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アトピー性皮膚炎・蕁麻疹に対する鍼灸治療


ずっとステロイドを使っていくことに抵抗がありますか?慢性皮膚炎をほったらかしにしていませんか ?何をしていいかわからない状態に鍼灸という効果的な方法があることをこのページにてお伝えします。

アトピー性皮膚炎など皮膚炎の問題について

アトピー性皮膚炎は、良くなったり悪くなったりを繰り返す、かゆみを伴う湿疹です。

乳児期で2か月以上、幼児期で6か月以上持続する湿疹が存在した場合、アトピー性皮膚炎と診断されます。アトピー性皮膚炎だけでなく、アトピー素因を持っている為に、気管支喘息、アレルギー性鼻炎などを合併しているケースが多くあります。症状がくるくる変わることをアレルギーマーチと呼んだりします。

アトピー性皮膚炎の発症因子としては、遺伝的素因が最も重要であります。その他、食物、ダニ、大気汚染、そして心理的なものも挙げられます。これらが複雑に絡み合い、発症に至ると考えられます。

現在、アレルギー性の子供の病気が増えています。アトピーは身体の中に溜まった熱を外にだして自ら治そうとしているので無理に押さえこんではいけないのです。子供のアトピーには乳幼児性と小児性があり乳幼児期に自然に治ることもあれば小児性に移行する場合があります。子供のアトピーで注意することは夜中の寝ているときに搔きむしりです。そのためには爪の手入れが必衰で皮膚を切らないことが感染防止にもつながります。

鍼灸治療によって免疫力(自然治癒力)を高めていき症状を緩和していきます。小児鍼は主にヘラ状の刺さない鍼で皮膚面をさすったりなでたりしますので安心してうけて頂けます。

治療の効果には個人差があり良い日もあれば悪い日もありますが根気強くしていくことが大事になります。当院では幼児のアトピーの治療では院長と板楠によるコンビネーション治療にて アトピーの緩和につなげていくよう努力しております。

 

皮膚から治すのでなくまずは腸内環境からの改善をめざしてみる

アトピー性皮膚炎を含めてアレルギー疾患は、腸との関係が深いといわれています。 食生活を中心とした生活習慣の乱れによって腸の免疫環境を狂わせることで、アレルギーが起こりやすい下地が作られることになります。また腸粘膜が壊れることで未消化のものが血液中に混ざることも体内で炎症がひきおこされる原因ともいわれていますので腸は大事になると考えてください。

ですので治療では必ずお腹をよくみるようにしております。お腹の状態をよくすることがそのまま皮膚の状態をよくすることにつながっていますのでとくに腸と関連するところは丁寧にみます。善玉菌や悪玉菌のことを説明したり書籍を紹介していきながら生活習慣の改善をしていくことでひどかったアトピーもゆっくりと改善していきます。特に子供のアトピーは顕著に変わります。すごくひどかったのに1か月くらいで奇麗になる子をみても食べ物が大事なんだなと気づきますね。

また疲労がたまりやすい方やストレスがかかっている方は神経の調整がよくないので治療では頭を重視していったり、栄養ではビタミンB群をしっかりとって代謝を補うことをすすめています。カルシウムもしっかりとれる魚を中心とした和食に切り替えて、魚にはそれぞれのあった付け合わせをとることでバランスの取れた栄養となります。サンマに大根おろしとか、アジフライや牡蠣にレモンとかですね。

 

アトピー性皮膚炎の一般的な対応として考えておくこと

アトピー性皮膚炎は幼少時からスタートする場合が多くて大人になっても症状の寛解と増悪を繰り返しながら、長期的にはゆっくりと寛解に向かっていく疾患です。そのためには悪化する要因にきづいてそれを注意することが大事になります。

皮膚がひどくなる前に早めに薬で対処というのが長年アトピーと付き合ってきた方がする流れです。普段はスキンケアをしながらも常に皮膚には注意を払います。食べてはいけないものに気づいたらそこはしっかりと節制することも大事です。

スキンケアは保湿が基本です。ドライスキンになることで感染が広がります。衛生面を注意しつつスキンケアができる洗顔を心がけていきたいところです。特に夏場の汗が多い季節や逆に冬場の乾燥をする季節はどちらも悪化要因になることからもスキンケアは忘れずに丁寧にしておきたいところです。

あと意外にできていないと思うのが布団などの状態です。ダニの糞や死骸などもアトピーの状況を悪くしますので布団乾燥機なども使っておきたいところです。人によって何が悪化する因子になるかは変わるものです。ぜひ探してほしいと思います。

