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野球肩・水泳肩の鍼灸治療
(腱板断裂・インピンジメント症候群・リトルショルダーによる肩の痛み)

野球肩による肩の痛みは鍼灸とセルフケアにて
おこなっていますがその場しのぎの治療は
いずれはどんどん悪くなると思います。
まずは運動習慣の改善からおすすめします。

どうしてその痛みは出てくるのか?どのような動きやフォームが原因になっているのか?いつも酷使しているポイントはどこにあるのか?
成長期におこる痛みだから仕方のないことか?
そのようなことを考えながら治療をおこなわなければなりません。
まずはあなたの一番つらい症状を緩め、そしてそこの原因を追究します。

どうしてスポーツをしている方が自分のケアとして鍼灸を選択するのか?

急性のけがや病気そのものの治療だけをするのが一般的ではありました。また、慢性の肩こりや腰痛などの疲労に関しても鍼灸はおこなわれてきました。

ですが、最近ではからだのバランスを整えるという考えが広まってきて自律神経やホルモンバランスを整えるために鍼灸に来る方が増えてきました。

特にスポーツをする方は楽しみでおこなっている方がほとんどであり、競技をすることがいきがいであるといっても過言ではありません。ですので他のかたよりも人一倍痛みには敏感に対応しますし、予防が重要であることや、早期に治療することの大切さも知っています。

考え方が、その場しのぎではなくて、長期的視野であるので、それが東洋医学であるともいえるのです。

ただ、本当にスポーツをする方から求められているものとして

何年もの間、努力を積み重ねてきて、大事な試合が近づいてきているときに、できるだけ万全な状態で臨みたいのは皆が一緒であると思います。そういうときの最後の砦としても、鍼灸はおこなわれることがあります。もちろん状態によっては競技が不可能であることもあるでしょうが、できるだけの対応はしていきたいと思います。

 

野球肩の種類について

野球肩は、痛みの原因や損傷によって主に4つに分けております。

まず多いのが、インピンジメント症候群です。これは、上腕骨頭が肩甲骨である肩峰や烏口突起などにぶつかることで炎症がでたり痛みがでたりします。野球でおこることが多いのですが、腕を肩より高く上げる作業が多い方に良くおこります。野球を筆頭にバレーボール、バスケット、水球、テニスなどの球技をされるかたに多いように思います。ぶつかるのを防ぐためにはフォームの修正であったり、筋力のアップであったり、成長期の方であればもちろん安静も必要かなとは感じます。

次には、上腕骨骨端線離開というもので、リトルショルダーともいわれます。これは子供におこることが多いのでそのままリトルショルダーと呼ばれています。投手に多いので、小さいときから変化球などを多用しないようにといわれる所以ですね。

3つ目としては、腱板損傷や腱板部分断裂です。腱板損傷は、肩関節と腱板といわれる筋肉群の腱がぶつかることによって起こる摩擦によってすり減っていく損傷です。原因はインピンジメントと同じく過度な肩の運動であることが多いのですが、野球でいうと横手投げなど変則的な投げ方の方に多い印象です。ある角度のところで痛みが強く出るのが特徴で、何度も繰り返すことで腱板断裂にいたることもあるので早めの治療が必要な症状ともなります。

最後に稀なものになりますが、肩甲上神経損傷です。腕を上にあげた時や回旋した時に痛みがでるのではなくて、逆に腕を振り下ろしたときに痛みがでます。腕を振り下ろすときに神経が圧迫されることが原因です。野球をする方に多いものの、様々なスポーツでおこります。痛みはもちろん出ますが、しびれを伴うのも特徴になります。

4つとも野球をしている方に多く見られるので総称して野球肩と呼ばれております。原因としては何度も繰り返される投球時の問題でありいわゆる使い過ぎであることから、投げすぎていないか、フォームに問題はないのか?などいろいろ考える必要性があります。痛みは肩だけでなく上腕であったり肩甲骨の周囲や首や鎖骨周囲など様々なところにおこる可能性があり、やはりどの部位に損傷が多いのかをしっかり見つけることが治療のポイントとも言えますね。

 

腱板損傷について

肩があがらない、上腕を上げれない、痛みが強くて上のものをとれない、などです。筋肉の痛みになるのですが、夜になると血流が悪くなることから筋肉に問題があって痛みのある方は夜に痛みで目が醒める方がいたり、夜中に同じ姿勢で寝ていることから神経にも問題があれば朝に腕が痺れるといった方もいますのでそこも鑑別しやすいポイントにもなります。

