〒732-0052 広島県広島市東区光町1丁目11-5 チサンマンション306
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高齢者がより良い生活を送れるように何ができるのか?
(圧迫骨折後の寝たきり予防、自分の足で歩けるように、認知症対策)
鍼灸治療により、神経痛や関節痛などの痛みの緩和を中心にしながら、いかに大腿骨骨折後に自力で歩けるようになったり、大病後に自分のことが自分でできるようになるかを大事に考えています。
1人では歩行が難しく、治療院に通うことができない車椅子生活者の高齢者のかたが、当院へ来ることは難しいかもしれません。実際、来られる方のほとんどは家族の方が付き添ってくる方もおられます。
また、ご自宅へ訪問して施術を行う国からのサービスもあります。そういう施設をご紹介も可能ですので、LINEにてお名前とお電話番号をお知らせいただくとそこの担当者に連絡することも可能です。
当院でおこなっている高齢者への治療で大事に思っているのは、
●なるべく早くに痛みを取り除き自力歩行できるようになること
●認知症ケアでは頭鍼を中心とした治療やセルフケアを伝えたり
●脳卒中や大腿骨骨折など寝たきりになりやすいので早期リハビリが大事
●1日でも早く改善させ、家族にかかる負担を減らすこと
●骨粗しょう症の方など食事の大切さに気付いてもらう事
●圧迫骨折では早めに気づくことでその後のリハビリに早期にはいれること
これらを目標に早期回復を狙って治療はおこなわれていきます。
高齢者の治療や予防に力を入れている当院の鍼灸治療を説明していきます。
鍼灸の効果が出る仕組みのメカニズムの詳細は、正直まだよくわかっていないのが、医師からも鍼灸の良さに気づいてもらえない原因だと思います。最近では医師からも鍼灸を受けてみたらどうかなどと言ってもらえることも増えてきてはいますがまだまだ症例です。この辺りは当院も常に結果を出し続けて啓蒙活動はしていきたいところです。
まだ、鍼灸の効果はどうして出るかはわかってはいないものの、効果があるのは統計的に明らかではあるので、鍼灸師それぞれが自分の得意なところをアピールすることも大事です。
まずは高齢者に対する鎮痛効果や筋肉を柔らかくし関節の動きをよくすることなどはお勧めする効果であります。それにより血流もよくなり自律神経の働きもよくなります。そして結果的に傷んだ組織や細胞が回復することとなります。
最終的には免疫を活性化させ病気にならない体つくりに鍼灸は有効となります。コロナなどのウイルス感染に対する対策や、がんにならないようにすることなど、東洋医学に期待されている分野だと思います。
認知症を鍼灸治療でケアをするために
以前は、物忘れだとか、ぼけているとか、でそういう状態であってもあまり気にしなかったのか、長生きできるかたが少なかったのか、認知症という病名を聞くことは少なかったと感じます。
現在は昔と比べて長生きできる方が増えてきたものの、昔の長生きの方は健康な方が長生きできたわけですが、いまは、不健康であった人も西洋医学の恩恵もあり、長生きできるようになりました。それにより様々な症状で苦しむ方も増えてきております。
認知症は痴呆症とも呼ばれていましたが、物忘れだけでなく認知症状も低下することから認知症と呼ばれています。多くの場合はアルツハイマー型や脳血管の問題で脳の変性が原因であり、急に認知症状であるなら何かしらの病気のサインでもありすぐに病院に行くべきです。
認知症ケアで注意することとして
症状としてはやはり物忘れになりますが、昔のことは覚えているのに最近のことが覚えていない場合が注意になります。
鍼灸治療をはじめるうえでも、早期に治療を開始すべきだし、悪くならないようにという考え方も大事です。進行を遅らせるという意識もあるといいですね。本人だけでなく、家族一丸となっておこなうことも大事です。
生活習慣を見直すことが大事
基本的なことなのですが、食事であったり睡眠であったり運動であったりをみなおすことが大事です。自分ではいいことをしていると思ってもそれが原因で悪くなることもあるので、よくわからなければ私たちに質問してくださればいいですし、院長ならさらに知識が豊富なので指名してください。
認知症にいいといわれる高価なサプリだけ取っていても意味がなく、全体的に生活習慣を改善していなければいけないのです。また、介護するほうの体調も実は大事だったりします。