このような皮膚炎の悩みの方が来られてます

  • 小さいころからアトピー体質であるといわれている
  • ステロイドを慢性的に使用している
  • 断薬に失敗して一気に皮膚炎が悪化した
  • 薬をやめていきたいと考えている
  • 温泉など民間療法で悪化してきた
  • 生活リズムや食生活は悪い方である
  • 夜中に搔きむしるせいでなかなか皮膚の傷が治らない
  • 子供のうちに治したいと考えている

当院に良く来られる皮膚炎の症状は

通常の皮膚炎では急性であれば皮膚科での処置ですぐに治り終了になるかと思います。ですが、幼少時からの皮膚炎のように体質的な問題でアトピーなどの慢性湿疹がある場合は薬だけの治療だけでなく鍼灸や生活習慣の改善などそのかたによって考えたオーダーメイド施術がおすすめになります。

また、皮膚に接触したものが原因で起こるかぶれを接触性皮膚炎、皮脂の多い場所におこる皮膚炎を脂漏性皮膚炎で頭におこる患者さんが多いです。また、主婦の家事でおこる手湿疹(主婦湿疹)のかたや、貨幣状湿疹や自家感さ性皮膚炎などの患者さんも鍼灸治療に来ます。

鍼灸は様々な皮膚炎に効果的といわれていますし実際当院ではいろんなパターンの皮膚炎の方がお越しになっております。効果を出すにはちょっとしたコツもあったりしますしもちろん相性などもあるかとは思います。ぜひ3回くらい受けられて効果と相性をみてほしいと考えています。

根本的にアレルギーを治すために

接触皮膚炎・自家感作性皮膚炎・貨幣状湿疹などの鍼灸と整体の治療

貨幣状湿疹とはその名前の通り湿疹の形態が硬貨のように円形に見える湿疹になります。またこれが全身に広がったものを自家感作性皮膚炎といいます。

はじめは少ないがだんだん増えていくのも特徴。強いかゆみや炎症が出る。当院でははじめは下肢にでる方を多く見ていますが、だんだん広がっていきます。

アトピーなのか?貨幣状なのか?自家感作なのか?自己判断は難しくもちろんですが、まずは病院で診てもらったほうがいいです。

とびひのように浸出液が出て、それをかいていると全身に広がる方も多いです。多くの方は乾燥肌を伴っていて、春夏より秋冬のほうがひどくなります。

 

皮膚炎の東洋医学的考え方と鍼灸治療について

まずは内側に冷えをもっていること、外側に熱を持っていることになります。内が冷えることで体内からの治癒力を低下させますし、治癒力が弱ることで、外側の防御反応が弱まり、細菌感染などおこしやすくなります。

ですのでステロイドの薬だけではさらに内側が弱まり、治りにくいとされています。一過性のもので内側はそれほど弱くない方なら、すぐに薬で治ることでしょう。一度治りにくくなっていたら、その後も、薬の治療では治りにくくなる方が多いですし、ですので、内側の冷えを取り除いていくこと、そして内側からの治る力を養っていくことを考えて鍼灸治療をおこなっていくことになります。

表の熱を外に散らす、内側にじわじわとエネルギーを注入していくことで多くの皮膚による病に効果が出ていますのでご相談ください。接触性皮膚炎・光過敏・自家感作性皮膚炎などの治療は皮膚疾患に強い院長が対応するケースが多いです。ぜひご指名ください。免役を高める治療をしていくことでかなり症状緩和できる症状ですので是非鍼灸治療をおすすめします。

 

蕁麻疹や神経性皮膚炎の鍼灸治療に対して

蕁麻疹や神経性皮膚炎とは、心理的な要因によって引き起こされる皮膚炎です。 神経性皮膚炎はかゆみを伴う、皮膚が鱗状な変化がある慢性的な皮膚炎で頭・腕・脚に炎症が起こるのが一般的です。アトピー性皮膚炎や蕁麻疹に症状が似ていますが、アレルギー性ではないのが特徴です。また、発生した場所がカサカサになって、皮がむけることが多く痒みも強いのが特徴的です。 掻くとよけいにかゆみが増すことで悪循環に陥ります。男性より女性が多く発症すると言われています。皮膚の一部を慢性的にかきむしることが原因とされますが、心理的な要因がより関係していると考えられます。心理的な要因としては、ストレス、不規則な生活睡眠不足などがあげられます。

 