また、元々腱板は、肩が脱臼しないように肩を守っている筋肉の集まりであります。肩を振り下ろすときに脱臼しないように守らなければいけないので、非常に大事な筋肉群になります。ようは使い過ぎであるため、いかに安静にできるかも治すために必要になります。あと、大人の場合でも腱板損傷がおこることが多いのですが、仕事などで長年肩を使っていた人は腱板が常に損傷と修復を繰り返す方がいて、ある時にぶちっと断裂する方も多いです。これは中高年の方に多く、転倒時に手をついて断裂される方もいます。

 

肩峰下滑液包炎(インピンジメント症候群)について

肩の引っ掛かり症状の総称です。投球動作みたいに、腕をあげて、さらにひねるような動作をすると、腕の骨が肩甲骨や周りの組織などに衝突して、関節を包む膜や腱の炎症・損傷を引き起こします。そのために、バンザイ動作などで痛みが出ます。

傷んでいる組織を修復させるための施術を行います。病院などでおこなわれるのは電気治療、マッサージなど症状にあわせて治療しております。肩・腕に負担をかけないよう、痛い側を上にして横向きで寝るようにして下さい。投球動作などの痛みの出るような動きは控えて下さい。過度の練習は控え、ストレッチや準備運動をしっかりと行いましょうというのがインピンジメントの基本的な対処になります。

 

野球肩にお悩みの方が多く来られてます

  • なかなか痛みが緩和しない
  • 早くピッチングを再開したい
  • ただ電気をあてたりもんだりしている
  • 思いっきり投げたい
  • 最後の試合、悔いを残したくない
  • 痛みは残ったとしても良い成績を残した
  • 最近は肘まで痛くなってきた

スポーツと鍼灸の関係性について

アスリートのかたは痛みなく競技できるのがもちろん理想なのでそれを近づけるのが鍼灸の目的でもある

大事な試合に向けておこなわれる厳しい練習や、全力での試合において、常にケガと隣り合わせなのがアスリートの宿命であります。そのケガをなるべく避けるために、入念なストレッチや本番に向けての集中力やとっさの判断が必要とされます。そのなかで予防できるポイントとしては日々の練習で身体に蓄積された疲労であるのは間違いありません。

競技の種類によって、疲労が残りやすくて傷めやすいポイントは変わります。テニスなどはテニス肘といって病名にも残りますし、野球肩、シンスプリントなどがあります。ほぼ全身の部位が治療ヶ所となりますので、私たち鍼灸師も解剖を熟知していないといけません。

最近では、オリンピックの時もそうでしたが、ドーピングの検査で引っかかる方もいました。そういう意味からも鍼灸が安全だし有効なのではといわれている所以でもあります。

 

腱板断裂と石灰沈着性腱板炎について

残念ながら腱板完全断裂は鍼灸では治りませんので、もちろんですが整形に行かなければなりません。特に子供さんの野球とかとは関係なく、多いのは逆に中高年の方で重いものを持ち上げた時や、転倒して肩をぶつけた時など、ぶちっと音がでる場合もありますので、

もう一つすぐに整形をすすめるのが、石灰沈着性腱板炎です。石灰沈着性腱板炎だと特に原因がなく、これもスポーツというよりは中高年の方に多いのですが、夜中痛で寝れなく、痛みは本人しかわからないのですが、救急車を呼ぶほどといわれたりしています。この2つの鑑別方法としては超音波検査を受けることで判断できます。腱板の完全断裂、石灰沈着性腱板炎の所見がみられる場合は、もちろん整形での治療が主となります。

また、痛みの改善としては鍼灸との併用ももちろん可能ですので整形にまずはいった後でご相談していただければと思います。

スポーツ鍼灸について

スポーツ障害による治療は主に鍼のみを使います。また鍼も置針術よりも抜いて刺してをくりかえす単刺術が主になります。ただし痛みがひどい時は置鍼です。

鍼をして少しほぐしてそしてまた鍼をする・・・延々とします。鍼の種類も単刺の場合は細いのが有効だという結果はでています。比較的鍼に強い方ならかなり痛みや可動域が改善しスポーツレベルが上がるのは間違いないでしょう。

ポイントはツボを取る指の感覚で的確にとれなければなりません。当院では中国にてその技術をしっかり学びましたのでかなりのアスリートさんの希望にこたえていると思っています。少しでもよくなればスポーツをされている方は能力が上がりますので痛みをとる治療というより能力をあげる治療に意識をもつ場合が多いです。ですが発達途上の中学生の場合は能力を上げるのではなく身体を治すことを優先する場合があります。

