伝えております。

漢方薬に興味がありましたら、漢方医のご紹介もさせていただきますし、サプリメントに興味がありましたら当院にご相談ください。

IBSなど腸内環境が悪く、しっかりと栄養が吸収できなかったり、腸の慢性炎症に悩んでいる場合によくすすめるものがあります。

とくに腸がやられていると炎症も強くなりいくら栄養を取っても上手に吸収できなくなっているかもしれません。特に鉄は悪玉菌の好物でもあるので、まずはしっかりと腸内環境を整えていくことも大事になります。

 

初めての発声障害の鍼灸施術の流れ

初めて当院に来られる方へ、施術メニューの流れなどをご紹介します。

電話かLINEでお問合せ

当院は完全予約制です。まずは電話かLINEで希望曜日、時間帯などをお知らせください。初回は10時から17時開始までのどこかでお願いします。スタッフ紹介などを見て指名などがありましたらお知らせいただくか、症状を教えていただくことでこちらからあなたに合った先生をまずは決めさせていただきます。

 

10分前の来院をお願いします

初めてですので迷うことが考えられます。

早めに向かうようにお願いします。

当院は多忙にて、遅刻をすると次の患者さんの予定が狂ってしまいます。カルテ記入もありますので、ぜひ10分前来院をお願いいたします。

 

問診・カウンセリング

カルテ記入が終わりましたら、問診を始めていきます。

こちらから体の状態を聞いていきますので、いろいろとご相談ください。悩みや質問がありましたら是非お聞かせください。施術の参考にもさせていただきます。

例えば、痛くないようにしてほしいとか、使い捨ての鍼を確認したいとか、付き添いの方に横でいてほしいなど。なんでもいいのでまずは不安解消をしてほしいと思っています。

子供さんの施術の時は親御さんに説明させていただきますのでベットにて付き添ってもらいます。

 

鍼灸施術が始まります

あなたのからだや症状に合わせた鍼灸をおこなっていきます。感じ方は人それぞれです。我慢できる範囲で受けるというのが理想ですが、初めてですから無理していきなり強くすることはありません。まれに、いろいろ鍼灸に行っている方は担当の一番得意な技でしっかりとした刺激のある治療も可能ですが、まずは慣れていただきたいので、弱めの刺激が基本となります。ぜひ安心してお受けください。

特に子供の治療では痛くないことが基準ともなります。

 

治療後のご説明

身体をみさせていただいたあとに、それぞれの患者さんにあった養生指導を何点かご指導いたします。

食事・睡眠・運動入浴の3つを基本にしながら、なるべくわかりやすく説明します。回復に従ってさらなる指導をおこなったり、逆にこれはどうですか?などと聞いてくれることが望ましいです。それによってどれだけ理解しているかもわかったりします。

最後にどのように通ったらいいのかの助言もさせていただきますが、基本はまずは3回です。私の鍼治療との相性を感じてほしいのです。いわれたから来たのではなく、よくなると実感したから来てほしいのです。それが私が治すのでなく、自分から自分で治る力へとつながっていきます。

良くなっていく流れもその方や症状によって変わります。すぐに良くなっていくものや、よくなったり戻ったり繰り返す方、一度悪くなってからよくなるかたなど、ありますので、不安にならずにそのながれを感じながら様子を見てください。

そして改善してきたら、まだそのままで通ってもよし、2週など間をあけていってもよし、月に1度でもよしです。最終的には1~3か月に1度の定期メンテナンスをおすすめすることになります。

 

患者さんからの声
口コミサイトからの抜粋

いきなり声がでました

声帯炎、上咽頭炎の患者さんから(院長担当)

私はテレビ局でアナウンサーをしています。声帯を痛め声が出にくくなり病院では声帯炎といわれたり、上咽頭炎もあるねといわれました。先日コロナになったのでその可能性があるねといわれBスポットという治療をすすめられました。

3回してもらったのですがあまり効果がわからずとりあえず10回してといわれていましたが全くこれでよくなるイメージはわかなかったので知り合いの紹介でこちらに来ました。

びっくりしたのは膝のあたりに打った鍼から声が少し出たんです。驚きというより魔法にかかった感覚でした。先生は結構効くときがあるんですよと平然とされていました。

仕事上声を出すので周りも声のケアは知りたいと思うのですがしばらくは私だけの秘密で通ってみようと思います。

 

ライブにでれそうです

声がかすれる患者さんから(院長担当)