じんましん・神経性皮膚炎のメカニズム

神経性皮膚炎とはアトピー性皮膚炎の中でも、発症の原因や症状悪化の原因がストレスによって起こるものとされています。治療の道のりが難しい病気によくある共通点の一つとして免疫異常があります。本来であれば、自分の身体を守るために働く免疫が、ストレスを始めとして何かしらの原因で自分の身まで攻撃してしまう事で、この神経性皮膚炎にも同じような性質があります。

自分を攻撃しているのも自分という、非常に厄介な疾患です。その自分を攻撃している自分の免疫を如何にして暴走させないようにするかが、この神経性皮膚炎の緩和へのポイントとなります。

自分を攻撃せずに、免疫の働きを整える、鍼灸治療によって抑えることができれば、神経性皮膚炎を始めとしたアトピー性皮膚炎、その他のストレスが引き金となる免疫型疾患の症状改善が期待できそうです。今までに蕁麻疹、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎を患った経験がある、もしくは現在何らかの疾患を患っている状態の方は発症しやすいです。

そしてもちろんですが、この症状の原因の一部として大事なのが、ストレス緩和を如何に行うかという事です。皮膚炎による痒みが日常生活を障害してしまうと、肉体も精神もストレスを毎日少しずつため込んでしまうのです。それによって症状を増悪させる原因となり、痒くなる→生活の質低下→ストレス増加→痒みが続く・・というサイクルが出来上がってしまい、治癒から遠のいてしまいます。

神経性皮膚炎の対策としては、栄養バランスのとれた食事 、十分な睡眠時間、適度な運動、ストレスや疲れをためないなどです。鍼灸治療では、消炎、止痒、免疫力向上の効果が期待できるツボを使用して症状をおさえ、同時に体質改善も目指していきます。

原因としてあげられるものは他のアレルギー疾患と同じですが、

1.心理的

2.ストレス

3.紫外線

4.不規則な生活や睡眠不足

などが多いといわれておりますが、個人差も多く、その方に合った原因があるといわれております。ぜひまずは何が悪化させるのかについて気づかれることをおすすめします。

 

じんましん・神経性皮膚炎の鍼灸治療として

当院の鍼灸治療では、じんましん・神経性皮膚炎の症状緩和と原因治療も同時進行していきます。自己免疫によって進んだ炎症を治癒の邪魔にならない程度にまで抑えながら、カウンセリングを入念に行うことでストレスの元に対して向き合い、ストレスの耐性もつけていきます。

まずは鍼灸で全身の循環改善をして、ストレスによって乱れた自律神経の改善を行います。そして肌の代謝にまつわるツボに鍼やお灸で刺激を行います。炎症の起こった部位の範囲が縮小したり、炎症の程度が以前ほどでなくなったりと、たくさんの声をいただいております。

独自に開発したツボの組み合わせによって、自律神経の改善を図るほか、東洋医学の魅力でもある未病治という、まだ症状として現れていない症状のリスクを減らす働きもあります。そのため炎症を抑えることはとちろん、その症状の再発を予防することもできます。

病院での治療に限界を感じているような方や、ステロイドをはじめとした治療法に悩みを抱えている方、日常生活が症状の悪化によってままならない状態の方などいれば、気軽にご相談いただければと思います。

 

手湿疹・手荒れ・主婦湿疹について

手湿疹では、手の平や手の甲や指に赤みのある腫れやかゆみを伴うものです。多くは手のひらに集まります。ひどいと水膨れやひび割れなどになり、その湿疹のタイプは人それぞれですが、患者さんには主婦の方や飲食店で洗い物を多くする方が多いです。また美容師など薬品を触ることが多い職業の方にも多いですし、車の整備士やパン職人やパティシエの患者さんもいました。また、元々がアトピー体質であったり金属アレルギーなどがある方がほとんどです。歯の詰め物やインプラントをしてから湿疹がひどくなった方もみました。

でも多くは主婦の方で洗剤を変えたとか、良く汚れが取れる洗剤を使っているなど多くは化学薬品などで手荒れがはじまる方が多いです。そういう場合は元々がしもやけとかひび割れしやすい方が多いような感じです。皮膚が弱い方がなりやすいのは間違いないです。通常ならすぐに治るのでしょうが家事は毎日やることでもあるしそれが原因で治らないです。また化学物質に弱いからと言ってゴム手袋をつけておこなう方がおられますが、これにもアレルギーがある方が多くラテックスアレルギーと呼んでいます。ほんと厄介ですね。ひどいときはご主人さんが洗い物をするなど工夫はいりそうです。