スポーツ鍼灸とは主に怪我・故障や使いすぎによっておこるさまざまなスポーツによる障害の治療に最適です。また予防やコンディショニングに対しても有効なのですが当院ではそこまでの個々にたいするスポーツに対する知識はもっていません。ですので当院ではあくまで痛み緩和と筋肉の柔軟性の部分に力を入れています。それ以外のトレーニングの仕方などはスポーツ整形外科やトレーナーさんなどでしてもらってください。

当院では目的をはっきりとわけることで自分の得意な面に集中してます。またスポーツ疾患だけでなくほとんどの病は西洋医学との併用が1番です。西洋医学で診断をしてもらい治療をしてそれでは補完できない部分を東洋医学や鍼灸でおこなうのです。特に筋肉などの軟部組織への治療は鍼灸が最適であります。

当院でも多くのスポーツ選手が来られますが例えば靭帯や半月板障害やヘルニアがあってもそれだけが痛みの原因となっている場合は少なくそれと同じように軟部組織も悪くなっているのです。ですのでスポーツ選手には西洋(整形)と東洋(針灸)の両方からのアプローチが必要となってくるのです。痛みとは元来からだの危険信号でありますのでここが悪いと忠告しているわけでもあります。ちゃんとした整形外科検査をおこなわずに鍼をすれば痛みがとれるからということで鍼灸治療を継続すれば靭帯や半月板などはさらに損傷してしまう可能性もあるでしょう。痛みをとる事が大事なのはもちろんですがもっと大事なのはその痛みがどこからきているかです。それを理解したうえで鍼治療をおこないスポーツをしないといけません。

西洋医学での検査、鍼灸治療、トレーニングなどの予防どれが欠けても良い治療はできないのです。当院では特にスポーツで痛めた肩関節や腰や下肢の疾患を得意としています。スポーツでいえば野球やサッカーの選手が多く来院していますがいろんなプロスポーツ選手の方がいます。スポーツをされている患者さんはこちらの指導もしっかり聞いてくれますので早期の回復が期待できます。

野球肩の鍼灸治療について

野球肩の改善は、鍼灸治療で痛みや炎症を抑えることをまずは目的とします。野球肩のほとんどは使いすぎが原因で起こる運動障害です。そのため、痛みを我慢して練習を続けていても痛みは改善しません。痛みをごまかして練習や試合を続けてしまい症状がさらに進んでしまった場合は、主に腱板などでの筋腱の断裂や、リトルショルダーなど疲労骨折などにもつながることもあります。このような場合は、最悪改善には手術が必要になり、競技に復帰するまでにリハビリも含めての相当な時間が必要であったり、もしかしたら選手生命を縮めてしまったりする可能性もあることから、子供の時から肩だけではないのですが酷使続けることは注意しなければいけないところだなと感じます。

肩まわりに痛みや違和感を感じた時は、まずは練習は続けずに安静にし、鍼灸治療をはじめることをお勧めします。野球肩の改善方法は、痛みや炎症を抑えることを目的として急性であれば練習後のRICE処置を行いながらも、早めに針灸をはじめるのが得策です。あとは、しっかりストレッチをする習慣を持つことも大事です。肩だけでなくいろんなところを入念にストレッチするという習慣はどのようなスポーツであれ大事なことだと思います。

私が感じる野球肩になりやすい方は子供の時から、そんなに練習やトレーニングしていないのに、球を投げるのが早かったりしたら、いきなり試合に出て、好投してしまったら、そのままエースになって投げ続けてしまい、せっかくあった才能を不意にしてしまう方も多いのではないかと思ったりします。子供の時はあまり投げすぎず、コツコツと地味な練習を続けていたほうがいいのかなと感じるところですね。

どうして野球肩に鍼灸が効くのかの解説

鍼やお灸の刺激が、局所の血流を改善させ、筋肉の緊張を緩めることで、ケガや疲労の回復を促すことは、科学的にも解明され、近頃だいぶ知られるようになってきました。西洋医学における肉離れの治療は、受傷直後のアイシングと、損傷部位を伸縮包帯で圧迫しての安静です。

3~5日で痛みが軽減してきたらストレッチングを開始し、徐々に運動再開……といった流れになります、そこに鍼灸ケアを併用すると回復スピードを加速させることが可能になります。また、アスリートにありがちなケガは再発しやすいため、復帰後の予防ケアが非常に重要になるのですが、、