今まで喉や声の不調がでるたびにさまざまな耳鼻咽喉科でみてもらいましたが、声の出しすぎとか、休んだら大丈夫ということで特に治療をしてもらった感じはなかったです。

今回は広島遠征で声が出にくくなりどうしようかと思っていた時にホテルのコンシェルジュに紹介してもらえました。

声が出にくいのに鍼治療?ということで半信半疑でしたがコンシェルジュさんが今まで有名な歌手のかたにも紹介したことがあるといわれてたので試してみようと思いました。

声がかすれる以外にも、喉に痛みもあり、すぐに効かせなければいけないとのことで特別な耳の治療をしてもらいました。声や喉の治療なのに耳とは思いましたがしてもらって痛みが和らいだのです。

たった1回、数本の鍼でここまで回復するとは思っていないかったのでありがたいのと、東京でもあったらいいのにと思いました。

本番も何とか乗り切れました。

だんだんとよくなってきました

咳の患者さんから(院長担当)

電話交換手のしごとをしています。

しょっちゅう声がれするので仕事が続けられないかもとずっと不安でした。ようやく慣れてきたので仕事を辞めるわけにもいかず、どうしたらいいのか不安な毎日でした。

ここには肩こりや頭痛で相談されていたのですが、まさか声の治療をしてくれるとは思っていなかったのですが話してみてよかったです。

毎回一緒に声の治療をしてもらうことで声の調子もいいのですが何より安心できたのがよかったです。何かあればここに来ればいいそう思えるようになりました。

他の鍼灸院では定期的に通うように予約を取られますが、こちらは何かあったら連絡してくださいとのことで、それがわたしにはあっているのかとおもいます。 

お守りになっています。

だんだんとよくなってきました

咳の患者さんから(院長担当)

半年以上続くアレルギー咳で、治療院にお世話になっています。ステロイドの薬では治らなかった咳が治療院に通うようになってから段々とよくなっています。

小さい鍼が付いたシールを貼ってもらって帰りますがシールが自然に剥がれるまでは咳も治まっている気がします。美容鍼にも興味があるので次回はそちらも体験する予定です!

温かくなってきました

反回神経麻痺の患者さんから(院長担当)

手術の後遺症で反回神経麻痺になり、左側の声帯が動かなくなりました、色々調べて松鶴堂様で治療をされていると判り、鍼灸の施術をして頂きました。

不思議なのは神経が麻痺しているのであれば感覚が無いかと思うのですが、喉の奥(声帯付近)が温かくなったりする事です。

おかげさまで楽になってくるようで助かりました。

明るい希望がみえました

のどの痛みの患者さんから(院長担当)

少し前から、しつこい喉の痛み、口の渇きに悩まされていました。知り合いの紹介で初めて鍼灸治療を受けましたが、触るだけで自分でも忘れてたような、体の事を指摘されたりでそんな事も分かるのかとビックリしました。

初めての鍼は、正直何をされたのかはよくわからない位の不思議な感じでしたが治療が終わって帰り道、喉も楽で体が凄くかるく感じました。

何だが先に明るい希望が見えました。最初は不安でしたが先生も、安心できる方でしたのでこのまま続けて通わせて頂きたいなと思いました。

いかがでしたでしょうか。

発声障害で悩んいる人にはまずしてほしいことがあります。

まずは最近声がれになったのなら安静にしてうがいをすることをしてみましょう。風邪によるのどの腫れならこれでよくなることでしょう。まずは風邪の処置をすることですぐに緩和してきた人もいましたので、まずはそこから始めていき、病院に行くかどうかの判断にもなるかもしれません。上咽頭炎の場合は鼻うがいをすすめることもあります。

甲状腺内分泌科、耳鼻咽喉科、呼吸器科、胃腸内科外科とまずは検査をお勧めします。それから状況によって鍼灸治療も併用していただければと思っています。

以前はストレスがあると声が出にくくなるというのが多かったです。いわゆる神経性というやつで、自分の免疫が暴走して声帯が損傷していく感じです。特徴としては長い期間をかけて悪くなってきた印象があり、すぐに炎症も慢性に至っているので巣が完全に引かない人が多いです。慢性炎症の場合はすぐに良くなったという方は少なくなるので、漢方薬や鍼灸など総合的に治療していくことで少しづつ改善してくる方がおられます。

発声障害で悩んでいる方は本当に多く来られています。病院でも検査で異常がなかったりするので身体的な症状は心療内科、精神的なものは精神科にとすすめられることも多いと思います。

ですが1度の鍼灸施術と、睡眠や栄養などの改善で一気によくなる方も実は多いのです。首コリが緩まっただけでよくなる方もいるのですが、何年も苦しんでいたが1度でよくなるかたがいるのをみても、もったいなかったと感じるのか、今日ここに来てよかった、と思えるのかいつも考えています。

それを考えても鍼灸という方法があるよとこのページで伝わってくれたらと思っています。

このように、当院の発声障害の鍼灸施術なら、声を出しやすくなる可能性がありあす。当院の施術に興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問合せ・ご相談ください。

 

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松鶴堂鍼灸院

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