湿疹のタイプは人それぞれであり、赤くて丸いものや、ぶつぶつと隆起するもの、赤くただれるもの、水膨れができるものなど多数です。

治療は西洋医学でのステロイドなどと併用しての鍼灸がやはり適切ですね。一気にやって一気に鎮火させる感じです。ただ過敏体質でもあるので再発もしやすいのがネックですね。なるべく原因となっているであろう化学物質を排除しながらの治療が大事です。治ったからまた同じでというのは注意ください。先ほども言いましたがアトピー性皮膚炎や光線過敏性皮膚炎、掌蹠膿疱症、汗疱などが体質的に持っている方がなりやすいです。

 

ラテックスアレルギーが考えられる場合は

ゴム手袋が原因で湿疹が治らないという話もよく聞く話です。家事ではやめれるでしょうが仕事でどうしてもつかわないというかたもおられますので、自分の手に合ったゴム手袋を自分で用意しなければならないかもで参考に書いておこうと思います。

ゴム手袋をパウダーフリーにするのがおすすめです。これはそのまま通販とかで調べるとわかると思います。それでも改善しない場合は、プラスチックやビニールなどですが、ポリエステルの手袋もいいです。ただ強度は落ちていきますね。ですので2重に使うことになります。先にポリエステルにしてその上にパウダーフリーなど。いろいろ工夫して試してみてください。

最近は感染防止などで料理人の方がゴム手袋をして調理するケースが増えてきました。それによりアレルギーを起こす方が多く、当院にも何度か問い合わせをいただいております。本当に手湿疹でお困りの方は是非ご相談いただければと思います。

アトピー性皮膚炎に対する鍼灸治療とは

.薬に頼らずアトピー性皮膚炎を改善するために

アトピー性皮膚炎は長びけば長引くほど、薬の効果もおちてきて、皮膚の状態も変わらなくなる場合が多いです。ですのでそれを改善させようとして薬の量が増えるという悪循環におちいっていきます。長い期間使用していくことでの副作用もあることからいかにアトピーに対応していくかは課題となっております。もちろん体から出るホルモンも低下していくことから薬と併用して鍼灸をすることがおすすめになります。

副作用としては、皮膚がはれぼったくなりむくんでくることや、皮膚がサメ肌のように萎縮して線条のような線がつく事、黒っぽく皮膚沈着をおこすことになります。過去にアトピーがあったのかなと治った後も皮膚に特徴がのこるので、できるだけ皮膚に副作用を残さないようにしていきたいところです。

 

アトピー性皮膚炎に対する鍼灸治療

アトピー性皮膚炎に対して鍼灸ができることのひとつに痒みを抑えるというものがあります。痒いと一番問題なのは皮膚を掻きむしることです。特に子供は容赦なく掻きむしってしまいます。それを緩めるにはできるだけ痒みを減らすことです。

子供の場合は手が届くところに皮膚炎が出やすいです。寝てるときも触れるからでしょう。上まぶた、耳タブの下、口元あたりが赤くなっている子が多いです。あとは肘や手首周りの関節周囲、そして股の付け根や膝裏などです。

その周囲の血流をいかに上げていくかが痒みを弱めるコツとなります。全身滞りないようにするために1つ1つの穴をいかに丁寧にみていけるかが治していくポイントになります。手足や背中や耳、頭など全身に点在する穴を見つけられる方が改善には大事ですね。

 

生活習慣を改善し免疫力を調整できるようにすること

1番目に意識することはかゆみを抑えることでした。その次は小腸など免疫をつかさどる内臓機能の調整を行う事が大事になります。本質的にはこちらの方が大事になってきます。お腹を丁寧に確認し胃腸や肝臓の状況をみてそれに合った穴を選ぶことが大事になります。とくに日々ストレスの多い仕事である方は皮膚炎があることだけでもストレスなのに2重のストレスが身体を襲います。その過敏になった身体をまずはリセットして作り直すことが大事です。

長年患っていたアトピーも何かのきっかけで一気に好転していくことも何度も見てきました。何がきっかけでよくなるのかはわからないことがあるのですが、鍼灸治療がきっかけで生活習慣を見直していき、長年気づけなかった原因に気づいて良くなったという方をたくさん見ております。最近多いのはグルテンやカゼインなどであったり、紫外線、ペットなどを飼育している方、家の環境に問題があったケースなど、何かが変わった時に一気に治るのです。鍼灸がきっかけでよくなる方を多くみてきたことからもまずは3回ほどうけてみて感じ取ってほしいと思います。

目指すのは、皮膚だけをみての対処療法ではなく、一生アトピーのでない身体に作り替える事にあります。すぐに治したくてずっと薬に頼ってしまう気持ちは良くわかりますが、根本的な改善を目指してほしいです。

 

どうして医師は鍼灸を受けることに反対するのか?