“故障しそうなサイン”を察知し、筋肉の疲労を和らげて、ケガを予防するケアは、鍼灸の得意分野なのです。継続的にケアを行っていると、その選手の筋肉の緊張状態・弾力性、関節の硬さなどが把握できるようになります。

いつもより緊張が強いだとか、普段緊張が強くない筋肉に緊張がみられているとかの違和感を、触診を通して感じとることができるのです。違和感があるのが仮に太もも裏だった場合には、臀部や腰部などの筋に対してアプローチします。

深層の筋肉が原因と判断した場合には鍼施術を、冷えが原因であれば灸施術を、浅層や広範囲であればマッサージを主体に行います。近年、西洋医学において、ケガや病気が治っても消えない慢性痛の原因として、「深層の筋肉に生じる強いコリ」がトリガーポイント(発痛点)と呼ばれ、注目されていますが、鍼灸では古くから、身体の奥深くにある筋肉のコリはもとより、ハリ、血流、循環不全など全身に対するアプローチが行われてきました。

患部だけでなく、全身を診て、全人的に治す。かつ、「未病」の段階から介入する。西洋医学と併用することにより、内も外も健康な身体になれるのです。

松鶴堂が大事にしているスポーツ鍼灸

正直なところ、日々のトレーニングやスポーツについては当院は詳しいとは言えませんし、トレーナーさんが持っている知識もないですし、テーピングなどの応急処置もしておりません。そういうのはそういうのが得意なところに通っていただければいいと思っています。

ですが、どうして当院に多くのスポーツ選手が来院するのかについては主に2つに分かれる感じになります。

①何度も病院や接骨院に通っているのによくならない症状。主に練習を休んでいて早く復帰したいという希望を持っている方に多いですね。回復がスタートするスイッチを押すというイメージもあります。停滞していた回復を再スタートするのが当院の鍼灸の役目であります。

②主に緊急にて、試合に間に合わせたいとか、早く治さなければいけない時の最後の砦として。鍼灸というのが本来そういうところの役割を担っている感じはします。正直、どうしようもないときもあるでしょうが、それでもあきらめつかず、最後に当院に来るという方が多いです。印象では高校生などが最後の試合とかで来るというパターンがあります。

最後にこれも比較的多いのですが、番外編としては、手術をすすめられているのだが、なるべく手術はしたくない、でもスポーツは続けたいという事で、手術をしなくても何とかなるか?という要望になります。これは正直難しい状況になっております。ヘルニアの方に多い印象です。ですが当院の治療で回復している方もいるので試すなら3回は続けてしてほしい気持ちはあります。

 

どうして医師は鍼灸を受けることに反対するのか?

本当にそのかたに鍼灸技術はあるのか?

間違った鍼灸技術では?

鍼灸師側の原因で野球肩が悪化するパターンも私は多いと感じるので、医師が鍼灸を受けるのに反対するのもあながち間違っていないと感じます。よくあるのが悪そうなところに鍼をしての電気鍼とか、太い鍼をぶすぶすたくさん打っての局所への過剰刺激、鍼灸院でないところで受けた鍼灸治療、またちゃんとした師匠から学んだ方ならいいかもですが、鍼灸学校だけでの勉強の方や我流でしている方が多いので注意してほしいところです。薬を飲んでる方など野球肩の方へ、臨床経験が少ない先生の治療は決しておすすめはしておりません。当院ではしっかり院長から研修を受けた鍼灸師による鍼灸治療を受けることができます。

患者さんへの間違った治療計画とセルフケア

高価なサプリメントは必要なのか

当院に来る前に行っていた治療院で指導されていた治療計画によって、症状が悪化している方がいます。特に初回はすごく安くて丁寧に治療をして高額な回数券を売り、2回目以降は手を抜くようなやり方でおこなうところがあると聞いたことがあります。

また、高価なサプリメントをすすめられた方は注意ください。そのサプリメントがあなたの症状を改善できるかは関係なく商売として販売しているところもあります。大事なことはあなたに合ったセルフケアをご指導することです。当院では希望された方にセルフケアの指導もおこなっております。実はここが一番重要なのかなとも思っています。ただし、セルフケアを希望されない方もいます。その場合は最低限の助言をすることを意識しております。

 

良くなった方は医師には言わない

鍼灸はやめておいたほうがいいです

私たちもそうですし、医師もそうですが、良くなった情報を聞くことは稀です。例えば患者さんも医師での治療で治ったわけでないのに鍼灸で治ったとはなかなか言えるものではありません。ですので、悪くなった人だけが医師にすがるように言われます。これは逆もしかりです。鍼灸をして悪くなったという情報しか耳に入らなければ鍼灸の知識のない医師なら受けないほうがいいというのは普通のことだと思ってください。