一番大事なことは、生き甲斐があるかどうかです。何かをやりたいとか、毎月1度は楽しみがあったり、脳が常に刺激がはいっていれば活性化されるはずです。よく言われるのは声を出す趣味や、手をよく動かす趣味なのです。よく笑ったり話す方もなりにくいといわれています。逆に物静かでまじめな方ほどなりやすいとも言えますので、ぜひ生活習慣を見直すことからはじめてみてください。
圧迫骨折の背部痛に対する鍼灸治療について
骨折により障害をもってしまったかたや、心身が虚弱になってしまった症状に対する軽減を主におこないます。日常生活が以前よりしやすくなったり生活の質を向上する事が治療の目的になります。
その中でも当院が目標にしているのは寝たきり予防です。そして女性では膝を中心とした下肢の状態、男性では腰を中心とした背骨の問題が基本です。歩くという行為が自立を促し自分で好きな事ができるようになります。
鍼治療で大事な事は痛み痺れの緩和です。痛みがなければ歩くのも楽になるからです。ですが筋肉も萎縮して強く硬縮していますのでリバウンドがでないよう治療をしなければなりません。
私見では刺激を強くいれればいい場合と弱くしないといけない場合がありますが、これは経験上まずわかりますので安心ください。お灸もできるなら自宅でもお灸ができるようになるよう指導しておりますので興味のある方はお知らせください。
大事なのは丸くなった腰や背中に対する処置をする事です。圧迫骨折やパーキンソン病でもそうですが円背になっているかたが多いです。ですので隔愈から大腸愈までのツボに針を長く置くことで筋肉を緩め背中を伸ばしていきます。そのあとお灸をする事でさらに伸びます。そうして姿勢を正した歩行をおこなってもらいます。
何度かそれを繰り返す事で1ヶ月ほどで症状が緩和してくる場合が多いです。あせらずじっくりと取り組む必要があります。
圧迫骨折後の様々な後遺症にも鍼灸
(頭部への刺激が有効であると感じています。主にパーキンソン病と同じ治療となります。)
年をとるにつれて恐いのは先ほど話した足腰の弱りです。それともう1つは認知ではないでしょうか?足腰は使わないと弱くなるので散歩などをして筋力が低下するのを防ぎます。頭も一緒で使わないと脳細胞は低下していきます。ですので考えたり想像することを多くおこなう必要があります。鍼灸ではパーキンソンや脳卒中後遺症の治療でも紹介しましたが頭部への針治療が有効になります。頭部を刺激することで代謝をよくし脳血管のしていきます。鍼灸治療を受けながら日常生活で脳をたくさん使うようにすれば相乗効果で痴呆予防が可能であると感じています.またそれ以外にもイチョウの葉にも痴呆予防効果があるのも知られており食事にも注意されるとさらに効果的でしょう。
中高年になったら鍼灸を・・・
車でも家でもなんでもそうですが上手に使うと長く使えるものです。人間の体も一緒で長く使うには上手にメンテナンスをしなければなりません。筋肉や骨などの外の問題や成人病でいわれる血管内臓の問題どちらも上手にメンテナンスをおこなうと長く動いてくれます。
よくいわれるのに老化であるとか年だからといったことを聞きますがいくら老化であっても使いようによっては長く使えるのです。老化のせいにする人ほど体を上手に使っていない人が多いようです。
寝たきり予防、成人病予防にぜひ鍼灸を試してもらい体の修繕をおこなっていただきたいと思っていますまた小さな病気を早期に治療することによって老人施設で一番弱かった患者さんが治療してたからか?風邪をひかなかったりすることもあり予防だけでなく鍼灸は小さな病気の時に治療できるという強みもあります。
確かに年をとっていれば若い人に比べて自然治癒力はおちます。ですが少ないとはいえゼロではないのです。鍼灸治療などを利用し自然治癒力の底上げをしていただきたいと思っています。
認知症には鍼灸治療も効果的
これまで述べたように脳の変性が原因でもある認知症の治療は完治が難しいのですが、鍼灸の分野でも治療が積極的に行われるようになってきました。介護をする家族の立場になれば少しでも悪化を遅らせたいですし、できるだけ長く一緒に暮らしたいという希望をもってお越しになられています。過去には鍼灸をしてから10年以上も悪化せず毎月1回と続けて盛られていた方もおられました。