本当にそのかたに鍼灸技術はあるのか?

間違った鍼灸技術では?

鍼灸師側の原因でアトピーが悪化するパターンも私は多いと感じるので、医師が鍼灸を受けるのに反対するのもあながち間違っていないと感じます。よくあるのが悪そうなところに鍼をしての電気鍼とか、太い鍼を頭にぶすぶすたくさん打っての局所への過剰刺激、鍼灸院でないところで受けた鍼灸治療、またちゃんとした師匠から学んだ方ならいいかもですが、鍼灸学校だけでの勉強の方や我流でしている方が多いので注意してほしいところです。

 

患者さんへの間違った治療計画とセルフケア

高価なサプリメントは必要なのか

当院に来る前に行っていた治療院で指導されていた治療計画によって、症状が悪化している方がいます。特に初回はすごく安くて丁寧に治療をして高額な回数券を売り、2回目以降は手を抜くようなやり方でおこなうところがあると聞いたことがあります。

また、高価なサプリメントや枕など物販をすすめられた方は注意ください。そのサプリメントがあなたの症状を改善できるかは関係なく商売として販売しているところもあります。大事なことはあなたに合ったセルフケアをご指導することです。当院では希望された方にセルフケアの指導もおこなっております。実はここが一番重要なのかなとも思っています。ただし、セルフケアを希望されない方もいます。その場合は最低限の助言をすることを意識しております。

 

良くなった方は医師には言わない

鍼灸はやめておいたほうがいいです

私たちもそうですし、医師もそうですが、良くなった情報を聞くことは稀です。例えば患者さんも医師での治療で治ったわけでないのに鍼灸で治ったとはなかなか言えるものではありません。ですので、悪くなった人だけが医師にすがるように言われます。これは逆もしかりです。鍼灸をして悪くなったという情報しか耳に入らなければ鍼灸の知識のない医師なら受けないほうがいいというのは普通のことだと思ってください。

でも実際は当院ではほとんどの方がよくなっているのです。早期に治療ができれば普通に改善するので医師に反対されても安心して来院してください。ただし、理由があって今の時期は鍼灸はよくないといわれていることもあるのでその際は当院にご相談ください。何を目的で鍼灸をするのかによって変わります

アトピー性皮膚炎の治療についての特徴

その方に合った刺激による鍼灸と整体の治療

まずはアレルギーが出やすい体質に対して全体的な調整を行う施術をしていきます。

特に意識しているのは肝臓腎臓における解毒排水、肺における気を全身に巡らせていくことです。

肝腎と肺の機能を活性化させていくことで、ゆっくりと改善していくのに気づく方も多いです。

院長がおこなう董氏楊氏奇穴では日本では使われていない特殊なツボを使うことでその役割を最大化させていきます。

 

背中や耳へのアプローチ~シール鍼療法~

この背中への施術法は、完全に私のオリジナルと言えます。自分の身体を使ってさまざまな実験をしているうえで、見つけたやり方になります。

当初は花粉症をメインで使っていたのですが、そこから応用してアトピー性皮膚炎や自律神経失調などにも使うようになっております。

症状が出るのを抑える作用があるようで、強い炎症を鎮めたり、興奮を和らげたり、とくに咳や皮膚の痒みに対して有効な結果が出ております。

また、董氏楊氏奇穴による耳の穴も併用していきます。

 

お灸や刺血療法

この治療法も私が10年ほど前に喘息がすごくひどくなり、自分の鍼灸で効果が出なくて半年ほどアレルギークリニックに通いずっと薬を飲みつづけないといけないと医師から宣言されたのですが、そのときに自分でお灸を試した経験があります。

中国で学んだ三伏貼という方法で夏の暑い時にやると効くということでやってみました。お灸で化膿してしまったのですが、運がよかったのかそれで本当に良くなってしまいました。化膿してしまうお灸なのであまりすすめられないですが、興味のある方はお知らせください。

あと、刺血という方法もあり、耳の上から血を抜くという方法もあります。主にアトピー性皮膚炎などで痒みがひどいときに使うことが多く、これもひどめの方にすすめることがあるのですが、強い痒みが軽減したという成功例がたくさん増えております。この施術も興味があればお知らせください。