でも実際は当院ではほとんどの方がよくなっているのです。早期に治療ができれば普通に改善するので医師に反対されても安心して来院してください。ただし、理由があって今の時期は鍼灸はよくないといわれていることもあるのでその際は当院にご相談ください。何を目的で鍼灸をするのかによって変わります

 

結局、鍼灸や整体で治るのか治らないのか?が皆さんが確認したいところだとは思うのですが、鍼灸技術がもちろん大事なのと、それにともなうリハビリを含めた養生指導、どちらも必衰になります。症状が出て2~3週間くらいならほとんどの場合は治っていくのでしょうが、1か月以上たったものは、どんどんと効果率は落ちていくことになります。特にストレスが強かったり、生活リズムが不規則であるほど治りは鈍くなります。

できるだけ早く治療を始めること、間違ったセルフケアはすぐにやめること、不摂生な日常生活をあらためること、それらがうまくいけば1か月以上たっているものもよくなる場合があります。また、1か月以上がたっていても、実はある程度のところまで治っていて、ただとまっているというケースもあります。これは1年たっていてもすぐに効いてきます。途中までいい感じだったのに、セルフケアで失敗したパターンなのですが、少しの指導で回復できますのであきらめずに1度受けてみてください。治りそうなものは私のほうからおしらせします。

野球肩についての特徴

その方に合った刺激による鍼灸施術

悪いところに針をするわけではありません。悪いところから離れた場所に針をすることで自律神経を含めた免疫力や治癒力を増すツボを使っていきます。症状の出ている悪いところにツボがあるのは急性期くらいだけの問題であって、ほとんどの症状は慢性化してから当院に来ることになります。

特にこのページでご紹介している野球肩の鍼灸施術では特に怪我をしてすぐに当院に来る方はすくないです。まずは西洋医学に行ってほしいですし、検査をしっかりしてから来院されるのをお勧めしておりますし、できましたら鍼灸をなるべく早く受けていただくために西洋医学との併用をしていただくこともお勧めしております。最近は逆に病院のほうから依頼されることも増えてきて嬉しく思います。
 

中国鍼による董氏楊氏奇穴

野球肩の鍼灸施術で来院される症状では、西洋医学や接骨院で効果が少ないから来られるわけであります。

つまり簡単な状態ではないということです。ですので少しでも効果の高い方法として、私が知っている中の鍼灸施術で世界中でも有名で鍼灸の最高峰である董氏楊氏奇穴のなかからツボを選んでの施術をさせていただいております。

中国家伝で伝わってきたこの方法は台湾、米国などで発展してきた治療法となります。昔から代々伝わってきた家伝の方法でもあり、かなり一般的な鍼灸と比べて特殊であり、効果も絶大でもあります。本当に困った方への第1選択として当院では選んでおすすめしております。

 

刺血療法

刺血というのは、日本では刺絡ともいわれ、古代から発展してきた方法でありますが、現代では血を抜くという行為から敬遠されてきた療法であります。

この療法も本当に困った方や、どうしても少しでも改善したいなど、もしくは私のほうから絶対したほうが良いと感じた時に説明させていただく事があります。

衛生面で注意しながらおこないますので安全性はもちろんお約束できます。

野球肩の鍼灸施術の流れ

野球肩の鍼灸施術の流れをご紹介します。

電話かLINEでのお問合せ

まずは、あなたの症状に効果があるのかを確認しなければなりません。状況に応じては緊急を感じた時はお断りし、医療機関への診療をおすすめしております。

あなたの症状が当院での施術で可能だった場合ですが、どの先生が担当するかをまずはお伝えします。そしてその先生の診療時間にあわせて希望時間をお知らせください。

多くの場合は院長での対応になると思います。

 

10分前の来院をお願いします

初めてですので早めに向かうことをお勧めしております。

当院は多忙にて、遅刻をしてしまうと次の患者さんも待ってしまいますので、10分前に来ていただく事をお勧めしております。カルテ記入もゆっくりできますので助かります。初めてでない場合は道にも迷うこともないでしょうから、逆にギリギリで構いません。

 

問診・カウンセリング

カルテ記入をしてもらうのですが、今までの病歴が多くて書くことがたくさんあると予想できます。ですので、別紙にて、先に今までの病歴を自宅で書いてきていただいて、それをみながらこちらで問診をするという形にしていただけると助かります。