鍼灸治療を行うことにより、脳の血流量などが改善することから認知機能が改善した例はたくさん見てきました。なかには朝ご飯をちゃんと食べるようになってから改善してきた方、外に出る趣味を持ち始めてから改善した方、庭仕事(ガーデニング)をはじめてからの方、そのようなケースで改善しています。
やはり、生きていくことで楽しみがあるかどうかが大事だと思うのです。生きがいといってもいいですし、生きる意味があるかどうかも大事だと思います。逆に仕事を辞めて生き甲斐がなくなった方が悪化しやすい印象も受けます。
良く患者さんから聞く言葉なのですが何か責任を持っているとボケることもできない、ペットと一緒なのでボケれない。などと話してくれる方もいます。もしいずれば認知症になったとしてもそういう方ほど発症を遅らせることができるのかと思っています。しっかりしておかないといけない理由があるかどうかですね。
運動が好きな方の場合は、痛みを取り除くことも大事です。動かなくなると脳も委縮してきますので、やはり食べる、寝る、動く、笑う、大きい声で話すそういう基本的なことが大事であり、人間らしい生活が必要になるんだと思います。
鍼灸師側の原因で認知症が悪化するパターンも私は多いと感じるので、医師が鍼灸を受けるのに反対するのもあながち間違っていないと感じます。よくあるのが悪そうなところに鍼をしての電気鍼とか、太い鍼をぶすぶすたくさん打っての局所への過剰刺激、鍼灸院でないところで受けた鍼灸治療、またちゃんとした師匠から学んだ方ならいいかもですが、鍼灸学校だけでの勉強の方や我流でしている方が多いので注意してほしいところです。薬を飲んでる方など認知症の方へ、臨床経験が少ない先生の治療は決しておすすめはしておりません。当院ではしっかり院長から研修を受けた鍼灸師による鍼灸治療を受けることができます。
当院に来る前に行っていた治療院で指導されていた治療計画によって、症状が悪化している方がいます。特に初回はすごく安くて丁寧に治療をして高額な回数券を売り、2回目以降は手を抜くようなやり方でおこなうところがあると聞いたことがあります。
また、高価なサプリメントをすすめられた方は注意ください。そのサプリメントがあなたの症状を改善できるかは関係なく商売として販売しているところもあります。大事なことはあなたに合ったセルフケアをご指導することです。当院では希望された方にセルフケアの指導もおこなっております。実はここが一番重要なのかなとも思っています。ただし、セルフケアを希望されない方もいます。その場合は最低限の助言をすることを意識しております。
私たちもそうですし、医師もそうですが、良くなった情報を聞くことは稀です。例えば患者さんも医師での治療で治ったわけでないのに鍼灸で治ったとはなかなか言えるものではありません。ですので、悪くなった人だけが医師にすがるように言われます。これは逆もしかりです。鍼灸をして悪くなったという情報しか耳に入らなければ鍼灸の知識のない医師なら受けないほうがいいというのは普通のことだと思ってください。
でも実際は当院ではほとんどの方がよくなっているのです。早期に治療ができれば普通に改善するので医師に反対されても安心して来院してください。ただし、理由があって今の時期は鍼灸はよくないといわれていることもあるのでその際は当院にご相談ください。何を目的で鍼灸をするのかによって変わります
結局、鍼灸や整体で治るのか治らないのか?が皆さんが確認したいところだとは思うのですが、鍼灸技術がもちろん大事なのと、それにともなうリハビリを含めた養生指導、どちらも必衰になります。症状が出て2~3週間くらいならほとんどの場合は治っていくのでしょうが、1か月以上たったものは、どんどんと効果率は落ちていくことになります。特にストレスが強かったり、生活リズムが不規則であるほど治りは鈍くなります。
できるだけ早く治療を始めること、間違ったセルフケアはすぐにやめること、不摂生な日常生活をあらためること、それらがうまくいけば1か月以上たっているものもよくなる場合があります。また、1か月以上がたっていても、実はある程度のところまで治っていて、ただとまっているというケースもあります。これは1年たっていてもすぐに効いてきます。途中までいい感じだったのに、セルフケアで失敗したパターンなのですが、少しの指導で回復できますのであきらめずに1度受けてみてください。治りそうなものは私のほうからおしらせします。
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