 

アトピーを調整する養生指導

栄養・睡眠・運動・入浴指導

自律神経の症状と同じくアレルギーに対しても規則正しい生活は重要になります。

特に子供のアレルギーや親元を離れてからでてきたアレルギーは栄養の部分で問題があることが多くて、好き嫌いが強かったり、同じものばかし食べていたり、外食やインスタントものばかしで、腸内環境が悪くなり、炎症ができやすい体質になっているケースが多いです。

まずは悪いものを減らして、よいものを増やすことからスタートしましょう。

 

ストレスやリラックスのバランス

ストレスが慢性的に多いかたは、副腎からストレスホルモンといわれるコルチゾールが多量に出ることになります。

それによってなんとかなっているのですが、ストレスが改善しない生活が続いていくと副腎疲労がおこり、いずれはホルモンが排出しなくなってきます。それにより体の大掃除もできなくなってきますので炎症が起こりアレルギーが出やすくなってきます。

また、そんな身体を何とかしようと副交感反射がおこりバランスを取り合おうとすることがアレルギー症状を引き起こすこともあり、ストレスとリラックスの関係は非常に大事になります。

 

漢方薬やサプリメント

アレルギーは体質の病ともいわれてますから、鍼灸よりも漢方薬のほうが必要かなと思われる方も多く来られます。その際には、漢方医を紹介しております。

また、アレルギー検査もできる内科医の紹介もできますのでご相談ください。

腸内環境をよくするサプリメントなども体質改善には大事になってくると思います。

 

はじめてのアトピーの施術の流れ

初めて当院に来られる方のために、施術メニューの流れをご紹介します。

電話かLINEでお問合せ

当院は完全予約制です。まずは電話かLINEで希望曜日、時間帯などをおしらせください。初回は10時から17時開始までのどこかでお願いします。スタッフ紹介などを見て指名などがありましたらお知らせいただくか、症状を教えていただくことでこちらからあなたに合った先生をきめさせていただきます。

 

10分前の来院をお願いします

初めてですので迷うことが考えられます。

早めに向かうようにおねがいします。

当院は多忙にて、遅刻をすると次の患者さんの予定が狂ってしまいます。カルテ記入もありますので、ぜひ10分前来院をお願いいたします。

 

問診・カウンセリング

カルテ記入が終わりましたら、問診を始めていきます。

こちらから体の状態をきいていきますので、いろいろとご相談ください。悩みや質問がありましたら是非お聞かせください。施術の参考にもさせていただきます。

例えば、痛くないようにしてほしいとか、使い捨ての鍼を確認したいとか、付き添いの方に横でいてほしいなど。

なんでもいいのでまずは不安解消をしてほしいとおもっています。

 

鍼灸施術が始まります

あなたの身体や症状に合わせた鍼灸をおこなっていきます。感じ方は人それぞれです。我慢できる範囲で受けるというのが理想ですが、初めてですから無理していきなり強くすることはありません。まれに、いろいろ鍼灸にいっているかたは担当の一番得意な技でしっかりとした刺激のある治療も可能ですが、まずは慣れていただきたいので、弱めの刺激が基本になります。ぜひ安心してお受けください。

 

治療後のご説明

身体をみさせていただいた後に、それぞれの患者さんにあった養生法を何点かご指導します。

食事・睡眠・運動入浴の3つを基本にしながら、なるべくわかりやすく説明します。回復に従ってさらなる指導もおこなったり、逆にいろいろ聞いていただくことで理解も深まり、さらなる改善にもつながります。

最後にどのように通ったらいいのかの助言もさせていただきますが、基本はまずは3回です。私の鍼灸治療との相性を感じてもらいながら、言われたから来たのではなくて、少しでも変化に気づいていただいてきてほしいと思っています。それが治してもらうというのでなく、自分から治っていくということにつながります。

良くなっていく流れも人それぞれで、すぐに変化を感じる方もいれば、よくなったり悪くなったりしながらだんだん良くなってくる方もいたりと個人差がありますので、焦らずじっくりと受けてほしいと思います。そして改善してきたら、少しづつ間をあけながら、いずれはメンテナンスにつながるように、1~3か月に1度くらいの割合での来院をおすすめしております。

 