私どもへの質問も一緒に書いていただくとさらに一石二鳥となります。患者さんも伝えたいことがすべて伝わるし、私どもも、施術で必要なところをさらに深堀して聞けますし、お互いにとってすごく助かりますので是非ご協力お願いします。

 

スポーツ鍼灸がはじまります

あなたの身体はさまざまな治療を受けてきた影響でかなり疲れ果ててしまっているかもしれません。

まずは初めの3回の施術であなたの刺激量をしっかり見つけていかないといけません。焦らず確実にが理想です。ですのでまずは3回来ていただく事をお願いしていますし、検査をしてから結果も聞かずに来なくなるようなもので、こちらとしても意味のないことをすることにも抵抗がありますので、まずは3回は最低でも来ていただくことを条件としてお願いしております。

 

施術後のご説明


ほとんどの方は西洋医学の治療も受けていることでしょう。その治療も併用することで更なる効果が出るように考えて鍼灸施術はおこなわれています。

身体の弱っている方はそれに加えて食事・睡眠・運動などもご指導いたします。自分のペースであわてずにおこなってください。

またすでに慢性症状ですから施術のペースもあけながらで大丈夫です。2週、3週に1度くらいでじっくりとやらせてください。もちろんですが回復の早い方は週1でのペースでがお勧めとなります。
早く効果が出てきそうであれば週に1~2回でつめておこなっていき、ゆっくり効果が出てきそうであれば1~3週に1度くらいでおこなうことであなたにあった回復スピードがつくれます。

 

野球肩の治療事例

球速も上がりました

野球肩に鍼灸治療

3か月以上にわたり肩の痛みに悩んでいました。近くの接骨院に通っても治らず投げるときの痛みに苦しんでいました。

その時野球部の顧問から紹介で松鶴堂に行ってみんさいといわれて、鍼灸は怖そうだったけどこのままでは試合に出れないのでいくことにしました。

鍼って、すごいです。痛みが軽くなるんです。これにはびっくりしました。いくらマッサージしても電気を当てても、超音波しても取れなかったのにです。しかも1度で。

すぐに練習に復帰できて試合にも出れました。しかも球速もあがっていました。笑。

いろんな人にお勧めしたいです。

関節唇の損傷も治りました

肩関節唇の損傷にスポーツ鍼灸

野球の試合中にフライをとる時に相手とぶつかってしまい肩を地面にぶつけました。変な感じでググっと捻った感じです。病院に行くと脱臼はしていないけど関節唇を傷めてるとのことでした。

いつもこちらでお世話になっているのですぐに鍼をお願いしました。打撲なので安静は必要なものの痛みは1回の治療でほぼ0になりました。

いつもすぐに治してくれるので助かっています。いつもありがとうございます!

サッカーできました

野球肩の鍼灸治療

リトルリーグで野球をやっていて、肩の痛みが出てきたため、整形に行ったらリトルショルダーといわれて、休むように言われました。最低3か月といわれて試合が近いのにと唖然としていたのですが。。

監督に半ばむりやり鍼に連れてこられました。

ここで多くの仲間が治してもらっているし、カープの選手も来ているからといわれて受ける決心もしました。

1回目は正直あまり効かなかったですが、3回目に痛みが減ってると感じて、なんと5回目には痛みが消えました。

ここに来て本当に良かったです。本当にありがとうございました。

いかがでしょうか。

野球肩に対する鍼灸治療ではまずは痛みを止めること、試合に出ることが患者さんの望みです。応急処置ではありますものの、可能な範囲内でできるだけの痛みをとることに専念しております。

スポーツ鍼灸は、スポーツ障害の予防・治療を目的として作られた鍼灸治療であります。プロアマ問わず、運動をする人のための鍼灸といってもいいでしょう。競技に対する能力やパフォーマンス力向上などに効果が期待できるため、多くの方にご来院していただいております。多いのがゴルフをされる方の来院です。もともと運動不足の方が急に始めることで肩や肘を傷めるというパターンになります。

今回は野球肩に対する鍼灸という治療法の説明をさせていただきました。当院ではスポーツをする方の症状に対して鍼灸治療をおこなっております。トレーナーさんがおこなうような体の使い方やテーピングなどのトレーナー業務にあたることはできませんので、そこはその道のプロの方にご相談ください。あくまでスポーツで痛めた怪我の治療に当院を使っていただけましたらと思います。

 

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松鶴堂鍼灸院

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