アトピーの鍼灸施術を利用された事例
 

皮膚の状態が良くなってきました

アトピースキンの患者さん 院長の鍼灸治療

私は幼少からアトピーに悩んでいて、そのころの薬の副作用でひじや膝や首にアトピースキンになっていました。

季節の変わり目には痒みも出て薬を飲めば治るということをずっと続けていたのですが何とかしたいという気持ちはずっと持っていました。

そんな時に友人に鍼灸という方法があるとおしえてもらい早速うけてみました。正直1回目の鍼治療では先生のすごさはわかったんですが特にすぐに皮膚が変わることもなくよくわからなかったのですが次の日に変化に気づけました。ざらっとした皮膚が潤っていたのです。

すこしの変化ではあったのですが鍼灸の力を感じた瞬間でした。それからは鍼灸が自分には合っていると思い何度か通わせていただいております。以前よりも顔の血色も良くなりもっと早くにしておけばと後悔しました。自分の子供にはそんな気持ちにさせたくなく今は親子で通っています。

 

皮膚炎がおさまってきました

アトピー性皮膚炎の患者さん 院長の鍼灸治療

昨年の冬頃から急に瞼の皮膚がおかしくなり、皮膚科で出された薬を使っていても治らず、だんだん広がってきて口元や胸周りにも発疹がでるようになりました。

はじめは原因がわからなかったのですがちょうど1人暮らしが始めたころだったのでマンションの環境に何か問題があるのかなと思っていましたが引っ越しするわけにもいかず途方に暮れていました。

顔の湿疹が目立つので外出したり友人にあうのもためらうようになっていました。そんな時にネットでここの情報を知りました。

鍼灸は怖いものの薬よりはいいかなと思って数回受けてみると誓ってかよいはじめました。はじめにお腹をみられて何か食べ物に問題がありますかといわれてギクッとなりました。そういえば1人暮らしをはじめてから自炊をしていないでコンビニや外食や総菜で済ましていたのです。

このお腹が変われば皮膚炎も変わりますよといわれて嬉しかったです。ずっと治らないものだと不安になっていたので。実際治療に通い始めてから便の状態が良くなり毎日出るようになったのとお腹の張りも取れてくるに従い皮膚の状態もかわってきました。

今は自炊も初めて皮膚だけでなく身体の調子も良くなってきてます。ありがとうございました。

ほとんど皮膚を掻かなくなりました

小児アトピーの患者さん 院長の鍼灸治療

5ヶ月の赤ちゃんのアトピーで見ていただきました。1ヶ月くらい前から顔全体がジュクジュクになり、少し良くなっても夜中掻いて酷くなるのを繰り返していました。

病院で薬を処方してもらいましたが、一向に良くなりませんでした。松鶴堂さんで小児針をしていただき、家でのケア方法を教えてもらい実践したところ、だんだん顔が乾いてきて、赤みも減ってきました。

また、常に痒くて掻いていたのが殆ど掻かなくなりました。アトピーの他に良く吐くのも気になっていましたが、治療後は殆ど吐かなくなりました。

こんなに早く効果が出ると思わなかったので驚いています。赤ちゃんにも丁寧に対応していただきとても良かったです。ありがとうございました。

 

 

蕁麻疹が嘘のようにおさまり

じんましんの患者さん 院長の鍼灸治療 

一昨年の秋に蕁麻疹が身体中に出るようになり、皮膚科に通っていましたが原因が分からず症状が悪化する一方でした。ある日、40℃近い高熱と全身の蕁麻疹が発症。近所の内科に行きましたがそのまま大きな病院に紹介されその日の内に緊急入院することに。9日間入院し全身検査しましたが、結局原因はわかりませんでした。

その後は良くなったり悪くなったりを一年間繰り返していましたが、去年の秋にまた蕁麻疹が悪化。鍼治療が蕁麻疹に効くという話を聞いて、日頃からお世話になっていた院長先生に相談しました。

状態を診てもらったところ、タバコの煙が蕁麻疹悪化の原因の可能性があることが判明。数ヶ月前に職場環境が変わり、分煙されていない環境に一日中いたことが原因と判明しました。

その後数ヶ月の治療と職場環境を変えたことであれだけ悩まされた蕁麻疹が嘘のように改善されて、今ではほとんど出なくなりました!

他にも身体の不調のほとんどは松鶴堂さんに治して頂いています。わたしは何かあったら病院の前に松鶴堂さんに駆け込みます!

 

やっと奇麗になった時にはどれだけ嬉しかったか

自家感作性皮膚炎の患者さん 院長の鍼灸治療

病院で自家感作性皮膚炎と診断され、なかなか治りにくいですよと、ステロイドを処方され、実際に中々治らずどんどん悪化していきました。手もお岩さん状態で家事も仕事も出来なくなり、猛烈な痒みと痛みで、何もする事が出来ず風が当たったり擦れたりしても痒いので家では服もなるべく着ず眠れない毎日でした。

いいと言われる物は取り入れていったのですが中々しぶとく、そんな時、松鶴堂さんを知り、そんなに遠くなかったので、転がり込むように行きました。ほんとに優しい女の先生で、すごく癒されました。丁寧に問診もしてくれ、鍼灸も心地良かったです。体がポワンとしてその日からみるみる痒みが緩和されました。自律神経も働きかけてくれたり色々な方面で治療していただきました。背中がしぶとく再生を繰り返しやっときれいになった時はどんなに嬉しかったか。

そして不妊治療をお休みしていたので復活したい旨を、先生に相談し、その移植に向けて鍼灸をしてもらいました。すると、今まで3回程移植してうまくいかなかったのでまさかとは思ったのですが、4回目で初めて妊娠する事ができました。結婚して10年目の奇跡です。それも双子ちゃん。つわりも少なくすみました。お腹の子も先生にお腹を見てもらうの嬉しそうです。私にとっての女神さま。本当に先生に出逢えてよかったです。

 

何が良かったのか言葉で言い表せないですが、

湿疹の患者さん 院長の鍼灸治療

突然お腹回りに湿疹ができ、皮膚科に行き塗り薬を処方され塗っていたのですが、顔以外の、胸や肩・背中、腕や太ももまで広がってしまい、痒いのと痛いのを我慢して16日が経過していました。知人に相談すると、鍼治療してみたらと言われ松鶴堂さんを紹介してくれました。

韓国ドラマでしか見たことがない鍼治療!私にとっては縁遠い治療法だと思っていました。しかし痒いのと痛い現実をどうにかしたくて、松鶴堂に行き院長さんの鍼治療を受けてから湿疹が広がるのが治まり、1週間後に2回目の鍼治療を受けると、徐々にですが肩から下へと治ってきたんです。

何が良かったのか言葉では言いあらわせないですが、鍼治療を受けて良かったと思います。鍼治療は人から聞くより、自分が受けてみて初めて良さが分かるものだと思いました。

 

ひどくもなっていないことに気づきました

紫斑病の患者さん 院長の鍼灸治療

10代のころから皮膚にあざができやすく悩みの種でした。何とかならないものかといろいろ探していた時に鍼灸治療で効果が出るかもしれないという雑誌の記事を見つけました。

そしてここにたどりついた感じです。先生からは漢方との併用もいいのではといわれ、紹介されたところで漢方も同時に始めました。初めは効果はわかりませんでしたが、よくよく考えてみるとひどくもなっていないことにも気付いたんです。こんなことは久しぶりでした。

まだ治るとは思えないですがだんだん体調もよくなるし、鍼灸を選んだことは運が良かったです。あ、ここの治療院を選んだことがですね。

 

 

いかがでしょうか。

最後にもうひとつ面白いデータがあります。当院で鍼灸と整体の治療を受けていた方には不思議なことに翌年、翌翌年とアトピーの症状がでなくなってきてる方が多くおられるのです。なかには完全に治ったという報告も受けております。よくアレルギー症状は原因となる物質と免疫力との天秤で表現されることもあり、継続的に鍼灸を受けていくことで免疫力がうわまわったからではないかといわれています。もともとは症状改善が目的であり完治は難しいと思っていたのですが、今は完治を目指しても施術しております。もし根本的に改善を求めるなら、症状が治まった後でも月に1度の定期的な鍼灸治療を受けてみてください。特に子供のアトピーには大人になるまでは定期的な治療を継続することで、大人になってからの悪化や再発を予防でき、お子様に感謝されることでしょう。鍼灸は夢のある施術法だなと実感しております。

このように、当院のアレルギー、アトピーの鍼灸施術なら、もちろんその時の症状を改善させることもできますし、将来的には粘膜強化や免疫コントロールも実現でき完治まで導きます。結果的には、症状が完全にでなくなる方もいます。アトピーへの鍼灸施術に興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問合せ・ご相談ください。

 

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松鶴堂鍼灸院

住所

〒732-0052 広島県広島市東区光町1丁目11-5 チサンマンション306

アクセス

広島駅新幹線口から徒歩5分
駐車場:ウオンツの裏、沖本眼科の向かえに大型駐車場あり(有料・25分100円)

営業時間

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